ネットショップで送料を設定する方法とは?安くするコツも紹介【2024年最新版】
ネットショップは、必ず商品の配送が伴うビジネスモデルです。送料の多寡により購入率や利益率も大きく変わってくるため、細かく検討しておくが重要となります。当記事では、ネットショップの送料設定のパターン・設定方法・コストを抑える方法について解説していきます。ネットショップの送料設定でお悩みの方は、ぜひご参考下さい。
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ネットショップの送料でよくある例5選
ネットショップの送料は、EC事業者によりさまざまなパターンの設定が行われています。
ここでは、送料設定のよくある事例についてご紹介します。
配送手段によって送料を変える
宅急便・メール便・ゆうパックなど、複数の配送手段を導入しているネットショップは、それぞれの配送手段に応じた送料を設定しているのが一般的です。
商品を購入した顧客は、荷物の大きさ・量に応じた手段を選択可能であるため、無駄な送料を支払わなくて済むのが大きな特徴。ショップ側も設定した送料をそのまま回収できるため、ロスが生じないというメリットがあります。複数の配送手段を導入してそれぞれに送料設定を行う場合は、利用者が混乱しないようにショッピングガイド・商品ページ等へ分かりやすく明記しておくことが重要です。
配送エリアによって送料を変える
配送先までの距離に応じて、配送エリア別に送料を設定する方法です。ショップからの配送距離が近いほど送料は安くなり、反対に遠いほど高くなります。
ショップが配送業者に支払う配送料金は距離に比例して高くなるため、エリア別に設定を行えばショップ側の負担を低減できるのが大きなメリット。一方で、配送料金が高くなることから遠方の顧客のカゴ落ちリスクが高まるというデメリットがあります。多くのショップに採用されている送料設定となりますが、カゴ落ちのデメリットが大きいため、一定金額以上は送料無料の設定と併用したり、遠方の場合は一部ショップが送料を負担したりといった対策が必要となります。
全国一律の送料にする
送料を地域によって細分化せず、全国一律に設定する方法です。ショップの購入者は送料の地域差を気にせず商品を購入できるため、不要な販売機会の損失を防げるのが特徴。一方で、配送業者からは距離に応じた配送料を請求されるため、一律送料の料金設定は慎重に行わなければショップ側が損をしてしまいます。
料金を決める際には、配送料の平均・競合ショップの料金などを参考にして、高すぎず赤字にもならない妥当なラインを模索する必要があります。
一定金額以上の購入で無料にする
ネットショップの送料設定で最も多く採用されているのが、一定金額以上の購入で送料を無料とする設定です。「10,000円以上の購入で送料無料!」といった類の表記を、誰もが見たことがあるのではないでしょうか。
送料はショップ側の負担となりますが、購入者は送料を無料にしたいという心理が働くため、合わせ買いや追加購入による顧客単価アップが期待できるのが大きなメリットです。この設定方法においては、送料無料のラインをいくらに設定するのかが最も重要なポイント。平均購入額をやや上回る程度に設定して、様子を見て調整していくのがおすすめです。
すべて送料無料にする
ショップ側が送料を負担するか、商品価格に送料を含めることで、全ての商品を送料無料とする設定方法です。
ショップを利用するユーザー側からは喜ばれる設定となりますが、商品価格が高くなりすぎて購入率が落ちたり、ショップ側の負担が大きくなりすぎたりするなど、リスクが伴う設定方法となります。特に低価格帯の商品では表示価格の高騰・利益率の圧迫といった理由から、安易に適用するのは厳禁。基本的には、高価格帯商品を扱うショップ向けの設定方法となります。
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ネットショップの送料を設定する基本的な方法
ネットショップの送料設定のパターンについてご紹介しましたが、実際にどの設定方法を採用すれば良いか分からない方もいるのではないでしょうか。送料設定の基本は、以下3つの視点から検討するのがおすすめです。
・利益率を軸に検討
平均顧客単価と購入される商品のサイズ・重さ・量などから、配送業務に要するコストを算出。利益率が確保できる範囲で送料の設定を行う。
・商品を基準に検討
配送頻度の高い商品・取り扱い商品ごとの重さやサイズの把握を行い、商品ごとに最適な送料を設定。
・顧客目線を加味して検討
顧客は送料の多寡に敏感であるため、ショップの思惑のみで考えるのは危険。顧客満足度・利便性・顧客傾向を加味した配送方法の用意・送料設定を行うことも重要。
ネットショップの送料をできる限り安くする方法
送料はネットショップの購入率・利益率に影響するため、できるだけ低く抑えることが重要なポイント。
ここでは、送料を抑える具体的な方法について解説します。
最適な配送方法を選べるように心がける
現代の配送業者では、商品の大きさや重さに応じたさまざまなサービスを提供しています。小さな荷物や軽い荷物は、通常の宅配便ではなくメール便や小口用のサービスを利用することで、送料を低く抑えることが可能。ECサイトにおいても、顧客が購入した荷物量・荷物の大きさに応じて最適な配送方法を選択可能とすることで、ショップの送料を安価に設定することが可能です。複数の配送業者のサービスを組み合わせるのも効果的な方法となります。
配送業者ごとに見積もり出す
配送業者は各社が独自の料金体系を設けているため、同じ大きさの荷物でも料金が異なります。送料を低く抑えたいのであれば、自社で扱う荷物のサイズで各社の配送料を比較検討してみるのが効果的。基本料金に対して割引が行われたり、反対に追加料金が発生したりする場合もあるため、相見積もりを取得するのがおすすめです。利用頻度の高いサイズ・配送先から優先的に利用する配送業者を最適化することで、自社の配送料の負担を低減してショップの送料も抑えることができます。
配送業者と直接契約する
配送業者では、毎月一定の荷物量を確約する代わりに配送料の割引を受けられる法人契約を行うことができます。法人契約による割引を受ければショップ側の負担を軽減できるため、ショップに設定する送料も低く抑えることが可能。EC事業者・顧客双方の負担を軽減することが可能です。
ネットショップ運営において配送業者との法人契約はマストな選択であるため、一定の荷物量が確保できるのであればぜひ活用するようにしましょう。
ホームページ制作の費用相場
つづいては、ホームページ制作にかかる費用相場をご紹介します。ホームページ制作の価格は、依頼する内容やページ数、機能により大きく変わります。具体的な費用目安は以下の通りです。
<作成費用> | <ホームページの特徴> | <どんな企業向きか> |
~30万円 | ・テンプレートを使用 ・WordPressなどのCMSで作成 ・画像やテキストは依頼者側で用意 ・簡易的なコーポレートサイト ・簡易的なオウンドメディア ・10ページ以内の作成 |
・費用を抑えたい ・短い納期で依頼したい |
30万~100万円 | ・オリジナル性の高いwebサイト ・発注者の要望に沿ったデザイン ・独自コンテンツの充実したwebサイト ・オリジナル性の高いwebサイト ・簡単な撮影やインタビューを含む素材の用意も依頼可能 |
・中小企業 ・凝ったWebサイトを作りたい |
100万~200万円 | ・戦略的で効果の高いwebサイトの作成 ・トレンドのコンテンツやデザイン ・撮影やインタビューを含む素材の用意も依頼可能 |
・中小企業~大企業 ・規模の大きいWebサイトを作りたい |
200万円~ | ・完全オリジナルデザインのWebサイト ・SNSとの連動が可能 ・多機能なWebサイト |
・大企業 ・複数のブランドサイトを制作したい方 ・SNSと連動したWebサイトを作りたい ・機能性の高いWebサイトを作りたい |
ホームページ制作の費用相場をご紹介しました。より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。
【まとめ】ECサイト制作で迷ったらアイミツへ
ネットショップは、配送業者の利用が必須のビジネスモデルであるため、送料の設定はショップ側が無視できない重要な課題。ネットショップの利用者は送料に対して非常に敏感な反応を示すため、ショップ側は慎重に検討して送料設定を行うことが重要です。送料設定に関して自社で最適解を見つけるのが難しい方や、より良い方法を知りたい方は、ECコンサルタントへ相談してみるのもおすすめ。アイミツでは、目的や予算に応じたおすすめのコンサルティング会社をご紹介していますので、お気軽にご相談下さい。
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