WordPressのサイト・記事・ページを非公開にする方法

更新日:2026.10.23

Webサイトを運用していると、諸般の事情によってサイト全体もしくは一部分を非公開にしたい時もあるでしょう。2026年10月には、WordPressを動かしているプログラミング言語「PHP」に、外部から不正にプログラムを実行される恐れのある重大な脆弱性が2件公表され、PHPの開発チームがすべての利用者にすぐに更新するよう呼びかけました。自社サイトのPHPを更新するにあたり、作業中だけサイトを非公開にしておきたいと考えている方もいるのではないでしょうか。WordPressであれば、そのような状況でもスムーズに対応できます。
そこでこの記事では、営業・バックオフィスなど、あらゆる分野の発注先を比較検討できる「PRONIアイミツ」が、WordPressを活用してさまざまなパターンでサイト・記事・ページを非公開にする方法について分かりやすく解説します。

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2026.10.23 更新
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WordPressサイトの「非公開」とは?

WordPressサイトの「非公開」とは、記事やページを削除せずに残したまま、サイトを訪れた一般のユーザーからは見えないようにした状態のことです。非公開の記事やページを閲覧できるのは、WordPressにログインしている管理者や編集者などに限られます。一般のユーザーには記事一覧にも表示されず、URLを直接入力しても内容を見ることはできません。
不要になったページを削除せずに残しておく、一時的に非公開にして大きな修正を施す、といった使い方が可能です。また、記事単位ではなくサイト全体を一時的に見えなくする「メンテナンスモード」も、広い意味での非公開といえます。

非公開と下書きの違いは?

WordPressの記事やページには、「下書き」という状態もあり、非公開と混同しやすいかもしれません。双方とも一般のユーザーは閲覧できず、管理者や編集者などの権限を持つユーザーは閲覧できるという点では同じです。ただし、そうしたユーザーが、非公開状態のページを通常のページと同様にWebサイト上で閲覧できるのに対し、下書き状態のページは、WordPressの管理画面よりプレビュー表示することでしか閲覧できないという違いがあります。

非公開とメンテナンスモードの違いは?

記事単位の「非公開」とは別に、サイト全体を一時的に見えなくする方法として「メンテナンスモード」があります。メンテナンスモードとは、サイトを訪れたユーザーに「ただいまメンテナンス中です」といったメッセージの画面を表示し、通常のページを閲覧できないようにした状態のことです。
非公開が特定の記事やページを見えなくする設定であるのに対し、メンテナンスモードはサイト全体をまとめて一時的に閉じる設定という違いがあります。また、非公開は期限を決めずに続けられますが、メンテナンスモードは作業が終われば元に戻す前提で使うのが一般的です。多くのメンテナンス用プラグインでは、メンテナンス中もログインしている管理者は通常の画面を確認しながら作業を進められます。

メンテナンスモードは、PHPのバージョンアップやWordPress本体・プラグインの更新、サイトのリニューアルなど、作業中に表示が崩れたりエラーが出たりする恐れがある場面で使われます。2026年10月に公表されたPHPの脆弱性への対応のように、急いでPHPを更新しなければならない場合も、メンテナンスモードにしてから作業すれば、訪問者に崩れた画面を見せずに済みます。
具体的な設定方法は、後述の「サイト全体を非公開にする方法」で解説します。

非公開にできるコンテンツは何?

WordPressサイトを非公開にする場合、一部の記事やページのみを非公開にするパターンと、Webサイト全体を非公開にするパターンがあります。それぞれで方法は異なりますが、つまるところ、WordPressによって管理されているWebサイトであれば、非公開にできるコンテンツの範囲を任意に調節することが可能であるということです。

記事やページを非公開にする方法

以下より、すでに公開している記事やページを、個別で非公開にする方法について解説します。非公開にしたい記事やページが少ない場合にはこちらの方法が有効です。

WordPressで非公開にしたい記事やページを開く

WordPress管理画面のサイドメニューより、「投稿」→「投稿一覧」(固定ページの場合は「固定ページ」→「固定ページ一覧」)と進むことによって表示される一覧画面から、非公開にしたい記事やページを選択して開いてください。

「公開」タブで公開状態を「非公開」にする

非公開にしたい記事やページが表示されたら、画面右上の歯車アイコンから設定サイドバーを開きます。「投稿」(固定ページの場合は「ページ」)タブにある「ステータス」の現在の設定をクリックすると、公開状態を選ぶ小ウィンドウが表示されるので、「非公開」を選択してください。
なお、旧エディター(クラシックエディター)を使っている場合は、「公開」ボックスの公開状態の右にある「編集」をクリックし、「非公開」を選択します。

WordPressで記事やページを非公開にする

「更新」ボタンをクリックする

前項の操作によって、「公開」タブにある公開状態が「非公開」となっていることを確認できたら、「更新」ボタンをクリックして確定します。これで、記事やページが非公開状態になりました。

複数の記事やページを一括で非公開にする方法

次に、複数の記事やページを一括で非公開にする方法について解説します。前章で解説した方法で記事やページを1つずつ選択し、個別に非公開にしても構いませんが、非公開にしたい記事やページの数が多い場合には、こちらの方法が有効です。

投稿タブから「投稿一覧」をクリックする

WordPress管理画面のサイドメニューより、「投稿」→「投稿一覧」と進んでください。固定ページの場合は「固定ページ」→「固定ページ一覧」と進みます。

非公開にしたい記事やページを選択する

表示された投稿一覧画面にて、各記事やページの左側にあるチェックボックスにチェックを入れて、非公開にしたいものを選択してください。なお、画面左上部に「タイトル」という文字がありますが、その左側にあるチェックボックスにチェックを入れると、画面に表示されているすべての記事が選択できます。

「編集」を選び、適用ボタンをクリックする

非公開にしたい記事やページを選択したら、画面左上部の「一括操作」プルダウンにて「編集」を選択し、その右側にある「適用」ボタンをクリックします。

ステータスを「非公開」にし、更新ボタンをクリックする

編集内容を入力する一括編集画面が表示されるので、ステータスのプルダウンにて「非公開」を選択し、「更新」ボタンをクリックします。これで選択した複数の記事やページが、一括で非公開状態になりました。

新規記事を非公開で保存する方法

新規記事を非公開で保存するには、記事やページを作成後、まず画面右サイドメニューの表示状態(もしくは公開状態)にある「公開」の文字をクリックします。すると、「公開」「非公開」「パスワード保護」のラジオボタンが小ウィンドウで表示されるので、「非公開」を選択してください。その後、「更新」ボタンをクリックすることで新規記事が非公開状態で保存できます。

サイト全体を非公開にする方法

WordPressによって制作されているWebサイト全体を非公開にするには、「プラグインでメンテナンスモードにする」「Basic認証をかける」という2つの方法があります。以下より、それぞれについて順に解説します。

プラグインでメンテナンスモードにする

メンテナンスモードとは、ユーザーへのメッセージが掲載されたメンテナンス画面が表示され、一時的に閲覧不可となっているWebサイトの状態のことです。WordPressには、メンテナンスモードに切り替えるためのプラグインが存在しており、代表的なものにはLightStart(旧名称:WP Maintenance Mode)やMaintenanceなどがあります。こういったメンテナンス用のプラグインを利用することで、Webサイト全体を簡単に非公開(メンテナンスモード)にすることが可能です。
なお、WordPressのメンテナンスモードについてより詳しく知りたい方は、次の記事をご覧ください。

Basic認証をかける

WebサイトにBasic認証をかけることにより、閲覧するためにはユーザー名とパスワードを正しく入力する操作が必要となります。それらを知っている関係者のみ閲覧できるようになるため、一般ユーザーに対してWebサイトを非公開にしたい場合に利用することが可能です。認証できない場合、401エラーとなって先のページに進めません。なお、Basic認証の設定方法については利用しているサーバーによって異なります。

Basic認証

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サイトや記事を非公開にする際の注意点

これまで見てきた方法によって、WordPressで制作されているWebサイトや記事・ページを非公開にする際には、押さえておきたい注意点がいくつかあります。以下より順に解説します。

非公開にした記事やページをしっかりと管理する

特定の記事やページのみを非公開とした場合、非公開にしたことを失念し、長い期間そのままの状態だったというケースが少なくありません。記事やページを一時的に非公開とした場合は、コンテンツ修正などのしかるべき処置を施したのち、再度公開設定の操作を行う必要があります。改めて公開するまでのスケジュールを明確にしておくなど、しっかりと管理することが重要です。

長期で非公開にする際はリダイレクト設定を行う

ドメイン・URLを変更する場合や、コンテンツ修正などに相応の期間を要するケースなど、長期で非公開にする必要がある際には、その間に訪問してくれる数多くのユーザーを戸惑わせないためにも、リダイレクト設定を行うことをおすすめします。リダイレクト設定とは、Webページにアクセスしてくれたユーザーを、別のページに転送するしくみのことです。リダイレクト設定により、エラーメッセージやメンテナンス画面が表示されることなく、ユーザーはWebサイトの閲覧を継続できます。そのため、基本的には不審な思いや無用な疑念をユーザーに抱かせず、自然な形で非公開状態を維持できるでしょう。

SEO評価が悪くなる可能性あり

WordPressによって制作されているWebサイトや記事・ページを非公開にすることは、SEOの観点からは好ましいものではなく、検索エンジンの評価に悪影響をおよぼす恐れがあるため注意が必要です。
これまで公開されていた記事やページは、検索エンジンのインデックスによって検索結果に表示されている可能性が高いと言えます。これを非公開にした場合、検索結果をたどってユーザーがアクセスしてもエラーとなるため、有益でないコンテンツであると検索エンジンに判断されてしまうのです。
そのため、検索エンジンの評価を下げないようにするには、非公開にする期間をできる限り短く抑えるか、前項で解説したリダイレクト設定を施す必要があります。

WordPress運用で困ったら外注もおすすめ

非公開にした記事やページの管理に加え、WordPressの運用ではPHPのバージョンアップへの対応も欠かせません。PHPは古いバージョンから順にサポートが終了しており、2026年10月の重大な脆弱性でも、PHP 8.1以前は公式の修正版の対象外とされました。一方で、バージョンを上げるとテーマやプラグインが正しく動かなくなる場合もあります。人手が足りない、自社だけで更新や動作確認をするのは不安という場合は、WordPressに詳しい制作会社に運用を任せるのも有効な選択肢です。

「PHPの更新を任せられる会社が分からない」「どこに相談すればいいか分からない」という方は、お気軽に「PRONIアイミツ」にご相談ください。ご要望をお伺いした上で、WordPressに強いホームページ制作会社を無料で複数ご紹介します。

ホームページ制作の費用相場

つづいては、ホームページ制作を外注した際にかかる費用相場をご紹介します。ホームページ制作の価格は、依頼する内容やページ数、機能により大きく変わります。具体的な費用目安は以下の通りです。

費用別にみるホームページ作成の特徴
作成費用 ホームページの特徴 どんな企業向きか
~30万円   ・テンプレートを使用
・WordPressなどのCMSで作成
・画像やテキストは依頼者側で用意
・簡易的なコーポレートサイト
・簡易的なオウンドメディア
・10ページ以内の作成  
  ・費用を抑えたい
・短い納期で依頼したい  
30万~100万円   ・オリジナル性の高いWebサイト 
・発注者の要望に沿ったデザイン
・独自コンテンツの充実したWebサイト
・簡単な撮影やインタビューを含む素材の用意も依頼可能  
  ・中小企業
・凝ったWebサイトを作りたい  
100万~200万円    ・戦略的で効果の高いWebサイトの作成
・トレンドのコンテンツやデザイン
・撮影やインタビューを含む素材の用意も依頼可能  
  ・中小企業~大企業
・規模の大きいWebサイトを作りたい   
200万円~   ・完全オリジナルデザインのWebサイト
・SNSとの連動が可能
・多機能なWebサイト  
  ・大企業
・複数のブランドサイトを制作したい方
・SNSと連動したWebサイトを作りたい
・機能性の高いWebサイトを作りたい  

ホームページ制作の費用相場をご紹介しました。より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。

【まとめ】WordPress制作ならPRONIアイミツに相談

今回は、WordPressにおいてサイト・記事・ページを非公開にする方法について解説しました。非公開状態を手軽に実現できるWordPressの機能は非常に便利ではありますが、検索エンジンからの評価をはじめ、いくつかの注意点やリスクがあるため、慎重に利用する必要があるでしょう。
また、WordPressサイト制作・運用について疑問やお悩みを抱えているのであれば(「PHPのバージョンアップに対応できるか不安」といった保守面のお悩みも含みます)、上述したように外部の専門業者に運用を委託するのもおすすめです。その際はぜひ、「PRONIアイミツ」をご利用ください。ご要望をお伺いした上で、ニーズに沿った会社を無料で複数ご紹介します。お気軽にご相談ください。

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