Movable Typeの費用を解説!初期費用やサポートも【2024年最新版】
Movable Typeは、シックス・アパート株式会社が開発・提供するCMSです。今回はMovable Typeの初期費用、月額費用、ライセンス更新やサポート費用(メンテナンス費用)など、費用・料金に関する情報をまとめました。サービスの特徴や導入形態、Movable Typeでホームページを作成する際にかかる費用についても分かりやすく解説します。
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Movable Typeとは?
Movable Typeは、国内の5万を超えるWebサイトで導入されているCMSです。CMS(Contents Management System)とは、簡潔に言うと、Webサイトの構築・管理などを簡単に行えるようにするソフトウェア(システム)で、Movable Typeは「商用パッケージ型CMS」として、2015年から5年連続国内導入シェアNo.1を取るなど日本国内で人気の高いCMSです。大きな強みは、ブログ形式で簡単に管理できる手軽さやメーカー公式サポートなど、初心者でもWebサイトの運営を実現しやすい点。Webサイトの更新・編集など、日々の作業を効率的にこなすための工夫が随所に盛り込まれています。
Movable Typeは目的別で選ぼう
Movable Typeでは、導入形態・機能性などが異なる以下のようなさまざまなシリーズが用意されています。
・Movable Type 7
・Movable Type クラウド版
・MovableType.net
・Movable Type Premium
・Movable Type Advanced
どのシリーズを選択するかでまず重要となるのが、「導入形態の違い」。Movable Typeでは「Webサービス型」「ソフトウェア(インストール型)」「クラウド型」3つの導入形態が用意されているため、自社が希望する環境に合ったものを導入しましょう。もちろん導入形態だけでなく、シリーズごとに強み、相性の良い用途、コストなどは異なります。自社のニーズを踏まえた上で相性の良いものを選択しましょう。
Movable Typeでホームページサイト作成する費用
内容 | 費用相場 | |
要件定義 | ホームページの目的や用途を固める | 5~20万円 |
設計 | デザインやテンプレートを選定 | 10~100万円 |
実装 | 必要機能の実装、コーディング | 10~100万円 |
運用 | サイトの更新・メンテナンスなど | 5,000円~2万円/月 |
Movable Typeでホームページを作成するには、システムの導入費用に加え、サイト構築費用が必要です。サイト構築とは、「ホームページの立ち上げから運用までに至るプロセスの総称」で、主に4つの工程によって構成されています。以下に工程別の概要や制作会社に依頼した際の費用相場をまとめましたので参考にしてください。
①要件定義(相場:5~20万円):ホームページの目的や用途を固める
②設計(相場:10~100万円):定義した要件に合わせてデザインやテンプレートを選定する
③実装(相場:10~100万円):CMSを導入した上で必要機能の実装やコーディングを行う
④運用(相場:5,000円~2万円/月):サイトの更新・メンテナンス・サポートなど
Movable Type導入でかかる費用
ソフトウェア版 | クラウド版 | Webサービス版 | |
初期費用 | 9万9,000円〜(税込) | 0円 | 0円 |
ライセンス更新・サポート費用 | 3万3,000円〜(税込) | 0円 | 0円 |
その他の費用 | サーバー費(月額数千円)とドメイン費(年間数百〜1万円) | ドメイン費(年間数百〜1万円) | ドメイン費(年間数百〜1万円) |
ここではMovable Typeの導入・運用中にかかる費用を「初期費用」「ライセンス更新やサポート費用」「その他費用」の3つに分けて解説します。導入形態別に分けてそれぞれの費用をまとめましたので参考にしてみてください。
初期費用
「初期費用」とは、Movable Type自体の購入にかかる費用のことです。以下に導入形態別の初期費用をまとめました。
・ソフトウェア版:9万9,000円(税込)~
・クラウド版:0円
・Webサービス版:0円
ソフトウェア版はMovable Typeを購入してインストールする必要があるため初期費用が発生します。クラウド版・Webサービス版はネット経由でMovable Typeを利用しますので初期費用はかかりません(月額料金制)。
ライセンス更新やサポート費用
Movable Typeのライセンス更新やサポート費用を導入形態別にまとめました。
・ソフトウェア版:3万3,000円(税込)/年
・クラウド版:0円
・Webサービス版:0円
ソフトウェア版では、最新バージョンのダウンロードおよびテクニカルサポートが別売りとなっているため費用が発生。ネット経由で利用するクラウド版・Webサービス版はバージョンアップ自体を顧客が行う必要がなく、テクニカルサポートも月額料金に含まれています。
その他費用
その他費用とはCMSの有無にかかわらず、Webサイトを運営する上で必要な「サーバー」「ドメイン」にかかる費用のことです。
・サーバー費用:月額数千円程度
・ドメイン取得・維持費用:年間数百円~1万円
ソフトウェア版を利用する場合は上記2つの費用がかかります。しかし、Movable Typeのクラウド版・Webサービス版では月額料金にサーバー費用が含まれているため、ドメイン取得・維持費用のみが必要です。
「自社にあった会社が見つからない」「会社選びに時間が割けない」とお悩みの方は、お気軽に「アイミツ」にお問い合わせください。数あるMovable Typに強いホームページ制作会社からあなたの要望にあった会社をピックアップして無料でご紹介いたします。
Movable Typeの種類別費用・料金
初期費用(税込) | 月額費用(税込) | ライセンス更新やサポート(メンテナンス)費用(税込) | |
Movable Type 7 | 9万9,000円 | 0円 | 3万3,000円/年 |
Movable Type クラウド版 | 0円 | Movable Type 7は5,500円〜、Movable Type Premiumは8,800円〜 | 0円 |
Movable Type.net | 0円 | 2,750円(税込)~ | 0円 |
Movable Type Premium | 82万5,000円(ソフトウェア版)、0円(クラウド版) | 0円(ソフトウェア版)、8,800円~(クラウド版) | 24万2,000円(ソフトウェア版)、0円(クラウド版) |
Movable Type Advanced | 132万円 | 0円 | 26万4,000円 |
Movable Typeでは、多種多様なニーズをカバーできるよう、ソフトウェア版・クラウド版・Webサービス版と、3つの導入形態を用意しています。また、導入形態だけでなく、機能性や容量の異なる複数のプランが用意されているのも大きな特徴です。ここでは、Movable Typeの種類別の特徴や料金に関する情報を順に紹介しますので、初期費用やランニングコストの違いをチェックしてみましょう。
Movable Type 7の費用・料金
Movable Type 7は、すべてのMovable Type製品のベースとなるシステムで、言うなれば最もスタンダードな製品です。クラウド版は別途紹介しますので、ここではインストールして利用するソフトウェア版の費用を紹介します。
・初期費用:9万9,000円(税込)
・月額費用:0円
・ライセンス更新やサポート費用(メンテナンス費用):3万3,000円(1年・税込)
ソフトウェア版のMovable Type 7には、購入後1年間のメンテナンス(最新バージョンのダウンロード・テクニカルサポートの提供)が付属されており、メンテナンスを継続するには1年ごとに年間メンテナンスを購入する必要があります。
Movable Type クラウド版の費用・料金
Movable Type クラウド版は、ネットを用いてクラウド上にある最新版のMovable Typeを利用できるシリーズ。CPU、メモリ、ディスク容量などスペックが異なる多数のプランが用意されています。
・初期費用:0円
・月額費用:5,500円(Movable Type 7)~、8,800円(Movable Type Premium)~
・ライセンス更新やサポート費用(メンテナンス費用):0円
※価格はすべて税込み
クラウド版はソフトウェアを購入する必要がないため、初期費用は0円です。一方でソフトウェア版とは違って月額費用はかかりますが、月額料金内にはサポートが含まれており、ライセンス更新も不要となっています。
MovableType.netの費用・料金
MovableType.netは、高速かつサーバー不要でMovable Typeのサービスを利用できるWebサービス版。容量、ユーザー数、搭載機能などが異なるプランを6つ提供しており、契約後のプラン変更も可能です。
・初期費用:0円
・月額費用:2,750円(税込)~※
・ライセンス更新やサポート費用(メンテナンス費用):0円
※年間一括契約で「2万7,500円/年(2,292円/月)」に割引あり。
クラウド版と同じく、サービスを利用している間は追加料金なしでテクニカルサポートが利用可能なだけでなく、利用者側でバージョンアップをせずに最新バージョンのサービスを常に利用できます。
Movable Type Premiumの費用・料金
Movable Type Premiumは、ベースとなるMovable Type 7に独自のワークフロー、ステージング(本番環境と同様の環境で動作や不具合をチェックできる機能)などを追加した機能強化版です。
・初期費用:82万5,000円(ソフトウェア版)、0円(クラウド版)
・月額費用:0円(ソフトウェア版)、8,800円~(クラウド版)
・ライセンス更新やサポート費用(メンテナンス費用):24万2,000円(ソフトウェア版)、0円(クラウド版)
※価格はすべて税込み
Movable Type Premiumは、ソフトウェア版・クラウド版の両方で提供されているため、どちらを利用するかによって初期費用や月額費用の有無が変わります。
Movable Type Advancedの費用・料金
Movable Type Advancedは、ベースとなるMovable Type 7に「Oracle」「Microsoft SQL Server」といった商用データベースへの対応、LDAP連携機能などを追加したシリーズです。社内システムとの連携による大規模運営と相性が良く、ユーザー・サーバー無制限で使えるソフトウェア版が提供されています。
・初期費用:132万円(税込)
・月額費用:0円
・ライセンス更新やサポート費用(メンテナンス費用):26万4,000円(税込)
年間メンテナンスは初年度分が付属されているため、次年度から毎年26万4,000円の年間メンテナンス費用が発生します。
アイミツでの取引事例
ここでは実際にあった取引事例をご紹介します。下の表は、取引内容をまとめたものです。
費目 | 金額 | |
デザイン | 10万円 | |
構築 | 15万円 | |
Movable Type導入 | 15万円 | |
オプション機能 | 20万円 | |
合計 | 60万円 |
過去の取引事例をご紹介しました。ご自身の想定するサイト構築がいくらでできるのか気になりましたら、こちらからお問い合わせください!
アイミツで「時間」「コスト」の無駄を解消
ここからはアイミツで発注先を探すことの3つメリットについて説明します。
完全無料で利用できる
お客様の負担は0円。費用は一切かかりません。発注に至った際にも諸費用をご請求することはございません。
最短翌日までに複数社の見積もりを比較できる
コンシェルジュがヒアリングを行った上で、最適な発注先をご紹介します。
発注での失敗を削減
ヒアリング内容を踏まえて、最新のAIシステムを活用して発注先の選定をするため、会社選びのミスをなくすことができます。
アイミツのメリットを簡単にご紹介しました。発注初心者の方でも安心して利用できるような体制を整えていますのでお気軽にお問い合わせください。
【料金シミュレーター】あなたのしたいホームページ制作の相場感がわかります
Movable Typeでは、導入形態や用途に合わせて複数のシリーズ・プランが用意されているため、組み合わせ次第で実際にかかる費用には大きな差が生まれます。また、ホームページを作るためにはMovable Typeの導入費用とは別に、サイト構築費用が必要となるため、ホームページ制作の相場感が分かる料金シミュレーターを用意しました。CMSを用いたホームページ制作に興味がある方はぜひ参考にしてみてください。
【低予算で作りたい方必見!】Web制作に使える補助金・助成金まとめ
効果のでるホームページを制作するにはそれなりの費用がかかります。そこで、少しでも費用を抑えたいときに役立つのが国や地方自治体の補助金です。以下にホームページ制作に活用できる補助金を3つ厳選してご紹介します。原則、契約前に申請が必要なので、発注先選びと並行して補助金情報を調べるのがおすすめです。
最大補助額 | 補助率 | 申請方法 | |
IT導入補助金 | 450万円 | 1/2以内 | 電子 |
持続化補助金 | 200万円 | 1/4 | 電子または郵送 |
事業再構築補助金 | 1億5,000万円 | 2/3から1/2 | 電子 |
IT導入補助金(サービス等生産性向上IT導入支援事業費補助金)
「IT導入補助金」は、ITを活用した中小企業や小規模企業の業務効率化・売り上げの向上を目的とし、ホームページ作成、クラウドツール・業務用ソフトウェアの導入にかかる費用の一部を補助します。最大補助額は450万円・補助率1/2以内です。
出典:IT導入補助金2023 https://www.it-hojo.jp/
IT導入補助金を活用!おすすめのホームページ制作会社15選はこちらから!
持続化補助金(小規模事業者持続化補助金)
「持続化補助金」は、小規模事業者が制度変更に対応し、持続的な経営を実現するために必要な、ホームページ制作など販路拡大に関わる経費を一部補助するものです。通常枠または特別枠(賃金引上げ枠・卒業枠・後継者支援枠・創業枠など)の申請類型いずれか1つの枠のみ申請可能。最大補助額は200万円でウェブサイト関連費の補助率は1/4です。
出典:小規模事業者 持続化補助金(一般型)https://r3.jizokukahojokin.info/
事業再構築補助金
「事業再構築補助金」は、ウィズコロナ・ポストコロナの経済社会の変化に対応するために、事業再構築に前向きな中小企業を支援し、日本経済の構造転換を促すことを目的としています。支援類型は、通常枠や大規模賃金引上枠など合計6つ。補助金額は枠によって異なりますが、最大補助金額は1億5,000万円で、その場合の補助率は2/3から1/2です。
出典:事業再構築補助金 https://jigyou-saikouchiku.go.jp/
補助金について、さらに詳しい情報を知りたい方は以下の記事をご覧ください。
補助金を利用する際は、申請スケジュールや必要書類の準備に注意しましょう!
補助金を利用する上で何より大切なのは、規定に沿ってきちんと申請を行うことです。事業計画書、経費明細書など、必要な書類は各補助金・助成金の公式ホームページに記載されているため、もれなく準備し、不備のないように記載しましょう。
しかし、補助金申請は揃える書類や申請項目も多く、業務が煩雑になりがちです。スケジュールをきちんと把握しておらず、「気がついたら申請期限を過ぎていた」なんてことが起こる場合も。
「アイミツ」は、申請をスムーズに進められる補助金に詳しいホームページ制作会社を厳選し、「無料」でご紹介可能です。ぜひお気軽にお問い合わせください。
※補助金については2023年5月時点の情報をもとにご説明しています。
【まとめ】自社にあったMovable Typeを相談できるホームページ制作会社をみつけよう!
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