Movable Type構築の費用相場は?種類別の料金と選び方も解説
本記事の結論
- Q. Movable Type構築の費用相場は?
-
A. ホームページ制作を制作会社に依頼する場合、総額150万〜200万円程度が目安です。
- 費用は「初期構築費+ライセンス費+運用/保守費」で構成される。
- 導入形態(Webサービス型/クラウド版/ソフトウェア版/AWS)により月額費用や初期費用が異なる。
Movable Type(ムーバブルタイプ)は、シックス・アパート株式会社が提供する有償のCMS。2015年から10年連続で国内導入シェアNo.1を獲得するなど日本国内で高い人気を誇ります。アクセスが集中した際にも対応できる安定性と攻撃を受けにくい強固なセキュリティが信頼され、官公庁や自治体、大手企業などの社会的評価の高い組織からも選ばれています。
そこで今回はMovable Type構築でかかる費用相場を紹介。ほかにも、初期費用、月額費用、ライセンス更新やサポート費用(メンテナンス費用)など、料金に関する情報をまとめました。どのCMSを導入すべきか迷っている方はぜひ参考にしてください。
▼まずMovable Typeについて概要を把握したい方は以下の記事もご覧ください。
最近の更新内容
- 2026.01.30 更新
- Movable Type構築の費用相場を詳しく知りたい方のために、内容をアップデートしました。 ・ Movable Type構築の費用相場を更新 ・Movable Typeの導入/運用費用を種類別に比較を更新 ・自社に最適なMovable Typeの選び方を追加 ・Movable TypeとWordPressの違いを追加 ・Movable Type構築で費用を抑えるポイントを追加 ・Movable Typeのメリットを追加
Movable Type構築の費用相場は?
Movable Typeを導入したホームページ制作の費用相場は、総額約150万〜200万円程度(企画、デザイン、コーディング込)が目安です。
さらに、ホームページ制作のサイト構築で必要な4つの工程ごとに、概要や制作会社に依頼した際の費用相場もまとめましたので参考にしてください。
| 費用相場 | 内容 | |
|---|---|---|
| 要件定義 | 5万~20万円 | ホームページの目的や用途を固める |
| 設計 | 10万~100万円 | 定義した要件に合わせてデザインや テンプレートを選定する |
| 実装 | 10万~100万円 | CMSを導入した上で必要機能の実装や コーディングを行う |
| 運用 | 5,000円~2万円/月 | サイトの更新やメンテナンス、サポートなど |
Movable Typeは商用CMSとしての信頼性が高く、要件定義や設計を丁寧に行うほど、セキュリティ性や運用効率に優れたサイトを構築できます。
一方で、テンプレート設計や機能実装の自由度が高いため、要件の整理不足は費用増加や手戻りの原因になりがち。更新頻度や外注の方針を踏まえた運用コストまで含めて検討することが重要です。
以下からは、気になるMovable Typeの導入費用について詳しく見ていきます。
Movable Typeの導入/運用費用を種類別に比較
Movable Typeでは、多種多様なニーズをカバーできるよう、「Webサービス型」「クラウド版 」「ソフトウェア版」と、3つの導入形態を用意しています。
また、導入形態だけでなく、機能性や容量の異なる複数のプランが用意されているのも大きな特徴です。ここでは、Movable Typeの種類別の特徴や料金に関する情報を順に紹介しますので、初期費用やランニングコストの違いをチェックしてみましょう。
| 種類 | 費用(税込) | 特徴 |
|---|---|---|
| Movable Type.net (Webサービス型) |
初期費用:0円 月額費用:2,292円〜 (※2026年4月1日から既存プランは3,300円~、新プランなら3,850円~に価格改定) |
・SaaS型のCMS ・バージョンアップやセキュリティ対策は運営側が対応 ・機能拡張を頻繁に実施 ・プラグイン利用は不可 |
| Movable Type (クラウド版) |
初期費用:0円 月額費用:5,500円〜 (※2026年4月1日から8,250円~に価格改定) |
・サーバー管理込みの法人向けCMS ・高速で安定した動作環境が提供される ・プラグインなどで機能を拡張できる ・大規模サイトにも対応可能 |
| Movable Type (ソフトウェア版) |
初期費用:9万9,000円 (※2026年4月1日から13万2,000円に価格改定) メンテナンス費用:3万3,000円/年 (※2026年4月1日から4万4,000円/年に価格改定) 月額費用:0円 |
・自社サーバーに設置して使う、買い切り型のCMS ・自分で自由に機能や設定を変更できる ・プラグインなど豊富な拡張性あり ・運用・保守は自社で管理が必要 ・大規模サイトや企業向けにも対応 |
| Movable Type for AWS (Amazon Machine Image版) |
初期費用:0円 月額費用:従量課金制(0.07ドル/1時間) |
・AWS上にMovable Typeを構築するクラウドインストール型CMS ・インフラ設定済みで導入がスムーズ ・ライセンス費用の負担が少ない |
※参考サイト
「Movable Typeシリーズ かんたん診断」
「Movable Type クラウド版」
「Movable Type AMI版」
「Movable Type ソフトウェア版/クラウド版およびセット販売製品における価格改定のお知らせ」
「MovableType.net プラン体系の変更・料金改定のお知らせ」
MovableType.net(Webサービス型)の費用相場
MovableType.netの費用はライトプランが月額2,750円(税込)、最も高価格なアドバンス250プランで月額8万2,500円(税込)です。その他にも、容量、ユーザー数、搭載機能ごとに合計6プラン用意しており、契約後のプラン変更も可能です。
MovableType.net は、サーバーの準備や管理を自社で行う必要がないSaaS型の本格CMS 。サーバー管理やセキュリティ対応、バージョンアップはすべて運営側が行うため、専門知識のない利用者でも安心して運用できるのが特徴です。また、サービスを利用している間は追加料金なしでテクニカルサポートが利用できるのも見逃せません。
-
- 初期費用:0円
- 月額費用:2,292円(税込)~※
- メンテナンス費用:0円
(※2026年4月1日から既存プランは月額3,300円(税込)~、新プランなら月額3,850円(税込)~に価格改定)
Movable Type クラウド版の費用相場
Movable Typeクラウド版の費用は、月額 5,500 円(税込)〜 。また、機能強化版であるMovable Type Premiumなら月額8,800円(税込)です。
Movable Typeクラウド版は、ネットを用いてクラウド上にある最新版のMovable Typeを利用できるCMSです。CPU、メモリ、ディスク容量などスペックが異なる計37プランを用意。管理画面や再構築の高速性、メールサポート、Basic認証やリダイレクト設定など運用に必要な機能が多数搭載されています。
-
- 初期費用:0円
- 月額費用※:【Movable Type 9/8】 5,500円(税込)~
【Movable Type Premium】 8,800円(税込)~ - メンテナンス費用:0円
(※2026年4月1日からの月額費用について、Movable Type 9/8は8,250円(税込)~、Movable Type Premiumの月額費用は1万2,210円(税込)に価格改定)
Movable Type(ソフトウェア版)の費用相場
Movable Type(ソフトウェア版)はライセンスを買い切り型で初期費用が9万9,000円(税込)~。そこに加えて、購入翌年からメンテナンス費用も1年ごとに3万3,000円必要になります(メンテナンス費用は2年目以降に毎年発生)。
他にも、エンタープライズに必須の機能を追加した「Movable Type Premium」や「Movable Type Advanced」といった上位版シリーズも完備しています。
Movable Type(ソフトウェア版)は、自社サーバーに導入して運用する買い切り型CMSで、高いカスタマイズ性とセキュリティ管理の自由度が特徴です。Movable Type以外のプログラムを同一サーバー内で動かしたいという企業におすすめです。
-
- 初期費用※:【Movable Type】 9万9,000円(税込)
【Movable Type Premium】 82万5,000円(税込)
【Movable Type Advanced】 132万円(税込) - 月額費用:0円
- メンテナンス費用※:【Movable Type】 3万3,000円/年(税込)
【Movable Type Premium】 24万2,000円/年(税込)
【Movable Type Advanced】 26万4,000円/年(税込)
- 初期費用※:【Movable Type】 9万9,000円(税込)
(※2026年4月1日からの初期費用について、Movable Typeは13万2,000円(税込)~、Movable Type Premiumは変更なし、Movable Type Advancedは165万円(税込)に価格改定)
(※2026年4月1日からのメンテナンス費用について、Movable Typeは4万4,000円(税込)~、Movable Type Premiumは27万5,000円(税込)、Movable Type Advancedは33万円(税込)に価格改定)
Movable Type Premiumとは?
Movable Type Premiumとは、標準版Movable Typeを基盤にしてエンタープライズ向けの運用機能を強化したCMSです。ワークフロー、ステージング、安全なプレビュー表示などを追加し、コンプライアンス管理や大規模運用に適した柔軟な情報設計や管理機能を提供します。
Movable Type Advancedとは?
Movable Type Advancedとは、ベースとなるMovable Typeに「Oracle」「Microsoft SQL Server」といった商用データベースへの対応、LDAP連携機能などを追加したCMS。社内システムとの連携による大規模運営と相性が良く、ユーザーやサーバー無制限で使えるソフトウェア版が提供されています。
Movable Type for AWS(Amazon Machine Image版)
Movable Type for AWS(AMI版)はMovable Type自体のライセンス費用は0円で利用できる一方、Amazon EC2やストレージなどAWSのインフラ利用料が月額で発生します。料金は選択するインスタンスタイプやアクセス規模により変動します。
Movable Type for AWSなら、AWS MarketplaceからAMIを起動するだけで利用でき、初期構築の手間を抑えつつ、柔軟なスケール設計が可能です。
CMSの保守やアップデートは利用者側で行う必要がありますが、AWS環境に統一したい企業や、インフラ構成を自社で最適化したいケースに適しています。
-
- 初期費用:0円
- 月額費用:従量課金制(0.07ドル/1時間)
自社に最適なMovable Typeの選び方
ここまで、複数Movable Typeのラインアップを紹介してきましたが、実際にはどれが自社に合うのかわからない方も多いでしょう。以下の内容を押さえると、失敗せずにMovable Typeを選ぶことができます。
| 種類 | 要望 | 補足 |
|---|---|---|
| MovableType.net (Webサービス型) |
・サーバー管理をしたくない ・すぐにサイトやブログを立ち上げたい ・運用負荷を最小限にしたい |
・小規模〜中規模サイト ・CMS運用の知識があまりない |
| Movable Type (クラウド版) |
・自社でサーバーを持たずに安全に運用したい ・商用サイトを安定運用したい |
・中小〜中堅企業向け ・一定のカスタマイズ要件あり |
| Movable Type (ソフトウェア版) |
・自由度の高いカスタマイズをしたい ・自社で管理するサーバーで運用したい |
・中堅〜大規模サイト |
| Movable Type for AWS (Amazon Machine Image版) |
・AWS環境でCMSを統合したい ・高負荷、高可用性を重視したい |
・大規模サイト/複数サイト運用 ・エンタープライズ向け |
Movable Typeのラインアップ選びで迷った場合は、まず「自社でサーバー管理を行うかどうか」を基準に考えると整理しやすくなります。
インフラ管理を避け、手軽に運用したい場合はMovableType.netやクラウド版が適しています。一方、既存サーバーやAWS環境を活用し、自由度や拡張性を重視するならソフトウェア版やMovable Type for AWSが候補になります。
あわせて、サイト規模や更新頻度、社内に技術者がいるか、保守を外注するかといった運用体制も重要な判断材料です。
Movable Type構築が得意な制作会社お探しの方は以下のボタンよりお問合せください。複数の会社から見積書を取ることが可能です。
Movable TypeとWordPressの違い
CMS選定で迷った場合は、自社の運用方針を軸に判断するのが有効です。
Movable Typeは、意図しない更新や改変を防ぐなど、統制の取れた運用を重視する企業に適しています。イメージとしては、入退室管理が徹底された堅牢なオフィスビルに近い存在です。
対してWordPressは、デザイン変更や機能追加を柔軟に行える点が強みで、拡張性やスピード感を重視した運用に向いています。自由に改装できる一戸建て住宅のような位置づけです。
運用ルールを厳密に保ちたいならMovable Type、施策に応じて機能を拡張したいならWordPressと整理すると、CMS選びで失敗しにくくなります。
-
- Movable Typeが最適な企業
官公庁、金融、製造、インフラなどセキュリティ要件が厳しい大企業
社内にエンジニアがいる、または保守を外注する前提の企業 - WordPressが最適な企業
商店、ベンチャーなどの中小企業やスタートアップ
社内で記事更新や軽微な修正を内製したい企業
- Movable Typeが最適な企業
Movable Type構築で費用を抑えるポイントは?
Movable Typeは構築次第で費用に大きな差が出ます。コストを抑えるための具体的な考え方を解説していきます。
要件定義を事前に固めておく
費用を抑える最大のポイントは、構築前に「作らないもの」を決めておくことです。
Movable Type構築では、要件定義の曖昧さが設計変更や追加開発を招き、費用増加につながります。そのため、ページ数、更新頻度、承認フロー、将来の拡張予定まで整理し、必須要件と不要要件を明確に区別することが重要です。
特に後出しの機能要望は工数を押し上げやすいため、初期段階で判断基準を固めることがコスト削減につながります。
テンプレート設計の作り込みを最小限にする
デザインの個別最適化を減らすほど、構築コストは下げやすくなります。
すべてのページを専用テンプレートで作成すると工数が増加しますが、Movable Typeは共通テンプレート設計と相性のよいCMSです。
レイアウトやパーツを統一し、差分はコンテンツで表現する設計にすることで、初期構築費用を抑えられます。結果として、修正やページ追加時のコスト削減にもつながるでしょう。
標準機能で対応できる範囲を見極める
有料プラグインや追加開発は、本当に業務に直結するものだけに絞るべきです。
Movable Typeは標準機能でも、コーポレートサイトに必要な基本構成を実現できます。必要以上にプラグインを導入すると、初期費用だけでなく保守コストも増加します。
まずは標準機能で対応できる範囲を把握し、運用上どうしても必要な機能のみを追加する判断が、費用を抑えるうえで重要でしょう。
運用/保守の範囲を明確にする
月額費用を抑えるには、保守内容を丸投げにしないことが重要です。
Movable Typeの保守費用は、対応範囲によって大きく変わります。更新作業、障害対応、CMSアップデートなど、どこまでを外注するのかを整理し、社内対応できる作業と切り分けることがポイントです。
不要な作業まで含めた契約を避けることで、長期的な運用コストを抑えやすくなります。
具体的なホームページ制作の費用詳細を知りたいという方は以下のボタンより、料金のシミュレーションをぜひ行ってください。
Movable Typeのメリットを解説
Movable Typeは、セキュリティや運用管理を重視する企業サイトに適した商用CMSです。ここでは代表的なメリットを解説します。
セキュリティ性が高く、企業サイトでも安心して使える
Movable Typeは静的ページ生成を基本とするCMSのため、WordPressなどの動的CMSと比べて不正アクセスや改ざんリスクを抑えやすい点が特徴です。
金融機関や大企業、官公庁での導入実績も多く、セキュリティ要件が厳しいコーポレートサイトやサービスサイトでも安心して利用できます。
大規模/長期運用に向いている
ページ数が多い企業サイトや、長期間にわたって情報を蓄積、更新するメディア運営にも適しています。
CMS本体のアップデート頻度が安定しており、仕様変更による影響を受けにくいため、中長期視点でのサイト運用コストを抑えやすい点もメリットです。
動的ページと静的ページの両方が作れる
Movable Typeは、静的ページ生成を基本としつつ、必要に応じて動的ページも併用できるCMSです。WordPressは基本的に動的生成を前提としたCMSなので、大きな違いといえるでしょう。
静的ページは表示速度が速く、サーバー負荷やセキュリティリスクを抑えやすい点が強みです。
一方で、検索や会員機能などリアルタイム性が求められる部分は動的処理で実装できるため、要件に応じた柔軟なサイト設計が叶います。
プラグインの信頼性が高い
プラグインとは、Webサイトに機能を追加するための拡張機能を指します。Movable Typeでは、サイトの利便性や管理性を高めるためのプラグインが複数用意されています。
これらのプラグインの多くは、開発元であるシックス・アパート社と連携するパートナー企業によって開発、共有されており、品質や安全性の面でも信頼しやすい点が特徴です。
Movable Type導入の相談ができる制作会社を無料で見つけよう!
豊富な導入形態やプランが用意されているMovable Typeは、Webサイトの構築、運用に関わる企業の幅広いニーズをカバーできる便利なCMSです。
とはいえ、多数の選択肢から自社にマッチしたものを絞り込むのは簡単ではありません。PRONIアイミツでは、お客様のお悩みや要望を丁寧にヒアリングしながら、Movable Typeに強いホームページ制作会社を提案していますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
【相談前にまずは会社一覧を見たいという方はこちら】
Movable Typeを依頼できるホームページ制作会社一覧
ホームページ制作会社探しで、こんなお悩みありませんか?
-
一括見積もりサイトだと
多数の会社から電話が・・・ -
相場がわからないから
見積もりを取っても不安・・・ -
どの企業が優れているのか
判断できない・・・
PRONIアイミツなら
発注先決定まで
最短翌日
- 専門コンシェルジュが
あなたの要件をヒアリング! - マッチング実績60万件以上
から業界・相場情報をご提供! - あなたの要件にマッチした
優良企業のみご紹介!
Movable Typeのデメリットとは?
Movable Typeはライセンス費用に加え、初期構築や月額保守を専門会社に依頼するケースが多く、一般的なCMSと比べて総コストは高くなりがちです。
また、独自タグの理解やサーバー管理など専門知識が求められるため、社内に技術者がいない場合は運用負荷が大きくなります。さらに、CMS自体に集客機能はないため、SEOやマーケティングは別途プロの支援が必要です。