WordPressの条件分岐タグとは?基本の書き方や条件分岐タグ11選も紹介【2024年最新版】
WordPressについての理解を深めて上手に運用したい場合、欠かせないのは条件分岐タグの書き方です。タグ活用の方法を把握しておけば、ユーザビリティに優れたサイト制作を実現できるでしょう。
そこでこの記事では、WordPressにおける条件分岐タグの役割や、基本の書き方、そしておすすめのタグ11選について紹介します。条件分岐タグの使い方を学びたい方は、ぜひ参考にしてください。
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WordPressの条件分岐タグとは?
そもそも条件分岐とは、特定の条件に合うか合わないかをサイトが判断し、その判断結果に応じて処理を実行することを指します。条件分岐タグは、そんな条件分岐の処理を実行するためのタグ全般を指し、多様なページを表示させる上で役に立つタグです。条件分岐タグを使いこなすことができれば、同じ構造のページフォーマットであっても多様な演出をユーザーに見せることができるので、豊かな表現を実現することができます。汎用に見えるWebサイトも、条件分岐をうまく使ってリッチな印象を与えられるでしょう。
WordPressの条件分岐タグは「PHP」
WordPressは複数の言語を使用してサイトを構成していますが、条件分岐タグにおいてはPHP言語を使用します。基本的にHTMLやJavascriptなどの言語はいずれのサイト制作においても同じコードを使用するのが一般的ですが、条件分岐タグについてはWordPressによる独自のタグです。そのため、ある程度PHPの経験がある場合であっても、条件分岐タグについては学習が必要であることを覚えておきましょう。
条件分岐タグを用いるのは主に「テーマエディター」
PHP言語を用いて条件分岐タグを設定する場合、その使用箇所は主にテーマエディター内です。テーマエディターはサイトを構築する上でのファイルをまとめて管理することができるエディターで、うまく使いこなすことができれば簡単にオリジナリティのあるサイトづくりができます。
しかし、テーマエディターのカスタマイズはある程度PHP言語のスキルがないと実施は難しく、エラーが発生している状態で保存してしまうとサイトが破損する恐れも。そのため、条件分岐タグを設定する前にはバックアップを取っておく、専門知識のある人物に業務を任せるなどの対応が必要です。
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WordPressの条件分岐タグの基本の書き方
条件分岐タグを記述する場合、その基本的な書き方は以下の通りです。
- 条件分岐タグの書き方
-
- PHP言語を使ったif文による記述
- 論理演算子を使った記述
if構文は、「〜〜が起こった時、〇〇する」ということをプログラムする基本的なPHP構文で、条件分岐以外のシチュエーションでも頻出する書き方です。if構文は便利な記述方法ですが、より詳細に条件を指定しながら運用したい場合には、論理演算子を使うという記述方法もあります。こちらはif構文をベースとしていますが、「条件1と条件2のどちらか」や「条件1と条件2のどちらも」などのorやandといった要素を盛り込むことが可能です。
WordPressでよく使う条件分岐11選
ここでは、WordPressで頻繁に使用する条件分岐タグをまとめて紹介します。いずれもサイト制作においては頻出のタグであるため、まとめて覚えておくことをおすすめします。
トップページにのみ表示
トップページにのみ表示をさせたいメインビジュアルなどがある場合、条件分岐タグは
<?php if ( is_front_page() || is_home() ) : ?>
トップページで実行する処理
<?php endif; ?>
となります。実行したい処理を上記タグで挟み、動作させましょう。
すべての固定ページにのみ表示
すべての固定ページに表示したいものがある場合、その際の条件分岐タグは
<?php if ( is_page() ) : ?>
すべての固定ページで実行したい処理
<?php endif; ?>
となります。常に表示させておきたいビジュアルなどがある場合は、このタグを使いましょう。
特定の固定ページにのみ表示
反対に、特定の固定ページでのみ実行したい処理がある場合、その際の条件分岐タグは
<?php if ( is_page(1) ) : ?>
IDが1の固定ページで実行したい処理の記述
<?php endif; ?>
となります。ここで言うIDとは、各ページに指定されているIDのことで、固定ページの編集画面からURLにある「post=」の後にある数字を確認しましょう。
すべての投稿ページにのみ表示
トップページなどを除いた、全ての投稿ページのみ表示させたいものなどがある場合は、
<?php if ( is_single() ) : ?>
すべての個別の投稿ページで実行したい処理を記述する
<?php endif; ?>
という条件分岐タグを記述します。投稿ページ以外には反映されないので便利です。
特定の投稿ページにのみ表示
逆に、特定の投稿ページのみで実行したい処理がある場合には、
<?php if ( is_single(1) ) : ?>
IDが1の個別投稿ページで実行したい処理を記述
<?php endif; ?>
となります。具体的な記述条件については特定の固定ページで処理を実行したい時と同様です。
アーカイブページにのみ表示
アーカイブページにのみ表示させたいものがある場合には、
<?php if ( is_arhive() ) : ?>
アーカイブページで実行したい処理を記述
<?php endif; ?>
となります。ここで言うアーカイブページとは、カスタム投稿のアーカイブやカスタム分類のアーカイブなど、すべてのアーカイブページを含む点に注意しましょう。
カテゴリーページにのみ表示
カテゴリーページでのみ実行したい処理がある場合の条件分岐タグは、
<?php if ( is_category() ) : ?>
カテゴリーページで実行する処理を記述する
<?php endif; ?>
です。特定のカテゴリーページでのみ実行する場合は
<?php if ( is_category(1) ) : ?>
IDが「1」のカテゴリーページで実行する処理を記述
<?php endif; ?>
となります。
タグページにのみ表示
すべてのタグページにて実行したい処理がある場合、
<?php if ( is_tag() ) : ?>
すべてのタグページで行う処理を記述
<?php endif; ?>
と記述します。特定のタグページでのみ実行する場合は、
<?php if ( is_tag(1) ) : ?>
IDが「1」のタグページで実行する処理を記述
<?php endif; ?>
上記の記述となります。
検索結果ページにのみ表示
検索結果のページにのみ表示させたいものがある場合は、
<?php if ( is_search() ) : ?>
検索結果ページで実行したい処理を記述する
<?php endif; ?>
という条件分岐タグを使用します。検索結果に工夫を盛り込みたい場合に活用しましょう。
404ページにのみ表示
404ページでのみ実行したい処理がある場合、
<?php if ( is_404() ) : ?>
404ページで実行したい処理を記述する
<?php endif; ?>
という条件分岐タグを使用します。404ページは何も指定しないと無機質なものになってしまいやすく、条件分岐タグを使って工夫を凝らすのが大切です。
モバイルページにのみ表示
近年はPCだけでなく、スマホからサイトを閲覧するユーザーも増えています。モバイルページにのみ表示したいものがある場合は、
<?php if ( wp_is_mobile() ) : ?>
スマホやタブレット上でのみで実行したい処理を記述する
<?php endif; ?>
という条件分岐タグを使いましょう。
WordPress運用で困ったら外注もおすすめ
WordPressにおける条件分岐タグは、テーマエディターの編集の際には必ずといって良いほど活用することとなるため、使い方の理解は不可欠です。ただ、場合によってはサイトを破損させる可能性もあるため、スキルに不安を覚える場合には専門の会社に外部委託するのもおすすめです。WordPressのエキスパートが揃った会社に委託することで、自社では実現が難しいような仕組みの実装や、コンテンツ運用のノウハウについても実用的なものが得られるでしょう。
ホームページ制作の費用相場
つづいては、ホームページ制作を外注した際にかかる費用相場をご紹介します。ホームページ制作の価格は、依頼する内容やページ数、機能により大きく変わります。具体的な費用目安は以下の通りです。
作成費用 | ホームページの特徴 | どんな企業向きか |
~30万円 | ・テンプレートを使用 ・WordPressなどのCMSで作成 ・画像やテキストは依頼者側で用意 ・簡易的なコーポレートサイト ・簡易的なオウンドメディア ・10ページ以内の作成 |
・費用を抑えたい ・短い納期で依頼したい |
30万~100万円 | ・オリジナル性の高いwebサイト ・発注者の要望に沿ったデザイン ・独自コンテンツの充実したwebサイト ・オリジナル性の高いwebサイト ・簡単な撮影やインタビューを含む素材の用意も依頼可能 |
・中小企業 ・凝ったWebサイトを作りたい |
100万~200万円 | ・戦略的で効果の高いwebサイトの作成 ・トレンドのコンテンツやデザイン ・撮影やインタビューを含む素材の用意も依頼可能 |
・中小企業~大企業 ・規模の大きいWebサイトを作りたい |
200万円~ | ・完全オリジナルデザインのWebサイト ・SNSとの連動が可能 ・多機能なWebサイト |
・大企業 ・複数のブランドサイトを制作したい方 ・SNSと連動したWebサイトを作りたい ・機能性の高いWebサイトを作りたい |
ホームページ制作の費用相場をご紹介しました。より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。
【まとめ】WordPressカスタマイズならPRONIアイミツに相談
この記事では、WordPressサイトの運営における条件分岐タグの使い方について解説しました。条件分岐タグは便利なツールではあるものの、サイト破損のリスクもあるため、初心者の運用はおすすめできません。PRONIアイミツでは、そんなWordPressのデリケートなカスタマイズにも対応できる会社を、あなたのニーズに合わせて紹介しています。WordPressの制作・運営でお困りの際には、お気軽にご相談ください。
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