キャリアデザイン研修におすすめの社員研修会社11選【2024年最新版】

自らのキャリアを主体的に考え、進むべき道を設計していく「キャリアデザイン」。
自身の経験やスキル、ライフスタイルなども考えたうえで実現したい理想像やプロセスを明確にする作業は、現代ビジネスマンがキャリアを築くための常識ともいえるでしょう。昨今では、女性の活躍も見られるため、女性のキャリアデザインについても注目が集まっています。

そこで本記事では、10万件以上の利用実績をもつ発注業者比較サービスアイミツが、「プログラムの充実」「実績」「女性向けのキャリアデザイン」を基準に、キャリアデザイン研修に強い社員研修会社・社員教育会社を厳選！

・キャリアデザイン研修プログラムの充実したおすすめの社員研修会社
・キャリアデザイン研修に強く実績豊富なおすすめの社員研修会社
・女性向けキャリアデザイン研修に強いおすすめの社員研修会社

の3つに分けて、11社ご紹介します。
また、おすすめの社員研修会社を紹介するとともに、キャリアデザイン研修を実施する際に、気を配っておきたいポイントも解説。キャリアデザイン研修の実施にお悩みの方は、ぜひ参考にしてください！

キャリアデザインとは、これまでの仕事や経験・能力などを踏まえ、これからの人生でどのようなキャリアを気付きたいのか、どのような人生を過ごしたいのか目標をたて、それに向かって必要なスキルやキャリアパスを設計することです。

キャリアデザイン研修は、これまでのキャリアやスキルの棚卸やこれからの目標などをしっかりと時間を取って体系的に考えられるため、注目が集まっています。キャリデザイン研修では、受講者の仕事の目的や立場によって内容が変わるもの重要なポイント。20代の若手社員、中堅社員、40代・50代のミドル・シニア社員、ライフイベントの多い女性社員では、仕事で必要なスキルやモチベーション、人生の状況なども異なっているからです。

キャリアデザインは基本的に個人で取り組むものですが、企業が積極的に研修として社員に取り組ませていることもあります。それは、スキル・得意分野への自己理解が得られ、それによって適材適所への人材配置ができ、モチベーション向上やエンゲージメントに繋がるなど、企業にとってのメリットがあるためです。キャリアデザイン研修を行う際は、メリットを得られるよう、どういった社員にどういった目的で実施すべきなのか検討すると良いでしょう。

社会人は年代によって経験や能力、役割が異なるため、キャリアデザイン研修の目的も年代に沿った内容が求められます。以下、年齢別にみるキャリアデザイン研修の目的について解説します。

20代は社会人としての経験が浅い時期です。キャリア形成の重要性を知り、成長を目指してどん欲にスキルアップしていく時期です。

・キャリア形成の重要性を知る
社会人の下積み時代ともいえる20代は、将来のキャリア形成を考える重要な時期です。状況に流されて年齢を重ねることなく、価値ある経験を積むことの大切さを認識する必要があります。また、主体的なキャリア形成を戦略的に考えることを学びます。

・今後目指すべき方向性を知る
求められていること、できること、やりたいことを整理して、3つの要素の重なりが自身の仕事の成果となることを理解します。

・スキルアップを考える
予期せぬ出来事に遭遇しながらも、偶然の事態・出会いを積極的に取り込みつつ、計画的にスキルアップする機会を作ることの重要性を学びます。

30代は20代の様な右肩上がりの成長実感を持ちにくい時期です。改めて、キャリア形成について学ぶことで現状打破を目指します。30代のキャリアデザイン研修の目的は以下の3

つです。

・キャリア・成果の棚卸
30代のキャリアデザイン研修では自身のキャリア・成果の棚卸を行います。キャリアの行き詰まりを感じている場合は、前向きな行動につながるようなきっかけ作りを行います。

・不成果の見直し
仕事経験の不成果について見直しを行います。自身の弱みと課題を改めて明確にします。

・自身の強みの再認識
自身の強みと仕事に対する想いを再認識し、自分の取り組み次第で活動領域が広がることを学びます。また、環境変化がキャリア形成に大きな影響を与えることも認識します。

40代になると多くの人がマネジメントの役割を担い、組織貢献が課題となります。

・マーケット・業界の動向の影響を知る
マネジメント層になるとより広い視野で仕事に取り組む必要があります。マーケット・業界の動向が与える影響について考察し、自身が求められている役割について内省します。

・組織内の変化と人事制度を考える
環境変化から生じる組織対応の必要性を学びます。日々刻々と変わる状況下で組織内で求められている役割を知り、現実に即した個人活動領域の拡大を目指し、継続的なキャリア開発の必要性を学ぶことが目的です。

50代はプレイヤーから管理職になる年代です。キャリアの停滞感を感じ、今後の人生の不安を感じやすい時期です。50代の後半ともなると定年が目前となり、地域社会や家族との役割についても見直す必要がでてきます。

・自身の強みの再認識と貢献領域の確認
プレイヤーを卒業して管理職になった今、自身の強みを改めて再認識します。働く意味を考え、自身の貢献領域を確認します。

・人や地域との関わり
人生100年時代にあって、ライフとキャリアを長期的なスパンで捉えなおします。役割期待を整理した上で、自分を活かしながら貢献できる分野を探します。

近年、注目を集めているキャリアデザイン研修ですが、実際に研修を実施した後、受講生に対してどのような効果があるのでしょうか？

キャリアデザイン研修を行うことで、社員の自律力が向上します。自律的な人材は、他人の指示を受けなくても、自らの価値観に基づき自発的に仕事に取り組みます。

自ら考え、判断し、行動できる人材を育てるには、社員一人ひとりの内的な動機付けが必要です。現代社会は環境変化が激しく、従来の様に受け身で過ごしていては時代に取り残されてしまいます。

自律型人材になることで環境変化に即したスキルアップに自ら取り組めるようになり、会社の業務にも自発的、創造的に取り組めるようになるでしょう。社員が働く意味を見出せない、受け身の人材が多いと感じている企業にこそ必要な研修です。

キャリアデザイン研修を受けることで、働くことの意義と自身のキャリアアップ、ライフやマネーを含めた人生設計が有機的に紐づけられます。従業員が自身の目標を持つと会社としてもキャリア形成を応援しやすくなります。

自発的なキャリア形成を会社が組織的に支援することで、社員のエンゲージメントが向上し、結果として会社への定着率が向上します。人材確保が困難な時代に定着率を高めることは会社にとって大きな課題です。

キャリアデザイン研修により前向きな変化が生まれ、結果として定着率が高まることは会社・従業員双方にとって意義あることと言えるでしょう。

キャリアデザイン研修により過去を振り返り、現在と将来を見つめる機会を得られます。自身のキャリアの棚卸をすることで、できること、できないこと、やりたいことが明確になり、業務に対する意識の変化も生まれます。業務と自身のキャリアが紐づけされることで、生産性や効率も大幅に変わるでしょう。

また、会社の事業の社会的役割を再認識することで、自身の仕事の意義を見出し、仕事に対するモチベーションの向上も期待できます。

キャリアデザイン研修は、人材育成に欠かせないものとして、今や多くの企業に当たり前のように導入されています。

一方、研修を実施したにもかかわらず、思ったような効果が得られないという企業の声が多いのも事実。これは、研修に問題があるというよりも、研修を実施すること自体が目的化してしまっている企業が多いのが要因だといえるでしょう。キャリア設計を成功させるためには、企業全体でサポートしていく仕組みづくりが必要です。キャリアデザイン研修は、そのためのキッカケ作りに過ぎません。

それでは、従業員のキャリア設計をサポートし、意欲を持って業務に取り組んでもらうには、どのようなポイントに気を配っておけばいいのでしょうか？簡単に解説していきます。

目的や立場に合ったキャリアデザインをサポートする

キャリア設計は、入社したての新入社員や20代の若手社員、仕事を覚えた中堅社員、40代のミドル・50代のシニア社員では立場によって異なってきます。培ってきた経験や能力ももちろんですが、今後のライフキャリアを鑑みたキャリア設計が重要となってくるでしょう。キャリアデザイン研修を行う際は、従業員の立場に合ったプログラムを持つ社員研修会社を選ぶと良いです。
また、昨今では女性の活躍についても注目されています。ライフイベントとキャリア設計の関係が大きい女性のキャリアデザインについてもしっかりと取り組むことで、人材確保や社内の多様性推進を行うことができるでしょう。

キャリアデザインは従業員が主体的に設計するもの

キャリアデザイン研修は、将来的にどのように仕事に取り組むべきか、経験やスキルをどのように活かしていくべきか、漠然とした迷いを持つ従業員に気付きと考え方を伝え、意識改革を促すための大きなキッカケを与えるソリューションです。ただし、キャリアデザインはあくまでも従業員が主体性を持って設計すべきものだ、ということを忘れてはなりません。
事業の展開や方向性に応じて、企業側が望む人材像や導入したい育成プログラムはあるかもしれませんが、キャリアデザインと絡めてしまうのは考えものです。キャリアデザインは企業の思惑を実現するものではなく、従業員一人ひとりのキャリアを設計するものだと認識し、それをサポートすることに徹するべきでしょう。

キャリア志向に応じたサポートプログラムを用意する

経験やスキル・役職はもちろん、個人の資質によって目指すべきキャリアは異なります。個々の従業員が思い描いたビジョンを実現させるため、スキル習得研修を用意するなど、設計したキャリア志向をサポートするプログラムを用意する必要があるでしょう。
たとえば、キャリアデザイン研修によって目指すべきキャリアが明確になった従業員がいたとしても、利用できるサポートプログラムが用意されていないのでは、キャリア実現への意欲も尻すぼみになってしまいます。これでは研修の効果が表れないのもムリはありません。キャリア志向に応じて細かなサポート体制を構築する必要があります。

キャリアの実現をフォローアップする仕組みを構築する

上述したサポート体制を含め、従業員が設計したキャリアをモチベーションを保って実現させるため、継続的にフォローアップしていく仕組みづくりを構築する必要があります。
具体的には、上司や人事がキャリアデザインに関する相談を受け付ける面談を定期的に設けるなどがベター。専任のカウンセリング窓口を設置する余裕がなければ、社内・部署内で相談できる上司・先輩社員を設ける「メンター制度」を採用するのもひとつの方法です。
経験やスキルを積み重ねるにしたがい、キャリアデザインも変化していく可能性もあるため、定期的に悩みなどヒアリングする機会を設ける、フォローアップ研修を実施するなども有効です。

職場での経験や立場が異なる社員に対し、同じ内容のキャリアデザイン研修を受講させても、すべての受講者に有益な内容になるとはいえません。そのため、目的や対象者に対し適切な内容のプログラムを選択する必要があります。

階層別・年代別など、キャリアデザイン研修プログラムが豊富に用意されている社員研修会社では、なんらかの形で、研修後のフォローアップを充実させる工夫がされている点が特徴。その背景には、研修で得た学びをその日限りで終わらせないことの重要性が隠れています。

以下では、キャリアデザイン研修の導入を検討する企業担当者の方に向け、キャリアデザイン研修プログラムの充実した、おすすめの社員研修会社を紹介していきます。

社員研修では、企業が解決したい課題だけに焦点をあわせるのではなく、受講者のさまざまな反応に対し、柔軟に対応できる経験・ノウハウを持った講師の存在が不可欠です。

実績豊富な社員研修会社は、オーダーメイド・カスタマイズによって、あらゆるニーズに応えられる対応力を持っているのが特徴だと言えるかもしれません。企業がキャリアデザイン研修の実施を検討する理由はさまざまですが、自己理解を深め、モチベーションを高くもって仕事に臨んで欲しいという点は共通しているといえるでしょう。

ここからは、キャリアデザイン研修の導入を検討する企業担当者の方に向け、キャリアデザイン研修に強く豊富な実績を持つ、おすすめの社員研修会社を紹介していきます。

女性のキャリア継続を推進する女性活躍推進法は、ライフイベントに左右されがちだった、女性のキャリアのあり方に大きな影響を与えていると考えられます。

また企業としても、従業員がそれぞれにしっかりとしたビジョンを持ってキャリアを設計し、高いモチベーションで業務に取り組んでくれれば、生産性・競争力向上につながるなどの大きなメリットとなるでしょう。特に女性の働き方の多様性が注目を集めている現代においては、女性に特化したキャリアデザイン研修の導入は意義のあるものになるはずです。

以下からは、女性向けのキャリアデザイン研修導入を検討する企業担当者の方に向け、女性向けキャリアデザイン研修にアドバンテージを持つ、おすすめの社員研修会社を紹介していきます。

女性向けキャリアデザイン研修に強い会社を紹介しました。次は20代から30代の若手向けキャリアデザイン研修が得意な会社を紹介します。

最後に、これからキャリアデザイン研修を実施する担当者の方に向けて、キャリア研修を浸透させるコツと効果アップのコツをご紹介します。実際に取り組む際にはつぎの3つのポイントを意識してください。

キャリアデザイン研修の成果を浸透させるには、人事制度の柔軟化も必要です。移動自己申告制度や社内FA制度を設け自己申告による異動など、社員一人ひとりが最短距離でキャリア形成できるようにサポートしましょう。

また、リモートワークやフレックスタイムなどを導入し、働き方に多様性を持たせることも大切です。多様な働き方の中で効率よく仕事できれば自己投資のために時間を使うことができます。介護や育児などライフイベントとの両立も可能になるでしょう。

スキルアップした人材の再雇用に力を入れるなら、ジョブリターン制度を充実させる方法もあります。社員一人ひとりのキャリアアップを実現するには、従来にはない人事制度が必要であり、制度を柔軟に運用することで新たな道が開けます。

キャリアデザインを社内でルール化し、必ず受講すべき研修として位置づけることも大切です。なぜなら、個人のスキルと職業能力は比例関係にあり、従業員のスキルアップを支援することが業績向上につながるからです。

スキルアップも会社が決めたことでなく、従業員が自らの将来に向き合って取り組むスキルアップは質が異なります。当然、後者は高いモチベーションに支えられたものとなるでしょう。そのスキルを会社で最大限に活用できれば確実に生産性は向上します。

従業員も会社も双方Win-Winの関係になるためにも、キャリアデザインを制度として確立することが求められます。

キャリアデザイン研修を浸透には定期的な面談を設けることも必要です。キャリアデザイン研修を実施しても一度の研修では不十分です。研修を受けたのちに定期的な面談を設けることで、キャリアデザインの設計をサポートできます。

面談は従業員をよく知っている上司が行うと良いでしょう。そのほかに外部の専門家を招聘してカウンセリングを行うのも効果です。従業員がキャリアデザインを描けずにいる場合は、面談を通じて積極的に支援することも必要でしょう。

【まとめ】社員研修会社選びで迷ったらアイミツへ

自分自身のキャリアをどうすべきか、経験やスキルをどのように役立てるのか、自己理解を深めて意識改革するのに、キャリアデザイン研修は大きな役割を果たします。そのためには、従業員に意識改革を促す研修を実施できる、ノウハウを持った社員研修会社との協働が欠かせません。

しかし、自社に最適な社員研修会社を選定するのに、迷ってしまうこともあるでしょう。そんなときは、優良な社員研修会社が多数登録する「アイミツ」までご相談ください。経験豊富なコンシェルジュが、あなたの要望を丁寧にヒアリングしながら、最適な一社を選定するお手伝いをさせていただきます。