- 課題
- 国税庁がクライアント。行政機関が実施する預貯金等照会が年間6,000万件以上と膨大な件数にのぼっており、紙ベースの確認と回答を行っているため、時間と労力がかかっていることが大きな課題に。
業務効率化を図るため、照会業務のデジタル化を実施したいという依頼。
- 解決
- クライアントの課題を受け、預貯金等照会業務デジタル化の実現のため、pipitLINQをベースとした以下のようなソリューションを構築。
・行政機関からの調査以来と回答内容をpipitLINQで橋渡し
・既存の仕組みを活用することでコスト削減・セキュリティ確保を実現
・統一フォーマットを利用することで金融機関の照会業務を簡素化。効率化
- 効果
- 実証実験により有用性が確認され、システムを全面的にリリース。以下のような成果を実現しました。
・全国各地の金融機関が積極的に導入を推進
・中央省庁・409の地方自治体・51の金融機関まで規模を拡大
・全国統一型のサービスとして普及
・従来は6~51日を要していた調査回答期間を1~3日まで削減
行政機関・金融機関双方にメリットのあるサービスをリリースすることができました。