【企業向け】ライブ配信で必要な機材|機材を準備して質の高いライブ配信を実施!【2024年最新版】
商品・サービスのオンライン販売や会社説明会、新商品プロモーションなどでライブ配信を活用する企業が増加傾向にありますが、中には「自社でもライブ配信を実施してみたいが、やり方がわからない」とお悩みの方もいるのではないでしょうか。
本記事では、ライブ配信に必要な機材とあわせてライブ配信のメリット・デメリットについても解説します。ライブ配信に興味のある方は、ぜひ参考にしてください。
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ライブ配信とは
ライブ配信とは、インターネットを用いてリアルタイムで映像・音声を配信する行為を指すものです。大きな特徴は「最新情報をいち早く、多くの人々に届けられること」や「視聴者と双方向コミュニケーションができること」で、不特定多数を対象にしたものから、会員だけを対象にしたもの、視聴にパスワードが必要なものなどさまざまな形態があります。
特に注目を集めているのは「ライブコマース」と呼ばれるオンライン販売を目的としたライブ配信で、商品の魅力や特徴を紹介しながら視聴者の質問にも回答できることから、新たに取り組む会社も増加傾向にあるようです。そのほかにもオンライン決算説明会や株主総会、遠隔で参加できるイベントなどでも活用されています。
企業がライブ配信に取り組むメリット
企業がライブ配信に取り組む主なメリットは、以下の通りです。
・会場が不要
会場の手配や設営の手間に加えて、使用料を削減できる
・参加への敷居が低い
場所を問わず視聴できるため、新規・既存を問わず参加者を集めやすい
・人数を気にしなくていい
予想参加人数に合わせて会場を選定・予約する必要がなく、大人数であっても受け入れが可能
・臨場感がある
リアルタイムの配信は通常の動画と比較して臨場感を提供できる
・危機管理につながる
新型コロナウイルスへの感染リスクを抑えてイベントを実施できる
・双方向コミュニケーション
チャットやコメント機能によって参加者が気軽に質問・相談できる
このようにさまざまなメリットがありながらも、比較的容易に実施できるのもライブ配信のメリットと言えます。
企業がライブ配信に取り組むデメリット
企業がライブ配信を行うデメリットは以下の通りです。
・準備に費用がかかる
撮影機材やライブ配信に必要なツールの準備・導入に一定の費用が発生する
・炎上リスク
リアルタイムでの配信のため出演者に失言があると炎上に発展し、批判の対象になってしまう
・成果につながりにくい
オフラインでの実施と比較すると参加者のエンゲージメントが低くなる可能性がある
・システムエラー
ライブ配信ツールに不具合が生じるとイベントが中断・中止になる可能性がある
「競合がやっているから」と軽い気持ちでライブ配信に取り組むと、これらのデメリットによる影響を受けてしまうこともあるかもしれません。多くは事前の対策によって防止できますが、ライブ配信の導入にあたっては慎重に準備を進めるべきでしょう。
ライブ配信をする際に必要となる機材
ライブ配信の実施にあたって必要な機材は以下の通りです。
・PC
・ネット回線
・カメラ
・映像キャプチャデバイス、スイッチャー
・照明
・ミキサー
・エンコーダソフト
・マイク
ここからは、それぞれの機材について解説します。
PC
PCはライブ配信の設定や視聴者からのコメントの確認、チャットの返信などに必要な機材です。ライブ配信はPCを介して行われるため、スピーディーな読み込みや長時間にわたるデータ送受信が可能なものを用意してください。最低でもメモリ8GB以上、できれば16GB以上のものが好ましいと言えます。
処理速度によって映像が途絶えてしまうのを防ぐためには、最低でもCore i5以上のCPUが搭載された機種を選ぶのも重要なポイント。さらに、何らかの理由でPCが動作しなくなる可能性を踏まえ、予備のPCを用意しておくとよいでしょう。
ネット回線
ライブ配信をスムーズに行うためには、質の高いネット回線が必要です。安定した配信を実現したいのなら、上り・下りそれぞれ30Mbpsを確保することをおすすめします。10Mbpsほどで配信できることもありますが、重要なイベントや発表会でライブ配信を実施する場合はネット回線のスピードや安定性にもこだわるべき。無線LANは使い勝手に優れる一方で外的環境の影響を受けやすく、想定外の不具合が発生する可能性があるため、できる限り有線を使用してください。
事前準備の段階で回線のスピードを複数回確認し、ネット環境を把握しておくようにしましょう。
カメラ
映像の質にこだわらないのならノートPCの内蔵カメラも使用できますが、映像の質が参加者の満足度を左右するイベントや説明会をライブ配信する場合は別途カメラを準備しましょう。カメラを選ぶ際に確認したいのは、「PCとの接続」や「画質」「フレームレート」「ズーム機能」「手ぶれ防止機能」の有無など。暗所でも明るく撮影できるものを選べば、室内からのライブ配信でも安心です。長時間にわたるライブ配信を予定している場合は、撮影と充電が同時に行える機種を選ぶとよいでしょう。
なお、会場の雰囲気を視聴者に届けたい時には、複数台のカメラを用意して場面に応じて映像を切り替えるといった工夫も効果的です。
映像キャプチャデバイス・スイッチャー
映像キャプチャデバイスは、撮影した動画をPCに取り込むための機材です。カメラの機種によってはデータを直接取り込めないこともあるため必要に応じて準備することをおすすめしますが、気軽にライブ配信を行いたいのなら映像キャプチャデバイス不要のカメラを選びましょう。
スイッチャーは複数台のカメラで撮影する際に使用する映像を選択するための機材です。カメラが1台の時には必要ありませんが、複数台のカメラを使用する場合は事前に用意するようにしてください。
照明
室内からライブ配信を行う場合は、周辺の明るさに合わせて映像が補正されてしまい、出演者の姿が暗く映ってしまうため照明機材も用意しておく必要があります。出演者に照明をあてることで、表情やしぐさなどをはっきり映し出せます。ライブ配信で使用されるのはLEDライトが一般的で、「ディライトタイプ」と「Bi-Color」が使い分けられています。
デイライトタイプ:太陽光に近い電球で白に近い光が特徴
Bi-Colorタイプ:白、オレンジの2種類の光を放つのが特徴で、色の調整も可能
ライブ配信はディライトタイプで十分だと考えられますが、演出にこだわる場合はBi-Colorタイプを使用してもいいかもしれません。
ミキサー
ライブ配信では映像だけでなく音量にも配慮が求められるため、音量を瞬時に調整できるミキサーが必要になることも。出演者が複数人の場合はマイクとの距離に応じた音量調整が必要ですが、ミキサーを使ってマイクをミュートにすればノイズやほかの出演者の立てた音も排除できます。
しかし、ミキサーの操作には経験やノウハウが必要であり、マイクの管理を適切に行えば大きな問題はないことからライブ配信では必須ではありません。「とことん質にこだわりたい」という場合は準備するとよいでしょう。
エンコーダソフト
エンコーダソフトとは、撮影した映像や音声のデータをライブ配信用に自動で変換するツールのことです。さまざまなデータ形式へ変換できるため、プレビュー画面の加工やマルチアングルでの配信、画面共有などが可能となります。
しかし、ライブ配信プラットフォームを使用すればエンコーダソフトが不要なこともあるため、ライブ配信の環境を事前に確認するとよいでしょう。「自社でライブ配信の環境を作りたい」「より戦略的なライブ配信にしたい」といった場合は、エンコーダソフトを準備しておくことをおすすめします。
マイク
マイクはライブ配信の音質を左右するため、重要な機材だと言えます。出演者の声をしっかりと拾えるマイクを用意するのはもちろん、ミキサーを利用する場合はミキサーとの相性も確認しましょう。出演者の移動がある場合や実演を行う場合はハンドマイクではなく、ピンマイクやヘッドセット型のマイクがおすすめです。
マイクは性能や機能によって価格に大きな開きがあるため、「ライブ配信にどれだけの予算を使えるのか」「どこまで品質にこだわるのか」など状況やニーズに合わせて適した製品を選ぶとよいでしょう。
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ハイブリット配信の場合には多くの機材が必要となるので注意
ハイブリッド配信とは文字通りオンラインとオフラインを組み合わせて実施されるもので、両者のメリットを得られることから成果につながりやすい方法として高い評価を受けています。しかし、ハイブリッド配信の実施にはライブ配信と会場の手配・設営が必要となるため、多くの機材を準備しなければなりません。上記で紹介した機材のほかに会場用プロジェクター やスクリーン、スピーカーなどが必要です。
また、オンライン・オフラインいずれも滞りなく進行するためには経験や専門性が求められる場面が多く、特に広い会場では撮影や音響の技術が品質や参加者の満足度を左右するといっても過言ではありません。ハイブリッド配信を実施する際には、入念な事前準備やスタッフ教育、リハーサルを行うようにしましょう。
配信機材はレンタルするという方法もある
「配信機材を揃えるのが難しい」「長期的にライブ配信を行うかわからないため、購入を迷っている」という場合には、配信機材のレンタルサービスがおすすめです。レンタル費用が発生するものの、必要な機材をすぐに準備できるため時間の削減に効果的でしょう。ライブ配信に必要な機材をまとめてレンタルできるだけでなく、特定の機材のみのレンタルも可能なサービスがあれば「カメラはあるが、マイクはない」といった状況でも安心です。
さらに、レンタルサービスの中には使用方法のレクチャー、技術・ノウハウを持つスタッフの派遣に対応しているものも。ライブ配信の当日はトラブルに備えて、専門家を待機させておくとよいでしょう。
ライブ配信の費用相場
つづいては、ライブ配信を外注した際にかかる費用相場をご紹介します。
ケース | 相場 |
視聴者数:10〜20名 配信時間:30時間/月 |
月額5万〜10万円 |
視聴者数:100〜150名 配信時間:100時間/月 ※撮影も依頼 |
月額25万〜40万円 |
ライブ配信の費用相場を映像のケース別にご紹介しました。より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。
まとめ
本記事では、ライブ配信に必要な機材の種類やライブ配信のメリット・デメリットなどを紹介してきました。ライブ配信には多くの機材やスタッフが必要となるだけでなく、リアルタイムでの実施のため失敗は避けたいものです。当日に慌てることのないよう、事前にしっかりと準備をしておきましょう。
なお、「社内のスタッフだけでライブ配信ができるか不安」という場合は、ライブ配信に対応している動画制作・映像制作会社への外注もおすすめです。機材の準備も任せられれば、最小限の工数でライブ配信を実施できます。
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