革製品全般のリペアを行うレザードックわたなべ様。財布などの小物からバッグ、レザージャケット、さらにはソファといった大型革製品まで幅広く対応しています。埼玉県さいたま市に構える店舗兼工房には、周辺地域に住む顧客からの持ち込みはもちろん、全国各地から依頼品が届きます。
店舗オープンの2014年から使用していたWebサイトを一新し、長くお付き合いできる制作会社を探していた代表の渡部様。メディアプライムスタイルに出会い、新たなサイトでリスタートして実感している嬉しい変化について聞きました。
ビジネスパートナーとして長く付き合える制作会社を求めて
― 渡部様が代表を務める革製品のリペア工房、「レザードックわたなべ」のことを教えてください。
渡部様：当店は革製品の修理、染め直し、クリーニングのプロショップです。本革のアイテムであれば、小物から大型製品までどんなものでも直します。修理・修復だけでなく、色が擦れた革の染め直しやクリーニング、ファスナー等のパーツ交換など、製品を丸ごと蘇らせるレザーリペアが可能です。革製品は傷んだら捨ててしまう人が多いですが、実は買い替えるよりも少ない費用で長く使うことができるんですよ。
食品メーカーの営業職だった私が独立して2014年にオープンさせ、今年で8年になります。メディアプライムスタイルさんとは、開店当時から使っていたWebサイトを一新しようと依頼先を探していた時に知り合いました。
― オープン当初からお使いだったWebサイトをリニューアルしたいと思ったのはなぜですか。
渡部様：制作会社の提案力に疑問を感じていたことが一番の理由です。こちらから修正を依頼するとその通りに対応してはくれるのですが、依頼した以上のご提案やアドバイスはありませんでした。また対応スタッフも毎回異なるため、どこまで当店のことを知ってくれているかが分からない。まるでAIとやりとりしているような気持ちになり、長いお付き合いができるパートナーではないと感じるようになったんです。
― 新しい制作会社とともにWebサイトを作ることで、どのような効果を期待していましたか。
渡部様：WordPressが得意な制作会社に依頼し、完成後は私や工房スタッフで簡単な修正・更新作業を行いたいと思っていました。これまではちょっとした文字修正であっても依頼しなければならず、さらに反映までに一週間ほどかかっていたんです。
また、サイト普及にはプロによる専門的なアドバイスが必要です。受け身ではなくビジネスパートナーとして意見をくれる制作会社とお付き合いして、「革製品はレザーリペアで長く使える」ということを広めていきたいと考えていました。
とにかくNOと言わない営業担当者の姿勢に好印象
― 制作会社を比較検討する上で重視した条件は何でしたか。
渡部様：工房に近い場所にオフィスがあることが第一条件でした。以前依頼したのは県外の会社で、スタッフの方と直接お会いしたことはありませんでした。Webサイトは思いをアピールする場なので、生活環境が似ている周辺地域の会社にお願いした方が価値観の相違がないのではと思ったんです。
そして先ほどお伝えした、WordPressでのサイト制作に長けていることも条件の1つでした。併せて、簡単な修正作業は自分たちでも行いたいという希望に柔軟に応えてくれるかどうかもポイントでしたね。
ネットで検索すると2社の制作会社がヒットしました。まずはもっとも近所の会社さんにご相談しましたが、要望に対して「それは難しい」という返答が目立ち柔軟性を感じられませんでした。そこでメディアプライムスタイルさんとコンタクトを取って同様の要望を伝えたところ、営業担当がとにかくNOと言わない方で非常によい印象を持ちました。
― 2社との打ち合わせを経てメディアプライムスタイル様を選んだ決め手は？
渡部様：やはり営業担当の方の姿勢ですね。Webサイトは人が作るものなので、質の高い人材が在籍する制作会社にお願いしようと思いました。それから条件の1つでもあった柔軟性です。こちらである程度作業ができるように融通を利かせてくれましたし、工房として料金や施工例を伝えることはもちろん、「サイトを通じてレザーリペアの普及活動を行いたい」という私たちの思いを受け取ってくれたと感じました。
打ち合わせの際に施工事例を複数見せてくれて、完成のイメージが湧いたことも大きいですね。どれも非常にセンスがよくて、ここであればデザインにも期待できると思いました。比較検討期間は2週間ほど、一度の打ち合わせでメディアプライムスタイルさんに決めました。
― 発注後はどのように制作を進めていかれたのでしょうか。
渡部様：営業担当の方とも気軽に電話やメールでやり取りが出来るので助かりました。最初の打ち合わせでこれまでのWebサイトをしっかり見ていただき、どこに不満や課題を持っているのか吸い上げてもらいました。その上で、新しいサイトはどのようにしていきたいのかを丁寧にヒアリングしてもらえたと思います。
数日後には3パターンのサンプルを見せてもらい、それをカスタムしつつ作っていったかたちですね。0から作るよりも、ある程度形になったものから膨らませることができて非常に楽でした。「以前制作したこのサイトはこのような感じにして好評でしたよ」なんて事例を交えながらアドバイスをくれたため、本当にスムーズに進められました。
― メディアプライムスタイル様からプロとして提案された箇所はございますか？
渡部様：たくさんありますが、レイアウトについてはさすがプロだと思いました。私たちはブログもやっていますし、Instagram、Facebook、YouTubeなどもサイトに連携しています。人の視点がどのように動くかということなども考慮しつつ、うまく埋め込んでくれたと思っています。
また当店ではLINEの公式アカウントもお問い合わせ窓口として活用しています。サイトを訪問した方から気軽にご連絡いただけるようにと、サイト右下に常にアイコンが表示される設定をご提案いただきました。するとお友達登録者数が2,000名ほど増え、今では3,000名を超えました。今では1日に5、6件の登録があり、驚いています。
これまでの懸念がすべて払拭。一緒になって悩んでくれる営業担当者は心強い存在
—Webサイトのリニューアルから4年が経っていますが、現在の活用度はどれほどでしょうか。
渡部様：7、80%ですね。もちろん活用できている部分は多いのですが、まだまだやりたいこともあります。LINEのアイコンと同じ位置に「オンラインでのリペアサービス」と「ソファのリペアサービス」の専用ページを表示しているものの、100％生かしきれていないと感じています。営業担当の方と相談しながら色々と策を講じているところなので、成果が表れるよう引き続き考えていきたいと思っています。
― メディアプライムスタイル様へのご依頼前に持っていた課題は解決されましたか。
渡部様：以前は制作会社から提案がもらえず、依頼に対してもスピード感がないことがストレスでした。今はそういった問題がすべて払拭され、営業担当の方ともよい関係性が築けていると思います。悩んだ時には一緒になってああでもない、こうでもないと意見を出してくれる、まさにビジネスパートナーのような存在です。
サイトはお客様からも好評で、分かりやすいという声を多くいただき嬉しい限りです。「サイトを比較してここにお願いしたいと思った」と県外のお客様にお越しいただく機会も増えています。
― 最後に、メディアプライムスタイル様が制作したWebサイトへの満足度、推奨度をお聞かせください。
渡部様：満足度、推奨度ともに100％ですね。「革は直すことができる」とたくさんの人に知ってもらうには、Webサイトで広めていくのが一番です。メディアプライムスタイルさんのおかげで、サイトがよい仕事をしてくれていると思います。
推奨については、既に知り合い4人にメディアプライムスタイルさんをご紹介しました。都内で工房を構えているお弟子さんのWebサイトも、同じ方が営業担当者として窓口になってくれています。4年間で蓄積したノウハウをうまく生かしてくれて、こちらも大変助かっています。今後もWeb集客で悩んでいる方がいたら、積極的にメディアプライムスタイルさんをおすすめしたいと思います。
