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AI-OCRに強いシステム開発会社5選!導入メリットや成功例【2025年最新版】

更新日:2025.10.06

AI-OCRに強いシステム開発会社を厳選してご紹介します。

請求書や申込書、伝票などの紙帳票を手入力する業務は、今も多くの企業で大きな負担となっています。こうした課題を解決する手段として注目されているのが、AI技術を活用したOCR(光学文字認識)です。
手書き文字や非定型帳票にも対応できるAI-OCRは、事務処理を自動化し、業務効率化やコスト削減に直結するソリューションとして導入が進んでいます。
しかし、自社でAI-OCRを導入したいと思っても、どこから手を付けてよいか分からないという方も多いのではないでしょうか。

こんなお悩みありませんか?
  • 毎月の請求書や伝票の入力に時間がかかりすぎている
  • 手書き文字やバラバラなフォーマットの帳票を正確に処理できず、ミスが頻発している
  • RPAや既存システムと連携できるのか気になっている

本記事では、AI-OCRに強みを持つシステム開発会社を厳選して紹介します。あわせて、導入メリットや実際の成功事例もわかりやすく解説。これからAI-OCRの活用を検討したい方はぜひ参考にしてください。

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AI-OCRに強いシステム開発会社5選

AI-OCRに強いシステム開発会社は株式会社NTTデータ、AI inside株式会社、株式会社インフォディオ、株式会社pluszero、株式会社 ProVisionです。

AI-OCRに強いシステム開発会社【一覧表】
会社名 特徴
株式会社
NTTデータ
異なるレイアウトの帳票にも対応できる柔軟性が魅力
AI inside
株式会社
手書き文字や活字、FAX、画像内の文字まで幅広く認識可能
株式会社
インフォディオ
手書き文字や非定型帳票の読み取りにも高精度で対応
株式会社
pluszero
タイムシートの自動管理や設計図面のチェック業務に強み
株式会社
ProVision
ツールの選定から導入後のシステム連携までを一貫してサポート

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株式会社NTTデータ

株式会社NTTデータのシステム開発サービスのホームページ画像
出典:株式会社NTTデータ https://www.nttdata.com/jp/ja/

こんな人におすすめ ・工数削減、残業時間削減をしたい方
・OCRを利用して業務の正確性を上げたい方

掲載実績・事例(28件)

NTTデータは、データ入力業務の効率化を実現する「OCR Multi Entry Stage」を提供しています。このサービスは、手書きや活字の帳票を自動で読み取り、従来の手入力作業を大幅に削減。さらに入力ミスを低減できます。
強みとなるのは、異なるレイアウトの帳票にも共通設定で対応できる柔軟性。請求書や注文書など多様な帳票を一元的に処理することが可能です。
また、Google CloudのCloud Vision APIとの連携により、低品質な文字やかすれた文字でも高精度で認識できる点も特長です。オペレータが自分の作業スタイルに合わせて画面レイアウトを選択できるため、確認作業に集中でき、業務の正確性と効率性を高められます。
OCRシリーズとして累計10,000社以上への導入実績があり、製造、金融、公共、教育、流通、医療など幅広い業界での利用が進んでいます。無償トライアルも用意されており、安心して導入検討できます。

《公式HP》https://www.nttdata.com/jp/ja/

予算感 要問い合わせ
設立年 1988年
従業員数 1000人以上
会社所在地 東京都江東区豊洲3-3-3豊洲センタービル
電話番号 03-5546-8202

AI inside株式会社

AI inside株式会社のシステム開発サービスのホームページ画像
出典:AI inside株式会社 https://inside.ai/

こんな人におすすめ ・OCR単体ではなく、業務フロー全体の改善まで支援してほしい方
・個人情報や機密情報を扱う方

掲載実績・事例(2件)

AI insideは、市場シェアNo.1を誇るデータ入力自動化ソリューション「DX Suite」を展開。企業のバックオフィス業務効率化を強力に支援します。
独自開発の高精度AI-OCR技術を搭載し、手書き文字や活字、FAX、画像内の文字まで幅広く認識可能。従来は手作業で行っていた入力業務を自動化し、コスト削減と時間短縮を同時に実現します。
大きな特長は、フォーマットの異なる多様な書類にも柔軟に対応できる点。請求書や申込書、契約書など様々な帳票を一元的に処理することが可能です。
また、Pマーク取得や暗号化通信、VPN通信など高いセキュリティ基準を満たしており、金融機関や大手企業でも安心して導入できる環境が整っています。
サービスはAI-OCRによるデータ化に加え、業務フロー改善のコンサルティングまで網羅。単なるOCRにとどまらず、業務自動化の総合的な支援を行います。

《公式HP》https://inside.ai/

予算感 要問い合わせ
設立年 2015年
従業員数 100-499人
会社所在地 東京都港区麻布台一丁目3番1号 麻布台ヒルズ 森JPタワー 48階
電話番号 03-5468-5041

株式会社インフォディオ

株式会社インフォディオのシステム開発サービスのホームページ画像
出典:株式会社インフォディオ https://www.infordio.co.jp/

こんな人におすすめ ・請求書、領収書、伝票、申込書など紙ベースの処理が多い方
・既存のOCRでは精度に不満がある方

インフォディオは、AI技術を活用したツール「スマートOCR」を提供。ディープラーニングによる学習機能を搭載し、従来のOCRでは難しかった手書き文字や非定型帳票の読み取りにも高精度で対応。独自の画像補正技術と組み合わせることで、安定した文字認識を実現します。
特長のひとつが柔軟なデータ抽出機能で、書式が異なる帳票からでも必要な情報を正確に取り出し可能。CSV形式で出力できるのが魅力です。
さらに、AIが自動で抽出条件を設定するテンプレート作成機能を備えており、誰でも簡単に利用を開始できるのも嬉しいポイント。基本パックやオプションも豊富に用意されており、請求書や決算書、通帳、身分証明書といった幅広い帳票に対応可能です。
導入実績はベンチャーから大企業、官公庁まで多岐にわたり、確定申告書やアンケートのデータ化、旅行業界や製造業での業務効率化など、さまざまなシーンで成果を上げています。

《公式HP》https://www.infordio.co.jp/

予算感 10万円~
設立年 2002年
従業員数 30-99人
会社所在地 東京都文京区本郷2-27-20本郷センタービル5F
電話番号 03-5840-9051

株式会社pluszero

  • PRONIパートナー
株式会社pluszeroのシステム開発サービスのホームページ画像
出典:株式会社pluszero https://plus-zero.co.jp/

こんな人におすすめ ・SNS情報を分析して店舗集客や販促活動に役立てたい方
・OCRによる業務プロセス自動化で間接費を削減したい方

掲載実績・事例(15件)

pluszeroは、文書や図面の読み取り・認識を通じて、業務効率化を支援するサービス「OCR’s+」を展開。従来人手に頼っていた入力やチェック作業を高精度に代替し、幅広い業種の現場で業務改善に貢献しています。
タイムシートの自動管理や設計図面のチェック業務、さらには営業支援において効果を発揮。人材サービス、自動車設計、流通など多様な領域で活用事例があります。
OCR’s+の強みは、正確な認識技術と幅広い利用シーンに対応できる柔軟性にあります。BPOセンターで繰り返し行われていた手作業を自動化すれば、人件費や間接費の削減につながります。また、設計図面を自動で認識することで、熟練者が行っていたチェック作業の工数を減らし、担当者がより付加価値の高い業務に集中できる体制をつくることも可能です。
レシートデータの分析を通じて購買動向を予測したり、SNS投稿から店舗情報を収集して集客に活かすなど、営業支援にも応用可能。教育出版社の啓林館におけるAI教材開発や、自動車設計会社アビストでの車両認証業務の自動化などの実績もあり、実際の成果も多数報告されています。

《公式HP》https://plus-zero.co.jp/

予算感 要問い合わせ
設立年 2018年
従業員数 100-499人
会社所在地 東京都世田谷区北沢2-6-10 仙田ビル4F

株式会社 ProVision

株式会社 ProVisionのシステム開発サービスのホームページ画像
出典:株式会社 ProVision https://www.pro-vision.jp/

こんな人におすすめ ・OCR単体でなく、既存システムと連携させて業務全体を自動化したい方
・手書き文字やFAX注文を今も多く処理している方

ProVisionのAI-OCR導入サポートは、業務効率化と文字認識精度の向上を目指す企業に最適なサービスです。AI技術を組み合わせることで、紙帳票や手書き文字、FAX書類まで幅広く対応可能。従来の手入力を大幅に減らし、高精度なデータ化を実現します。
ProVisionは、ツールの選定から導入後のシステム連携までを一貫してサポート。導入前には、実際の帳票を使って精度を確認できる診断が可能です。そのため、効果を事前に把握し安心して導入できます。
さらに、複数のAI-OCRライセンスを取り扱っており、手書きに強いタイプや文書管理機能付きタイプなど、目的に合わせた提案をしてくれるのも嬉しいポイント。RPAとの連携にも対応し、帳票の受領からデータ化、後続処理までを自動化できます。
これにより、ペーパーレス化と業務効率化を同時に実現可能。実績として、総合商社での請求書処理や卸売業のFAX注文処理で工数を約50%削減した事例もあり、OCR導入の頼れるパートナーです。

《公式HP》https://www.pro-vision.jp/

予算感 要問い合わせ
設立年 2005年
従業員数 500-999人
会社所在地 神奈川県横浜市西区みなとみらい2丁目2番1号 横浜ランドマークタワー40階/38階/33階
電話番号 045-872-4000

AI-OCR開発を外注するメリット

AI-OCRを自社で開発しようとすると、専門知識の習得や人材の確保、長期的な開発コストなど、さまざまな課題に直面します。対して、専門会社に外注すればこれらの負担を解消し、スムーズに導入を進められるケースが多く見られます。
この章では、外注によって得られるメリットを解説します。

実績豊富なノウハウを活用できる

AI-OCRは文字を読み取るだけの技術ではありません。帳票のレイアウト解析や画像処理、学習データの最適化など、複雑な工程が必要になります。自社で対応しようとすれば、専門人材の確保や教育に多大なコストがかかり、大きな負担となってしまいます。
AI開発に特化した会社へ外注すれば、豊富な導入実績と精度向上のノウハウを活用でき、スムーズに高精度なシステムを導入可能。結果として、短期間で現場で使えるレベルのOCRを導入できます。

業務に合わせたカスタマイズが可能

市販のOCRサービスでは対応しにくい「自社特有の帳票フォーマット」や「手書き文字混在の伝票」も、開発会社に依頼すればカスタマイズによって対応が可能です。
例えば、請求書と発注書を同時に処理したい、伝票番号を自動で仕分けたい、といった要望もシステムに組み込めます。
さらに既存の会計ソフトやRPAと連携させることで、OCR単体ではなく業務フロー全体の最適化を実現できます。

自社リソースを節約できる

OCRを自社開発する場合、要件定義から設計、開発、テスト、運用まで全てを社内で担わなければならず、担当者の負担は膨大です。外注すればシステム構築や精度検証、アップデート対応を含めて一括で任せられるため、社内リソースをコア業務に集中できます。
特に人材不足が課題となっている企業では、開発や保守に割く時間を大幅に削減できる点が大きなメリットです。

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AI-OCR開発会社を選ぶポイント

AI-OCR導入効果を左右するのは、選ぶパートナー企業の実力や対応力です。ここからは、OCR開発会社を選定する際に確認しておきたい具体的なポイントについて詳しく見ていきましょう。

国内での導入実績があるか

OCR開発会社を選ぶうえで、最も重要な基準のひとつが「認識精度」です。OCRは文字を読み取る技術ですが、活字のように整った文字だけでなく、スキャンした書類のかすれ文字や、手書き文字、複雑な帳票レイアウトに対応できるかどうかで実用性が大きく変わります。
特に日本語では縦書きや漢字の多さが精度を左右するため、国内での導入実績があるかは必ず確認したいポイントです。

さらに、ディープラーニングを活用したAI-OCRであれば、使用すればするほど認識精度が向上。自社の書式に合わせて学習させることも可能です。精度の高さは、入力ミスの削減や確認作業の省力化に直結するため、導入効果を最大化するためには外せない観点といえるでしょう。

業界・帳票特化のノウハウがあるか

OCR開発会社を選ぶ際には、自社が扱う帳票や業界に特化したノウハウを持っているかも要チェックです。金融業界なら申込書や契約書、物流業界なら伝票や送り状、医療業界ならカルテや検査結果といったように、業界ごとに扱う書類の形式や文字の特徴は大きく異なります。

汎用的なOCRでは誤認識が増えるケースもあるため、導入事例として自社と近い業界で成果を出している会社を選ぶと安心です。業務に特化したチューニングや帳票設計のノウハウがあるかどうかが、OCR導入の効果を左右します。

システム連携性

OCR開発会社を選ぶ際に見落としがちなのが、既存システムとの連携性です。OCRは単体で文字を読み取るだけでは業務改善の効果が限定的であり、会計ソフトや基幹システム、RPAツールと組み合わせて初めて大きな効率化が実現します。
例えば、請求書をOCRで読み取り、自動的に会計システムへ仕訳データを取り込むことで、入力作業をほぼゼロにできます。

また、物流業界では伝票番号をOCRで抽出し、在庫管理システムに連動させることも可能です。こうした一連の業務フローに組み込めるかどうかが、会社選びの大きなポイントとなります。

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発注先探しのコツは?
費用や品質を比較するために複数の企業に問い合わせることが一般的です。
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参考になるAI-OCR導入事例【業務効率化の成功例】

OCRは単なる文字認識の仕組みにとどまらず、活用の仕方次第で大幅な業務効率化や人件費削減につながります。特に帳票処理や伝票入力といった定型作業では、導入効果が数字として現れやすいため、多くの企業が成果を上げています。

ここでは、実際にOCRを導入して成功した企業の事例を紹介します。具体的な活用シーンを知ることで、自社での導入イメージを描く手助けにしてください。

日産自動車株式会社のOCR導入事例【製造業】

日産自動車株式会社のOCR導入事例【製造業】
出典: 日産自動車株式会社 https://www.nissan.co.jp/

日産自動車では、2023年から業務改善のためのOCRを導入。RPAやChatGPTなど他ツールとの連携し、社内ユーザーが使いやすいようにカスタマイズ開発を行いました。

その結果、社内でのOCR活用が一気に拡大。電気製品の技術レポートやCAD図面をサーチャブルPDF化して過去情報を検索できるようにしたほか、工場現場の作業記録をAI-OCRで読み取り、エラーチェックからRPAによる自動登録までを自動化する仕組みを構築しました。
これにより、対象業務の工数を最大85%削減できた事例も報告されています。

この事例は、OCR導入が「単なる入力代替」ではなく、情報資産化や業務プロセス改革につながる可能性を実証しています。

株式会社JINSのOCR導入事例【販売業】

株式会社JINSのOCR導入事例【販売業】
出典: 株式会社JINS https://www.jins.com/jp/

アイウェア販売企業である株式会社JINSは、全国の店舗から集まる売上精算書などの入力作業に毎月約160時間もの工数がかかっていました。これを効率化するため、スマートOCRを導入。最初に7種類のテンプレートを作成し、150店舗分の帳票を処理する運用を開始しました。

導入前は1件あたり20項目程度のデータを手入力し、さらにWチェックという二重チェックも必要で、人的ミスが頻発していました。OCR導入後は、読み取れなかった箇所は誤り辞書による置換やマスター調整で補正でき、Wチェックがほぼ不要になるほど精度が改善しました。その結果、手入力作業は大幅に削減され、担当者はより付加価値の高い業務に時間を割けるようになりました。

現在、JINSはこのOCR運用を全国全店舗へ拡大することを目指しており、海外店舗での活用も検討されています。

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OCRは請求書や伝票、カルテといった定型業務の効率化から、工場の現場記録や設計図の電子化まで、幅広い領域で活用できる技術です。導入によって手作業の削減やミス防止だけでなく、RPAや基幹システムとの連携による業務プロセス全体の最適化も期待できます。

ただし、認識精度や業界特化のノウハウ、システム連携性、導入後のサポート体制など、開発会社を選ぶ際に検討すべきポイントは多岐にわたります。自社に合ったパートナーを見極めることが、OCR導入を成功させる鍵といえるでしょう。

とはいえ「どの会社に依頼すべきか分からない」「まずは費用感を知りたい」という担当者も多いはずです。PRONIアイミツでは、豊富な会社の情報をもとに、企業のニーズに合った最適なパートナーを無料ですぐにご提案します。時間と手間を省きながら、信頼できる会社とのマッチングを手軽に実現することが可能です。

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