Shopifyと楽天を連携させる方法:メリット・デメリットや費用も紹介【2024年最新版】
「楽天市場」は言わずと知れた総合ショッピングモールですが、人気のECサイトCMS「Shopify」との連携っが可能なことをご存知でしょうか。
この記事では、さまざまな分野の発注先を比較検討できる「PRONIアイミツ」が、Shopifyと楽天市場の連携で実現することや連携のメリット、連携方法などについて解説します。
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Shopifyと楽天が連携可能に!
Shopifyと楽天市場は2020年4月から連携できるようになりました。ECサイト構築サービスとして人気のShopifyと日本最大級の総合ショッピングモールである楽天市場の連携は、ECサイトを運営する事業者がさらなる成果をあげるための可能性を広げる取り組みだと言えます。
Shopifyと楽天の連携でできるようになること
Shopifyと楽天市場の連携によって、Shopifyを利用していたECサイト事業者は販売チャネルとして楽天市場を利用できるようになります。連携用アプリ「楽天市場販売チャネル」を利用するとShopifyの管理画面で楽天市場の受注管理や在庫管理も行えるようになるため、2つの管理画面を行き来することなくより効率的なECサイト運営が実現します。
Shopifyと楽天の違い
Shopifyが独自のECサイトに適した「自社型EC」サービスであるのに対して、楽天市場は多数のショップが出店する総合的な「モール型EC」なのが大きな違いです。ここからは、Shopifyと楽天市場それぞれの特徴について解説していきます。
Shopifyの特徴
ShopifyはECサイトを簡単に構築できる機能を備えており、独自のECサイトを運営するのに適したサービスです。デザイン性の高いテーマ(テンプレート)によってほかのECサイトと異なる世界観を演出できるので、ユーザーのロイヤリティ醸成やブランディングにも役立ちますが、集客にも自社で取り組む必要があります。
中長期的な視点を持ってSEO対策や広告、SNSなどを実施していくため、ECサイトの開設当初は思うような集客が叶わず、成果をあげられないケースも珍しくありません。
楽天の特徴
楽天市場は「オンラインで買い物をする際は必ず利用する」という固定ユーザーも多く、出店するだけで一定数のユーザーを集められるという特徴があります。しかし、一方では出店料やシステム利用料などがかかる上に、競合も多いため埋もれてしまうおそれがあることを十分に認識しておかなければなりません。成果をあげるためには「ショップ内のメッセージに一貫性を持たせる」「おしゃれな画像を使って訴求力を高める」といった工夫が必要でしょう。
「自社にあった会社が見つからない」「会社選びに時間が割けない」とお悩みの方は、お気軽に「PRONIアイミツ」にお問い合わせください。数あるホームページ制作会社からあなたの要望にあった会社をピックアップして無料でご紹介いたします。
Shopifyと楽天を連携させるメリット
Shopifyと楽天市場を連携させると、どのようなメリットがあるのでしょうか。ここからは、Shopifyと楽天市場を連携させるメリットについて解説してきます。
情報を一元管理できる
連携用アプリ「楽天市場販売チャネル」を活用すると、Shopifyの管理画面で楽天市場の受注管理や在庫管理も行えるようになるため効率的なECサイト運営が実現します。双方の管理画面を行き来する手間を削減できるのはもちろん、分散された情報の一元管理が可能となることで作業もれやミスの防止にもつながります。
それぞれの長所を活かせる
Shopifyと楽天市場それぞれの長所を活かしたECサイト運用が叶うのも連携の大きなメリットです。たとえばShopifyのECサイトの課題とされる集客は、楽天市場の集客力によって補完できると考えられます。また、埋もれてしまう可能性が懸念される楽天市場のデメリットは、Shopifyで独自の世界観を持つECサイトを構築することで補えるでしょう。相乗効果を生み出せれば、大きな成果につながるはずです。
より多くの顧客層にリーチできる
Shopifyと楽天市場のどちらかではなく、連携によって双方を有効に活用できれば、販売チャネルの増強につながります。それぞれの持つ顧客層へのアプローチが可能となるため、ユーザーの増加や売り上げの拡大の実現が近づくでしょう。
Shopifyと楽天の連携方法
多くのメリットが見込めるShopifyと楽天市場の連携ですが、それを実現するにはどのような手順で進めればいいのでしょうか。ここからは、Shopifyと楽天市場の連携方法・流れについて解説します。
アプリ「楽天市場販売チャネル」をインストールする
まずは連携用アプリ「楽天市場販売チャネル」をインストールします。手順は以下のとおりです。
-
- Shopifyの管理画面から「Shopify App Store」へ移動
- 「楽天市場販売チャネル」「rakuten」などのキーワードで検索
- アプリのページが表示されたら「インストール」もしくは「アプリを追加する」を押下
- 画面の指示にしたがって進めてインストールを完了させる
Shopifyで楽天市場の販売チャネルを追加する
つづいては、以下の手順でShopifyで楽天市場の販売チャネルを追加します。
-
- Shopifyの管理画面「販売チャネル」の文字列横の「+」をクリック
- 「Rakuten Ichiba(JP)」を選択
- 「販売チャネルを追加する」ボタンの押下で楽天市場の追加が完了
「出店申し込みをする」をクリックする
楽天市場でショップを開くために、「出店申し込みをする」ボタンをクリックします。資料請求を行った上で出典を申し込んでください。楽天市場には複数の出店プランがあるので、内容をしっかりと確認して自社に適したものを選択することが大切です。出典の申し込みが完了したら、審査のプロセスへと進みます。
楽天市場のアカウントとShopifyを連携する
審査を通過したら、楽天市場のアカウントとShopifyを連携させます。契約の開始時に取得できる「楽天市場のショップURL」「RMS APIライセンスキー」「SMTP ID」「SMTPパスワード」という4つの情報をメモしておきましょう。
出店情報を入力する
「出典情報を入力する」から、「楽天市場のショップURL」「RMS APIライセンスキー」「SMTP ID」「SMTPパスワード」を入力して「接続」ボタンをクリックすれば連携完了です。それから販売する商品の情報を入力すれば、楽天市場でのショップ運営を始められます。
Shopifyと楽天を連携させるのにかかる費用
Shopifyと楽天市場の連携には費用はかからず、連携用アプリ「楽天市場販売チャネル」のインストールも無料です。しかし、連携にあたっては楽天市場のオプションサービス「RMS商品一括編集機能」への申し込みが必須で、月額1万1,000円(税込)の費用がかかります。
「RMS商品一括編集機能」はCSVで多数の商品情報を一括で変更する「CSV商品一括編集機能」を利用する際などに必要になるものです。
Shopifyと楽天を連携させる際の注意点
Shopifyと楽天市場を連携させる際には、注意点も把握しておくことが大切です。ここからは、Shopifyと楽天市場の連携にあたって注意すべきポイントについて解説します。
アカウント連動は1つのみ
1つのShopifyアカウントに対して、連携できる楽天市場のアカウントは1つのみです。別のアカウントで複数のショップを運営している場合は、すべてを連携させることができないので注意する必要があります。
また、データ分析機能「R-Karte」やメールを配信できる「R-Mail」など楽天市場の管理画面でしか使用できない機能もあるのであわせて認識しておきましょう。
連携できない商品もある
楽天市場のショップでShopifyと連携できるのは、Shopifyを経由して登録された商品のみです。連携前の段階で楽天市場のショップに登録されていた商品はShopifyと連携できません。これらは在庫管理や受注管理などでも同様なので注意が必要です。
楽天ショップ運営の利用料が発生する
Shopifyと楽天市場の連携自体に費用は発生しないものの、楽天市場のオプションサービス「RMS商品一括編集機能」への申し込みは必須であり、月額1万1,000円(税込)の費用がかかります。そのほかにも楽天市場でのショップ運営には出店料やシステム利用料が発生するので、売り上げの少ないショップでは大きな負担になるおそれがあります。Shopifyと連携させる前にこれらのコストを含めて収支計画を作成し、慎重に検討を進めることをおすすめします。
Shopifyの運用は外注もおすすめ
Shopifyは楽天市場との連係機能だけでなく、ECサイトを効率的に運用するための多彩な機能が実装されています。しかし、機能が豊富なことからすべてを使いこなすには相応の知識や経験が求められ、最大限に活用するのが困難と言われているのも事実です。社内にShopifyに精通した人材が不在の場合には、ホームページ制作会社への外注も選択肢に加えるのが得策と言えます。
ShopifyによるECサイトの構築や運用の経験が豊富な会社に依頼できれば、大きな成果につながる可能性が高まるでしょう。
Shopifyによる制作費用の相場
つづいては、ShopifyによるECサイト制作を外注した際にかかる費用の相場をタイプ別に紹介します。
外注内容 | 制作費用 |
基本的な機能のみ | 50万〜100万円 |
オリジナルデザイン・機能 | 100万〜300万円 |
フルカスタマイズ(外部連携あり) | 300万〜1,000万円 |
Shopifyを用いたECサイト制作の費用相場を紹介しました。より正確な費用を知りたいという方は、料金シミュレーターをご活用ください。
【まとめ】ShopifyでのECサイト構築の依頼先に迷ったらPRONIアイミツへ
この記事では、Shopifyと楽天市場を連携させる方法やメリット、注意点などについて解説してきました。Shopifyと楽天市場にはそれぞれ異なる特徴があり、連携させることで双方のメリットを活かしたECサイト運営の実現が期待できますが、「自社でのECサイト構築は不安」といった場合はホームページ制作会社へ相談してみてもいいかもしれません。
「PRONIアイミツ」では、貴社のご要望をうかがった上で複数のホームページ制作会社を無料でご紹介可能です。ShopifyによるECサイトの構築・運用についてお悩みの方は、お気軽にお問い合わせください。
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