プログラム開発/システム・ソフトウェア開発とは?工程もわかりやすく解説【2024年最新版】
近年ではプログラム開発によって、さまざまなアプリやシステムが存在します。プログラム開発は、システム開発やソフトウェア開発と呼ばれることもありますが「そもそもプログラムやソフトウェアとは何かをよく把握できていない」という方も多いでしょう。
そこでこの記事では、さまざまな受発注比較を手掛ける「アイミツ」が、プログラム開発とは何を指すのか、開発工程の流れと併せて解説していきます。ぜひ最後までご覧ください。
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プログラム開発とは
はじめに、プログラム開発とは何かについて解説します。なお、プログラム開発の実態として、システム開発やソフトウェア開発のことを指している場合も多くあります。
そもそもITにおけるプログラムとは
そもそもIT用語として使われるプログラムは「コンピュータープログラム」のことです。簡単にいうと、コンピューターが実行する一連の作業手順のことをプログラムと呼んでいます。
そしてプログラム開発とは、コンピューターが一連の作業手順を実行できるように、コンピューターへの指示内容(プログラム)を作ることです。プログラムを作ることを一般的に「プログラミング」と呼びます。
例えば、ある製品の毎月の売り上げ金額を合計し、グラフ化する処理があるとします。プログラムは処理内容(金額の合計やグラフ化)を指し、コンピューターが当該処理を行えるようにするためにプログラム開発を行うというイメージです。
プログラム開発=システム・ソフトウェア開発?
プログラム開発の意味は前述の通りですが、プログラム開発という言葉自体に厳密な定義はありません。そのため、システム開発やソフトウェア開発と同義語として使われることも多いです。
ただし、細かくいうとプログラム開発とシステム開発、ソフトウェア開発は意味合いが少し異なります。
ソフトウェア開発は、パソコンやスマートフォン、ゲーム機などで起動するソフトウェアを開発することです。例えば、家庭用ゲーム機で遊べるゲームソフトを作る場合は、一般的にソフトウェア開発と呼ぶでしょう。
システム開発は、サーバーやネットワーク機器などのハードウェアも含むため、ソフトウェア開発よりも広義な意味を持ちます。例えば、工場現場の業務効率化のために新しくサーバーやネットワーク、ソフトウェアを構築する場合、それらをすべて含めてシステム開発と呼びます。
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プログラム開発の工程・流れ5ステップ
本章では、プログラム開発を行う流れ5つのステップに分けて解説します。
1.要件定義
プログラム開発を行う際は、はじめに要件定義を行います。要件定義とは、これから作っていくプログラムの概要や前提条件などを決めていく工程です。
要件定義で決める項目としては、以下のようなものが挙げられます。
・プログラムの仕様や機能
・どのように開発するか
・どのように運用するか
・どの程度の予算をかけるか
・どのくらいの期間をかけて開発するか
プログラム開発は、この要件定義で決めた内容を基に進められていきます。従って、あとで認識相違によるトラブルが生じないように、要件定義の段階で関係者間で認識を擦り合わせていくことが重要です。
2.設計
要件定義のあとは、要件定義で決めたプログラムの仕様や機能に従い、設計工程に入ります。設計工程は、大きく「外部設計(基本設計)」と「内部設計(詳細設計)」の2工程に分かれます。
外部設計は、ユーザーが目で見えるインターフェース部分の設計です。例えば、画面や帳票などが挙げられます。プログラムの規模にもよりますが、一般的には機能ごとに外部設計を行うでしょう。
内部設計は、外部設計の内容を基に、プログラム内部に関する設計を開発者視点で行う工程です。例えば、データフロー図やデータベース設計書など、ユーザーの目には見えない詳細な設計を行います。
3.プログラミング
プログラミング工程は、設計工程で決めた内容に従い、実際にプログラミングを行っていく工程です。狭義のプログラム開発は、本工程のことを指します。
プログラミング工程では、専門のプログラマーが設計書の仕様に基づき、ソースコードを入力します。本工程により、ソフトウェアやアプリが具体的な形になるでしょう。
建築で例えるならば、実際に家を作っていく工程であり、システム開発においても根幹となる部分だといえます。
4.テスト
プログラミング工程を完了したあとは、テスト工程に移行します。テスト工程は、作成したプログラムが要件通りになっているかを確認していく工程です。
多くの場合、テスト工程は以下のような段階的な工程になっています。
・単体テスト
・結合テスト
・システムテスト
・運用テスト
まずは単体テストで、プログラムの最小単位(ユニット)ごとに動作に問題がないかを確認します。続く結合テストは、ユニットを組み合わせたまとまり単位で、データの受け渡しなどのインターフェース部分を確認しましょう。その後、システムテストでユーザー引き渡し前にシステム全体の動作確認を行います。最後に運用テストでは、ユーザー側の担当者も含めて全体的な運用確認を行いましょう。
5.リリース、保守運用
テスト工程でプログラムの確認ができたら、リリースを行います。一般的にリリース工程は本番運用に影響を与えないように行われるため、時間制限がある場合が多いでしょう。また、テスト工程を終えているものの、リリース段階ではさまざまなトラブルが想定されます。そのため、開発者によっては特に重要な工程といえるでしょう。
問題なくリリースを終えたら、保守運用工程に入ります。保守運用では、リリースしたプログラムの安定稼働を目的に、定期的な状況確認やアップデートを行います。実際にユーザーが使っていくなかで改善点や要望が出る場合もあるため、リリース後も適宜プログラム改修を行うこともあるでしょう。
システム開発の費用相場
つづいては、システム開発を外注した際にかかる費用相場をご紹介します。
システム開発の平均相場 | 233万円~ |
【システム開発の種類】 | 費用相場 |
簡易顧客システム | 20万円~ |
Webシステム | 130万円~ |
業務システム | 400万円~ |
システム開発の費用相場をご紹介しました。より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。
【まとめ】システム開発会社選びで迷ったらアイミツへ
プログラム開発は、要件定義、設計、プログラミング、テスト、リリース、保守運用など多くの工程を経て完成されます。要件通りのプログラムを着実に開発するためには、プログラム開発のスキルやノウハウが必要です。
自社にノウハウがなくとも、プログラム開発実績が豊富な会社であれば、安心して依頼できるでしょう。アイミツではご要望を伺った上で、条件に合うプログラム開発会社を無料で複数社ご紹介可能です。会社選びでお困りの方は、お気軽にご相談ください。
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