- 課題
- 上司を含め、社員一人ひとりのキャリア形成にどう寄り添うべきかが明確でなく、「本人任せ」になっている状態でした。特に若手社員は将来像を描けず、上司もその支援方法に悩んでいました。組織として個々の成長を支援できる文化を育てるため、キャリア支援の仕組みづくりが求められていました。
- 解決
- 「キャリアクラフティング(自らの強みや価値観をもとに仕事を形づくる)」の考え方を取り入れ、社員が主体的に自分のキャリアをデザインするための研修を実施しました。講義だけでなくワーク中心の構成とし、上司・同僚との対話を通じて自分の成長方向を再確認する場を設けました。
- 効果
- 研修満足度は100%。特に新卒・若手社員から「自分の強みややりたいことを整理できた」「将来を前向きに考えられた」と高い評価を得ました。上司からも「メンバーとのキャリア面談に生かせた」との声があり、組織内でのキャリア対話の文化が芽生えるきっかけとなりました。