マッチングアプリ開発の平均費用と料金相場【2023年最新版】
今回はマッチングアプリの費用の相場や費用の仕組みについて解説します。マッチングアプリを運営したい方やマッチングサービスへの新規参入を検討している企業の担当者の方はぜひ参考にしてみてください。
□関連記事:アプリ開発の平均費用と料金相場|早見表つき
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マッチングアプリの機能別の開発費用の相場
機能別の費用を確認していきましょう。
機能 | 相場 |
---|---|
会員登録 | 25万円から40万円 |
検索 | 35万円から80万円 |
メッセンジャー | 50万円から100万円 |
プッシュ通知 | 20万円から40万円 |
課金 | 80万円から120万円 |
次はマッチングアプリの主な機能にどれくらいの開発費が必要なのか見ていきましょう。
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会員登録
ユーザーがマッチングアプリを使うにあたって最初のステップとなるのが会員登録。最近ではFacebookのアカウントと連動するマッチングアプリが多く、一定数以上の友達がいないと利用できないものも増えています。
そうした会員登録機能を実装するための費用は25万円から40万円前後。既にユーザーのデータベースがあり、それをアプリへつなぎこむだけならコストは抑えられるでしょう。
検索
年齢、性別、職業などによって相手を絞り込める検索機能の開発費は35万円から80万円前後。
一般的な絞り込み検索ではおおむね50万円以内に収まる一方、現在地に近いユーザーを表示するGPS連動機能や、趣味・相性などからパートナー候補を絞り込むコミュニティ検索機能を実装すると60万円、80万円といったコストがかかることもあるようです。
メッセンジャー
マッチングアプリのメイン機能となるメッセージも、検索機能と同様、要件によって開発費が変わってきます。
通常のメッセージ機能なら50万円から70万円前後に収まることがほとんどですが、公序良俗に反するやりとりや課金逃れを防ぐためのNGワード(卑猥な言葉、アプリを経由せず直接連絡をとるための電話番号・メールアドレスなど)を登録できるよう実装すると100万円前後の費用が必要です。
プッシュ通知
プロフィールがお気に入り登録されたタイミング、メッセージが届いたタイミングなどで知らせてくれるプッシュ通知機能の開発費は、20万円から40万円前後。
他の機能と比べてもそれほどコストがかからず、アプリを開いていないユーザーにログインを促す効果もあるため、ほとんどのマッチングアプリにはプッシュ機能が搭載されています。
課金
マッチングアプリの料金体系は、月額定額制もしくはポイントによる従量課金制が主流です。
前者は月初や月末に決まった金額を決済、後者は購入したポイントがメッセージを送った回数などに応じて消化されていくという形になりますが、いずれの場合も運営側としてきちんと収益を確保するためには、クレジット決済やスマホ決済とアプリをしっかり連携させなければなりません。
そうした課金の仕組みづくりにかかる費用は、おおむね80万円から120万円前後です。
見落としがちな費用にも注意
マッチングアプリをつくる際は上記の開発費に加え、以下の費用も必要なので注意しましょう。
サーバー構築費
会員情報やログを管理するためのサーバーの構築費用です。
マッチングアプリのサーバーはAWS(Amazon Web Services)をはじめとするクラウドサーバーをカスタマイズして使われることが多く、金額はアプリの機能やユーザー数などによって変わってきますが、おおむね40万円から80万円前後かかります。
テスト費用
アプリをリリースするにあたって要件通りの仕様を満たしているか、動作上の問題はないか、ユーザーにとって使いやすいものになっているかテストする際にかかる費用です。
マッチングアプリは機能の数が多く、テスト項目も多岐にわたるため、テスト費用は他のアプリより高め。60万円から120万円前後が相場になります。
アプリストアの登録料
サーバー代やテスト費用と比べると微々たるものですが、マッチングアプリをApp Storeで配布する場合は年間1万1,800円のメンバーシップ登録料、Google Playで配布する場合は約2,800円の初回登録料が必要です。
- 【これだけは押さえておきたいポイント】
-
- 会員登録機能の開発費は25万円から40万円前後
- 検索機能の開発費は35万円から80万円前後
- メッセンジャーの開発費は50万円から100万円前後
NGワード機能を実装すると高額に - プッシュ通知機能の開発費は20万円から40万円前後
- 課金機能の開発費は80万円から120万円前後
- その他、サーバーの構築費やテスト費用、
アプリストアの登録料などがかかる
【タイプ別】マッチングアプリの費用相場
続けてマッチングアプリのタイプ別に費用の相場をご紹介します。
種類 | 相場 |
---|---|
メッセンジャーやプッシュ通知に機能を絞ったシンプルなマッチングアプリ | 400万円から650万円 |
コミュニティ検索やGPS連動機能が付いた本格的なマッチングアプリ | 800万円から1,500万円 |
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メッセンジャーやプッシュ通知に機能を絞ったシンプルなマッチングアプリ
NGワード登録なしのメッセンジャーやプッシュ通知に機能を絞ったマッチングアプリの開発費は、テスト費用やサーバー構築費を含めて400万円から650万円前後。
シンプルなものでも業務用アプリなどと比べると少なくとも1.5倍、場合によっては2倍以上の開発費が必要なので、マッチングアプリの開発に取り組む際はきちんと予算を確保しておきましょう。
コミュニティ検索やGPS連動機能が付いた本格的なマッチングアプリ
コミュニティ検索やGPS連動機能が付いたマッチングアプリの開発費はトータル800万円から1,500万円前後。トップシェアを争うマッチングアプリのなかには、さらにメッセンジャーの付帯機能などを充実させるために数千万円規模の予算がかけられているものも少なくありません。
【番外編】アプリ開発の費用相場
ここまで、タイプ別にマッチングアプリの開発費用を紹介してきました。番外編として、マッチングアプリ以外のアプリ開発費用もご紹介します。
アプリ開発の平均費用相場 | 250万円~ |
---|---|
<アプリのタイプ> | <費用目安> |
Androidアプリ | 150万円~ |
iPhoneアプリ | 150万円~ |
ソーシャルゲーム | 3,000万円~ |
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- 【これだけは押さえておきたいポイント】
-
- メッセンジャーやプッシュ機能が付いたマッチングアプリの開発費は
400万円から650万円前後 - コミュニティ検索機能などが付いたマッチングアプリの開発費は
800万円から1,500万円前後
- メッセンジャーやプッシュ機能が付いたマッチングアプリの開発費は
マッチングアプリ開発に関する費用の具体事例
関連する費用事例です。様々な企業の実績をベースに費用事例として紹介しておりますのでぜひご覧ください。
【1001万円〜】 テニスベア 〜テニスイベントや空きレンタルテニスコートの検索・予約サイト〜

【301万円~600万円】 一般ユーザー様向け、スキマ時間の有効活用するユーザーとの提供者をつなぐサービス

一般ユーザー様向けのシステム開発経験があり、
丁寧なコミュニケーション、高品質のシステム開発、納品物の信頼をしていただき
発注していただきました。
スピーディーに、低コスト、そして高品質で納品することができました。
またその後のUI修正やシステム改修も予算内で進めることができ、お客様のサービス推進を再現サポートさせていただきました。
【301万円~600万円】 MachiTag
【601万円~1000万円】 飲食店デリバリーアプリ「ジモタク」
【101万円~300万円】 HAKOBIYAマッチングアプリ
アイミツでの取引事例
ここでは実際にあった取引事例をご紹介します。下の表は、取引内容をまとめたものです。
費目 | 金額 | |
企画・要件定義 | 50万円 | |
デザイン | 30万円 | |
アプリ・サーバー開発 | 410万円 | |
テスト | 25万円 | |
合計 | 515万円 |
過去に依頼のあった恋愛を目的としたマッチングアプリの開発事例をご紹介しました。ご自身の想定するマッチングアプリの開発がいくらでできるのか気になりましたら、こちらからお問い合わせください!
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【低予算で作りたい方必見!】アプリ開発に使える補助金・助成金まとめ
アプリ開発の平均費用相場は、約250万円と非常に高額です。少しでも負担を軽減したいときは、補助金の活用を検討しましょう。これから、アプリ開発に活用できる代表的な補助金を3つご紹介します。補助金申請より前に契約していると【対象外】になるケースもあるため、発注先選びと並行して補助金情報を調べるのがおすすめです。
最大補助額 | 補助率 | 申請方法 | |
IT導入補助金 | 450万円 | 1/2以内 | 電子 |
ものづくり補助金 | 3,000万円 | 1/2または2/3 | 電子 |
持続化補助金 | 200万円 | 1/4 | 電子または郵送 |
IT導入補助金(サービス等生産性向上IT導入支援事業費補助金)
「IT導入補助金」は、ITを活用した中小企業や小規模企業の業務効率化・売り上げの向上を目的とし、ホームページ作成、クラウドツール・業務用ソフトウェアの導入にかかる費用の一部を補助します。最大補助額は450万円・補助率1/2以内です。
出典:IT導入補助金2022 https://www.it-hojo.jp/
ものづくり補助金(ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金)
「ものづくり補助金」は、中小企業・小規模事業者が制度変更などに対応するための革新的サービス開発、設備投資などを支援する補助金です。「一般型」と「グローバル展開型」「ビジネスモデル構築型」に大別され、さらに「通常枠」や「デジタル枠」などの枠も設定されています。最大補助額は3,000万円で、補助率は1/2または2/3です。
出典:ものづくり補助金総合サイト https://portal.monodukuri-hojo.jp/index.html
持続化補助金(小規模事業者持続化補助金)
「持続化補助金」は、小規模事業者が制度変更に対応し、持続的な経営を実現するために必要な、ホームページ制作など販路拡大に関わる経費を一部補助するものです。通常枠または特別枠(賃金引上げ枠、インボイス枠など)の申請類型いずれか1つの枠のみ申請可能。アプリ開発にかかる費用はウェブサイト関連費に計上され、最大補助額は200万円・補助率は1/4です。
出典:小規模事業者 持続化補助金(一般型)https://r3.jizokukahojokin.info/
補助金について、さらに詳しい情報を知りたい方は以下の記事をご覧ください。
補助金を利用する際は、申請スケジュールや必要書類の準備に注意しましょう!
補助金を利用する上で何より大切なのは、規定に沿ってきちんと申請を行うことです。事業計画書、経費明細書など、必要な書類は各補助金・助成金の公式ホームページに記載されているため、もれなく準備し、不備のないように記載しましょう。
しかし、補助金申請は揃える書類や申請項目も多く、業務が煩雑になりがちです。スケジュールをきちんと把握しておらず、「気がついたら申請期限を過ぎていた」なんてことが起こる場合も。
「アイミツ」は、申請をスムーズに進められる補助金に詳しいホームページ制作会社を厳選し、「無料」でご紹介可能です。ぜひお気軽にお問い合わせください。
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ここからはアイミツで発注先を探すことの3つメリットについて説明します。
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お客様の負担は0円。費用は一切かかりません。発注に至った際にも諸費用をご請求することはございません。
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発注での失敗を削減
ヒアリング内容を踏まえて、最新のAIシステムを活用して発注先の選定をするため、会社選びのミスをなくすことができます。
アイミツのメリットを簡単にご紹介しました。発注初心者の方でも安心して利用できるような体制を整えていますのでお気軽にお問い合わせください。
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マッチングアプリの開発費用の算出方法
他のアプリと同様、マッチングアプリの開発費のベースとなるのはエンジニアの人件費です。エンジニアのスキル・経験にもとづいて決められた単価に、必要な人数と開発工数(日数)を掛け合わせて開発費が決まります。
マッチングアプリの開発費用はゲームアプリと並んで高く、場合によっては2,000万円を超えることも。ユーザーに安心かつ快適に使ってもらったうえでビジネスとして成立させるためには、検索やチャットはもちろんのこと、ログイン管理や課金システムなど、さまざまな機能・仕組みが欠かせないからです。
冒頭で触れた通りマッチングサービス市場は急成長を続けており、一度軌道に乗れば継続的な収益が見込めるものの、アプリ開発のハードルは決して低くありません。
なぜ価格が違う?価格差の出る理由
ここまで見てきてわかるように、マッチングアプリの開発費用を大きく左右するのは機能の数。
会員登録や検索といった最小限の機能を搭載するだけなら比較的安価で済む反面、GPSとの連動機能やポイント付与機能、会員のランク付け機能などを付ければおのずと開発工数がかさみ、開発費が高くなります。
数十万人、数百万人といった単位のユーザーに使われているマッチングアプリの多くは、そうした機能をほぼすべて網羅しているので、人気アプリに対抗しようとすれば1,000万円単位の予算が必要になるでしょう。
できるだけ費用を抑えるためには
そうした一方、予算的に厳しい場合はマッチングアプリ専用の制作ツールを利用するのも方法の1つ。アプリ開発会社に依頼する場合と比べると機能やデザインの幅は限られますが、低料金でマッチングアプリを形にできます。
たとえば、イフアスク株式会社(東京都港区)が提供している「MaaP」の場合、つぶやき機能や「いいね!」機能が付いたマッチングアプリを初期費用無料・月額3万円で制作可能です。
- 【これだけは押さえておきたいポイント】
-
- マッチングアプリの開発費を左右するのは機能の数
- 会員登録や検索に加え、GPSとの連動機能やポイント付与機能を付ければ
開発費は高くなる - 予算が限られる場合、マッチングアプリの制作ツールを利用するのも1つ
アプリ開発会社選びで失敗しないためには
最後はアプリ開発会社を選ぶ際のポイントについて。発注してから後悔しないためには、どんな点に目を向けるべきなのでしょうか。
実績
マッチングアプリは機能が多く、開発期間も3ヵ月以上の長期にわたることがほとんど。そうしたプロジェクトを滞りなく管理するためには経験に裏打ちされたノウハウが欠かせません。ホームページなどを参考に、受託開発の実績が豊富な会社、自社でマッチングアプリを運営している会社から優先的に選びましょう。
アフターサポート
マッチングサービスは新規参入する企業も多く、他社のアプリの進化にあわせて改修や新機能の追加が必要になる局面は少なくありません。また、ユーザー数を伸ばしていくためには、SNSやYouTubeを使ったプロモーションも必要です。そういった点で「つくったら終わり」の開発会社はNG。納品後のサポート体制を確認したうえで契約を結ぶことが大切です。
発注先選びで迷ったらアイミツへ
今回はマッチングアプリの費用について解説しました。みなさまの参考になれば幸いです。
なお、アイミツではコンシェルジュがみなさまからの相談を無料で承っています。ご予算・ご要望に応じて複数のアプリ開発会社をピックアップし、まとめて見積もりをとることも可能です。
マッチングアプリの発注先選びで迷っている方は、アイミツのコンシェルジュまでお気軽にご連絡ください。
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