Shopifyのセキュリティ対策とは?本当に安全か解説【2024年最新版】
Shopifyは、ECサイト(ネットショップ)を簡単に開設できるプラットフォームです。世界中で数多くのECサイトがShopifyを利用して構築されていますが、セキュリティ面が気になるという方も多いでしょう。
そこでこの記事では、Shopifyの安全性について知りたい方に向け、Shopifyのセキュリティ対策やサーバー性能、セキュリティ強化におすすめのShopifyアプリなどについて分かりやすく解説します。
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Shopifyのセキュリティ対策とは?安全に使える理由5つ
Shopifyのセキュリティ対策を理解していただくため、以下より安全に使える5つの理由について解説します。
PCI DSS・ISO27001を取得済み
Shopifyは、PCI DSSおよびISO27001を取得しています。PCI DSSは、クレジットカードにおける個人情報を保護し、安全に取り扱うための情報セキュリティ基準で、クレジットカード業界が定めているもの。ShopifyはPCI DSS Level1を取得しており、一般的な金融機関とほぼ変わらないセキュリティレベルを保持しています。また、Shopifyを利用して開設されたすべてのECサイトも、自動でPCI DSS Level1に準拠するため安心でしょう。
また、ISO27001は、ISMS認証とも呼ばれる情報セキュリティに関しての国際的な基準。第三者機関による審査にて、セキュリティについての信頼性が高いと確認されたサービスのみが取得できるものです。
2段階認証やアクセス制限が可能
Shopifyでは、2段階認証やアクセス制限が可能となっており、ログインやアクセスに対する高い安全性を保持しています。
2段階認証とは、管理画面にスタッフがログインする際、IDやパスワードに加え、SMSや指紋などによる認証を必須とするもの。これにより、不正ログインによる情報漏えいやデータ改ざんなどのリスクが低下します。
また、アクセス制限では特定の機能を一部のアカウントのみ利用可能にするなどと制限でき、スタッフのヒューマンエラー、もしくは故意によるデータの破損や消失、改ざんなどを防止できます。
常時SSL化に対応
Shopifyは、常時SSL化に対応することで、データや情報の送受信におけるセキュリティリスクを低下させています。
SSL(Secure Sockets Layer)化とは、ネットワークを通じてデータや情報を送受信する際、暗号化を施すことで高い安全性を確保するもの。これにより、通信中のデータや情報に対する改ざん、盗聴、傍受などのリスクを大幅に低下できます。
また、Googleの検索エンジンは評価の際にSSL化されているWebサイトを優遇しているので、検索結果にて上位表示させるためのSEOにも効果があるでしょう。
セキュリティ対策向けアプリも充実
上述のとおり、Shopifyはさまざまな対策によってセキュリティを確保していますが、アプリを導入することでセキュリティレベルをさらに向上させることも可能です。不正なアクセスを拒否するアプリから、スパムを阻止するアプリ、さらには不正注文の検知と防止を実現する不正注文防御システムまで、さまざまなアプリが公開されています。なお、のちほどセキュリティ強化におすすめのShopifyアプリをいくつか紹介するので、ぜひ参考にしてください。
ホワイトハッカーが24時間監視
ホワイトハッカーとは、ネットワークやコンピュータシステムについての卓越した技術や知見を有し、サイバー攻撃などからユーザーやシステムを守るために善良な目的で活動しているスペシャリストです。Shopifyは、全世界のホワイトハッカーが24時間監視しながら、セキュリティ上の脆弱性やバグなどの不具合が発覚した際、スピーディに対応する体制を整えています。また、一般のエンジニアが同様の不具合を発見した際にも、Shopifyに報告することで、スピーディに解決する仕組みとなっているようです。
Shopifyはサーバーダウンの心配もない?
Shopifyはさまざまなセキュリティ対策によってユーザーが安心できる環境を整えています。加えて、サーバーに関しても高い性能が実現されており、快適に利用することが可能です。
まず、Shopifyサーバーは、99.98%の高い稼働率を誇り、サーバーが原因となるサービス停止はほぼ発生しないと考えて問題ないでしょう。
また、1分間で1万件の注文を処理できるため、高い稼働率とも相まって、数多くのアクセスが集中しても処理落ちやサーバーダウンが発生する心配はありません。さらに、ファイルサイズを軽量化するWebPと呼ばれる画像フォーマットへの対応や、CDN(コンテンツ・デリバリー・ネットワーク)による情報の読み込み最適化により、サーバーへの負荷を低減させながら、ページ表示の高速化を追求しています。
Shopifyに脆弱性はあるの?
これまで見てきたとおり、Shopifyにはさまざまなセキュリティ対策が施されており、脆弱性に対してスピーディに解決する仕組みもあるため、現時点で特にセキュリティ上の欠陥や脆弱性があるというわけではありません。しかしながら、どのようなシステムであっても、サイバー攻撃などのセキュリティ脅威に対するリスクをゼロにすることは不可能です。そのため、利用するユーザーも可能な限りの対策を実施することが重要と言えます。
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ネットショップを運営する際にやっておきたいセキュリティ対策
顧客情報を始めとする機密を扱うことも多いネットショップ運営では、それらに危害がおよぶリスクを可能な限り低減させるため、セキュリティ対策を徹底しなくてはなりません。主な対策として考えられるのは、次のとおりです。
- ネットショップで行うべきセキュリティ対策
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- セキュリティパッチなどの適用による安全状態の維持
- 脆弱性に対する定期的な診断、および発覚した際の迅速な対応
- 重要情報の定期的な正確性確認やセキュリティツールによる監視
- アクセス制限、監視、および定期的なアクセスログの確認
- WAF(Web Application Firewall)の導入
- システム・データのバックアップ取得
ネットショップを運営する際には、これらすべてを抜かりなく実施することが理想です。また、万が一の事態に備えて、サイバー保険に加入しておくこともおすすめします。
セキュリティ強化におすすめなShopifyアプリ5選
前述したとおり、Shopifyはセキュリティ対策向けアプリが充実しています。以下より、セキュリティ強化におすすめなShopifyアプリを厳選して5つ紹介するので、Shopifyのセキュリティレベルをより高めたい方はぜひ参考にしてください。
Cozy AntiTheft
Cozy AntiTheftは、情報やデータの盗難防止に特化した無料のShopifyアプリです。ファイルの保護に加え、コピー&ペーストやドラッグ&ドロップおよび右クリックといった操作の無効化、画像のダウンロード抑制などを実現することにより、さまざまな不正操作によるファイルやデータの盗難を防止します。
サーバーなどのバックエンドのみに目を向けがちなセキュリティ対策ですが、フロントエンド、すなわちWebブラウザ上の不正操作などによって危害がもたらされることもあるため、非常に有効なアプリと言えるでしょう。
TrustedSite ‑ Trust Badges
TrustedSite ‑ Trust Badgesは、一定の条件を満たして認証を取得することで、TrustedSiteの証明書が発行され、ECサイトに信頼バッジを掲載できるというShopifyアプリです。フィッシング対策や常時SSLへの対応などがチェックされ、問題がないと判断された場合に証明書が発行されます。
信頼バッジの掲載により安全性を証明し、ユーザーに安心してもらうことで売り上げの向上が期待できるため、多くのECサイトで利用されているアプリです。無料から利用可能ですが、月間の訪問者(ユーザー)数によっては料金が発生します。
Beacon 不正注文防御システム
Beacon 不正注文防御システムは、ECサイト上で行われる不正注文や転売などの行為を自動で検出・防止するShopifyアプリです。無効な電話番号や住所の検出、不審な高額取引の監視・追跡などにより、さまざまな不正行為を検出し、被害を最小限に抑えます。リスク指標のパラメータ設定といったカスタマイズを施しながら、自動での注文取り消し・無効化や、決済の制御などを実現することも可能です。
月額0.03ドルの費用がかかりますが、本格導入の前にまずは14日間の無料体験を利用できます。
ハルク年齢確認
ハルク年齢確認は、ユーザーに対する年齢確認を実施することで、ECサイト運営上のコンプライアンスを確保できるShopifyアプリです。的確な年齢確認によって、特定ページへのアクセスや、年齢制限のある商品の購入を制限し、法規制への適正な対応を実現します。利用には月額10ドルの費用がかかりますが、7日間の無料体験によってまずは試用してみることが可能です。
Locksmith
Locksmithは、「ロック」および「キー」という概念により、シンプルな形で手軽にECサイト上のコンテンツを保護できるShopifyアプリです。「ロック」が追加されたコンテンツは、非表示化やアクセス制限などを任意に実現できる上、使用するにはパスワードなど24種類の条件を設定することが可能な「キー」が必要となります。月額9ドルのプランを始め、4つの有料プランが用意されていますが、まずは15日間の無料体験から始めることが可能です。
ホームページ制作の費用相場
つづいては、ホームページ制作を外注した際にかかる費用相場をご紹介します。ホームページ制作の価格は、依頼する内容やページ数、機能により大きく変わります。具体的な費用目安は以下の通りです。
作成費用 | ホームページの特徴 | どんな企業向きか |
~30万円 | ・テンプレートを使用 ・WordPressなどのCMSで作成 ・画像やテキストは依頼者側で用意 ・簡易的なコーポレートサイト ・簡易的なオウンドメディア ・10ページ以内の作成 |
・費用を抑えたい ・短い納期で依頼したい |
30万~100万円 | ・オリジナル性の高いwebサイト ・発注者の要望に沿ったデザイン ・独自コンテンツの充実したwebサイト ・オリジナル性の高いwebサイト ・簡単な撮影やインタビューを含む素材の用意も依頼可能 |
・中小企業 ・凝ったWebサイトを作りたい |
100万~200万円 | ・戦略的で効果の高いwebサイトの作成 ・トレンドのコンテンツやデザイン ・撮影やインタビューを含む素材の用意も依頼可能 |
・中小企業~大企業 ・規模の大きいWebサイトを作りたい |
200万円~ | ・完全オリジナルデザインのWebサイト ・SNSとの連動が可能 ・多機能なWebサイト |
・大企業 ・複数のブランドサイトを制作したい方 ・SNSと連動したWebサイトを作りたい ・機能性の高いWebサイトを作りたい |
ホームページ制作の費用相場をご紹介しました。より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。
【まとめ】Shopifyサイト制作ならPRONIアイミツへ
本記事では、Shopifyのセキュリティ対策やサーバー性能、セキュリティ強化におすすめのShopifyアプリなどについて解説しました。本記事を参考に、Shopifyのセキュリティについて理解した上で、ぜひ安全なネットショップ運営を実現してください。
なお、ネットショップの構築や運営を依頼する会社の選定にお悩みの際は、ぜひ「PRONIアイミツ」をご利用ください。ご要望をお伺いした上で、ニーズに沿った会社を無料で複数ご紹介します。お気軽にご相談ください。
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