WordPressのバックアップ方法とは？おすすめのプラグインも紹介【2024年最新版】

「WordPressサイトを運営中だが、データのバックアップを取ったことがない」「WordPressサイトはどんなときにバックアップを取る必要があるの？」という方に向け、WordPressサイトでバックアップを取らなければならない理由や対象となるデータ、バックアップ方法などについて紹介していきます。ぜひ参考にしてください。

【関連ページ】
WordPress制作にかかる費用・相場感や、あなたの目的別にホームページ制作会社をお探しいただけます。

WordPress制作の費用・相場
WordPressに対応できるホームページ制作会社一覧

WordPressサイトを運営している方のなかには、まだデータのバックアップを取ったことがないという方もいるかもしれません。しかし、WordPressサイトのデータは定期的にバックアップを取っておくのがベストです。
なぜなら、WordPressは世界中で使用されているサービスであることから、サイバー攻撃の対象となることもあるからです。万が一被害にあってしまえば、Webサイトを勝手に改変される、削除されるなどといったトラブルに巻き込まれてしまいます。その点、バックアップを取っておけば、データを復元することが可能です。

それでは、WordPressサイトのバックアップを取る際にはどのデータが対象となるのでしょうか。

WordPressサイトのバックアップを取る際、WordPress内（＝格納されているもの）でバックアップ対象となるのは、以下の3つのデータです。

・WordPressで使用しているテーマ、デザイン
・WordPressで使用しているプラグイン
・WordPressにアップロードしてきた画像などのメディア

これらのファイルは忘れずにバックアップを取りましょう。

WordPressサイトのバックアップを取る際、WordPress外で（＝WordPress外にて保管されているもの）バックアップ対象となるのはデータベースです。
具体的な内容としては、サーバー上にて管理されている以下の6つがあげられます。

・これまでに作成してきた記事（本文）
・これまでに作成してきた記事のカテゴリや公開日などのメタデータ
・これまでに作成してきた記事の下書き、リビジョン
・これまでに投稿されてきたコメント
・各種設定値
・一部のプラグインにおけるデータ

WorddPressのバックアップはどのように取るのか確認していきましょう。

WordPressのバックアップを取る方法としてはじめにあげられるのが、WordPressのエクスポート機能・FTPソフトを使用するという方法です。FTP（File Transfer Protocol）ソフトとは、サーバーにWordPressサイトのデータを転送できるソフトのこと。
FTPソフトをダウンロードしたら、サーバーにアクセスして「wp-content」フォルダを開き、「plugins」や「themes」「uploads」といったWordPressデータを選択して、パソコン内へとドラッグ&ドロップでダウンロードしましょう。
その後、WordPressのダッシュボードにおけるサイドバーから「エクスポート」をクリックし、「すべてのコンテンツ」をダウンロードすれば、バックアップ完了です。

WordPressは、元々備わっている機能とFTPソフトを用いる方法だけでなく、プラグインを使用する方法によってもバックアップを取ることができます。WordPressのバックアップにおすすめなプラグインはいくつかありますが、今回は「UpdraftPlus」を例に流れをチェックしていきましょう。
「UpdraftPlus」をインストールして有効化したら、WordPressのサイドバーにある設定欄に「UpdraftPlus バックアップ」と表示されます。クリックすると「UpdraftPlus」の管理画面が開かれるので、「今すぐバックアップ」をクリックしてバックアップを行いましょう。
また、「UpdraftPlus」の管理画面にある設定欄から「ファイルバックアップのスケジュール」などを設定すれば、自動アップデート機能を利用することも可能です。

「自社にあった会社が見つからない」「会社選びに時間が割けない」とお悩みの方は、お気軽に「アイミツ」にお問い合わせください。数あるホームページ制作会社からあなたの要望にあった会社をピックアップして無料でご紹介いたします。

ここまでWordPressのバックアップを取る方法について紹介してきましたが、そもそもどのようなタイミングでバックアップを取るべきなのでしょうか。
基本的には、不具合・トラブルなどが起こるリスクが高いと考えられる場合に、バックアップを取っておくのが吉と言えるでしょう。例えば、以下のようなシーンがバックアップを取るべきタイミングとしてあげられます。

・WordPressのバージョンアップを行う
・テーマやプラグインのバージョンアップを行う
・PHPのバージョンアップを行う
・WordPressにカスタマイズを加える

上記シーンでは必ずバックアップを取っておいてください。

先ほど「UpdraftPlus」の使い方について簡単に説明しましたが、バックアップに便利なプラグインはほかにもあるため、おすすめの2つを紹介します。

「All-in-One WP Migration」は、WordPressのバックアップを簡単に行えるプラグインです。インストールして有効化し、管理画面からエクスポートを行ったら、すぐにデータのバックアップを取ることができます。シンプルで使いやすいプラグインをお探しならぴったりでしょう。インポート機能も利用でき、サイト移行時には活躍しそうです。

「Duplicator」は、データベースの選択やFTPの操作などといった作業は含まれるものの、シンプルな操作でデータのコピーや移行などが行えるプラグインです。管理画面は日本語に対応していませんが、WordPressサイトのデータをまとめてコピーしたい、まとめてバックアップを取ってサイトを移行したいという場合にぴったりでしょう。

続いては、ホームページ制作にかかる費用相場をご紹介します。ホームページ制作の価格は、依頼する内容やページ数、機能により大きく変わります。具体的な費用目安は以下のとおりです。

より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。

今回は、WordPressのバックアップを取る方法やおすすめのプラグインなどを紹介してきました。WordPressのデータを定期的にバックアップしておかないと、予期せぬトラブルでデータを消失してしまうなんてこともあるかもしれません。万が一の場合も速やかに復旧できるよう、バックアップを取っておけば安心でしょう。

自社にノウハウがなくとも、WordPressの構築・運用を得意とする会社であれば、安心して依頼できるでしょう。アイミツではご要望を伺った上で、条件に合うWeb制作会社などを無料で複数社ご紹介可能です。WordPressのバックアップや運用などでお困りの方は、お気軽にご相談ください。

【相談前にまずは会社一覧を見たいという方はこちら】
WordPressに対応できるホームページ制作会社一覧

【費用感を知りたいという方はこちら】
WordPressの費用・相場