システム開発における要件定義とは?進め方や注意点、必要なスキルを紹介
システム開発における要件定義は、その後に続く工程の拠り所となる大事なプロセスです。その良否がプロジェクトの効率や成果物の品質を大きく左右するため、慎重に進める必要があります。
そこでこの記事では、システム開発における要件定義について知りたい方に向け、営業・バックオフィスなど、さまざまな分野の発注先を比較検討できる「アイミツ」が、要件定義の概要から、手順や進め方、その際のポイント、必要となるスキルや費用相場まで、詳しく解説します。要件定義から対応できるおすすめのシステム会社も厳選して紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
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システム開発における要件定義とは?
要件定義とは、システム開発に必要な機能や仕様を明確にし、成果物に求められる内容(=要件)を定めるプロセスを指します。開発工程の初期に実施され、その後に続く設計・開発・テストといったプロセスの拠り所となり、プロジェクトの成否を左右する重要なものです。
要件定義の目的は、開発工程を円滑に進めながら、成果物(システム)の品質を高め、ひいてはプロジェクトを成功に導くところにあります。抜かりなく実施された要件定義によって、そもそもどのような機能を実装するのか、どういった仕様を実現する必要があるのかといったことが明確になり、それらをすべてのプロセスにおける指針とすることが可能です。
一方、曖昧な要件定義では、指針が不明瞭なため問題が発生するたびに多くの手間と時間を要することとなり、プロジェクトが円滑に進まずスケジュールが遅延する、大幅な予算超過が発生する、期待されたシステムとは異なるものが完成するなどの事態に陥るリスクが高くなります。
要件定義と要求定義の違い
システム開発の工程には、要件定義のほかに要求定義があります。言葉としても似ているため、混同しないよう注意が必要です。要求定義とは、要件定義の前に実施され、システム開発におけるそもそもの目的やニーズを明確に定めるプロセスを指します。要求定義で定められた目的やニーズを基に、要件定義によって具体的な機能や仕様に落とし込むイメージです。
要求定義も要件定義同様、重要なプロセスとなりますが、一般的に、要求定義が顧客やユーザーの視点から希望や要望を基に実施されるのに対し、要件定義はシステム開発側の現実的・技術的な視点から実施されるという大きな違いがあります。そのため、要求定義の内容がすべて要件定義に含められた上、最終的に成果物として実現するとは限らないのです。
システム開発の要件定義の進め方
では、システム開発における要件定義は、どのように進めるのでしょうか。より具体的な内容については、後述の章「システム要件定義の8つの手順」にて解説しますが、ここでは、要件定義を「要求のヒアリングをする」「要求を細分化し、内容を整理する」「要件定義書を作成する」の3つのステップに分け、それぞれについて解説します。
①要求のヒアリングをする
要件定義においてまず行われるステップが、システムに対して顧客やユーザーが要求する内容のヒアリングです。すでに顧客やユーザーの視点で目的やニーズを定義する要求定義が実施されている場合は、それを基にしつつ、システム開発側の視点からさらに詳しいヒアリングを実施します。
前述したとおり、顧客やユーザーが要求する内容を、要件として機能や仕様に落とし込むのが要件定義の大きな目的ですから、どのようなシステムを開発したいのか、どういった機能が必要なのかといったことを具体的に聞き出しながら、解決したい課題や最終的なゴールを明確にすることが大切です。
ここで開発側と顧客・ユーザーの認識齟齬が発生してしまうと、以後のプロセスすべてにおいてぶれが生じ、成果物の内容や品質に大きな影響を与えることになります。一方、しっかりとヒアリングを実施し、顧客・ユーザーと認識を合わせておくことで、手戻りや仕様変更などの無益な問題を防ぐことが可能です。そのためには、意図を正確に聞き出すためのコミュニケーションスキルや、それを的確に把握する理解力が必要です。
②要求を細分化し、内容を整理する
システムに対する要求のヒアリングが完了したら、次はその要求を細分化し、内容を整理するステップです。目的やニーズに沿った期待どおりのシステム開発を実現するために、具体的な要求を基に、必要な機能を明確にするステップとも言えます。
前述したとおり、要求定義やヒアリングの内容はあくまで顧客・ユーザーの希望や要望を基にしたものであり、その内容がすべて実現できるとは限りません。そのため、顧客・ユーザーが解決したい課題や最終的なゴールを踏まえながら、要求の内容を掘り下げ、それぞれの実現可否を判断したり、優先順位を付与したりする必要があります。これにより、必ず実現すべき必須要件と、できれば実現したいという希望要件を明確にした上で、顧客・ユーザーからの合意を得ることが大切です。実現できない要求については、代替手段を検討し、顧客・ユーザーに対して丁寧に説明します。
ここでは、機能の実現可否を判断する根拠としての技術的な知見やノウハウ、実現できない要求について代替手段を発案する創造力、顧客・ユーザーとの円滑な意思疎通を図る説明力や合意形成能力などが重要です。
③要件定義書を作成する
顧客・ユーザーの要求を細分化し、内容を整理することによって、必要な機能が明確になったら、最後にこれまでのヒアリング内容や整理・決定した事項を要件定義書に落とし込む作業となります。要件定義書とは、システムに必要となる機能や仕様など、あらゆる要件をまとめたドキュメントです。具体的には、主に次のような内容を含みます。
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- システム開発の目的、概要
- 顧客・ユーザーの要求内容
- 業務のプロセスを明確化した業務要件(詳細は次章にて解説します)
- システムが実装する機能や性能、セキュリティなどのシステム要件(=機能要件・非機能要件、それぞれについての詳細は次章にて解説します)
- その他、導入後の業務フロー・アクセス権の設定内容・プロジェクトスケジュール・用語の定義など
これらの内容を体系的に分析・整理し、ITに関する深い知識や技術的な知見を持たない顧客・ユーザーであっても無理なく理解できるような形にまとめます。要件定義書の内容は、以後すべてのプロセスにおける拠り所や指針となるため、抜かりなく丁寧に作成することが重要です。
要件定義書に必要な項目
上述したとおり、要件定義書は、システム開発におけるすべてのプロセスで拠り所や指針となる重要なドキュメントです。そのため、必要な項目が漏れなく含まれている必要があります。ここでは、要件定義書に必要となる項目のうち、業務要件・システム要件・機能要件・非機能要件の4つについて、以下より順に詳しく解説します。
業務要件
業務要件とは、システム化を実現したい業務のプロセスを明確化したものです。どのような業務を実現するためにシステムを開発するのかという、システム開発における業務上の目的とも言い換えられます。
業務要件は、業務におけるどういった課題や問題が背景となってシステム開発が求められたのか、最終的なゴールとしてどのような業務フローを実現したいのかといった観点からまとめていくことが大切です。つまり、システム要件や技術的なハードルを意識することなく、あくまで業務にフォーカスし、現状の業務フローを分析した上で、システムで何を実現するべきかを検討する必要があります。そのため、業務要件を決める際には、実際の業務に通じた顧客・ユーザーとの密なコミュニケーションが重要です。
システム要件
システム要件とは、業務要件で定められた内容を実現するために、システムにどのような機能や性能が求められるかを明確にしたものです。システムがどのようなことをどの程度のパフォーマンスで実現する必要があるのかを定めた内容とも言い換えられます。
例えば、ECサービスを開発する際には、商品を購入できることが業務要件、商品をカートに追加する機能はシステム要件です。業務要件が顧客・ユーザー側の視点から定められた内容であるのに対し、システム要件は開発側の視点から検討されるものと言えます。なお、システム要件は、実装すべき機能を定めた機能要件と、性能や安定性・セキュリティレベルなど機能以外に満たすべき内容を定めた非機能要件に分類されます。詳細については次項より解説します。
機能要件
機能要件とは、システムに実装すべき機能、すなわち業務要件を満たすために求められる機能を指します。機能要件が明確に定まることで、どのようなシステムかが分かるようになり、開発に携わるエンジニアにとってはプロジェクトのゴールがイメージできるようになるのです。
要件定義にて定められた機能要件に漏れや曖昧な箇所が存在すると、後続となる設計プロセスのアウトプットである設計書が不十分なものになる上、開発やテストなどプロジェクトの下流工程において手戻りが発生し、無駄な手間や時間を費やす事態に陥ります。顧客やユーザーからヒアリングした要求の内容や、それを細分化・整理した結果を十分に吟味した上、適切かつ明確な機能要件を定めることが重要です。
非機能要件
非機能要件とは、システムの性能・安定性・セキュリティレベル・運用保守に関する事項など、機能以外に満たすべき内容を定めたものです。前項の機能要件と併せて、非機能要件も明確になることで、システム開発に携わるエンジニアにとってはプロジェクトにおけるゴールのイメージがさらにつかみやすくなります。
一方で、顧客やユーザーにおいては、比較的分かりやすい機能要件と違い、非機能要件はイメージがしづらいものです。そのため、要求を満たすことはもちろん、顧客やユーザーの満足度を高めるためにも、開発側が主導となって丁寧なコミュニケーションを図りながら、しっかりと理解を得た上で内容を決定する必要があります。
要件定義を進める際のポイント
システム開発における要件定義の進め方や、要件定義書に必要となる項目を理解したところで、次に、実際に要件定義を進める際のポイントについて解説します。繰り返しになりますが、要件定義はその後に続く設計・開発・テストといったプロセスの拠り所や指針となり、プロジェクトの成否を左右する重要なものであるため、ポイントを的確に押さえながら、慎重に進めることが重要です。
5W2Hを意識する
要件定義を効果的に進めるには、5W2H(What・Why・When・Where・Who・How・How much)を意識することが大切です。これらを意識した次の内容がすべて明確になれば、自ずと分かりやすい要件定義となります。
What | 何をシステム化するのか、何を実現したいのか |
Why | なぜシステム化するのか、なぜ実現したいのか |
When | いつまでにシステムが必要となるのか |
Where | どこまでシステム化するのか、対象となる業務はどの範囲か |
Who | システムを利用するのは誰か |
How | どのような機能が必要なのか、どのように実現するのか |
How much | どの程度の予算が必要となるのか |
時間がかかっても丁寧に進める
要件定義は、慎重かつ丁寧に進めることが重要です。顧客やユーザーの要求が多岐にわたり、想定以上に時間がかかることもあります。それでも、納得のいくまで関係者間の綿密な打ち合わせやヒアリングを繰り返し、しっかりとコミュニケーションを図りながら、抜かりなく実施することが大切です。
不完全な要件定義により、その後の工程で不具合や手戻りが発生すれば、大きな手間と時間を要する事態となります。さらには、完成したシステムが期待された内容と異なるものになってしまった場合、重大なトラブルにも発展しかねません。
また、抜け漏れのない優れた要件定義を実現するため、次の設計プロセスに移る前に、関係者間で要件定義書の読み合わせを実施し、顧客やユーザーの要求が適切に網羅されているか確認することをおすすめします。
要件定義書は分かりやすく作る
要件定義書は、顧客やユーザーの要求が適切に網羅された抜け漏れのない内容であることはもちろん、それらが分かりやすく記載されていることもポイントになります。
顧客やユーザーの中には、ITに関する深い知識や技術的な知見を持たない人も存在するため、専門用語や難解な単語に依存することは避け、さらに図や表を積極的に活用するなど、表現を工夫することが重要です。関係者間における認識齟齬を発生させないためにも、誰が読んでも分かりやすい要件定義書の作成を心掛ける必要があります。
システム要件定義に必要な6つのスキル
要件定義を進める際のポイントを押さえたとしても、そもそも必要なスキルを持ち合わせていなければ効果的な要件定義を実現することは叶いません。システム開発における要件定義に必要となる主なスキルとして、次の6つがあります。
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- コミュニケーションスキル
- ユーザーの意図や要求を具体化できるスキル
- 実現可能なシステムを設計できるスキル
- スケジュールを管理するスキル
- リスクを想定、管理するスキル
- ドキュメント化するスキル
以下より、それぞれについて、順に解説します。
①コミュニケーションスキル
システム開発における要件定義に必要なスキルの1つ目は、顧客やユーザーに対し的確なヒアリングを実施し、有効な要求を引き出すコミュニケーションスキルです。前述したとおり、顧客やユーザーの中には、ITに関する深い知識や技術的な知見を持たない人も存在する恐れがあります。そのような相手に対しても、要件定義の目的や意図を分かりやすく説明した上で理解を促し、有益な情報を引き出す必要があるのです。
また、ヒアリング後に実施する要求の細分化・整理や、要件定義書の作成といったステップにおいても、実現できる機能・できない機能の合意を得るなど、さまざまな内容に関して顧客やユーザーと密なコミュニケーションを図らなくてはなりません。システム開発工程の初期段階で、顧客やユーザーと意識を統一し、プロジェクトを円滑に進めるための良好な関係性を築いておくためにも、コミュニケーションスキルは極めて重要であると言えます。
②ユーザーの意図や要求を具体化できるスキル
システム開発における要件定義に必要なスキルの2つ目は、ユーザーの意図や要求を具体化できるスキルです。
顧客やユーザーからの意図や要求を具体化するにはまず、ヒアリングした内容を正確に把握し、しっかりと理解する必要があります。ITに関する深い知識や技術的な知見を持たない相手からの説明でも、意図や要求を的確に読み取り、有益な情報に昇華しなくてはなりません。
さらにそこから具体的なシステムのイメージを描くためには、顧客やユーザーの業務内容についても一定の理解が必要です。その上で、相手の目線に立ちながら課題や問題点を一緒に考え、場合によっては課題解決の先にあるベネフィットを示しながら、親身に寄り添う姿勢が重要になります。具体化したイメージによって早い段階で顧客やユーザーを納得させられれば、適切な要件定義がスムーズに実現し、ひいては最終的なシステムの品質向上にも繋がるはずです。
③実現可能なシステムを設計できるスキル
システム開発における要件定義に必要なスキルの3つ目は、実現可能なシステムを設計できるスキルです。前述したとおり、顧客やユーザーの要求がすべて実現できるとは限りません。ついては、要求の内容を正確に把握した上で、システムとしてどこまで実現できるかを的確に判断する必要があります。判断の際には、システム化した際の動作状況や、ユーザーの操作内容を明確にイメージすることが大切です。そのためには、システム開発や技術に対する知見が不可欠となります。
また、その結果を具体的なシステムとして設計に落とし込む際にも、開発や技術の知見が必要です。これらは一朝一夕で身に付くものではないため、相応の経験を積むことが求められると言えます。スキル不足の担当者によって、曖昧な内容や実現不可能な機能が含まれた設計が行われた場合、その後の開発工程において大きな問題が発生することは避けられません。
④スケジュールを管理するスキル
システム開発における要件定義に必要なスキルの4つ目は、必要となる工程やそこにかかる時間を把握し、プロジェクトをスムーズに進行させるためのスケジュールを管理するスキルです。一般的に要件定義書にはプロジェクトスケジュールが含まれるため、外部設計・内部設計・プログラミング・テストなど、開発に必要となる工程やその期間を要件定義の段階で適切に把握し、全体の進行を考慮する必要があります。
また、システムを完成させなければならない時期、すなわち納期についてはあらかじめ決まっているケースも多いため、そこまでの工程を逆算しながらスケジュールを決定・管理するスキルも大切です。さらに、システム開発では何らかのトラブルや不測の事態が発生し、相応の時間を費やしてしまうことも少なくありません。スケジュール管理にはそのような状況も想定する必要がある一方で、その発生をできる限り抑制する適切なリスクコントロールも重要と考えられます。なお、リスクコントロールについては次項で詳しく解説します。
⑤リスクを想定、管理するスキル
システム開発における要件定義に必要なスキルの5つ目は、発生し得るトラブルや不具合などのリスクを想定し、管理するスキルです。上述したとおり、システム開発では何らかのトラブルや不測の事態が発生することが少なくありません。設計にミスがあり開発が進められない、テストによって数多くのバグが発覚し修正に多くの時間を要する、完成したシステムが正常に動作しないなど、その内容は多岐にわたりますが、考え得る限りのパターンを想定しておく必要があります。
また、その発生を可能な限り抑制するリスクコントロール、さらには発生した際の被害や負の影響を軽減するリスクマネジメントも重要です。これらの適切な実現は決して容易なことではなく、相応の経験が必要となりますが、要件定義の段階でリスクが想定・管理できていれば、関係者に大きな安心感をもたらし、トラブルや不具合が発生した際にも的確かつ迅速な対処を図ることが可能となります。
⑥ドキュメント化するスキル
システム開発における要件定義に必要なスキルの6つ目は、要件定義の内容を的確にドキュメント化するスキルです。いくら要件定義の内容が秀逸であっても、それを的確に要件定義書へ落とし込めなければ意味がありません。要件が正確に言語化され、具体的な内容を持つ適切な要件定義書が作成されることによって、以降のプロセスがスムーズに進み、ひいてはプロジェクトの成功が実現できるのです。
誰が参照しても分かりやすい要件定義書にするためには、専門用語や難解な単語の利用を避け、図や表を積極的に活用するなどの工夫を施しながら、表現方法やフォーマットを統一し、一貫性を保つ必要があります。これにより、システム開発や技術に対する知見に乏しい人であっても理解が進み、関係者全員における共通認識を醸成することが可能です。
また、システム稼働後、長い時間を経てからメンテナンスやリニューアルなどのために要件定義書が読み返される可能性もあります。その意味でも、分かりやすい要件定義書を作成しておくことは極めて重要です。
「自社にあった会社が見つからない」「会社選びに時間が割けない」とお悩みの方は、お気軽に「アイミツ」にお問い合わせください。数あるシステム会社からあなたの要望にあった会社をピックアップして無料でご紹介いたします。
要件定義から対応できるおすすめのシステム会社5選
要件定義を含む一連のシステム開発工程を自社で対応する、いわゆる内製も可能ですが、必要となる機器や設備を整えた上、上述したようなスキルを備えた人材や開発に携わるエンジニアを相当数揃える必要があります。そのため、要件定義から対応できる外部のシステム会社に委託するのも有効な選択肢の1つです。
以下より、要件定義から対応できるシステム会社の中から、おすすめの5社を厳選して紹介します。ぜひ外部委託を検討する際の参考にしてください。
株式会社wesionaryTEAM
こんな人におすすめ
・「共創」のコンセプトに共感できる方
・透明性が確保されつつ体系化した要件定義を求める方
・新規事業におけるシステム開発を依頼したい方
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- WEBシステム開発
- 官公庁・公社・団体
- 費用:費用公開なし
出典:限定公開- 課題
- - デザインがビジュアル重視でコンテンツの閲覧に適していない
- 海外に対する情報発信のため複数言語に対応したい
- CMSがないためデータの更新に時間とコストがかかる - 解決
- - プロトタイプを作りながら、コンテンツの種類、見せ方について議論し合意形成した
- 将来的な拡張性が柔軟性があり、簡単にコンテンツを更新できるCMSを構築した - 効果
- - コンテンツの更新頻度が増え、ユーザーの滞在時間が増えた
- 英語と日本語の両方でターゲットキーワードにおいて検索結果の1ページ目に表示されるようになった
-
- WEBシステム開発
- クレジット・信販・その他金融
- 費用:費用公開なし
-
- WEBシステム開発
- Webサービス・アプリ
- 費用:費用公開なし
予算感 | 要問い合わせ |
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設立年 | 2020年 |
従業員数 | 30-99人 |
取引先情報 | ・大阪府大阪市の広告代理店「日本ダイレクトプロモーション」 ・関西における広域行政と政策の企画調整を推進する「関西広域連合」 ・神奈川県横浜市のモバイルアプリ提供会社「ITO Technologies」 |
会社所在地 | 東京都渋谷区渋谷 2-24-12 渋谷スクランブルスクエア 39F WeWork |
株式会社マイスター・ギルド
こんな人におすすめ
・AR/VR/MRなど最新技術を用いた開発を依頼したい方
・アジャイル開発など案件に合わせた手法で要件定義から依頼したい方
・幅広い事業を展開しており総合的に相談したい方
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- WEBシステム開発
- システム開発
- 費用:費用公開なし
出典:株式会社プラスルーム -
- WEBシステム開発
- 自動車販売
- 費用:費用公開なし
出典:株式会社ラドルフ -
- WEBシステム開発
- サービス(その他)
- 費用:費用公開なし
出典:株式会社甲南チケット
予算感 | ARスタンプラリーサービス「ARTO QUEST」:スタンダードプラン 9万9,900円~(税抜き)など システム開発については要問い合わせ |
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設立年 | 2004年 |
従業員数 | 30-99人 |
取引先情報 | ・ハウジングやクラウド事業を手掛ける「NTTスマートコネクト」 ・コンサルティングやシステム開発事業を展開する「パナソニック システムデザイン」 ・メタバースコンテンツ運営・制作を手掛ける「ロジックボックスピクチャーズ」 |
会社所在地 | 大阪府大阪市北区西天満5丁目2-18 三共ビル東館3階 |
電話番号 | 06-6809-6644 |
ウェーブオン株式会社
こんな人におすすめ
・位置情報や地理空間情報を活用したシステムの開発を検討している方
・要件定義からすべての工程をワンストップで任せたい方
・ハードウェアの調達などシステム開発以外の業務も依頼したい方
予算感 | 要問い合わせ |
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設立年 | 2005年 |
取引先情報 | ・大手電気通信事業者「KDDI」 ・飲食店情報サイトで知られる「ぐるなび」 ・道路地図やガイドブックを手掛ける「昭文社」 |
会社所在地 | 東京都渋谷区代々木1-57-2 ドルミ代々木5F |
電話番号 | 03-5358-5828 |
株式会社シナジーシステム
こんな人におすすめ
・要件定義からワンストップでの対応を望んでいる方
・インフラ基盤も含めて包括的に依頼したい方
・DXの推進をサポートしてほしい方
予算感 | SES契約管理クラウドシステム「i-seiQ」:初期費用 30万円、基本月額費用 1万円~ システム開発については要問い合わせ |
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設立年 | 2016年 |
従業員数 | 30-99人 |
取引先情報 | ・検定事業を展開する公益財団法人「日本英語検定協会」 ・情報・通信システムなどを手掛ける「NTTデータ先端技術」 ・ITサービス大手の「富士通」 |
会社所在地 | 東京都新宿区山吹町335 鈴木ビル6F |
電話番号 | 03-6228-1184 |
株式会社ボンクレ
こんな人におすすめ
・オリジナルシステムを企画・要件定義から依頼したい方
・自社の強みを活かしたシステムを開発したい方
・開発コストを抑えたい方
予算感 | 50method:サーバー構築 50万円~、年間サーバー利用料 3万8,700円~ その他については要問い合わせ |
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設立年 | 1905年 |
従業員数 | 30-99人 |
取引先情報 | 東京都台東区の和食料理店「浅草むぎとろ」 自動車用部品などを扱う「カインドテクノストラクチャー」 調剤薬局を運営する「グリーンファーマシー」 |
会社所在地 | 東京都千代田区飯田橋3-11-13 飯田橋 i-MARK ANNEX 8F |
システム開発の費用相場
システム開発を外部の会社へ委託する際、その発注先を選定する条件の1つに、費用があります。とはいえ、見積もりを入手しても、果たしてそれが適正価格なのか、一般的な相場はどれくらいなのかなど、不安を感じるケースも多いはずです。
通常、システム開発の費用は、そこに携わる人材に支払う対価(給料)と、開発期間の乗算で決定されます。当然、高い技術力を有した優秀なエンジニアが必要であれば対価(給料)は高くなり、規模の大きな複雑な開発であれば開発期間は長くなるため、総額は増加するのが一般的です。そのため、システム開発の費用相場は、システムの規模や内容などによって異なります。会社によっても大きく変動するため、さまざまな情報に振り回されることなく、あくまで目安として考えることが重要です。
以下より、システムの種類によって分類したおおよその費用相場を紹介します。
システム | 費用相場 |
基幹システム | 300万~ |
業務支援システム | 300万~ |
Webシステム | 20万~ |
スマホアプリ | 50万~ |
・基幹システム
業務の根幹を担う基幹システムでは、財務会計システムや人事管理システムで300万~600万円、生産管理システムや販売管理システムで500万~1,000万円程度が費用相場です。規模やカスタマイズ要件によっては、5,000万~1億円以上になることもあります。
・業務支援システム
プロジェクト管理や営業活動を支援する業務支援システムでは、300万~1,000万円程度が費用相場です。基幹システムと同様、内容によってはより高額になることもあります。
・Webシステム
Webシステムにもさまざまな種類がありますが、比較的規模の小さいシンプルなコーポレートサイトで20万~300万円、ECサイトで60万~1,000万円程度が費用相場です。開発規模や機能の充実度によっては、3,000万~5,000万円以上になることもあります。
・スマホアプリ
AndroidやiOSで稼働するスマートフォンアプリは、シンプルなショッピングカートで50万~300万円、ゲーム系では200万~1,000万円程度が費用相場です。複雑な仕様のものであれば、3,000万円を超えるケースもあります。また、ARなど、最新技術を駆使したものであれば、さらに高額になります。
なお、自社に合致した開発会社の選定や費用相場に関して不安がある場合は、ぜひ「アイミツ」にご相談ください。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
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システム開発の平均費用と料金相場|早見表つき【2023年最新版】
システム開発の費用を抑えたいなら補助金・助成金もチェックしてみよう
システム開発におけるおおよその費用相場を把握した上で、できる限り費用を抑えたい場合や、手元の予算が相場に届かない場合などは、さまざまな補助金や助成金を活用するのも一案です。
詳しくは、こちらの記事をご参照ください。
【システム開発】中小企業で使える補助金を徹底解説【2023年最新版】
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スムーズにシステム開発を行うためにも要件定義について理解しておこう
以上、要件定義の概要から、手順や進め方、その際のポイント、必要となるスキルや費用相場まで解説しながら、要件定義から対応できるおすすめのシステム会社を厳選して紹介しました。これまで見てきたとおり、要件定義は開発工程の初期に実施される重要なプロセスです。システム開発をゼロから外部に委託する際には、要件定義から対応できる自社に適切な会社を見つける必要があります。本記事がその一助となれば幸いです。
なお、お困りの際は、ぜひ「アイミツ」のコンシェルジュまでお気軽にご相談ください。ご要望をお伺いした上で、それに見合った会社を複数ご紹介します。無料での一括見積りも可能です。
【相談前にまずは会社一覧を見たいという方はこちら】
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