システム開発会社を
お探しですか? PRONIアイミツを使って手間なく最良の会社と出会いましょう

システム開発発注は初めてですか?

PRONIアイミツは最適な出会える
ビジネスマッチングサービス
です

無料で一括見積もり
電話で相談する

フリーダイアル 0120-917-819 営業時間 平日10~19時

システム開発|提案依頼書(RFP)・要求定義・要件定義の違いとは【2024年最新版】

更新日:2024.01.24

RFPと要求定義、要件定義の違いをハッキリさせることでシステム構築がよりクリアに見えてきます。

なお、提案依頼書(RFP)については「システム開発依頼書(RFP)はこうやればスッキリ書ける!プロジェクトの成功させるための方法とは」も参照してみてください。
また、要件定義については以下の記事をご覧ください。
システム開発にドキュメントが欠かせない理由
要件定義の8つの手順と必要なスキル
システム開発における要件定義の流れ

最初に要求定義と要件定義の違いを整理しよう

棒グラフの説明をする社員

まず分かりやすい部分から攻めていきましょう。最初に「要求仕様書」「要件定義書」の違いはなんでしょうか。

字義通りに捉えるならば、「要求仕様書」は要求定義をドキュメントにしたもの、「要件定義書」は要件定義をドキュメントにしたものです。

要求仕様書

要求仕様書とは
  • 「~をしたい」という発注者の希望
  • システム開発で何が必要かを記述したもの

要求定義は「自分(発注側)が何をしたいのか」を明確にすることです。

「活用できていない顧客の名簿をなんとかしたい」というような漠然とした思いを、「展示会で取得した名刺データを見込み度合い順に検索できるようにしたい」などのように、システム開発として実現して欲しい内容に落とし込みます。

従来のウォーターフォール型開発の場合は、要求定義を後で説明する要件定義でどのように実現するか表現した後は、基本設計、詳細設計に引き継いで開発に入っていました。

しかし、最近主流になりつつあるアジャイル開発などでは、テストを繰り返しながらこの「要求定義」を何度も「要件定義」に表現して開発を繰り返します

「ここをもう少しこうしてほしい」という要求定義を開発側に投げかけたものが「要求仕様書」

そのボールをキャッチして「それならこういう機能で実現できます」というボールを投げ返したものが「要件定義書」と考えたら良いでしょう。

要件定義書

要件定義書とは
  • 「要求仕様書」を実現するためにはこうした機能が必要」というシステムの仕様書
  • システムが何をしなければならないかを、プログラムの機能の他、DB・通信などを含めて記述したもの

「要件定義書」は、システム開発を具体化するための基本設計や詳細設計の大元となる、「クライアントの要望に応えるための地図」となります。

機能要件の他、性能や信頼性・拡張性・セキュリティなどの機能要件以外の非機能要件など、後工程の設計に必要な情報を記述します。

相見積もりの際には「要求定義」が「要件定義」として実現できているかをチェックする

円グラフを指差す男性

要件定義は、要求仕様を担当SEがどう解釈したかによって変わってきます。

したがって、概算の相見積もりを取ってまず確認すべきは、その金額ではありません。

発注側担当者の「要求定義」を各社の担当SEが正しく理解できているか、返ってきたボールをもう一度良く吟味して、当初予定していた自社の「要求定義」が過不足なく満たされているかを精査することが重要です。

文字通り「過」の部分は、頼んでもいないのに余計なお金のかかるシステムを勝手にごちゃごちゃ足していないかですし、「不足」の部分はそれがないと業務を改善したことにならないのに、抜け落ちていることはないかをチェックするわけです。

提案依頼書(RFP)と要求仕様書はどう違うか理解しよう

建築をする大工と設計図面

クライアント側の、システム設計に落とし込めるレベルまとめた要求が「要求定義」であり、それをまとめたものが「要求仕様書」でした。

では、同じくクライアントからの希望をドキュメントにした「提案依頼書(RFP)」と要求仕様書はどう違うのでしょうか。

ちなみに辞書的な意味で「提案依頼書」を調べてみると下記のような定義が出て来ます。

RFPとは、情報システムの導入や業務委託を行うにあたり、発注先候補の業者に具体的な提案を依頼する文書。
必要なシステムの概要や構成要件、調達条件が記述されている。

出典 RFPとは|提案依頼書|Request For Proposal - 意味/定義 : IT用語辞典

ここで「必要なシステムの概要や構成要件、調達条件」とありますが、この前半の「必要なシステムの概要や構成要件」という部分は、「要求定義」と重なっています。

後半の「調達条件」は、システム的な落し込みのキャッチボールには含まれませんので、「提案依頼書」のみにあるもので、例えば以下のような項目になります。

■プロジェクト全体像
今回提案を依頼したいシステム開発の全容をシンプルに表現したもので、どんなことをシステム開発で実現したいのか、導入期日目標、概算予算、大まかなスケジュール案などを記載します。

■その他相談したいこと
伝えた方がよいと思われる情報、判断に迷っていることなどを補足として記載します。

出典 https://imitsu.jp/matome/web-system/4101191222780932

RFPの最終的な目的は「提案内容と見積もりから最適なベンダーを選定して調達を適正に行うこと」なので、システムの中身以外の部分も大切になってきます。

また、RFPの「必要なシステムの概要や構成要件、調達条件」を精緻化したものが「要求仕様書」と考えても良いでしょう。

アジャイル開発などでは、どんどんこの初期のRFPにあった「必要なシステムの概要や構成要件、調達条件」が「要求仕様書」として精緻化というよりは「進化」していくわけです。

アイミツでは、「知識がない」「複数社の見積もりを取る時間がない」「会社選びがわからない」そんな方に向けてアイミツでは、審査済みの優良企業のみを厳選し、最短翌日までにご紹介します!

システム開発会社の見積もりが
最短翌日までにそろう

マッチング実績30万件!

一括見積もりをする

(無料)

システム開発の費用相場

システム開発にかかる費用をご紹介します。

システム開発料金表
平均費用の相場 233万円~
<システム開発の種類> <費用目安>
簡易顧客システム 20万円~
webシステム 130万円~
業務システム 400万円~

システム開発の費用をご紹介しました。より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターのご利用をおすすめします。

【まとめ】言葉の定義を理解して開発をスムーズに!

以上、開発の初期によく出てくる言葉「提案依頼書(RFP)」「要求定義」「要件定義」のそれぞれの定義と役割を整理しました。

それぞれの役割を理解することでシステム開発のスタートがよりスムーズにいくようになりますので是非参考にしてください。

このようにシステムの開発には、専門的な用語が多く信頼できるパートナーを見つけられないとコミュニケーションの不全から納得のいく完成物から遠のいてしまう可能性があります。

日本最大級の発注業者サイト「アイミツ」ではシステム構築に関する専門知識を持ったコンシェルジュが、日本全国から信頼のおける業者を比較し完全無料で紹介することができます。システム開発外注のおすすめ会社についての記事もあるのでご確認ください。

パートナーや外注選びを慎重に検討していくためにも、是非お気軽にご相談ください。

システム開発会社探しで、こんなお悩みありませんか?

  • 一括見積もりサイトだと多数の会社から電話が・・・

    一括見積もりサイトだと
    多数の会社から電話が・・・

  • 相場がわからないから見積もりを取っても不安・・・

    相場がわからないから
    見積もりを取っても不安・・・

  • どの企業が優れているのか判断できない・・・

    どの企業が優れているのか
    判断できない・・・

PRONIアイミツなら

発注先決定まで最短翌日

発注先決定まで
最短翌日

  1. 専門コンシェルジュが
    あなたの要件をヒアリング!
  2. 10万件の利用実績から
    業界・相場情報をご提供!
  3. あなたの要件にマッチした
    優良企業のみご紹介!
マッチング実績30万件!

一括見積もりをする

(無料)

この記事に関連するシステム開発会社一覧

戦略立案に条件を追加して企業を探す