ビジネスブログの活用でコーポレートサイトのランクアップを狙う!

ビジネスブログの活用でコーポレートサイトのランクアップを狙う

更新日:2017年09月07日 | 公開日:2017年05月30日

近年新しいマーケティング手法として注目されているのが、コンテンツマーケティングです。

なかでもオウンドメディアを使ったマーケティングを展開するために、コーポレートサイトにブログを設ける企業が増えています。

ブログといっても企業が管理・運営するものですから、当然個人ブログとは異なる視点で掲載する記事を作成しなければなりません。
「だとしたら、どのような内容の記事を書けばいいの?」「そもそも増えているからといって、コーポレートサイトでブログを始める意味はあるの?」というように、企業ブログを運営したことがない人からすれば分からないことだらけですよね?

そこで今回はコーポレートサイトにブログを設ける必要性と求められるコンテンツ要素を説明するとともに、ビジネスブログとして成功させるためのコツや具体例についても取り上げます。

これさえ読めば、コーポレートサイトでのブログ開設に迷うことはないですよ!

1. なぜコーポレートサイトにブログが必要なのか?

タイピング

コーポレートサイトに必ずしもブログを設けるべきかというと、実はそうでもありません。
ではなぜ多くの企業がブログを開設しているのかというと、次の項目で挙げるような効果が期待できるからです。

3つの役割でコーポレートサイトの価値を高める

≪役割その1≫ コーポレートサイトへの流入が増加する

ブログはただ単にサイトへの入口を増やすだけではなく、リンクなどによって拡散されやすいことから、コーポレートサイトへの流入を増やすために極めて有効なツールとなります。

ブログを設けることで、会社が扱う商品やサービスの露出および売上の拡大につながることは間違いないと言えるでしょう。

≪役割その2≫ サイトのボリュームがアップする

コーポレートサイトに限らずユーザーからのアクセス数を獲得するためには、サイトのボリュームがある程度必要になります。

サイトを1ページずつ追加して行くのは手間や時間がかかりますが、ネット環境があればいつでも更新できるブログを活用すれば、効率よくサイトのボリュームをアップさせることができます。

≪役割その3≫ ドメインの価値が高められる

SEO対策として重要となる被リンク(他のサイトからリンクを貼られること)ですが、ユーザーにとって有益なコンテンツを持っていないコーポレートサイトではなかなか得ることはできません。

そうした場合に役立つのが、リンクを貼ってもらいやすいという特徴を持つブログです。
ブログに良質な被リンクが集まることでドメインの価値が高まり、コーポレートサイト自体の評価も向上します。

ブログはさまざまな使い方ができる

「ブログ」というとどうしても、「個人の日記」というイメージがあるかもしれません。
ビジネスブログでも日記的な視点は貴重なコンテンツ要素になりますが、何もそれだけではないのです。
企業のブログで掲載されている記事の内容を大まかに分類すると、次のようになります。

記事内容の分類
  • 施工実績や施術実績などを掲載する「実績系」
  • 新人スタッフなどが業務の内容を記す「日誌系」
  • 変動するデータなどを掲載する「定点観測系」
  • 会社独自の情報を提供する「ノウハウ・コラム系」

いずれにしても企業のブログは「読み物として価値がある」「何らかの情報が得られる」と判断された場合に、初めてユーザーに興味を持ってもらえます。
他社との差別化を図る意味でも「ウチはこの分野が得意!」というものがあるのなら、それを生かしたブログ記事の作成を強くおすすめします。

なお、計画性や戦略性もなしに「とりあえず書いてみるか!」とブログを始めてしまうと、書くネタに詰まり、途中で更新が止まってしまった…なんて事態に陥る可能性があります。
ブログは続けることに意味があるツールですので、定期的に更新できる内容を選んで作成するように心がけましょう。

2. ビジネスブログは内部ブログにすべきです

ディスプレイを見る男性

ブログはどの場所に設置するかによって、「内部ブログ」と「外部ブログ」に分けられます。
「内部ブログ」とはコーポレートサイトと同じドメインの下層ページとして設置するもので、「外部ブログ」とはアメーバブログなどの外部サービスを利用して設置するものを言います。

ビジネスブログを始めるのであれば当然、SEO効果が期待できる「内部ブログ」にするべきです。
内部ブログには以下のようなメリットがあります。

内部ブログの主なメリット
  • 書いた記事が資産となり、検索エンジンで上位表示されやすい
  • ブログデザインの自由度が高い
  • 商用利用ができる

「外部ブログ」はどんなにいい記事を量産しても別サイト扱いとなるため、コーポレートサイト自体の評価に影響を与えることはできません。
また、ブログサービスによっては商用利用NGや、決まったテンプレートしか使えないという制約が設けられている場合があります。

どんなに頑張って運営しても評価につながらないブログでは、わざわざ開設する意味はないですよね。
ビジネス効果を最大限に発揮したいのであれば、迷わず「内部ブログ」を選択しましょう。

3. ビジネスブログに求められるコンテンツ要素とは何か?

ノートパソコンとOAサプライ、メガネ

個人的なブログとビジネスブログが違うものであることは分かったものの、まだまだ疑問に思うことはたくさんありますよね。
この項目では多くの人が悩むだろう具体例を取り上げて説明します。

3-1. 記事の文字数と更新頻度はどうすればいいのか

ブログ記事を作成するうえで気になることのひとつが、「何文字くらい書けばいいのか」ではないでしょうか?
「短すぎても物足りない気がするし、長すぎても読む気をなくされるような気がするし…」というように、いろいろと考えてしまうこともあるでしょう。

ですが、文字数についてそこまで神経質に考える必要はありません。
なぜなら文字数が多ければ多いほどいいというものではなく、あくまでも検索エンジンでの評価を決めるのは中身の質だからです。
そのため、「1記事につき1,000文字以上は書くように!」とルール化してもあまり意味はありませんし、書き終えた記事の文字数が足りなくて無理矢理文章を追加した…というようなことになってしまっては元も子もないでしょう。

1,000文字以下の場合でも質の高い記事であれば、「中身のある記事」と評価されることはあります。
ただし、極端に文字数の少ない記事になるようであれば、書かないという決断を下した方が賢明です。

更新頻度に関しても、文字数と同じことが言えます。
頻度が高い方がいいことは確かですが、そのために中身のない記事ばかり作成しては意味がありません。
そうなると「どちらも両立させるにはどうすればいいの…?」と、思わず頭を抱えたくなってしまうことでしょう。

社内業務として行う以上、一週間に何文字くらいの記事をどの程度作成するかということはルール化しておく必要があります。
繰り返しになりますが、質の高い記事であれば1,000文字以下でも評価されるわけですから、文字数は気にせずに更新頻度を上げるよう心がけることを目標にします。

まずは一定水準の記事を文字数に関係なく、コンスタントに作成することから始めてみるといいでしょう。

3-2. 続けるためにはどうすればいいのか

ビジネスブログがコーポレートサイトの露出や売上の拡大に貢献するようになるには、それなりの時間がかかります。
そのため、ブログを続けているうちに担当者が「記事を書く意味ってあるの?」という気持ちを抱いてしまうことも少なくありません。

成果が出る前にブログの運営を挫折してしまわないためには、担当者のモチベーションを上げることが重要です。
ブログ記事の作成をあくまでも仕事の一環として実施し、業務時間内に書くことを容認するのはもちろん、ブログからの流入が売上に結びついた場合には報酬を用意するなど、モチベーションの維持につながる要素を検討する必要があります。

3-3.目標は設定するべきか

ブログの更新頻度は高い方がいいと分かっていても、目指すゴールがないままにただひたすら記事を書き続けることは正直言って難しいものがありますよね。
ブログの作成に対するモチベーションを維持する意味でも、目標はあらかじめ設定しておくべきだと言えるでしょう。

ですが、いきなりビジネスに直結するような指標を決めようとしても難しいものがあります。
そこでこの項目では1日にブログを訪問した人数を表す「UU(ユニークユーザー)」をもとに、アクセス数を目標にした場合のポイントを説明します。

なお、「UU」はGoogle Analyticsなどのアクセス解析ツールを使って調べることができます。

300UU/1日

まずは1日平均300UUを目指し、ブログ記事を毎日更新します。
1日の平均UUが300に達するまでは質の高いコンテンツを毎日発信することを目標に、プロモーション活動は一切行わないようにしてください。
ブログを始めたばかりでは当然見てくれるユーザーはいないので宣伝効果は得られませんし、宣伝目的のブログと分かればリピーターになってもらえない可能性が高まるからです。

「1日平均300UUも行くのかな…」と不安に思うかもしれませんが、一定水準の記事を毎日投稿していればそれほど難しいことではありません。
ブログの記事数が100を超えているにも関わらず平均UUが300に達しない場合には、会社の宣伝云々ではなく、記事内容や書き方に問題があると考えられます。

500UU/1日

1日の平均UUが300に達したら、次の目標は500UUです。
ビジネスブログにとって1日500アクセスはひとつの壁と言えますが、ユーザーにとって有益な情報が得られるブログであれば、500UUも決して高いハードルではありません。

500UUを超えるようなブログになるとコーポレートサイトへのアクセス数も増え、記事の内容によっては会社の宣伝を行うことも不自然ではなくなります。
だからといって宣伝を絡めた記事を大量に作成してしまうとせっかく付いたユーザーも離れてしまうので、宣伝はほどほどに行うよう心がけましょう。

なお、1日平均500UUを達成すれば、ブログ記事の更新を毎日から週2~3回に移行しても問題ありません。

1000UU/1日

1日平均1,000UUものアクセスがある状態になれば、ビジネスブログとしては大成功だと言えます。
こうなるとブログ自体の信頼度も高まっているため、会社が扱う商品・サービスの紹介記事や記事の最後にコーポレートサイトへのリンクを貼ったとしても評価が変わることはありません。
今まで通り質の高い記事を作成しつつ、積極的に会社の宣伝を行っていきましょう。

1,000UUを超えるようなブログともなれば、記事数もそれなりに増えているはずです。
更新頻度を下げても安定したアクセス数が見込めるため、週1回の更新への移行も可能になります。

4. ブログを成功させるコツとは何か

4-1. 成功の秘訣が分かる! 企業ブログ紹介

「3-3.目標は設定するべきか」の項目で具体的な目標設定について説明しましたが、1日平均1,000UUものアクセスを集めるためにはどのようなことをすればいいのでしょう。
ブログの成功は会社のビジネスに直結するものですから、成功の秘訣はぜひとも知りたいところですよね?

そこでこの項目では国内で成功している企業ブログをピックアップして、どういう特徴があるのかを説明します。

freee株式会社

クラウド会計ソフトを扱っているfreeeが運営する「経営ハッカー」は、会社の設立や経営に役立つさまざまな情報を提供しています。
記事のほかにも請求書や納品書など、ビジネスシーンで使えるテンプレートや、経理・決算入門ガイド集なども無料で配布しています。

網羅性が高いだけでなく質も高いコンテンツを週1ペースで更新していて、特にFacebookからの集客が多い「経営ハッカー」の月間セッション数はなんと約250万!
記事内で読ませたい箇所は太字表記にしたり、内部・外部リンクを貼ったりと、読みやすさへの配慮がうかがえます。

株式会社マネーフォワード

クラウド会計ソフトを提供しているマネーフォワードは、財務関連の記事をメインとする「MFクラウド公式ブログ」を運営しています。
「個人事業主向け会計」「法人会計」「ビジネスハック」といったカテゴリ別に記事が分かれていて、さらにキーワードからブログ内にある記事を探すことができます。

また、税理士や公認会計士が執筆した信頼性の高い記事もあり、1週間に1~2回の頻度で更新中。
なお、月間セッション数は約500万で、2017年5月末時点でのFacebookの「いいね!」数は2万件を超えています。

株式会社日立ソリューションズ

日立ソリューションズが運営する「情報セキュリティブログ」は、セキュリティに関する情報記事を週3~4回ペースで提供しています。
最新のニュースや必読記事、インタビュー記事に動画コンテンツなど、セキュリティに詳しくなること間違いなしの情報がたくさん詰まっているのが特徴。
とにかく見応えのあるブログで、ユーザーに興味を持たせるためのさまざまな試みが散りばめられています。

株式会社リクルートホールディングス

不動産・住宅ポータルサイト「suumo」を運営するリクルートホールディングスは、「suumoジャーナル」という情報ブログを発信しています。
「まだ見ぬ暮らしをみつけよう」をモットーに、8つのカテゴリに分けて記事を掲載しています。
多いときには1日で10件もの記事が更新されていますがクオリティは高く、月間セッション数は約160万
「suumo」のネームバリューとノウハウを最大限に生かしています。

株式会社電算システム

企業向けのGoogle関連ソリューションを扱う電算システムは、「ラクまるブログ」で主にGoogleサービスに関連した記事を掲載しています。
キービジュアルに記事タイトルや紹介文が加えられているため、一目で記事の内容を把握することができるのがポイント。

2017年3月より更新は止まっていますが、それでも「GoogleApps Office365」といったビッグワードの組み合わせで現在も検索上位に食い込んでいます。


取り上げた5つの企業ブログは、どれもその会社ならではの強みを生かした記事作成を行っています。
ユーザーにとって有益な情報を提供し続けることは信頼や評価はもちろん、記事の更新を楽しみに待つ固定ファンの獲得にもつながります。

これらの企業ブログを参考に、「ウチの会社が提供できる独自の情報としては何があるだろう」と改めて考えてみることをおすすめします。

4-2. 成功させるためにやるべきこととは

ビジネスブログを成功させるためには良質な記事を作成することはもちろんですが、それ以外にもやるべきことがいろいろとあります。

ビジネスブログを成功させる主なコツ
  • ブログ記事を読ませたいターゲットを絞る
  • 継続して記事を作成する
  • アクセス解析ツールで記事の分析を行う
  • ビッグワードを組み合わせて検索上位を狙う
  • ユーザーが知りたいと思う内容のタイトルを付ける
  • 記事内の重要な文字は太字で表記する
  • 主要ワードに内部記事や外部サイトのリンクを貼る
  • FacebookやTwitterなどといったSNSのシェアボタンを設ける

これらを参考にブログを作成してもいいですし、実際に成功をおさめた企業ブログを見ることも勉強になります。
成功までの道のりは決して楽なものではないですが、途中で挫折することなく地道に続けて行くことで必ず成果は見えてくることでしょう。

4-3. ブログは複数で運営するのがおすすめです

会社でブログを運営する最大のメリットは、何といっても複数の人員で回せることです。
個人ブログの場合には当然1人で記事のネタを探し、1人で書き続けなければなりません。
そうなると生産性は上がりませんし、ネタをひねり出すにも限界があります。

その点、企業ブログなら以下のようなメリットが挙げられます。

企業ブログならではの3つのメリット
  • 記事作成のネタをストックできる
  • 記事作成の分散化・高速化が図れる
  • チェック体制を組むことができる

1人では苦労する記事のネタ出しも、複数人いれば数はもちろん、種類の異なるネタが集められます。
1人10個のネタを持っていたとして、5人いれば50個のネタが集まるわけですから、毎日ブログを更新してもネタのストックが尽きることはそうそうありません。

また、複数人で回している場合には「この記事は書くから、こっちの記事をお願いします」というように、得意なネタに合わせて作業を分担することができます。
たとえ1人がブログ記事を更新できなくても残りの人員でカバーできるため、更新頻度が下がってしまうこともありません。

そして何より複数の人員だからこそできることが、作成した記事の相互チェックです。
自分で書いた記事は誤字脱字や「てにをは」など、おかしな点があったとしても、読み返したときになかなか気付けないものです。
別の人に記事を確認してもらうことはブラッシュアップにもつながるため、「会社の人間にチェックされるなんて恥ずかしい…」と思わずにチェック体制を取り入れてください。

【まとめ】ブログのSEO効果でコーポレートサイトの評価を上げる

ノートパソコンと書類、データ書類

SEO対策に強いといわれるブログは、更新を続けることでコーポレートサイト自体の評価を上げられるコンテンツです。
もしあなたの会社が持つコーポレートサイトが何ヵ月も情報を更新していない状態であるのなら、すぐにでもビジネスブログを開設することをおすすめします。

ユーザーや企業は何ヵ月も更新されていないコーポレートサイトを見ると、「本当にこの会社は事業活動をしているの…?」と不信感を抱いてしまいます。
不信感を持った会社の商品やサービスを利用しようとは当然思いませんし、マイナスの効果をもたらすようでは何のためにコーポレートサイトを制作したのか分からなくなってしまいますよね?

ブログは更新が簡単でサイトを訪れるユーザーや企業に「ちゃんと事業活動を行っていますよ」とPRできるコンテンツですので、「ウチの会社には頻繁に情報を更新するようなメインコンテンツはないんだよな…」という場合にも大いに役立つはずです。

ただし、コーポレートサイトとブログに統一感がないと、会社のイメージが正確に伝わらなくなってしまいます。
すでにあるコーポレートサイトにブログを後付けする場合には、サイト全体としての機能とデザインの見直しを検討することをおすすめします。

「既存のサイトにうまいことブログを追加したい」「サイトを全体的に見直すためにプロの意見が聞きたい」といったご要望がある方は、ぜひ日本最大級の業者比較サイト「アイミツ」までご相談ください。
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