WordPressのテンプレートファイルとは？作成方法をわかりやすく解説【2024年最新版】

更新日：2024.11.25

WordPressのデザインを変更するには、テンプレートファイルを作成・カスタマイズする必要があります。テンプレートファイルを作成するには、PHPやHTMLなどの知識が求められるため、「どのように作成すればいいのかわからない」という方も多いでしょう。
そこでこの記事では、ホームページ制作などのさまざまな分野の発注先を比較検討できる「PRONIアイミツ」が、テンプレートファイルの概要やテーマとの違い、作成方法について詳しく解説していきます。

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WordPressにおけるテンプレートファイルとは何か

WordPressにおけるテンプレートファイルとは、Webページを構成するパーツを生成するPHPファイルのことです。テンプレートファイルは、パズルのピースのようなもので、テンプレートファイルをいくつも組み合わせることで、1つのページができあがります。
テンプレートファイルの働きによって、Webページに表示する情報をデータベースから取得し、ページを生成できるのです。ヘッダー部分を受け持つものや、サイドバー部分を受け持つものなど、ファイルごとに役割があります。

WordPressのテーマとテンプレートファイルは何が違うのか

WordPressのテーマとテンプレートファイルは混同されやすいですが、テーマとは、複数のテンプレートファイルが入ったデザインセットフォルダのことを指します。そのため、テーマを変更すれば、WordPressで構築したWebサイトのデザインや構成・機能を変更することができます。
一方のテンプレートファイルは、前述したようにWebページ内の各要素を生成するためのファイルです。テンプレートファイルを作成し、組み合わせることで、自由にテーマをカスタマイズすることができます。テンプレートファイル一式をまとめたフォルダがテーマです。

WordPressのテンプレートファイル例

WordPressのテンプレートファイル名は一定のルールのもと、あらかじめ決められています。主要なテンプレートファイルをご紹介しましょう。

・index.php：ほかに適用されるテンプレートがない場合に使用
・front-page.php：サイトのトップ（フロント）ページの出力
・home.php：ブログのトップ（ホーム）ページの出力
・archive.php：アーカイブ（過去記事一覧）ページの出力
・search.php：検索結果の出力
・page.php：固定ページの出力
・single.php：個別記事のページの出力
・header.php：ヘッダー部分の出力
・footer.php：フッター部分の出力
・category.php：カテゴリごとのアーカイブ(一覧)ページの出力
・404.php：404エラー（404 Not Found画面）ページの出力

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WordPtessのテンプレートファイルを作成する方法

テンプレートファイルは、WordPressでWebページを生成する上で不可欠なファイルです。自力でテンプレートファイルを作成したいという方のために、具体的な作成方法を詳しくご紹介しましょう。

テンプレートファイルを管理するテーマフォルダを作成する

まずはじめに、テンプレートファイルを保存するフォルダを作成しましょう。フォルダ名には任意の名前を設定できますが、どのようなテーマなのかを端的に表したわかりやすい名前をつけておくと、あとから確認する際に便利です。
運用中のWordPressサイトに、テンプレートファイルを追加する場合は、サーバーの「wp」（WordPressをインストールしたディレクトリ）、「wp-content」（画像ファイルやテーマなどが格納されるディレクトリ）、「themes」（テーマのディレクトリ）と辿っていき、themes内に作成したフォルダを最後にアップロードします。

テキストエディタでテンプレートファイルを作成する

次にテンプレートファイルを作成します。Visual Studio Codeなどのテキストエディタを活用しましょう。基本となる「index.php」を最初に作ります。index.phpには、以下の要素を記述しなければなりません。

・<!DOCTYPE html>（HTMLの宣言）
・<html lang="ja">（使用言語の宣言）
・<meta charset="UTF-8">（文字コード指定）
・<title>（タイトル）
・<body>（メインのコンテンツ）

ソースコードを記述したらPHPファイルとして保存します。

テキストエディタでスタイルシートを作成する

次にデザインなどを整えるためのスタイルシートを作成していきます。スタイルシートとは、Webサイトのレイアウトなどを定義するためのファイルです。CSSファイルには、以下の項目を記述します。

・Theme Name：テーマの名前
・Author：テーマの作成者
・Description：テーマの説明
・Version：テーマのバージョン
・Author URL：サイトのURL

必須項目は、「Theme Name」のみで、ほかの項目は省略することもできます。コードを作成したら「style.css」として保存します。

WordPtessサイトの制作はプロにまかせるのもおすすめ

WordPressのテンプレートファイルやテーマは、自分で作成することもできますが、PHPやHTMLなどのWeb開発のスキルが必須です。簡単なコードであれば、初心者でも作成できるでしょう。
しかし、処理速度やセキュリティ面まで考慮したWebサイトを構築するのは、容易ではありません。WordPress制作に強いプロに任せれば、デザインのみならず、SEO対策やバックアップ、トラブルのリカバリーなどさまざま面を踏まえたクオリティの高いサイトを構築できます。スキルに不安がある場合は、無理せず外注することをおすすめします。

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ホームページ制作の費用相場

続いては、ホームページ制作にかかる費用相場をご紹介します。ホームページ制作の価格は、依頼する内容やページ数、機能により大きく変わります。具体的な費用目安は以下のとおりです。

費用別にみるホームページ作成の特徴
＜作成費用＞	＜ホームページの特徴＞	＜どんな企業向きか＞
～30万円	・テンプレートを使用・WordPressなどのCMSで作成・画像やテキストは依頼者側で用意・簡易的なコーポレートサイト・簡易的なオウンドメディア・10ページ以内の作成	・費用を抑えたい・短い納期で依頼したい
30万～100万円	・オリジナル性の高いwebサイト・発注者の要望に沿ったデザイン・独自コンテンツの充実したwebサイト・オリジナル性の高いwebサイト・簡単な撮影やインタビューを含む素材の用意も依頼可能	・中小企業・凝ったWebサイトを作りたい
100万～200万円	・戦略的で効果の高いwebサイトの作成・トレンドのコンテンツやデザイン・撮影やインタビューを含む素材の用意も依頼可能	・中小企業～大企業・規模の大きいWebサイトを作りたい
200万円～	・完全オリジナルデザインのWebサイト・SNSとの連動が可能・多機能なWebサイト	・大企業・複数のブランドサイトを制作したい方・SNSと連動したWebサイトを作りたい・機能性の高いWebサイトを作りたい