Webサーバーソフトとは?基礎や人気のWebサーバーソフトを紹介【2024年最新版】
Webサーバーソフトとは、Webサイトの表示に必要なデータをユーザーとやり取りする機能を備えたソフトウェアのことです。この記事では、サーバー構築やシステム開発など、さまざまな分野の発注先を比較検討できる「アイミツ」が、Webサーバーソフトの役割を解説。また、人気のWebサーバーソフトの特徴やメリットもご紹介します。
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Webサーバーソフトとは
Webサーバーソフトとは、ユーザーが使用している端末の要求に応じて、Webページを合成するソフトウェアの総称です。単にWebサーバーと呼ばれることもあります。
Webサーバーソフトは、ユーザーが使用するWebブラウザの要求に応じて、保存されているHTMLや画像データを送信するプログラムです。WebサーバーとWebブラウザの通信には、HTTPと呼ばれる通信方式が用いられます。
Webアプリケーションサーバーとの違いは役割
Webサーバーソフト(Webサーバー)とWebアプリケーションサーバーは、混同されることも多いですが、役割に明確な違いがあります。Webサーバーソフトの役割は、ユーザーとデータをやり取りすることです。
一方で、Webアプリケーションサーバーの役割は、Webサーバーソフトからの要求に応じて、データを処理することです。JavaやRuby、PHPなどといったプログラミング言語を動作させ、その結果をWebサーバーに返します。
人気のWebサーバーソフト4種類の特徴・メリット
ここからは、Webサーバーソフトのなかでも、特に人気が高い製品の特徴やメリットをご紹介します。
Apache HTTP Server
Apache HTTP Serverは、動的コンテンツの生成が得意なWebサーバーソフトです。オープンソースであるため、誰でも自由に利用できます。無料で利用できる点は、Apache HTTP Serverのメリットだと言えるでしょう。
また、LinuxやWindowsなどのさまざまなOSで利用できます。シェア率が高く、実績も豊富なため、信頼性が高い点も特徴です。Apache HTTP Serverでは、モジュールと呼ばれるプログラム単位で機能を追加できます。不要な機能を無効化することもできるため、最低限の機能に絞った軽量化も可能です。
Nginx
NginxはApache HTTP Serverと並び、広く利用されているWebサーバーソフトです。Nginxの特徴として、複数のプロセスをまとめて処理するシングルスレッドと呼ばれる仕組みを採用している点が挙げられます。
シングルスレッドによる処理のおかげで、アクセスが集中してもパフォーマンスが低下しにくくなっている点がNginxのメリットです。同時に大量のアクセスが集中するようなシステムに向いているWebサーバーソフトだと言えるでしょう。また、Nginxはオープンソースなので、無料で利用できます。
Internet Information Services(IIS)
Internet Information Services(IIS)は、Microsoftが開発したWebサーバーソフトです。Windows用のWebサーバーソフトのため、Microsoft社の製品と相性が良い点が特徴です。コマンドを入力して操作するWebサーバーソフトも多いですが、IISはマウスクリックなどの直感的な操作で利用できます。
また、ASP.NETを使用できるため、IISを利用すれば、デザインからプログラミング、構築まで、効率的にWebアプリの開発を進められるでしょう。
Litespeed
LiteSpeedは、Apacheとの高い互換性を有するWebサーバーソフトです。LiteSpeedには、Apacheのモジュールや設定ファイルをそのまま引き継いでサーバーを構築できるメリットがあります。Apacheと比較して少ないリソースで稼働するため、軽量かつ高速に動作する点がLiteSpeedの特徴です。
また、HTTP/2と呼ばれる通信方式による通信の高速化が可能で、レスポンスの速いWebサーバーを構築できます。Apacheのレスポンスに不満を感じている場合は、LiteSpeedの導入を検討するとよいでしょう。
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Webサーバーソフトを選ぶ際のポイント
Webサーバーソフトを選ぶ際は、対応しているOSや機能の確認はもちろん、運用の難易度も考慮して選ぶ必要があります。
対応しているOSや機能を確認する
Webサーバーソフトによって対応しているOSに違いがあります。例えば、ApacheであればLinuxやWindows、macOSなど、さまざまなOSに対応していますが、IISはWindowsのみの対応です。
また、Webサーバーソフトの互換性や機能にも違いがあります。特に既存のWebサーバーソフトから別のソフトへの乗り換えを検討している場合は、事前に互換性を確認しておくことが重要です。
運用難易度を把握しておく
Webサーバーソフトを選ぶ際は、運用の難易度も考慮しましょう。主要なWebサーバーソフトであれば情報も多く、自力で運営することもできるでしょう。
例えば、NginxはシンプルなWebサーバーソフトのため、初心者でも比較的容易にWebサーバーを構築・運用できます。しかし、用途によっては高度な設定が必要になる場合もあるため、各Webサーバーソフトの向き・不向きをしっかり理解しておくことも大切です。
Webシステム開発は外注もおすすめ
Webシステムを開発・運用するには、プログラミングはもちろん、サーバーやネットワークに関する専門知識も求められます。自社にシステムを開発できるリソースがない場合は、無理せず外注したほうがよいでしょう。システム開発会社であれば、自社開発よりも効率的に開発を進められるため、時間やコストの削減にも期待できます。
システム開発の費用相場
つづいては、システム開発を外注した際にかかる費用相場をご紹介します。
システム開発の平均相場 | 233万円~ |
システム開発の種類 | 費用相場 |
簡易顧客システム | 20万円~ |
Webシステム | 130万円~ |
業務システム | 400万円~ |
より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。
【まとめ】Webサーバーソフトでお困りの方はアイミツへ
Webサーバーソフトの概要や種類、選ぶ際のポイントを解説しました。Webサーバーソフトは用途に合わせて選ぶことが重要です。
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