WordPressのサイトをSSL化する方法を紹介【2024年最新版】

自社で運営しているWordPressのサイトをSSL化したいが、その方法やそもそもSSLが何かわからないという方は多いでしょう。そこでこの記事では、ホームページ制作など、さまざまな分野の発注先を比較検討できる「アイミツ」が、SSLの概要やサイトをSSL化するメリットと方法、注意点について詳しく解説します。

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SSLとは、インターネット上のデータを暗号化するしくみのことを指します。SSL化はWebサイトとユーザーの間で交わされるデータを暗号化し、第三者に読み取らせないことが目的です。インターネット上では、クレジットカード情報などさまざまな個人情報のやり取りが行われます。

たとえば、ECサイトにSSL化されていないと、ユーザーが入力したカード情報などは、暗号化されずそのまま読み取られてしまいます。WebサイトをSSL化するとSSLサーバー証明書が発行されます。また、SSL化したサイトURLの先頭は「https://」です。

サイトをSSL化すると得られるメリットは、SEO対策、セキュリティの向上、信頼性の向上の3つです。詳しく説明します。

WebサイトのSSL化はSEOにも良い影響があります。Googleによると常時SSL化しているかどうかは、検索順位の評価の1つだと明言しています。もちろん、検索順位をあげるためには、コンテンツを充実させることなども大切ですが、ライバルサイトとの検索順位競争を勝ち抜く上で、あらゆる対策をすることが必要です。そのため、SEO対策の1つとして運営するサイトのSSL化はかかせないといえます。

SSL化するとサイトのセキュリティが向上します。まず、ネットワークに侵入した第三者によって通信内容を盗み取られることを防げます。また、悪意をもつ第三者がWebサイトを勝手に改ざんする被害を防ぐことが可能です。SSL化によってデータが暗号化されているためです。

さらに、第三者がWebサイトをなりすますことも防げます。なりすましサイトはSSL化が難しいため、SSL証明書の発行やhttpsに対応できないためです。

近年ではSSL化が一般的になりつつあります。SSL化しているサイトはアドレスバーに鍵マークが表示されるため、ユーザーはひと目でSSL化しているかどうかを確認可能です。

また、Google Chromeなどのブラウザでは、SSL化していないサイトへユーザーが訪問した際に、警告を出す機能が実装されています。そのため、SSL化されているサイトは企業サイトとして信頼性が高まる一方で、SSL化されていないとそれだけで信頼性低下につながってしまうといえます。

WordPressで作成したWebサイトをSSL化するには、利用しているサーバーとWordPressの両方に対して設定が必要です。サーバーとWordPress、それぞれの設定方法について詳しく説明します。

SSL化するにはまず、契約しているサーバーでSSLの取得が必要です。レンタルサーバーによって設定方法は異なりますが、ほとんどのサーバーがSSLに対応しています。

例として「お名前.com」をSSL化する設定方法を紹介します。まず、レンタルサーバーの管理画面にログインしてください。左のメニューバーの「セキュリティ」をクリックし「SSL証明書」を選択します。選択中のドメインがSSL化したいWebサイトのものであることを確認できたら「申し込む」をクリックします。SSL証明書の種類を選び「確認する」をクリックしたらSSLの設定が完了です。

サーバーのSSL化のつぎは、WordPressのSSL化を行います。WordPressのSSL化にはプラグインを使うのが便利です。手動でSSL化もできなくはないですが、手間が多いためおすすめしません。

なかでもおすすめのプラグインは「Really Simple SSL」です。このプラグインをインストールして有効化をしてください。「SSLに移行する準備がほぼ完了しました。」というページが表示されたら、「手動で確認できているなら、SSL検出を上書きします」にチェックを入れて「SSLを有効化」をクリックしましょう。これで完了です。

「自社にあった会社が見つからない」「会社選びに時間が割けない」とお悩みの方は、お気軽に「アイミツ」にお問い合わせください。数あるホームページ制作会社からあなたの要望にあった会社をピックアップして無料でご紹介いたします。

WordPressのサイトをSSL化する際には、気をつけるべきポイントもあります。3つ紹介します。

WordPressのWebサイトをSSL化するにはサーバーの設定が必須ですが、方法は契約しているサーバーによって異なります。そのため、自社のWordPressサイトが利用しているサーバーが公開しているSSL化の方法を確認して、それに応じて設定をすすめてください。紹介した「お名前.com」だけでなく、エックスサーバーやさくらのレンタルサーバー、mixhost、ロリポップ!など定番のサーバーでも同様の方法でSSL設定が可能です。

リダイレクト設定とは、古いURLに訪れたユーザーを別のURLへと自動的に転送する仕組みを指します。SSL化すると「http://」のURLから「https://」のURLに変更となるため、リダイレクトの設定が必要です。このリダイレクトを「301リダイレクト」といいます。先ほど紹介したプラグインの「Really Simple SSL」であれば、301リダイレクトの有効化を簡単に設定可能です。

WordPressのSSL化を行う前には、バックアップを忘れずに取りましょう。SSL化の最中に予期せぬエラーが起きても、バックアップがあれば復旧できるためです。バックアップを取るには、レンタルサーバーが提供する自動バックアップや、WordPressのバックアップ用プラグインを導入するのが一般的です。プラグインのなかでも「All-In-One WP Migration」や「BackWPup」などが多く使われています。

つづいては、ホームページ制作にかかる費用相場をご紹介します。ホームページ制作の価格は、依頼する内容やページ数、機能により大きく変わります。具体的な費用目安は以下の通りです。 

ホームページ制作・Web制作の費用相場をご紹介しました。より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。

WordPressのSSL化の方法や注意点を解説しました。WordPressのSSL化は自力でも可能ですが、不安がある人や確実性を重視する人はプロへの依頼がおすすめです。プロに相談したい場合や自社にあった会社を探す際は、複数の会社から見積もりを取るようにしましょう。

アイミツでは、ご要望をうかがった上で条件に合う複数のホームページ制作会社を無料で紹介しています。お困りの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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