外注を考えるときに知っておきたいシステム保守と運用保守の違いとは

パソコンを操作する笑顔の女性

更新日:2017年09月13日 | 公開日:2016年12月29日

システムを納品してもらったあとに発生する作業は「運用・保守」です。
しかし「運用・保守」と一括りにされることが多いですが、「運用」と「保守」では作業内容とその目的がまったく違います。
この違いをきちんと認識していないと現在抱えている自社の問題を解決するために必要な作業が把握できず外注先の選定もままならないという状態になってしまいます。

システムの運用とはどんなことをするのか

デスクで仕事

システムの「運用」は、具体的に下記のような業務を指します。

BtoBシステム
  • お客様からのからの問い合わせや申込みなどに対応する
  • コンテンツマーケティング記事掲載などページ更新作業を行う
  • データのバックアップを取る
  • 業務システムメンテナンスのお知らせやシステム休止期間などをアナウンスする

など

BtoCシステム
・ユーザーからの問い合わせや申込みなどに対応する
・新サービスの案内やお知らせなどのページ更新作業を行う
・データのバックアップを取る
・サービスメンテナンスのお知らせやシステム休止期間などをアナウンスする
など

BtoCシステム
  • ユーザーからの問い合わせや申込みなどに対応する
  • 新サービスの案内やお知らせなどのページ更新作業を行う
  • データのバックアップを取る
  • サービスメンテナンスのお知らせやシステム休止期間などをアナウンスする

など

つまり、納品されてすでに稼働しているシステムが、当初の設計や計画通り稼働するために行う作業が「運用」業務となります。
別の言い方をすれば、システムが自動でやってくれること以外の人的な作業で、システムの活動を補助したり、完成させて利用することが「運用」業務となります。

システムの保守とはどんなことをするのか

握手する会社員

システムの「保守」は、具体的に下記のような業務を指します。

システムの「保守」は基本的にBtoBシステムBtoCシステムで大きな違いはありません。
システム保守とは、すでに稼働しているシステムの一部に変更を加えたり、新たな機能改善を施すことを指しますので、業務内容によって変化はなく、規模の大きさやシステムの構成(Webサーバやデータベースやファイルサーバーなど)によって変化するわけです。

システムの一部に変更を加えたり、新たな機能改善を施すことによって、障害を最小限に食い止め、ウイルスなどの脅威からシステムを防御し、より安全性が高く、効率的でコストのかからないメンテナンス体制を構築できるようにするのが、システム「保守」の役割です。

つまり、先程の「運用」業務が「システムが自動でやってくれること以外の人的な作業で、システムの活動を補助したり完成させて利用したりすること」だったのに対し、システムの「保守」は、システムそのものの「安全性」「効率化」「コストダウン」を目的や対象にすることに最大の違いがあります。

システム運用とシステム保守をアウトソースするときにおさえておきたいこと

ポイントを教える女性

システム運用

「運用」は、企業のそれぞれのBtoBシステムとBtoCシステムによって異なり、主に人的な作業でシステムを保管したり完成させたりする作業となります。
人的作業がメインになるとはいえ、バックアップ、監視、バッチ処理などなどで自動化したり作業をシステマティックに分担したりすることが可能で、自社で行う部分と外部にアウトソーシングする部分などを切り分けて、コストダウンや効率化を図ることが可能です。

システム保守

「保守」は、BtoBシステムBtoCシステムなどの内容というよりは、システムの構成や規模などに依存し、その目的はシステムの不具合修正などのシステムそのもののメンテナンスや改善提案、改善作業に関わるものとなります。

とはいえ、このシステム運用システム保守は現場ではきちんと線引きすることが難しい面もあります。
会社によっては「運用」部門が「保守」に対応していたり、もともと「保守」契約をしていた外部の業者が、「運用」部分も受け持つことになった、などのケースも多いです。

しかし、こうした業務内容の曖昧化は、別の記事(システム障害時に適切に対応できるための「属人化」脱却の仕組みづくりとは )に解説したような「属人化」を招きやすく、保守運用体制をより良いものに改善していくための障害となったりしますので、注意が必要です。

【まとめ】「運営」と「保守」の違いを理解して最適な外注を

以上、「運用・保守」と一括りにされることが多い業務内容について整理しました。
この2つの業務をしっかりと区別することで、外注先への依頼内容の明確化や、最適な外注先の選定などが可能になってくることをしっかりと認識しておきましょう。

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