徹底した調査でわかるショッピングカート「MakeShop(メイクショップ)」の実態

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更新日:2018年11月02日 | 公開日:2018年11月02日

ネット通販を始めるにあたって一番手軽な方法は、楽天市場やYahoo!ショッピングといった大手ECモールへ出店することです。サーバーを用意する必要がないうえに、メルマガ配信や会員管理といった機能もひと通り使えます。
Yahoo!ショッピングの場合、2013年から月額の固定費が無料となっており売り上げマージンを支払うだけで利用することが可能です。

上記の方法は非常に手軽である一方、モール内の競争は激しく、売り上げをあげていくためには継続的に広告枠を購入する必要があります。
デザインやレイアウトにも当然ながら制限があり、商品ページには運営会社のロゴやセールのバナーが表示されるので、ブランドイメージに合わないこともあるかもしれません。
大手ECモールに出店していると、誰もが一度は自社オリジナルのネットショップを開設したいと考えるようになるのではないでしょうか。その際に必要となるのがショッピングカート(ECサイト構築システム)です。

今回ご紹介する「MakeShop(メイクショップ)」(運営会社:GMOメイクショップ株式会社(東京都渋谷区))は国産のショッピングカートの代名詞的存在です。
2004年のサービス開始以来、2万2,000以上のネットショップに導入されており、2013年には年間の流通総額が1,000億円を突破、以後6年連続でショッピングカートの流通総額国内No.1の実績を残しています。

<総評> 「MakeShop(メイクショップ)」の最大の特徴は豊富な機能&自由度の高さ

「MakeShop(メイクショップ)」の最大の特徴は、使用できる機能が非常に多くカスタマイズ性に優れていることです。
メルマガ配信や口コミ・レビューはもちろん、人気ランキング、ユーザーの行動履歴にもとづいたレコメンド、ソーシャルメディア連携などトータル651種類の機能が搭載されており、商品も最大5万点まで登録できます。
ページのデザインについても173種類のテンプレートが用意されているほか、HTMLやCSSを使って独自ページを1万ページまで作成することが可能です。

使いこなすためには相応の知識やスキルが求められるものの、大手ECモールのシステムの枠組みにとらわれずにオリジナルのネットショップを起ち上げたい人、デザイン面でライバル他社と差別化を図りたい人にはぴったりのツールです。
成功事例も多く、皮革製品を取り扱う都内の老舗商社では、自社の歴史とブランドイメージを前面に押し出したトップページを作成し、あわせて商品のオプション機能を活用することで、顧客からも高い評価を受けました。

他のショッピングカートサービスと比べてどうなのか?

まず料金の面から比較していくと、「MakeShop」の最安プラン(ビジネスショッププラン)は初期費用1万円+月額3,000円。同じGMOグループが提供している「カラーミーショップ」は初期費用3,240円+月額900円、「BASE」は初期費用・月額費用ともに基本無料となっています。他のサービスと比較すると「MakeShop(メイクショップ)」の割高感は否めません。
正直なところ、コストだけを重視するなら他のショッピングカートを利用した方がよさそうです。

次に機能の面に目を向けると、前述のとおりネットショップに求められるあらゆる機能をカバーしています。楽天市場やYahoo!ショッピングなどと同様に会員をランク分けすることもできますし、年齢制限のあるネットショップを構築することも可能です。詳しくは後述しますが、他社のショッピングカートではほとんど見られないBtoBビジネス向けのオプションも用意されています。

こうした点をふまえて「MakeShop」の具体的なメリットとデメリットを見ていきましょう。

1.「MakeShop(メイクショップ)」の6つのメリット

まずは「MakeShop」のメリットを6つに分けてご紹介します。

1-1.集客&売り上げアップのための機能が豊富

「MakeShop」は会員の登録数に上限がなく、新規登録時には紹介者に対してショップポイントを付与することが可能です。
また再入荷の通知機能も搭載されており、特定の商品ページを訪れた際に売り切れで離脱してしまったユーザーに対して、再入荷の通知メールを送ることができます

上手く利用すれば顧客の囲い込みや売り上げアップが見込めると考えられます。

前述のとおり、その他にも650以上の機能が搭載されており、コンバージョンを重視する方には非常に心強いツールであると言えます。

1-2.170種類以上のテンプレートが使える

「ファッション」や「食品」といった商材別、「シンプルモダン」「プレーン」といったテイスト別に170種類以上のテンプレートが用意されており、それらを自由に利用できます。
そのまま使えば撮影やレイアウトの手間を省くことができますし、カスタマイズしてブランドイメージにマッチするネットショップに仕上げることもできます。

1-3. カスタマイズ性が高い

前述のとおりカスタマイズ性が非常に高いことも「MakeShop」の特徴の1つです。
メニューの位置やカラムについては管理画面上から編集することができますし、大手ECモールでは難しい購入ステップ(注文フォーム)の改修にも対応しています。
さらにHTMLやCSSの知識があればぺ―ジのレイアウトも自由自在。<video>タグなどを使って動画コンテンツを埋め込むのもいいかもしれません。

1-4. BtoB商材に対応している

有料オプションにはなるものの、「MakeShop」はBtoB向けの卸販売にも対応しており、取引先別に価格や送料を設定したり、ポイントを付与したりすることができます。
業務用システムやOA機器など高額な商品の場合は、商品ぺージに資料請求フォームを付けることも可能です。

1-5. 検索エンジンに強い

パンくずリストやサイトマップを自動生成できるほか、2011年のアップデートではURLを自由に設定できる機能が追加されました。
他社のECシステムで作成した商品ページのURLを「MakeShop」上で引き継げるため、システムの乗り換えによって被リンクなどがリセットされ、ページの検索順位が落ちてしまう心配がありません。
この機能は他に類がなく、特許出願もされています。

1-6. アフターサポートが充実

電話やメールによる問い合わせ対応はもちろんのこと、1つひとつのショップに対して専用の掲示板が用意されていて、質問を投稿すれば1~2営業日中に回答が届きます。また、プレミアムプランの場合、導入の段階から専任アドバイザーによる2ヵ月間の無料サポートが付くので操作方法に迷ってショップの開設が遅れてしまったりすることはありません。

さらに、ソーシャルメディア対策など集客のコツを学べる公式セミナーも定期的に開催されていて、無料で参加することが可能となっています。
実際に「MakeShop」を利用しているユーザーのブログを見ると、多くの人がこうしたサポートを高く評価しているようです。

2. 「MakeShop(メイクショップ)」の3つのデメリット

続いてはデメリットについて。国内トップクラスの多機能と自由度の高さに定評があり、2万2,000社以上に利用されてきた「MakeShop」ですが、料金などに目を向けるとやや物足りない部分もありそうです。具体的には…

2-1. 料金がやや高い

これが一番大きなデメリットだと思いますが、「MakeShop」の料金は最安プランでも初期費用1万円+月額3,000円からとなっています。
それほど大きな金額ではありませんが、月額1,000円以下や無料で使えるショッピングカートと比べると導入までのハードルがやや高いのは否めません。

2-2. 使いこなすには相応のスキルや知識・時間が必要

前述のとおり、「MakeShop」には650種類以上の機能が搭載されています。
これらの機能は非常に便利である反面、どこに何があるのかを把握しスムーズに使えるようになるまでは少々時間がかかるかもしれません。

またページ内部の構造も「MakeShop」独自のタグによって成り立っているため、UIやレイアウトを変更するためにはHTMLデータと連携させるためのカスタマイズが必要です。
自ずとプログラミングの知識が求められるので、ページを制作・改修するにあたっては外注に頼らざるを得ないクライアントも少なくないようです。

2-3. 機能を持て余してしまうことも…

こちらもメリットの裏返しではあるのですが、多機能ゆえにすべてを使いこなすのは難しく、持て余してしまうケースがあるかもしれません。

たとえばメイン機能の1つである最大1万ページまでのフリーページ作成機能。
上手く利用すればファンを増やしていくことができますが、スタッフの数が限られ運用だけで手いっぱいの小規模ネットショップや、個人向けの日用品や消耗品を取り扱っているネットショップでは活用できる機会は少なそうです。

3.徹底調査でわかった「MakeShop(メイクショップ)」を使うべき人・会社

ここまでご紹介したメリットとデメリットをトータルに考えると、「MakeShop」はどういった人に向いているのでしょうか。3つにまとめてみました。

3-1. コンバージョンを重視する人

「1.「MakeShop」の6つのメリット」でご紹介した、紹介者へのポイント付与機能や再入荷のメール通知機能のほか、「MakeShop」にはセール期間の割引設定、チェック履歴にもとづくレコメンド、Googleショッピングやヤフオク!への出品機能も標準搭載されています。
繰り返しご紹介してきたとおり、集客・販促の点においては国内のショッピングカートのなかでは一歩抜きん出ており、コンバージョンを重視する方にはおすすめです。

3-2. デザインやレイアウトにこだわりたい人

HTMLやCSSの知識があれば、すべてのページのデザインやレイアウトを自由自在に変更できます。
大手ECモールのように運営会社のロゴが表示されることももちろんありません。ブランドコンセプトが伝わるネットショップを作りたい人や、ライバル他社と差別化を図りたい人にはうってつけのツールではないでしょうか。

3-3. アパレル商材を取り扱うネットショップ

BtoBのサービスも含め、商材を問わずに利用できる「MakeShop」ですが、まとめ買いによる割引設定など、とりわけアパレル向けの機能が充実しています。
商品ページには商品画像を最大50点まで登録することができるうえ、サイズ別に在庫数を表示したうえで、それぞれ個別の購入ボタンを付けることも可能です。業種別の導入実績でもアパレル関連が最も大きなシェアを占めています。

4.徹底調査でわかった「MakeShop(メイクショップ)」を使うべきでない人・会社

一方で以下のような人には「MakeShop」はあまり向いていないかもしれません。他のショッピングカートを検討された方がよいと思われます。

4-1. できるだけ費用を抑えたい人

初期費用1万円・月額3,000円からという料金は、ショッピングカートの平均的な相場より高くなっています。
できるだけ費用を抑えたい人、極端に予算が限られる中小企業や個人事業主の場合は、「カラーミーショップ」や「BASE」を選んだ方がよいと思われます。

4-2. 初めてネットショップを開設する人

「2. 「MakeShop」の3つのデメリット」でご紹介したとおり、多機能ゆえに管理画面の項目も多く、慣れるまでは操作に迷ってしまうこともあるかもしれません。
導入までのサポートやアフタフォローや充実していますが、初めてショッピングカートを導入する人は、よりシンプルな機能のものを選んだ方がスムーズに使えると思います。

4-3. 比較的小規模なネットショップ

これも「2. 「MakeShop」の3つのデメリット」でご紹介したとおりですが、「MakeShop」の機能をフルに使いこなすためにはそれなりの時間とリソースが必要ですし、カスタマイズする場合には外注も視野に入れなければなりません。
そういった点で少人数で運営しているネットショップや、開設したばかりで極端に予算が限られるネットショップにはあまり向いていないかもしれません。

5. 1分でできる!「MakeShop(メイクショップ)」の登録方法

続いて「MakeShop」の登録方法についてご紹介します。「MakeShop」には15日間の無料トライアルサービスが用意されているので、まずはそれに申し込み使い勝手を試してみましょう。登録方法は非常にシンプルで1分程度で完了します。

5-1. 公式サイトにアクセスして申し込みボタンをクリック

まずは「MakeShop」の公式サイト(https://www.makeshop.jp/)にアクセスし、画面上部の「1分でかんたん無料体験してみる」をクリックします。

5-2. 申し込みフォームに必要事項を入力して送信

申し込みフォームが開くので、上から順に氏名、事業形態、電話番号、メールアドレス、ショップID、パスワードを入力しましょう。入力が済んだらプライバシーポリシーを確認し、「同意」にチェックをつけたうえで画面下部の確認ボタンをクリックします。

5-3. 登録ボタンをクリックして完了

続けて表示される確認画面で入力した内容に間違えがないか確認し、「登録」ボタンをクリックします。これで登録は完了です。入力したメールアドレスに登録完了メールが届くので、メールに記載されたURLからログインすれば管理画面が使えるようになります。

6. 「MakeShop」の効果的な使い方

最後に「MakeShop」の効果的な使い方についてご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

6-1. 公式サポートサイトを活用する

「MakeShop」の公式サポートサイトでは、ネットショップの運営に役立つノウハウやECにまつわる最新トピックスを公開しています。
スマートフォン向けの画像編集方法やタグの指定の仕方など、いずれも実践的ですぐに役立つ内容なので、ぜひ参考にしましょう。

「MakeShop」サポートサイト
https://www.support.makeshop.jp/

6-2. 会員のランク分け機能を活用する

ネット通販では当たり前の施策のようにも思われがちですが、会員のランク分け機能が付いているショッピングカートは実はそれほど多くありません。
「MakeShop」では、過去1ヵ月の購入金額などによって「一般」「シルバー」「ゴールド」の3つにランク分けし、それぞれに向けてメルマガ配信やセールを行うことができます。
上手く利用すればクロスセルやリピート促進につながるのではないでしょうか。

6-3. ページをカスタマイズする

カスタマイズは「MakeShop」の真骨頂です。テンプレートも活用しながら自社のブランドイメージに合ったサイトに仕上げましょう。
時間やリソースに余裕があれば、一定期間ごとにレイアウトやデザインを変更し、効果測定しながら勝ちパターンを探っていくのもいいかもしれません。

7. まとめ

650を超える機能が搭載されていて、ページのデザインやレイアウトも自由自在にカスタマイズできる「MakeShop」。
料金の面では他社のショッピングカートより高いものの、売り上げなど具体的な成果を重視する人や、ライバル他社と差別化を図りたい人にとっては有力な選択肢の1つだと思います。流通総額6年連続No.1の実績も心強い限りですね。
ショッピングカートを導入する際は今回ご紹介した内容をぜひお役立てください。

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