タイ情報のポータルサイト作りが分かる!サンプルサイト18選【2024年最新版】
最近は日本国内でも、大変な「タイブーム」が続いています。
街を歩くとタイ料理店やタイマッサージ店はもちろんのこと、ほかにも多くのタイ関連のお店を見かけるようになりました。
その中でも「タイブーム」を牽引していると言われているのが、毎年行われる「タイフェスティバル」で、開催地も東京や大阪、名古屋、静岡と全国各地に広まりどこでも大変な賑わいを見せています。
特に東京の代々木で行われる「タイフェスティバル」には、2日間で30万人〜40万人の人が訪れる巨大イベントになり、TVや雑誌などのマスコミでも話題になりました。
また、同じアジア圏でありながらも交通費や物価が安く、プーケット島やリペ島など世界でも有数のリゾートビーチがあることから日本人の旅行先としても人気が高く、タイ観光局の統計によると2016年には年間144万人が訪れています。
こうしたことから、今後もさらにタイへの興味関心を持つ人は増えると考えられます。
この記事では、タイに関するさまざまな情報を発信するためのWebサイトを「ポータルサイト」と定義し、その「ポータルサイト」作りについてお伝えします。
「タイについて知りたい人・行きたい人のための情報ポータルサイト」と「タイに住みたい・働きたい人のための情報ポータルサイト」と大きく2つに分けて、ポータルサイト作りの参考となるサンプルサイトを紹介したあとに、実際のポータルサイトの作るときのポイントをお伝えしていきます。
タイについて知りたい・行きたい人のための情報ポータルサイト
ここでは、タイについて興味や関心があり、グルメや旅行、エンターテイメントなどの情報を知りたい人、実際にタイ旅行を考えている人に向けた情報を提供しているポータルサイトをご紹介します。
(1)タイランドハイパーリンクス
グルメや旅行、芸能ニュースをメインにしたサイトで、特にタイ国内の映画や音楽などのエンターテイメント情報が充実しています。
タイで活躍している日本人の俳優・アーティストの特集やインタビュー記事、コラムなども多数取り上げています。
TwitterやFacebook、YouTubeなどSNSでの配信にも積極的に力を入れています。
(2)anngle(アングル)
日本とタイの文化交流型ウェブメディアとして、日本を好きなタイ人が日本の最新情報を知ることができるタイ語版「ANNGLE」も同時に運営しています。
タイのビジネスやグルメ、ファッション、音楽、スポーツなど幅広いジャンルの最新情報を大きな写真やイラストで紹介しているため、とても読みやすいサイトになっています。
(3)ダコウェブ
1998年からタイ在住の日本人向け無料情報誌を発行しているDACO編集部が運営するタイ国内の旅行やグルメ、エンターテイメント情報を毎日配信をしているサイトです。
毎日違ったさまざまなテーマを取り上げる特集記事では、タイで今話題のレストランやレジャースポットなどを知ることができます。
(4)タイ王国ドットコム
タイへ旅行したい人向けにおススメのホテルやレストラン、スパ、ショッピングセンターなどの情報を提供するサイトです。
「映像で旅するタイランド」というコーナーにおいては、ガイドブックや雑誌では分かりにくいタイ現地の様子を動画で見ることができます。
(5)リンク・タイランド
名前のとおり、観光地やグルメ、ホテルなど観光関係からビジネス、メディアまでさまざまなカテゴリーごとの充実したリンクが売り物です。
タイ国内の情報だけでなく、日本国内のタイ語学校といったリンクもあります。
日本語で読めるサイトを中心に紹介しているので、とりあえずいろいろな情報を調べたいという人には便利なサイトです。
(6)バンコクナビ
タイのグルメやショッピング、ビューティー、レジャースポットなどの最新情報が充実しており、それぞれのページからお店やツアーなどのネット予約をすることができる作りとなっています。
また、旅行情報や口コミ、Q&Aなど読者が交流するための掲示板を設けており、タイ現地に住む読者のリアルな情報を知ることができます。
アジアを中心に世界15の国・地域の観光旅行ガイドを提供するナビドットコムが運営しています。
(7)CooL Bangkok
バンコクにあるホテルやグルメ、エステ、観光スポットなどに特化した観光情報サイトで、空港から各スポットまでの路線やタクシーでの移動手段など交通情報が充実しています。
また、それぞれのページからお店やツアーなどのネット予約をすることもできます。
(8)サバイライフ.com
タイに住む日本人が個人で運営しているサイトですが、タイ国内のホテルや観光スポット、イベントなどの最新情報やサイトへのリンク先が充実しています。
提携している海外格安ホテル予約「Agoda」のサイトを通じて、ホテルや航空券の予約をすることもできます。
(9)タイ観光案内サイト(公式)タイ国政府観光庁
タイ国政府観光庁日本支局が運営している観光情報サイトです。
政府観光庁が運営するだけあって、観光情報以外のおススメ情報やキャンペーン、スペシャル企画なども充実しており、情報量は他のサイトと比べても圧倒的です。
また、バンコクやチェンマイやパタヤなど主要な観光地をはじめ、ダイビングやショッピング、タイ料理などに関するガイドブックやエリアマップのPDFを無料でダウンロードできます。
(10)タイストリート
ここまで紹介してきたものとは違い、日本国内にあるタイ料理や雑貨、マッサージ店などを紹介しているサイトです。
おススメのクーポンや最新のイベント情報なども充実しており、都道府県別やジャンルごとに検索できるので大変便利です。
タイに住みたい・働きたい人のための情報ポータルサイト
ここでは、主にタイで現在働いている人やこれからタイに住みたいと考えている人に向けたタイ国内のビジネスや生活情報を配信しているポータルサイトをご紹介します。
(1)ワイズデジタル
「タイで働く人のための情報サイト」をコンセプトにタイ国内の政治や経済、社会の最新情報をメインに配信しており、企業や経営者のインタビュー記事なども豊富です。
また、タイで事業を行うために必要なモノやサービスに関する情報をジャンル別に整理した「ビジネス便利帳」やPDFでもダウンロードできる「バンコク生活便利帳」なども提供しています。
(2)newsclip
タイを中心とする東南アジアのニュースをメインとしており、新聞版はタイ国内の日系企業や日系書店、飲食店、個人宅などに届けられているニュース誌です、
主に政治や経済、社会、企業についての最新情報をメインとした構成になっています。
タイ国内の経済、産業、企業に関するニュースを厳選し、日本語で日系企業向けにビジネスニュースを配信しているサイトです。
Webサイト以外にPDFメールでも毎朝配信をしているのが特徴です。
(3)バンコク経済新聞
タイ・バンコクのビジネスやカルチャーなどのニュースを中心に配信しているサイトです。
日本国内で地域のビジネス・カルチャーニュースを配信する情報サイトの「みんなの経済新聞ネットワーク」の海外ネットワークとして運営されているのが特徴です。
(4)タイ通信
タイの政治や経済、社会の最新情報を配信しているサイトで、金融や株式市場などをテーマにしたファイナンス版もあります。
ニュースは総合および社会・政治・経済などのカテゴリーごとに日別・週別・月別のランキング形式で見られるようになっているほか、アーカイブで過去の記事の検索もできます。
(5)NNA.ASIAタイ
タイを中心に東南アジアの政治や経済、社会の最新情報を配信するニュースサイトで、記事を読むには有料会員になる必要があります。
「News Headlines」では各国の最新情報が一目で分かるようになっており、読みたいニュースを国や地域で絞る込むことができたり、「IT」や「医療」「食品」などの業種から検索することができます。
(6)バンコク週報
発行号1750号を超える東南アジアで最も古い日本語メディアです。
タイを中心に東南アジアのビジネスや政治、社会などの最新情報を日本人向けに配信し、タイに進出する日系企業の事業展開をサポートしています。
また、タイで働きたい人向けのバンコク求人・転職情報も充実しています。
(7)グローバルニュースアジア
「アジアの今を知る」をコンセプトにタイ以外にもフィリピンやカンボジア、ベトナム、インドネシアなどのASEAN諸国の政治や経済、社会の最新情報を配信しています。
タイだけでなく東南アジア各国の情報を入手したいと考えている人には便利なサイトです。
(8)BANKOK INFO
出典: BANKOK INFO http://bangkok-info.net/category/entertaiment.html
「バンコクの総合情報リンクサイト」という名の通り、旅行やグルメ、スポーツ、エンターテイメントなどのWebサイトのリンク先が数多く掲載されています。
「バンコクの基礎知識」や「バンコクの交通」「簡単なタイ語」「バンコクの生活」などのコラムも掲載されており、現地に行ったときに困らないための豆知識が紹介されています。
タイの情報ポータルサイトを作るときの3つのポイント
3-1 「検索リンク型」か「記事テーマ型」を選ぶ
情報ポータルサイトには「検索リンク型」と「記事テーマ型」の2つに大きく分けることができます。
「検索リンク型」とはビジネスやグルメ、旅行などのキーワードで検索すると、リンク集が出てきてそれらの専門サイトへ直接つなげるタイプです。
「タイストリート」や「BANKOK INFO」などがこのタイプにあたります。
ターゲットとするユーザーに役立ちそうなリンク先となるサイトを見つけ、分かりやすく整理することがポイントとなります。
一方、「記事テーマ型」とはさまざまなテーマの記事やコラムがあり、そこから専門サイトへつなげるというタイプになります。
「記事テーマ型」はユーザーに読んでもらうためにもしっかりと記事やコラムを書き、定期的に配信していかなくてはなりません。それによりユーザーの満足度を高めることが、サイトのアクセス数アップに結び付きます。
3-2 発信する情報のジャンルやテーマを決めるのも効果的
一口にタイの情報と言っても、ビジネスやグルメ、観光、スポーツ、エンターテイメントなどジャンルは多岐にわたります。
すでにあるポータルサイトはどちらかと言えばこれらを横断的に扱ったものが多いので、これから新しく立ち上げるのであれば、いずれかのジャンルに絞った内容のポータルサイトにするのもひとつの方法でしょう。
また、ジャンルをある程度横断的に扱うにしても何らかのテーマを決めてサイトの性格を明確にすることは有効と考えられます。
3-3 SNSと連動させる
多くのポータルサイトがTwitterやFacebook、YouTubeなどのソーシャルメディアとそれぞれ連携できるようにしています。
せっかくポータルサイトを作ったのに見てくれるユーザーがいなければ意味がありません。
アクセスアップさせる方法はいろいろありますが、SNSはシェア拡散というメリットがあり、さらにこれらはすべて無料で使うことができるので、うまく活用してユーザーへの情報発信につなげていきましょう。
ホームページ制作の費用相場
つづいては、ホームページ制作にかかる費用相場をご紹介します。ホームページ制作の価格は、依頼する内容やページ数、機能により大きく変わります。具体的な費用目安は以下の通りです。
<作成費用> | <ホームページの特徴> | <どんな企業向きか> |
~30万 | ・テンプレートを使用 ・WordPressなどのCMSで作成 ・画像やテキストは依頼者側で用意 ・簡易的なコーポレートサイト ・簡易的なオウンドメディア ・10ページ以内の作成 |
・費用を抑えたい ・短い納期で依頼したい |
30万~100万 | ・オリジナル性の高いwebサイト ・発注者の要望に沿ったデザイン ・独自コンテンツの充実したwebサイト ・オリジナル性の高いwebサイト ・簡単な撮影やインタビューを含む素材の用意も依頼可能 |
・中小企業 ・凝ったWebサイトを作りたい |
100万~200万 | ・戦略的で効果の高いwebサイトの作成 ・トレンドのコンテンツやデザイン ・撮影やインタビューを含む素材の用意も依頼可能 |
・中小企業~大企業 ・規模の大きいWebサイトを作りたい |
200万~ | ・完全オリジナルデザインのWebサイト ・SNSとの連動が可能 ・多機能なWebサイト |
・大企業・複数のブランドサイトを制作したい方 ・SNSと連動したWebサイトを作りたい ・機能性の高いWebサイトを作りたい |
ホームページ制作の費用相場をご紹介しました。より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。
まとめ
この記事では、「タイについて知りたい・行きたい人のための情報ポータルサイト」と「タイに住みたい・働きたい人のための情報ポータルサイト」をそれぞれご紹介しました。
タイに対する関心は今後さらに高まり、それに合わせてさまざまな情報が求められると考えられます。
情報収集の入り口となるポータルサイトへのニーズも高まってくるでしょう。
日本国内では、タイに関する情報を紹介しているWebサイトがまだまだ少ないのが現状で、タイや海外進出に関連するビジネスを行っている企業であれば、自社の活動をアピールする場として活用することもできます。
※タイ以外でもポータルサイトを制作したいという方は次の記事も参考にしてみてください!
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