Shopifyで問い合わせフォームを作成する方法とは？カスタマイズの仕方も解説！【2024年最新版】

ECサイトを運用する上で重要な要素である顧客満足度をアップさせるには、問い合わせフォームの設置が効果的です。そこで今回は、Shopifyに標準搭載されている問い合わせフォームについて紹介するとともに、具体的な作成方法、カスタマイズの仕方、カスタマイズに役立つアプリなど、役立つ情報を分かりやすくまとめます。

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まずはShopifyに標準機能として備わっている標準問い合わせフォームの項目や機能について解説します。

Shopifyに標準で備わっている問い合わせフォームは、テンプレートごとに多少の違いはあるものの、以下のような項目が設けられています。

ご覧のとおり、最低限のサポートに用いるかなりシンプルな内容ですが、項目を増やすなどのカスタマイズも可能です。

Shopifyでは、問い合わせフォームを設置する上で役立つ以下のような迷惑メール防止機能が標準で用意されています。

ここでは、Shopifyの標準問い合わせフォームを作成、設置する方法を3つのステップに分けて紹介します。

問い合わせフォームの作成にあたり、最初に行うのが「問い合わせページの作成」です。Shopify管理画面から「オンラインストア」→「ページ」→「ページを追加」と進み、編集画面を表示させましょう。その後、タイトルやコンテンツに任意のテキストを入力して表記を調整します。その後、右側の「テンプレート」内で「page.contact」の選択後、「保存」をクリックすると、問い合わせページの作成作業は完了です。

問い合わせページの作成が完了した後は、ナビゲーションメニューに追加する作業を行うことで、Shopifyのストア上に表示される仕様となっています。Shopify管理画面から「オンラインストア」→「メニュー」→「フッターメニュー（またはメインメニュー）」の流れで設定を行いましょう。なお、「メニュー項目」では「ストア上に表記されるタイトル名」と「リンク先」の2点が設定可能です。

最後の3ステップ目では、お問い合わせフォームを通じてユーザーから届いたメールの受信先を設定します。Shopify管理画面から「設定」→「一般設定」の順にアクセスして、受信先のメールアドレスを設定しましょう。なお、メールアドレスは2ヵ所設定できますが、1つは「お客様から問い合わせが来た際の受信先」、もう1つは「運営者からユーザーにメールを送信した際に表示されるメールアドレス」となっており、基本的には同じメールアドレスで構いません。

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ここでは、Shopifyの問い合わせフォームをカスタマイズする2つの方法について解説します。

この方法は、Shopifyのテンプレート言語である「Liquid」を編集する方法です。編集作業にはHTMLやCSSといったコーディングのスキルが求められるため、自社で対応が難しい場合は専門家に依頼しましょう。編集の手順は、「管理画面のオンラインストア」から「テーマ」→「アクション」→「コードを編集する」の順に進み、「Templates」内の「page.contact.liquid」をクリックすると編集画面が開きます。

Liquidの編集には専門的なスキルが求められますが、Shopifyアプリを活用すれば、手軽に問い合わせフォームのカスタマイズが可能です。アプリを使う際は、「Shopify App Store」からインストールリンクを選択してインストールを行います。Liquidの編集で失敗するとストアの表示がおかしくなってしまう危険性もあるので、専門的な知識が不足していると感じる場合はアプリの利用がおすすめです。

ここでは、問い合わせフォームのカスタマイズにおすすめのアプリを4つ紹介するので、参考にしてください。

formrun（フォームラン）は、エンジニアなどに頼ることなく簡単にフォームの作成が行える無料利用可能なアプリです。用意されているテンプレートは40種類以上と豊富であるとともに、クリック操作だけでデザイン性まで追求した高品質なフォームの作成が可能。作成したフォームはサイト内に埋め込むことにより、そのままWebサイト内に表示できます。また、フォームに入力された顧客情報の管理機能まで搭載されている点も見逃せないメリットです。

Powerful Contact Form Builderは、技術的な知識を用いることなく、無料で1つまでフォームを作成できるアプリです。無料プランで作成したフォームは、1カ月に40件までの投稿を受け付けられる仕様となっており、お試しでの導入もおすすめ。さらに月額9.99ドルの「プレミアムプラン」に加入すれば、フォーム作成数無制限、1カ月に1,000件もの投稿を受け付けられるようになるため、ある程度規模が大きなECサイトでも安心です。

POWR Wholesale Order Formは、無料利用可能なフォーム作成アプリで、無料プランの場合は1カ月に25件までのフォーム送信を受け付けられます。コーディングなしでフォーム作成が可能なだけでなく、シンプルなフォームから複雑な注文フォームに至るまで、幅広いニーズや用途をカバーできるのが魅力的。月額9.99ドルから利用できる有料版なら、管理者や問い合わせ受付数を増やせるため、運用方法に合わせてプランを選択すると良いでしょう。

Improved Contact Formは、無料利用可能なフォーム作成アプリで、ストア内の各ページにポップアップ式の「お問い合わせボタン」を追加できるのが大きな特徴です。お問い合わせフォームの有無は顧客満足度を左右するため、あらゆるページでフォームの存在をアピールしたい方にはぴったりでしょう。さらにフォームだけでなく、SNSボタンやプロモーションバナーなど複数の要素をワンクリックでショップに追加できる機能も搭載されています。

つづいては、ホームページ制作を外注した際にかかる費用相場をご紹介します。ホームページ制作の価格は、依頼する内容やページ数、機能により大きく変わります。具体的な費用目安は以下の通りです。

ホームページ制作の費用相場をご紹介しました。より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。

Shopifyには問い合わせフォームが標準機能として搭載されていますが、あくまでシンプルなものであるため、自社のニーズに合わせてカスタマイズするのがおすすめです。しかし、適切な問い合わせフォームのカスタマイズ方法を見極めるには、Webマーケティングやユーザーの心理を踏まえた専門的なノウハウが求められるため、必要に応じてプロの助けを借りましょう。
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