社員研修を外注するときの成功のコツ・失敗例【2024年最新版】
10万件以上の利用実績をもつ発注業者比較サービスアイミツが、社員研修会社に依頼したいとお考えの方に向けて、外注する際の成功のコツや、失敗例について解説します。
また、アイミツでは営業代行会社についての詳細や、お客様の疑問が解決するよう細かなヒアリングも実施していますので、ぜひお気軽にご相談ください。
社員研修依頼を成功させるには
はじめに、社員研修を外注した場合にきちんと成果をあげるにはどうするべきなのかを解説していきます。社員研修を成功におさめたいという場合は、以下で紹介する4つのポイントに注意してみましょう。
ゴールをきちんと設定する
社員研修を行う際には、社員研修を行った後に目指すゴールをきちんと設定しておきましょう。
社員研修のプロに任せるからと言って、あらかじめ用意されているカリキュラムを1つずつ消化するだけでは成果につながりません。何を目的・目標としているのかをきちんと定めておき、そのゴールから逆算してどのような研修が必要か、どのような研修内容が最適かなどを逆算して考える必要があります。
現状課題の把握や研修を行った後のゴール設定は、会社に依頼する前にある程度進めておくとスムーズです。
研修会社の選定は慎重に
「どの社員研修会社に依頼しても、内容は大して変わらないだろう」と考えて、あまり慎重に検討することなく依頼してしまうと、費用と時間だけが無駄になり研修の効果がまったく表れないということも。
数多く存在する社員研修会社の中から1社を選ぶことは簡単ではありませんが、できれば5社ほどは比較検討し、納得して依頼することのできる会社を選びましょう。
研修内容はもちろんのこと、研修を行ったあとのフィードバックやアフターフォローまで整っているのかを確認しておくと安心です。
講師の質をチェックする
社員研修を外部に委託する際は、講師の質が非常に重要です。同じようなプログラム内容であっても、講師が変われば受講者の理解度も変わるもの。
わかりやすく、受講者を飽きさせることなく教えられるようなコミュニケーションスキルはあるのか、人柄面でも信頼できる講師なのかなどを確認しましょう。
また、これまでの講師の実績や成果、さらには自社の業界における社員研修を得意としているか、などをチェックしておくと安心でしょう。
費用対効果を確認する
社員研修会社と一口に言っても、研修にかかる費用は会社によってばらつきがあります。気軽に依頼できるほどリーズナブルな場合もあれば、単発の講師派遣だけでも非常に高い場合もあるなどさまざまです。しかし、安ければ質が低いというわけでも、高ければ必ず成果が出るというわけでもありません。
重要なのは、コストパフォーマンスに優れているのかということ。同じ金額でも企画立案からアフターサポートまで含めた値段なのかどうか、実践的なスキルを身につけすぐに役立てられるのかどうかなどを確認し、費用対効果が高そうだと判断できたら依頼しましょう。
職種別・スキル別で注意したいポイントや研修内容を紹介
ここからは、社員研修を行う際に気をつけておきたいポイントや研修内容などを職種別・スキル別にチェックしていきます。
「このスキルを伸ばすにはどのような研修方法がおすすめか?」「営業職の場合はどんな研修が効果的なの?」とお悩みの場合は、参考になさってください。
チームワークを養ってほしい場合
仕事を進めていく上で、チームワークをもち円滑に作業を進められるかどうかは非常に重要なポイントです。特に新入社員向けの研修を行いたいという場合には、社員にチームワークを養ってほしいと考えることも多いでしょう。
その場合、はじめにチームワークを築くことがどれだけ重要かを伝えることがポイント。そして、自分の意見をわかりやすく伝えるために必要な説明力や発信力に加え、相手の話す内容・意見を丁寧にヒアリングできる傾聴力が必要になります。また、お互いに意見が食い違ってしまった場合でも理解し認め合う柔軟性などを身につけるために、グループワークやディスカッションなどを行うと効果的です。
ビジネスマナーを身につけてほしい場合
社会人として業務を進めていくからには、最低限のビジネスマナーを心得ていないと何かとトラブルにつながってしまいます。とりわけ新卒社員の場合はビジネスマナーを習得していないことが多いため、入社段階ではじめに教えておくべき内容とも言えるでしょう。
正しい言葉遣いや電話対応、名刺交換の方法などを中心に教えることとなりますが、座学だけでなくロールプレイングも組み込んだ研修とすると効果的です。
ロジカルシンキングを習得してほしい場合
社会人として仕事を進めていく上では、物事を1つひとつの要素ごとに整理して結論を導いていくロジカルシンキングが不可欠です。ロジカルシンキングは、上司へと報告・連絡・相談をするというような場面においても、あるは顧客対応を行うという場面においても非常に重要なスキル。物事の本質や課題を捉え、解決に導くためになくてはなりません。
業務を円滑に進めるためにもロジカルシンキングを教えたいという場合には、座学で基本を学び、その後ペアワークやグループワークなどで実践させることを忘れないようにしましょう。
コミュニケーションスキルを伸ばしてほしい場合
コミュニケーションスキルは、仕事を進めていく上でもっとも重要なスキルと言っても過言ではありません。
しかし新卒社会人は、同世代とのコミュニケーションであれば問題ない一方で、上司や顧客などといった年齢も立場も異なる相手とのコミュニケーションは不慣れである、得意ではないということも少なくないでしょう。また、マネージャーなどのチームを率いる立場になったときも、部下とのコミュニケーションの取り方に悩むことが多いようです。
このような背景から、新入社員であっても中堅社員であってもコミュニケーションを学ぶことは必要不可欠。座学は行わずに、ロールプレイングやグループワークを中心とした実践的なプログラムを組んで研修を行いましょう。
営業職の場合
営業職は、企業の売上を大きく左右する重要な職種です。
営業は、自社のサービスや商品を魅力的に顧客に提案し、購入や契約へとつなげていかなければなりません。そのため、サービスや商品のことを深く知ることはもちろん、顧客とスムーズに会話するためにコミュニケーションスキルが必須になります。加えて、顧客からの意見をきちんと聞くためのヒアリング力、さらにはサービスや商品をアピールするためのプレゼンテーションスキルもポイントになります。
これらのスキルを身につけさせるためには、ロールプレイを繰り返し行うだけでなく、OJTを組み合わせて進めていけばよりスムーズに育成できるでしょう。
企画職の場合
営業職がサービスや商品を販売していくには、常にサービス・商品の企画提案やプロモーション施策の企画、販売促進などを行ってくれる企画職の存在が不可欠です。
業務は多岐にわたるため必要となるスキルもさまざまですが、外せないのは顧客に対する理解。それに加えて、マーケティングに関する基礎知識や最新の知識を常に持っておくことや、企画書の作成スキルに長けていることも重要です。
こういった知識やスキルを身につけさせるためには、派遣講師による座学とOJTを組み合わせていくと効果的でしょう。
エンジニア職の場合
システムやインフラなどを、専門的かつ光学的技術をもちながら作成し、保守運用まで行うのがエンジニア職ですが、必要なのは専門的な開発スキルだけではありません。リリース期日までにきちんとシステムを納品できるかどうかといったタイムマネジメント力をはじめ、セキュリティ面に関する知識も備わっている必要があります。
タイムマネジメントスキルや情報セキュリティを学ばせるためには、OJTだけでなく専門講師による座学も有効活用するべきでしょう。
バックオフィス職の場合
バックオフィス職は、総務や経理などといった企業を総合的にサポートする存在。期日通りに進めなければならない業務も多いことから、エンジニア職と同じくタイムマネジメントスキルが非常に重要な職種です。
また、多くの業務をPCを用いて進めることから、WordやExcelなどを使いこなすスキルも求められるでしょう。加えて、多くの細々とした業務を効率よくこなしていく必要もあるため、業務効率化に関するスキルも学んでおくとその後がスムーズです。
座学などを通して基本的なPCスキルやタイムマネジメント力をレクチャーするほか、効率化に関してはOJTを通して身につけてもらうことが近道でしょう。
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社員研修依頼の失敗例
社員研修を行う際、どのような失敗例があるのかも確認しておきましょう。
研修テーマが適切ではなかった
「チームの連携が取れていないため、チームワーク研修で現状を打破しよう」とチームワークに関する研修を行なってみても、あまり解決した様子が見られない事例もあります。この場合、研修テーマが適切ではなかったと考えられ、問題の本質を突いた研修を行えてなければ、状況は改善しません。
このように、チームワークといった表面的な部分に気を取られ、その根本にある上司と部下の壁やコミュニケーション不足に気付けないと、社員研修の失敗につながってしまう例もあるため、注意しましょう。
研修講師の選定を誤ってしまった
人気の講師に研修を依頼すれば、すぐに効果が出ると思っている人もいるかもしれませんが、そうではありません。
もちろんこれまでの実績や人気も1つの指標とはなりますが、もっとも重要なのは会社や研修テーマとの相性。その点を考慮せずに知名度や人気度、あるいは講師料のリーズナブルさなどで安易に選んでしまうと、研修成果が出ず費用の無駄になってしまうこともあるでしょう。
研修の難易度が高すぎる・低すぎる
研修の難易度が高すぎる、あるいは低すぎるという失敗もありがちなミスの1つです。研修の担当者が「これくらいのことは知っているだろう」、「このくらいのスキルはあるだろう」と勝手に予測してしまうと、受講者の知識レベル・スキルレベルとまったく合っていないということも少なくありません。レベルがマッチしていないというだけでモチベーションが下がってしまう要因にもなるため注意が必要でしょう。
社員研修を外注する際に気をつけること
社員研修を行う際には、社員研修会社に依頼する前の現状把握が非常に重要です。今の社員たちに足りないスキルは何か、現在抱えている課題は何が原因で解決できていないのかなどを慎重に分析し、本当に必要な研修テーマを見極めましょう。
また、社員たちの持つ知識やスキルを適切に把握しておくことも大切です。研修内容と受講者のレベルに差が生じないように、事前にアンケートやテストなどを行なってレベルを把握しておくことを忘れないでください。
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社員研修の外注先の選び方・ポイント
社員研修を外注先の選び方や、ポイントを知りたい方はこちらの記事をぜひチェックしてみてください!
社員研修の相場・費用
社員研修を外注するときの相場・費用を知りたい方はこちらの記事をぜひチェックしてみてください!
まとめ
今回は、社員研修を外注する際に成功させるためのコツや、職種・スキル別に必要となる研修内容や方法、社員研修の失敗例や失敗を防ぐために気をつけることなどを解説してきました。
社員研修を行う際は、現在の会社の状況を把握することも非常に重要ですが、どの社員研修会社に依頼するのかもとても大切です。しかし、数ある会社の中から1社を選ぶのは手間も時間もかかるもの。もしも会社選定に割く時間がないという場合には、ぜひアイミツにお問い合わせください。テーマや研修内容に合わせた社員研修会社を複数提案いたします
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