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マッチングアプリの作り方を初心者向けに紹介|外注する流れも解説【2024年最新版】

更新日:2024.01.24

「マッチングアプリを開発したい」と考えているものの、作り方が分からないという方も多いのではないでしょうか。
この記事ではアプリ開発の初心者向けに、マッチングアプリの作り方を解説します。マッチングアプリを自作した場合と外注した場合の費用や外注する流れも紹介!自作と外注のメリット・デメリットに関しても詳しく解説しているので、マッチングアプリの開発を検討している方は、ぜひご覧ください。

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マッチングアプリとは

マッチングアプリとは、個人と個人、企業と企業など、ユーザー同士をマッチングするサービスを提供するためのアプリです。ビジネス向けのマッチングアプリにはいくつかの種類があり、代表的な種類としては以下の5つが挙げられます。
・採用・転職活動
・営業活動
・ビジネスパートナー探し
・ビジネス関連の情報交換
・他業種との交流

マッチングアプリを利用すれば、普段の業務では関わることのない人と交流できます。

自社でマッチングアプリを開発する場合の手順

マッチングアプリは、次のような流れで開発します。
1.企画
2.設計
3.コーディング・プログラミング
4.テスト
5.リリース

マッチングアプリ開発のそれぞれの工程について詳しく解説しましょう。

企画

まずは、どのようなマッチングアプリを開発するのか考える必要があります。需要のないアプリを開発しても、開発コストが無駄になってしまう恐れも。企画の準備として、市場調査を実施しておいたほうよいでしょう。
市場調査をもとに、マッチングサービスの内容やアプリの機能・デザイン、対応するOSなどを決めていきます。機能を検討する際は、技術的に実現可能かどうかを考慮することも重要です。

設計

開発するマッチングアプリの詳細が決まったら、どのようなシステムを構築するのか設計していきます。設計の工程では、プログラマーへ具体的な指示を出すための指示書を作成。どのようなデータを、システム内でどのように受け渡すのか設計します。
マッチングサービスを運営するにはアプリだけではなく、管理システムなどのWebアプリも開発しなければなりません。文章だけで内容を説明するのが難しい場合は、図も作成します。

コーディング・プログラミング

設計が完了したら指示書に従って、実際に動くプログラムを作成していきます。
スマホアプリ開発では、iPhoneなどのiOS向けのアプリではSwiftやObjective-Cが開発言語として使用されるケースが多いです。Androidスマホ向けのアプリでは、KotlinやJavaがよく使用されます。Webアプリの開発には、RubyやPHP、HTML・CSSなどの知識・スキルが必要です。

テスト

コーディング・プログラミングが完了したからといって、すぐにアプリをリリースできるわけではありません。マッチングアプリに不具合があれば、ユーザーがアプリをアンインストールしてしまう可能性も。設計どおりにアプリ・システムが動作するかテストする必要があります。
テストはテスターが担当する場合もあれば、プログラマーが担当することも。テストの工程では、デバッガと呼ばれる専用のソフトを使用したり、ソースコードを確認して不具合がないかチェックします。

リリース

テストをクリアしたら、いよいよマッチングアプリのリリースです。スマホアプリをリリースするには、App StoreやGooglePlayの審査を通過する必要があります。
各プラットフォームで開発者用のアカウントを作成し、開発したマッチングアプリをアップロード。ストアに表示される画像やマッチングアプリの説明文も登録します。iOS用のアプリをアップロードするには、Xcodeを使用する必要があるので注意しましょう。

マッチングアプリ開発を外注する場合の流れ

マッチングアプリ開発を外注する場合の大まか流れは以下の通りです。
1.企画書を作成
2.依頼先の選定
3.要件定義
4.見積もり
5.基本契約書・要求定義書の作成
6.設計
7.個別契約
8.開発
9.納品
10.保守・運用

円滑にマッチングアプリ開発を進めるためにも、発注の流れをしっかり把握しておきましょう。

企画書を作成

マッチングアプリの企画書を作成します。マッチングアプリの機能やデザインは、ターゲットに合わせて決めなければなりません。最初にどのようなユーザーをターゲットにするのかを明確にしておきましょう。
加えて、マッチングサービスを提供するには、データベースや管理システムも開発する必要があります。新規でマッチングサービスを立ち上げるのであれば、サービス全体の企画を作成した後に、アプリの詳細を決めましょう。

依頼先の選定

マッチングアプリの企画書を作成したら、開発を依頼するアプリ開発会社を決めましょう。一口にアプリ開発会社といっても、ゲームアプリの開発が得意な会社もあれば、金融機関向けのアプリ開発が得意な会社もあります。
マッチングアプリの開発を依頼するのであれば、同様のアプリ開発に対応できる会社を選ぶことが重要です。過去にマッチングアプリの開発を手がけた会社であれば、アプリの開発に必要なノウハウを持つ開発会社であると判断できます。

要件定義

要件定義とは、クライアント企業の要望を実現するための具体的な機能を決める工程です。一般的に要件定義は、システムエンジニアと呼ばれる職種が担当します。システムエンジニアがクライアント企業からヒアリングを実施し、マッチングアプリに求められる要件を整理して、開発の方向性を決定する重要な工程です。
自社の要望が正確に伝わるように、ヒアリングの前に伝えるべき内容をまとめておきましょう。

見積もり

要件定義が完了すれば、マッチングアプリ開発のおおよそのコストを算出します。アプリ開発会社に見積もりを依頼しましょう。
アプリ開発の主な費用は、人件費と開発期間によって決まります。コストの安さを優先する場合、アプリの機能を削らなければならない場合も。マッチングアプリに実装する機能が多いと手間がかかるため、高いコストがかかるのです。マッチングアプリ開発の予算に余裕がない場合は、開発する機能の優先順位を決めておいたほうがよいでしょう。

基本契約書・要求定義書の作成

基本契約書とは、マッチングアプリ開発の作業内容や納期、保証の範囲などを記載した契約書です。基本契約を締結する前に、契約内容に漏れがないかしっかりチェックしましょう。
要求定義書は、完成したアプリに求める機能・性能などをまとめた書類です。クライアント企業とアプリ開発会社で、最終的なアプリのイメージを共有するために作成されます。基本契約書や要求定義書に不備があると、後あとトラブルの原因になる可能性もあるので内容をしっかり確認しましょう。

設計

アプリ開発における設計は、外部設計と内部設計の2つの工程に分けられます。
外部設計は、アプリ画面のレイアウトや見た目などのデザイン、操作の条件、操作画面の変化の順序などを設計する工程です。マッチングアプリのユーザーの目に触れる部分を設計します。内部設計は、外部設計で決めた機能を、どのようなプログラムで実装するのかを設計する工程です。データをデータベースに格納する際のルールやプログラム上での機能の切り分けなどを決定します。

個別契約

個別契約とは、案件ごとの取引条件を定めた契約。先述の基本契約は、アプリ開発全体における作業内容や責任の範囲などを定めた契約です。
開発が進行するにつれて、アプリの仕様が変更されることもよくあります。仕様が変われば開発費も変化するため、開発の初期段階で正確な開発費を算出するのは容易ではありません。アプリ開発では仕様変更による開発費の変化を考慮して、最終的な金額は個別契約で決定するケースが多いです。

開発

個別契約を締結すると、マッチングアプリ開発がスタートします。開発の工程では、プログラムやアプリに使用するデザインパーツの作成、テストなどを実施。基本的にはアプリ開発会社主体で進められる工程です。
しかし、クライアント企業も開発の進捗を、しっかり把握しておく必要があります。リリース予定日の直前に「納品日に間に合わないことが発覚した」ということにならないように、開発会社の担当者と定期的に連絡を取って、開発状況を把握するよう努めましょう。

納品

テストに問題がなければ、アプリが納品されます。アプリが納品された後は、App StoreやGooglePlayでアプリをリリースしましょう。GooglePlayでアプリを公開するには、開発者アカウント作成時に25ドルかかります。App Storeでアプリを公開する場合は、年額100ドル必要です。納品されたアプリを自社で運用する場合は、アプリ開発会社からソースコードやツールを引き継ぎましょう。

保守・運用

マッチングアプリのリリースが、アプリ開発のゴールではありません。マッチングアプリのリリース後は、OSのアップデートに合わせて、アプリのアップデートが必要な場合も。ユーザーの動向によっては、新機能の開発なども検討しなければなりません。最初にリリースしたバージョンで、期待した成果を上げられるとは限らないのです。アプリ開発会社によっては、マッチングアプリの保守・運用を依頼できる場合もあります。

なお、アプリ開発の外注に際して「自社にあった会社が見つからない」「会社選びに時間が割けない」とお悩みの方は、お気軽に「アイミツ」にお問い合わせください。数あるアプリ開発会社からあなたの要望にあった会社をピックアップして無料でご紹介いたします。

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マッチングアプリ開発にかかる費用

マッチングアプリを自作する場合、20~150万円ほどの費用がかかります。スマホアプリを開発するには、開発用のPCやツール、テスト用のスマホが必要です。プログラミング経験がまったくない人がアプリ開発に挑戦するのであれば、教材代もかかります。加えて、マッチングアプリを運用するには、サーバー代も必要です。
一方、マッチングアプリの開発を外注する場合の費用は300万~3,800万円前後。アプリ開発の外注費用は、人件費と開発期間によって決まります。実装する機能の数や種類によって、開発期間やプロジェクトに参加するエンジニアの人数が変化するため、開発費の振り幅も大きいのです。開発に携わるスタッフの人数が多く、開発期間が長期化するほどコストも上がります。

自社開発?外注?どっちがいいか

最近では、プログラムを書かずにアプリを作成できるノーコードツールが少しずつ普及していることもあり、マッチングアプリを自社開発すべきか、外注すべきか迷っている方もいるのではないでしょうか。
自社開発と外注にはそれぞれメリットとデメリットがあります。どちらの方法でマッチングアプリを開発するにせよどのような違いがあるのかをしっかり理解しておくことが重要です。以下からは、自社開発と外注のメリット・デメリットを解説します。

自社開発のメリット・デメリット

マッチングアプリを自社開発するメリットは、開発費を節約できる点です。PCやスマホなどのツールがすでに揃っているのであれば、自社開発に必要な費用は、開発を担当する社員の人件費とアプリストアの登録費程度です。
一方、デメリットは、アプリのクオリティが担当社員のスキルに左右される点でしょう。ノーコードツールではテンプレートを利用するため、専門的な知識がない人でもマッチングアプリを作成できます。しかし、オリジナルの機能を実装するには、ノーコードツールを使用する場合でもプログラミングの知識・スキルが求められるでしょう。本格的なマッチングアプリを開発したいのであれば、外注を検討することがベターです。

外注のメリット・デメリット

マッチングアプリ開発を外注するメリットは、プロのエンジニアへ開発を依頼できる点です。アプリ開発会社には開発のノウハウが蓄積されているので、クオリティの高いアプリを自社開発よりも短期間で作成できます。加えて、自社の人的リソースをアプリ開発に割り当てる必要もありません。人員に余裕がない会社の場合、アプリ開発を任せられる社員がいないことも。開発を外注すれば、人員に余裕がない企業でも本格的なマッチングアプリを作成できます。
開発を外注するデメリットは、自社開発よりもコストがかかる点です。しかし、アプリ開発のために新たに社員を採用するよりも外注したほうが長期的なコストを削減できる場合も。自社にアプリを開発できるエンジニアが在籍していない場合は、外注がおすすめです。

アプリ制作会社を選ぶポイント

マッチングアプリの発注先選びで失敗しないためには、自社のニーズに対応できる会社を選ぶことが大切です。発注前にアプリ開発会社の実績やサポート体制、料金と納期のバランスが適切かどうかをチェックしましょう。

アプリ開発の実績

アプリ開発会社を選ぶときは、マッチングアプリの開発実績があるかどうかチェックしましょう。マッチングサービスを新規で立ち上げる場合、企画段階で検討した機能だけでは不十分な場合もあります。
マッチングアプリの開発実績が豊富な会社であれば、自社のアプリに不足している機能を教えてくれることも。実績だけではなく、アプリ開発会社が制作を手がけたアプリの評判もあらかじめ確認しておけば、安心して開発を任せられるでしょう。

納品後のサポート体制

アプリのリリース後に、不具合が見つかることもあります。不具合の修正に時間がかかってしまうと、ユーザーがアプリを利用しなくなってしまう恐れも。納品後の不具合に迅速に対応できる体制が整っている開発会社かどうかも確認しましょう。
また、マッチングアプリのコンバージョン率を改善するには、定期的にレイアウトや機能を見直す必要があります。長期的にアプリの運用をサポートしてくれるアプリ制作会社を選ぶことも大切です。

料金と納期のバランス

アプリ制作会社を比較するときは、料金と納期のバランスもチェックしましょう。依頼内容に対して納期が極端に長い・短い場合は、理由を確認することが大切です。
一般的なマッチングアプリの開発には1,500時間ほどかかります。基本的な機能のみのシンプルなマッチングアプリを開発する場合の費用は、300万~500万円前後です。基本機能にオリジナルの機能を追加する場合は、500万~800万円前後かかります。これらの数字を目安に、依頼するアプリ開発会社を選定していきましょう。

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【まとめ】アプリ開発会社選びで迷ったらアイミツへ

マッチングアプリの作り方や外注する流れを解説しました。アプリ制作会社を選ぶ際は、ポイントでお伝えしたように、サポート体制や費用・納期のバランスを確認しましょう。
「外注する会社を選ぶ時間がない」「外注先選びを失敗したくない」という方は、ぜひ法人向け一括見積もりサービス「アイミツ」をご利用ください。アイミツではご要望を伺った上で、条件に合うアプリ開発会社を無料で複数社ご紹介可能です。
自社にノウハウがなくとも、マッチングアプリの開発実績が豊富なアプリ開発会社であれば、安心して依頼できるでしょう。会社選びでお困りの方は、お気軽にご相談ください。

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