アプリケーション保守とは?運用との違いやコストの種類も解説【2024年最新版】
自社サービスのアプリケーションをリリースした場合、継続してユーザーを獲得するには、その後の保守業務も続けていかなければなりません。
そこでこの記事では、営業・バックオフィスなど、さまざまな分野の発注先を比較検討できる「アイミツ」が、アプリケーションの保守で生じる作業内容を解説。あわせて、運用との違いや保守にかかるコストの種類などもご紹介します。
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アプリケーション保守とは
アプリケーション保守とは、ユーザーにとってより快適に使えるサービスとして、トラブルシューティングや機能改善をしていく作業のことを指します。アプリケーションをはじめとした各種システムは、最初にどれほど作り込んで開発したとしても、使用上の問題や要望がどうしても発生してしまうものです。そこでアプリケーションの保守作業をすることで、さまざまな課題を解消していきます。
保守をせずに放置したままでは、アプリケーション上の不備が蓄積してしまい、ユーザーの離脱につながってしまうでしょう。ユーザー満足度を大きく左右する業務でもあるため、しっかりとリソースを確保することが必要です。
アプリケーション保守と運用の違い
アプリケーション運用は、日常的な稼働を管理する作業を指し、正常な動作を補助していきます。例えば、システム上のトラブルが起きていないか監視する、必要な機能が動くように制御する、データのバックアップを取るなど。常に安定して使えるサービスとして維持するのが運用です。
保守では何か課題が発生した場合の改修をしていきますが、運用ではトラブルが起きないように対策するという部分に違いがあります。
アプリケーション保守の業務内容
先ほども出てきたように、保守ではアプリケーションの改修全般を実施します。具体的には次のような業務内容です。
アプリケーションのアップデート
アプリケーションのアップデートでは、ユーザーの利便性向上に向けて、内部的なシステムの修正や改良を行います。例えば、サイバー攻撃防止を図るセキュリティ強化、画面の表示方法やデザインといった操作性の更新、バグの改善など。
仕様変更というよりは、アプリケーション上の不具合を根本的に解消するための措置を指します。定期的なアップデートにより、アプリケーションの安全性や品質を保つのが大きな目的です。
OSアップデートにともなう修正
アプリケーションを使用する環境が変わると、機能などがうまく動作しなくなるケースもあります。そこでアプリケーションを使う端末のOSがアップデートされた場合にも、各種機能が適応できるように更新することが必要です。
軽微なバグ改善程度のアップデートでも、アプリケーションが対応しなくなる場合も少なくありません。トラブル防止に向けて、その都度確認・修正を続けていくことが求められます。
不具合の復旧と原因の究明
例えばアプリケーションが強制終了してしまう、画面や機能がうまく動作しないなど、何かしらのトラブルが発生した場合の緊急措置も、保守作業の1つです。迅速な復旧に向けて適切に対処すると同時に、不具合の原因を明確にし、次回のアップデートにつなげていきます。
いつでも問題なくアプリケーションが使える状態に保つためにも、こうした保守によるトラブルシューティングは非常に重要です。
アプリケーションの機能追加
ユーザー側からしてみると、アプリケーションを使用していくうちに要望が出てくるケースも多く、そうしたニーズに対応していくことも大切です。より使いやすいアプリケーションに成長させていくためにも、新たな機能の追加や仕様変更を継続しながら、どんどんバージョンアップしていく必要があります。
ユーザーからのフィードバックをこまめに確認しながら、何が求められているのかをしっかりと汲み取り、利便性の高いアプリケーションを目指しましょう。
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アプリケーションの保守運用にかかるコストの種類
アプリケーションを適切な状態に保つためには、以下のようなランニングコストも必要です。大まかな費用の内容としては、次のような種類に分けられます。
サーバー費用
オンライン上で使用するWebアプリケーションの場合、ユーザーのアクセスやデータのやり取りに対応できるサーバーを用意しなければなりません。アプリケーションの規模によって導入コストは異なります。例えば、レンタルサーバーを使う場合は、毎月の利用料金が発生します。なお端末上のみで動作する、スマートフォンなどのネイティブアプリケーションの場合はサーバーは不要です。
ドメイン取得・更新費用
ドメインとは、通信先のネットワークを識別するIPアドレスを文字列にしたもので、基本的にはサーバーとセットで準備する必要があります。このドメイン取得には、レンタルサーバー会社やドメイン提供の専門会社に申し込むのが一般的で、まず導入時の初期費用がかかります。また継続的に利用していく際には、別途更新費が発生します。
OSアップデート費用
前述したように、OSのアップデートに対応するためには、当然ながらその分の作業費が発生します。人の手を介さなければならないため、保守業務を担当するスタッフの人件費も考慮しておかなければなりません。物理的なコストというよりは、人材のリソースを確保しておく必要があります。
保守対応費用
OSアップデート費用と同じように、不具合やバグの改修やアプリケーションの機能拡張といった、各種作業に対応するためのコストも必要です。こちらも基本的には人件費となりますが、トラブル時でも素早く対処できる体制が作れるように、相応の予算を検討しておくことが欠かせません。
アプリケーション保守運用やアプリ開発会社への外注も◎
もし社内でシステムに強い人材を確保できるのであれば、アプリケーションの保守運用は内製も可能です。とはいえ、やはりITの専門ノウハウが求められる業務であるため、なかなか自社ではリソースが足りない場合も珍しくないでしょう。
そうした場合には、アプリ開発会社などのプロに任せるのもひとつの選択肢として考えられます。自社での対応が難しい際には、外注も検討してみるのがおすすめです。
アプリ開発の費用相場
つづいては、アプリ開発を外注した際にかかる費用相場をご紹介します。
アプリのタイプ | 開発費用の相場 |
アプリ開発の平均費用相場 | 250万円~ |
ショッピングカート系 | 100万~300万円 |
カタログ・フリーペーパー系 | 50万~100万円 |
通話・メッセージアプリ系 | 100万~500万円 |
ツール系 | 50万~300万円 |
ゲーム系 | 300万~1,000万円 |
SNS位置情報系 | 500万~1,000万円 |
アプリ内課金/多言語/マップ対応 | 各10万~20万円 |
SNS連携/アクセス解析 | 各5万円 |
学習アプリ系 | 50万~300万円 |
より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。
【まとめ】アプリケーションの保守でお困りの方はアイミツへ
アプリケーションの保守にあたっては、IT分野の専門的な業務が数多く発生するため、専任の担当者を配置するのが本来はベストです。ただし内製するにしても、さまざまな種類のコストがかかる点も考慮しておかなければなりません。自社で人材を確保できる場合には問題ありませんが、仮に新規採用や派遣などが必要といった場合には、外部に作業を依頼して任せる方法もあります。
自社にノウハウがなくとも、アプリケーションの開発から保守まで対応できる会社であれば、安心して依頼できるでしょう。アイミツではご要望を伺った上で、条件に合うアプリ開発会社などを無料で複数社ご紹介可能です。アプリケーションの保守でお困りの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
【相談前にまずは会社一覧を見たいという方はこちら】
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