Shopifyテーマのおすすめ8選！カスタマイズ・自作方法も紹介【2024年最新版】

Shopifyでは、テーマと呼ばれるデザインテンプレートが用意されています。テーマを利用すれば、デザインやWeb制作のスキルがない方でもハイクオリティなデザインのECサイトを構築できます。また、テーマによって、利用できる機能も異なります。ネット上でさまざまなShopifyテーマが公開されている一方で、「種類が多すぎてどのテーマを選ぶべきか迷う」という方も多いです。この記事では、おすすめのShopifyテーマをジャンル別にご紹介！Shopifyテーマの選び方や自作する方法も解説していきます。

【関連ページ】

Shopifyにかかる費用・相場感や、あなたの目的別にホームページ制作会社をお探しいただけます。

Shopifyのの費用・相場

Shopify対応に強い会社一覧

Shopifyのテーマとは、Shopifyで構築したECサイトのデザインテンプレートです。Shopifyの公式テーマだけでも、100種類以上が公開されています。ECサイトのデザインをデザイナーへ外注する場合、高額なコストが必要になることもあります。Shopifyのテーマには、有料版と無料版があり、有料版でも100～350ドルで購入可能です。テーマを利用すればクオリティの高いデザインを低コストで導入できます。

Shopifyのテーマは、Shopifyテーマストアで公開されています。ECサイトのデザインは、売り上げを左右する重要な要素です。自社の商品やニーズに合わせたテーマを選ぶ必要があります。テーマストアには、業種や商品数、機能などをもとにテーマを絞り込む機能が備わっています。テーマ選びを始める前に、以下の点を明確にしておきましょう。
・ターゲット
・販売する商品
・自社商品の特徴・強み
・プロモーション方法
上記のポイントを整理しておくと、テーマに求める要件を明確化できるでしょう。テーマによって使用できる機能に違いがあります。テーマストアでは、テーマのデモ画面を確認できるので、デザインだけではなく、必要な機能が備わっているかどうかもチェックしましょう。

ファッション用品を扱うECサイトにおすすめのテーマとして、LorenzaとFlowを紹介します。Lorenzaはモダンなデザインを採用したテーマです。大きな画像を掲載できるので、視覚的な訴求効果が高いテーマを探している企業におすすめ。Flowはシンプルなデザインを採用したテーマです。余分な情報が表示されないので、商品を際立たせることができるでしょう。各テーマの特徴や機能を解説します。

Lorenzaは、280ドルのアパレルECサイト向けのテーマです。スライドショーを設置できる機能が備わっているので、ブランドストーリーの視覚的な訴求が可能です。ブランディングを重視するアパレルブランドにおすすめ。大量の注文を処理できるように、テーマが最適化されているので、将来的なユーザー数の増加にも対応できるでしょう。

Shopify themes　Lorenza

Flowは、ミニマルデザインを採用した350ドルの有料テーマです。3種類のプリセットが用意されているので、目的に合わせたサイトを素早く構築できます。商品詳細ページへ移動せずに商品を購入できる機能も実装。大きな画像を配置できるので、商品の材質やデザインにこだわりがあり、ユーザーにディテールを見せたい企業におすすめです。

Shopify themes　Flow

「自社にあった会社が見つからない」「会社選びに時間が割けない」とお悩みの方は、お気軽に「アイミツ」にお問い合わせください。数あるホームページ制作会社からあなたの要望にあった会社をピックアップして無料でご紹介いたします。

ECサイト上で食品やドリンクの販売を検討している企業には、CraveとVantageがおすすめです。Craveは、インパクトのある配色とポップなデザインを採用しているテーマです。派手な色合いのパッケージとの相性もよいでしょう。Vantageは、カタログ風のサイトを構築できるテーマです。飲食店のメニューのようなレイアウトのECサイトを構築できます。それぞれのテーマの詳細をご紹介しましょう。

Craveは、食料品の販売に最適化された無料テーマです。商品詳細ページには、原材料や栄養素などを表示できる項目が用意されています。遊び心にあふれるデザインを採用しているので、他社と差別化しやすいテーマといえるでしょう。個性的なデザインのECサイトを構築したい企業におすすめです。

Shopify themes　Crave

Vantageは、We are Undergroundが300ドルで提供している有料テーマです。飲食店のメニューのように、商品の写真を整然と配置できます。クイック購入機能を備えるほか、商品の受け渡し方法として、店舗受け取りも指定できるので、メニューのテイクアウトに対応している飲食店におすすめのテーマです。

Shopify themes　Vantage

インテリア・雑貨におすすめのテーマとして、HabitatとSplitをご紹介します。Habitatは、ナチュラルな色合いを採用しているテーマです。木材を使用したインテリアなど、自然の素材を用いた商品と相性がよいでしょう。一方、Splitは、シックなデザインのテーマです。グレーや黒を基調とする配色を採用しているので、どのような色の商品を掲載しても、違和感はないでしょう。

Habitatは、300ドルの有料テーマです。実店舗を持つ事業者向けに開発されているので、店舗販売だけではなく、インテリア・雑貨のEC事業に参入しようと考えている企業におすすめです。背景動画や商品リスト、問い合わせフォームなど、26種類のカスタム項目があるので、オリジナリティの高いECサイトを構築できます。

Shopify themes　Habitat

Splitは、250ドルの有料テーマです。購入率や客単価を向上させるための機能が充実しています。セール情報のポップアップ表示やヘッダーへのカウントダウン表示などを活用して、商品の購入を促すことができます。加えて、表示中の商品と一緒によく購入される商品も表示できるので、クロスセルによる客単価向上も期待できるでしょう。

Shopify themes　Split

スポーツやレクリエーション用品を扱うECサイトの構築を検討している企業には、AlchemyとCapitalがおすすめです。Alchemyは、白を基調とするデザインを採用したテーマです。蛍光色などの鮮やかな色のスポーツ用品を際立たせることができます。Capitalはパステルカラーを採用したテーマです。落ち着いた雰囲気のECサイトを構築できるでしょう。各テーマの特徴をご紹介します。

AlchemyはShopifyテーマ作成において、10年以上の実績があるClean Canvasが作成した260ドルの有料テーマです。短時間でショップを構築できるように設計されています。また、SEOやプロモーション、高度なブラウズ機能など、ツールが充実している点も特徴です。すぐにでもECサイトを開設したい企業におすすめです。

Shopify themes　Alchemy

Capitalは、Eight Themesが350ドルで提供している有料テーマです。ECサイト内の主要ページを一覧で表示するメガメニューを採用しているので、目的のページに素早く移動できます。また、商品サムネイル上に動くテキストを表示できるので、セール商品を強調することも可能。ユーザーの利便性を重視する企業におすすめです。

Shopify themes　Capital

Shopifyを利用していると、レイアウトやフォントなどを変更したくなることもあるでしょう。Shopifyテーマのレイアウトや配色、フォントはカスタマイズすることも可能です。Shopifyテーマをカスタマイズする方法には、テーマエディタを使用する方法と、Shopifyのテーマファイルを編集する方法があります。ここからは、テーマエディタを使用したカスタマイズ方法をご紹介します。

テーマエディタを活用すれば、HTMLやCSS、Shopify独自の言語であるLiquidの知識がない方でもテーマを編集できます。テーマエディタを利用した編集手順は以下のとおりです。
①Shopifyの管理画面の「オンラインスト」の「テーマ」から使用中のテーマを選択し、「カスタマイズ」をクリック
②テーマエディタ画面上部のドロップダウンリストから編集するページを選択
③画面左の編集メニューでセクションを追加・削除
④画面左下の「テーマ設定」で色やフォントを設定
⑤編集が完了したら画面右上の「保存」をクリック
ほかのページを編集する場合は、再びテーマエディタ画面上部のドロップダウンリストからページを選択して、同様に編集します。

Shopifyテーマをカスタマイズする前に、必ずバックアップを取っておきましょう。管理画面の「オンラインストア」の「テーマ」をクリックし、「アクション」から「複製」をクリックすれば、テーマのバックアップが作成されます。画像によってはShopifyで利用できない場合もあるので、要件を確認しておきましょう。画像ファイルの要件は以下のとおりです。
・データサイズが20MB以下
・解像度が20MP以下
・ファイル形式がJPEG、PNG、GIF、HEIC、WebP、AVIF
画像のファイルサイズが20MBを超えたり、解像度が20MPを超えるとファイルをアップロードできません。また、テーマによってサポートの範囲も異なるので、カスタマイズする際は注意しましょう。

Shopifyテーマを自作するには、HTMLやCSSなど、Webサイト構築で使用される言語のスキルが必須です。Webサイトを構築した経験があれば、Shopifyテーマの自作も可能です。しかし、Web制作の経験がない場合、テーマの自作は難しいでしょう。Shopifyテーマ開発の大まかな流れは以下のとおりです。
①Shopifyテーマを開発
②編集ファイルをアップロード
③テーマの適用準備
Shopifyテーマを自作する場合、Theme Kitと呼ばれるツールを使用するケースが多いです。Theme Kitを利用すれば、ローカル環境でテーマを開発できます。Shopifyテーマを自作する際の工程を解説しましょう。

Shopifyは専用サーバーで運営されているため、そのままではサーバー上でしかテーマを編集できません。Shopifyテーマを自作する場合、Theme Kitをインストールしてショップとローカル環境を連携させて作業します。Shopifyテーマ内には7種類のフォルダがあり、「template」フォルダに各ページのレイアウトが保存されています。編集したいページのファイルを選択して、カスタマイズしましょう。

自作したテーマをストアに反映するには、作成したファイルをShopifyサーバーにアップロードしなければなりません。Theme Kit上でコマンドを実行して、作成したファイルをアップロードします。Theme Kitで「theme watch」コマンドを実行すると、作成したファイルが自動的にアップロードされます。アップロードを中止する場合は、「ctrl＋c」で停止することもできます。

ローカル環境でテーマを作成した場合、アップロードしたファイルで使用中のテーマファイルが上書きされる可能性があります。運用中のストアのテーマを変更する際は、あらかじめ利用中のテーマファイルをダウンロードしておきましょう。「theme download --env=production」コマンドを実行すれば、テーマファイルをダウンロードできます。準備が整ったら「theme deploy」コマンドで、作成したテーマをショップに適用します。

つづいては、ホームページ制作にかかる費用相場をご紹介します。ホームページ制作の価格は、依頼する内容やページ数、機能により大きく変わります。具体的な費用目安は以下の通りです。

ホームページ制作・Web制作の費用相場をご紹介しました。より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。

おすすめのShopifyテーマやカスタマイズ・自作方法を解説しました。Web制作のスキルがあれば自作も可能です。しかし、売れるECサイトを構築するには、ターゲットや目的に合わせたテーマを用意することが大切です。ECサイトで売り上げを出すには、マーケティングなどのWeb制作とは異なる知識・スキルも求められます。初めてECサイトを構築するのであれば、プロに任せたほうがよいでしょう。アイミツでは無料でホームページ制作会社をご紹介しているので、ECサイト構築を検討中の方は、お気軽にご相談ください。

【相談前にまずは会社一覧を見たいという方はこちら】

Shopify対応に強い会社一覧

【費用感を知りたいという方はこちら】

Shopify対応に強い会社一覧