システム開発の実施計画書作成方法とは?プロジェクトを成功させるために知っておくべきこと

チェックボックスにチェックを入れる男性

更新日:2017年09月27日 | 公開日:2016年07月17日

システム開発プロジェクトにおいての柱は、綿密な計画の立案と進捗管理であるといっても過言ではありません。
クライアントが期待する以上の効果をもたらすような企画・提案をすることが重要なのですが、計画(スケジュール)の作成作業と進捗管理作業はとても面倒なので、エンジニアやプロジェクトマネージャーの悩みのタネにもなっているのです。

プロジェクトの進行をスムーズにする計画書の作成法とは?

システム開発においてプロジェクトに参加したエンジニアやプロジェクトマネージャーの多くが、下記のような経験すると言われています。

・当初予定していた制作物の内容が予想していたものと違っていた

・進捗の過程で停滞する問題がしばしば発生していたが、プロジェクトの終盤になって納期に影響するものだということがわかり、システムの利用開始時期を延期せざる得なくなってしまった

こうした状況はシステム開発の現場ではよく起こりうることで、そのたびに大幅な修正やシステム利用者や企業への報告といった想定外の負担がかかるとともに、システム自体の品質に影響してくる場合もあるようです。

そうした事態を避けるために、なによりも重要となるのが「実施計画書」なのです。
実施計画書は、「システム化計画書」や「プロジェクト計画書」などと呼ばれることもありますが、プロジェクトで行うべく作業の目的、スケジュール、実施体制、役割分担、予算といったものを記載し、プロジェクトに携わるすべての関係者間で認識事項として共有することが重要になります。

カレンダーと万年筆

実施計画書を作成する前に「計画のためのルール作り」を行う

プロジェクトの計画書を作成するその前にやらなければならないことは、「フォーマットの整備」です。
まず、プロジェクトのもととなる計画書の作り方や書き方といったものを、プロジェクトに携わるスタッフ全員で確認するためのフォーマットとそのルール作りを計画書の作成の前に行っておきます。

それを用い、実際に進行した際に要所要所でプロジェクト間での連携を確認したり、プロジェクトの全体像を見て、遅延などが出ていないかといったチェック管理を行ます。
さらには状況によって、スタッフの追加や開発費の再投入といった調整を行わなければならなくなった場合に、あらかじめ整備しておいたフォーマットが活躍することになります。

こうした計画書作りのための準備をスタッフが揃って、体制を整備しておくことでプロジェクト進行を大きく左右することにもなります。
その際に必要となるポイントは「プロジェクト計画の目的」と「プロジェクト計画の立て方」にあるといえます。

・プロジェクト計画の目的
プロジェクト企画やプロジェクト方針に基づいてプロジェクト計画を立てることで、よりプロジェクトの目標が明確になります。
プロジェクトの開始から終了までが見えるようにもなり、ここで不確定要素を減らしておけば、プロジェクトを安全に運営することができます。

・プロジェクト計画の立て方
必要な作業を詳細に洗い出し、WBS(Work Breakdown Structure)を作成し、リスクを洗い出してリスク対策(回避・軽減・転嫁・受容)を立てる。
さらにはリスク対策を具体的な作業に落としてWBSに追加するとともに進捗計画、費用計画、組織計画、外注計画、品質計画を立てる。

以上を踏まえたら実際に作成に入ります。
プロジェクトの規模や性質によって計画書の項目などは変わりますが、主な構成は下記のようなものになります。

・スコープ定義
 背景
 目的
 期間(納期)
 前提条件
 WBS(Work Break down Structure)作成
 作業範囲
 費用
 成果物
 要件
 品質・性能 など

・進捗計画
 進捗計画の方法
 マスタースケジュールの作成
 工程スケジュールの作成
 個別スケジュールの作成
 管理指標 など

・費用計画
 開発費算出
 開発外費用算出
 支出計画 など

・組織計画
 組織体制立案
 コミュニケーションルールの定義
 TRM(Task Responsibility Matrix:役割分担表)作成
 作業負荷の平準化
 教育計画
 新メンバー受入前にマニュアル化しておく 

・外注計画
 外注する理由
 注意点
 外注手続き
 技術者採用面接時の質問事項 など

・品質計画
 品質計画の考え方
 品質の優先順位
 品質に関するスケジュール
 品質に関する基準の設定
 管理指標
 標準テスト項目 など

ノートパソコンとチェック表

【まとめ】計画書はプロジェクト成功に導くための重要な道導です

計画書はプロジェクト成功に導くための重要な道標です。
そのため計画書にはプロジェクトのゴールに向かって何をすべきかを記載し、それをチームのメンバー全員が共有することが大事なのです。

また、プロジェクトは変化していくものです。
さらに突然のアクシデントなどに見舞われることもあるでしょう。
そうした変化に耐えられるような計画を立てることができれば、プロジェクトはスムーズに運ぶことができるのではないでしょうか。

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