システム開発は独自開発とパッケージ製品のどちらが良いのか

更新日:2017年06月30日 | 公開日:2016年12月29日

システム開発を考える時にゼロから作るかそれとも既存の製品を元に作るか、大きく分けて2つの選択肢があります。
前者はいわゆる「独自開発」と呼ばれており、後者は「パッケージ開発」と呼ばれます。
開発方法は予算面だけでなく、導入後の使い勝手を左右する重要なポイントです。
この記事で違いをしっかり認識しておきましょう。

「独自開発」のメリットとデメリットを確認しよう

メジャーで図る

「独自開発」によるシステム構築とは、洋服のオーダーでいえば、完全にオーダーメイド型のスーツを作るようなものです。メジャーを使って身体の特徴を測ったり、着心地を試したりといった丁寧な製品づくりをすることが特徴ですが、セミオーダーのスーツに比べると金額は高くなるというデメリットもあります。

独自開発の最大のメリットは、自社で必要な要件を洗い出し、自社にあったシステム構築を開発会社と共同で設計できることにあります。システム構築によって効率化したり、コストを削減するためには、自社特有に業務の流れをしっかりと洗い出し、「要求定義」「要件定義」といったシステム構築の設計プロセスを経ることで、自社で必要な用件をきっちり満たしたソリューションが構築できます。

また、システムを運用しているうちに「もっとこうしたい!」という要望が出てくることが普通ですが、独自開発の場合は、そうしたカスタマイズにも柔軟に対応できる拡張性に優れています。

「パッケージ開発」のメリットとデメリットを確認しよう

腕を組む男性

「パッケージ」を利用したシステム構築とは、洋服のオーダーでいえばセミオーダー型に相当します。生地やおおまかな形状は予めパターンが用意されており、そのパターンを使って自分の体にあったスーツを作るわけです。予めパターンが用意されているので金額は安くなりますが、オーダーメイドに比べると、完全な自分仕様ではない分、着心地のフィット感は劣るというデメリットもあります。

パッケージシステムのメリットは、コストの安さと短納期にあります。自社で構築したいソリューションがそれほどの独自性を要求しない場合には、パッケージを利用することによって「独自開発」の数分の一、場合によってはゼロの数がひとつ違う程のコストでシステム構築を完了することができます。

その半面、パッケージに自社の業務を合わせなければならない(例えば、業務の流れを一部変更しないといけない)などの面が出てくる場合もあり、せっかく競争力を持っている自社の強みをパッケージ製品の導入によって阻害してしまう、というケースもありえます。また、将来的に「もっと使い勝手を改善したい!」という要望が出てきても、パッケージの制約によって不可能な場合も出てきます。

自社にあった開発パターンは「優先順位」を整理することで見えてきます

パソコンを操作する人

それでは結局「独自開発」と「パッケージ開発」のどちらが良いのでしょうか。それは、開発にあたって優先順位をどうつけるかを整理すれば、自社にとって最適な回答が出てきます。

先程解説したように、独自開発のメリットとしては、「独自機能の実現」「拡張の容易さ」というメリットがあります。一方でパッケージのメリットとしては「価格の安さ」「納期の短さ」があります。

パッケージのメリット
  • 独自機能の実現
  • 拡張の容易さ
  • 価格の安さ
  • 納期の短さ

それぞれの要素に、◎(必須)、○(重要)、△(できれば)、×(無視可能)をつけることによって、自社のシステム開発の優先順位が見えてきます。

システム構築ではとかくその内容ばかりに目が行きがちですが、発注の段階ではこの優先順位をはっきりさせておくことが非常に重要になってきます。

例えば、予算の都合があって「価格」が◎の場合、第一候補とすべきは「パッケージ開発」となりますし、自社の業務フロー独自性を活かしたいという場合には「独自機能の実現」が◎になりますので、第一候補とすべき開発方法は「独自開発」となるでしょう。

ではここで、「独自機能の実現が◎で絶対に譲れない」が、「予算の都合があって価格が○でできるだけ安くする必要がある」の場合はどうすればよいでしょうか。

通常ですと、独自機能を実現したい場合には、コストもそれに比例してかかってきます。しかし、諦める必要はありません。「自社でどうしても譲れない部分をきちんと洗い出してみたら、独自性を損なうことなく、最適なパッケージ製品が見つかった」という場合も、もちろんあります。また、「価格を抑えながらも、独自開発を引き受けてくれる開発会社が見つかった」というケースもありえます。

【まとめ】自社にとって最適な提案をしてくれる開発会社とは

先程の「自社でどうしても譲れない部分をきちんと洗い出してみたら、独自性を損なうことなく、最適なパッケージ製品が見つかった」、もしくは「価格を抑えながらも、独自開発を引き受けてくれる開発会社が見つかった」という一番望ましい形でシステム構築を行うためには、そうした自社にとって最適な提案のできる最適な開発会社をピックアップする必要があります。

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