WordPressのテーマは自分で作成可能？方法や必要なファイルを解説！【2024年最新版】

WordPressでは、テーマを利用することでデザインを変更できます。さらに、スキルがあればテーマを自力で作成することも可能です。この記事では、Web制作やホームページ制作など、さまざまな分野の発注先を比較検討できる「アイミツ」が、WordPressのテーマの作成方法や必要なファイルなどを解説していきます。

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WordPressテーマを作成するには、いくつか準備が必要です。
・ローカル環境を構築する
・ローカル環境にWordPressをインストールする
・サンプルテキストを用意しておく
テーマ作成に必要な準備について解説します。

WordPressテーマを作成する場合、使用しているPC上でコード作成から動作確認まで完結できる開発環境を構築した方が効率的です。
しかし、WordPressは、サーバー上で動作するシステムなので、そのままPCで使用することはできません。そこで、データベースやサーバープログラムなどを、まとめてPCにインストールできるローカル環境を利用します。XAMPPなどでローカル環境を構築すれば、PC上でWordPressを動作させることができます。

ローカル環境を構築したら、PCにWordPressをインストールしましょう。インストール手順は、使用するローカル環境によって異なります。XAMPPを使用する場合、データベースと仮想サーバーを起動し、データベースを作成してからWordPressをインストールしてください。WordPress自体は、WordPressの公式サイトでダウンロード可能です。ダウンロードしたファイルを解凍し、「C:¥xampp¥htdocs」にファイルを保存しましょう。

WordPressで表示するサンプルテキストを用意しておきましょう。コンテンツがない状態でもWordPressテーマの作成は可能ですが、コンテンツが空の状態では、インストールしたWordPressが正常に動作しているかどうか確認することができません。また、サンプルテキストは、作成したテーマが意図したように動作しているかどうか確認する際にも使用します。テーマ制作を始める前に、サンプルテキストを作成しておきましょう。

WordPressテーマの作成に必要な主なファイルは以下のとおりです。
・functions.php：機能や制御に用いる関数を記述
・style.css：レイアウトなどを記述
・index.php：トップページ用のファイル
・header.php：ヘッダー用のファイル
・sidebar.php：サイドバー用のファイル
・footer.php：フッター用のファイル
・page.php：固定ページのテンプレート
・single.php：記事のテンプレート
・archive.php：カテゴリーページのテンプレート
・search.php：検索結果ページのテンプレート
・404.php：404ページ用のファイル
functions.phpとstyle.css、index.phpは必須ファイルなので、必ず作成しましょう。

WordPressテーマ作成時に用意しておきたいツールは、ローカル環境とテキストエディタの2つです。有名なローカル環境として、XAMPPやMAMPPが挙げられます。XAMPP・MAMPPを利用すれば、サーバー用のプログラムであるApacheやデータベースのMySQL、プログラミング言語のPHPなどをまとめてインストールできるでしょう。
また、プログラムを作成する際は、AtomやVisual Studio Codeなど、入力サポート機能が備わったテキストエディタを使用した方が効率的です。エディタによって対応言語は異なるので、WordPressテーマ作成に使用するのであれば、PHPやHTML、CSSなどに対応しているか確認しましょう。

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WordPressテーマの作成の大まかな流れは以下のとおりです。
1.WordPressのthemesフォルダ内に新しいテーマ用のフォルダを作成
2.index.phpなどの必要なファイルを作成
3.ローカル環境で動作を確認
4.ファイル転送ソフトで実際のサーバーのthemesに作成したファイルをアップロード
WordPress管理画面の「外観」の「テーマ」で作成したテーマを有効化すれば作業は完了です。

オリジナルデザインのWebサイトを構築できる点が、WordPressテーマを作成するメリットです。既存のテーマを使用する場合、同じテーマを利用している他社のWebサイトとデザインが似通ってしまう可能性も。テーマを作成すれば、他社との差別化を図れるでしょう。
加えて、既存のテーマでは、レイアウトなどのカスタマイズに限界があります。一方でテーマを作成するスキルがあれば、一度作成したテーマを自由に変更可能。運用中のWebサイトに新しい機能を追加するなど、既存のテーマでは難しいカスタマイズも自作であれば対応できます。WordPressテーマを作成することで、HTMLやPHP、JavaScriptなどのスキルも身につくでしょう。

WordPressのテーマを作成するには、Web制作に用いられるプログラミング言語の知識・スキルが不可欠です。しかし、プログラミングの経験がない方がスキルを身につけるには、ある程度時間が必要でしょう。また、スキルによっては、希望どおりのサイトを構築できない可能性も少なくありません。
クオリティを重視する場合や短期間でテーマを作成したい場合は、WordPressに強いWeb制作会社に、テーマ作成を依頼したほうがよいでしょう。

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