オウンドメディアにSNSは必須!メリットや運用のコツを解説【2024年最新版】
オウンドメディアをより効果的に運用するためには、SNSとの連携が必要だと言われています。実際にオウンドメディアとSNSを並行して運用することで、大きな成果をあげているケースも増加しているようです。
この記事では、さまざまな分野の発注先を比較検討できる「PRONIアイミツ」が、オウンドメディアでSNS運用が必要な理由やメリット、効果的な運用のコツなどについて解説するとともに、オウンドメディアと相性のいいSNSも紹介します。オウンドメディアの構築・開設を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。
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オウンドメディアでSNS運用が必要な理由
オウンドメディアでSNSの運用が必要とされる背景には、どのような理由があるのでしょうか。ここからは、オウンドメディアでSNS運用が求められる理由を解説します。
消費者の購買プロセスの変化
従来はリアルな店舗での商品購入が主流でしたが、インターネットの登場によってECサイトで気軽に買い物を楽しめるようになりました。さらに現在はスマートフォンやSNSが普及したことで、購買プロセスに変化が生まれています。インターネット環境とスマートフォン・タブレットがあれば場所を問わずSNSを利用できるため、移動中や外出先などのスキマ時間をコミュニケーションや情報収集に当てるのが当たり前に。SNSを経由して商品を購入する人も増えているようです。
そうした背景からオウンドメディアにおいても、成果をあげるためにはSNSの存在を無視することができなくなっていると言われています。
SEO/SEMのみでの集客が難しくなっている
SNS経由での商品購入の普及は購買チャネルの増加を意味しており、従来のようなSEO対策やSEMによる施策だけでは十分な集客が難しくなっているのが現状です。SEO対策やSEMは検索エンジンからWebサイトへの流入を図る種方で、ビジネスにインターネットを活用するあらゆる企業が重要な施策として取り組んでいました。現在も重要であることに違いはないものの、若年層を中心にSNSを通じて情報収集や商品購入を行う人が増加したため、オウンドメディアでもSEO対策やSEMに依存した集客が困難になっています。
商品・サービスが売れにくい
スマートフォンやSNSの普及によって、人々は膨大な情報へ気軽にアクセスできるようになりました。商品やサービスの購入にあたっても、SNSに投稿された口コミを確認した上で慎重に検討する人が増えており、短時間で購入する人は減少傾向にあります。類似する商品・サービスを比較する情報も数多く提供されているため、企業にとっては商品・サービスが売れにくい状態だと言えるでしょう。
オウンドメディアを通じて売り上げの拡大を図りたいという場合にもSNSを活用し、ユーザーからの支持や信頼を積み重ねていくことが重要になっているのです。
消費者の広告離れが進んでいる
以前はマスメディア(テレビ・新聞・雑誌・ラジオ)広告が絶大な影響力を持ち、多くの企業がテレビCMや雑誌広告などを通じて多大な売り上げをあげていました。しかしインターネットの普及によって消費者の「テレビ離れ」「新聞離れ」が進み、現在は従来ほどの効果を発揮するのが難しくなっています。影響力が完全に失われたわけではありませんが、現在はインターネット広告費がマスメディア広告費を上回るなど移行が顕著です。
さらに昨今はネット広告もその表示頻度から辟易するユーザーが多く、広告ブロック機能をWebブラウザへ追加できるようになるなど広告離れが進行しています。よほど魅力的な広告でない限り見られることも難しいとされているため、オウンドメディアにおいても広告ではなくSNSを中心に集客に取り組むのが得策だと考えられています。
オウンドメディアでSNSを運用するメリット
オウンドメディアにはSNSの運用が必要だと言われていますが、オウンドメディアでSNSを運用するとどのようなメリットが期待できるのでしょうか。ここからは、オウンドメディアでSNSを運用する代表的なメリットを解説します。
ユーザーとの関係値を構築できる
SNSではアカウントのフォローや投稿へのリアクションによってユーザーとの接点が生まれ、それを維持することで信頼関係の構築が可能です。一定の関係を構築できれば、自社の商品やサービスへの関心度を踏まえた情報発信につなげられます。適切なタイミングで情報を発信し続ければ、最終的な購入・契約といった成果に結びつくことも期待できるでしょう。
コミュニケーション促進につながる
SNSを通じて商品やサービスに対する率直な意見・感想を集められれば、それにもとづいたプロモーションなど別角度からのコミュニケーションを促進できます。オウンドメディアだけでもユーザーとのコミュニケーションは可能ですが、SNSは「人と人がつながること」を目的としたものなので、よりスムーズかつスピーディーに実現するというメリットがあります。
集客に関するノウハウが社内に蓄積される
ユーザーと直接かつ密なコミュニケーションを図れるSNSの運用は、消費者のリアルな声に触れながらマーケティングの感覚を養うのに絶好の機会です。継続が知見やノウハウの習得につながり、社内で共有すれば資産として蓄積していくこともできます。SNSは基本的に無料で利用できるので、試行錯誤を重ねて状況に応じた適切な施策を見極められるのも大きなメリットでしょう。
リスクを抑えた運用ができる
SNSは基本的に無料で利用できるため、はじめての施策に挑戦する場合であってもコスト面でのリスクを懸念する必要がありません。また、SNSによっては他ユーザーのアクションや拡散の範囲の調整も可能です。たとえば「自社のアカウントをフォローしているユーザーにのみ一定のアクションを許可する」といった設定にすれば、炎上のリスクを抑えた運用が叶います。
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オウンドメディアと高相性なSNS
オウンドメディアとの相性に優れているのは、どのSNSなのでしょうか。ここからは、SNSと高相性と言われている6種のSNSを紹介していきます。
X(Twitter)
X(Twitter)は短いテキストを中心とした拡散力の高いSNSです。画像や動画の添付も可能なため、商品・サービスに関する情報はもちろんイベントの様子のリアルタイムレポートなどにも幅広く活用されています。
高い拡散力の要因はリポスト(リツイート)機能です。ほかのユーザーの投稿を簡単な操作で自身のフォロワーへ共有でき、リポストがリポストの連鎖を生み出した際にはすさまじい勢いで拡散することも珍しくありません。ユーザーの興味関心について調査・分析した上でオウンドメディアのコンテンツと絡めた内容を投稿すれば、短期間での集客につなげることも不可能ではないでしょう。
Instagramは画像や動画の投稿を中心としたSNSで、女性ユーザーを多く抱えているという特徴があります。ファッションやインテリア、飲食店などビジュアルを活用した訴求が成果につながりやすい商品・サービスに関するオウンドメディアに特に適していると言われています。テイストに一貫性のある画像・動画を継続的に投稿し続ければ独自の世界観を構築でき、ブランディングにつなげることも可能です。一方で投稿される画像・動画に一貫性がないとユーザーが離れやすい傾向にあるため、「どのようなテイストで運用していくのか」「どんな世界観が支持されるか」を事前にしっかりと検討しておく必要があるでしょう。
Facebookは実名登録が前提のSNSで、ユーザー情報を豊富に抱えているのが大きな特徴です。ほかのSNSと比較すると炎上リスクが低く、個人だけでなく企業にも活用されていることから、BtoBの商品やサービスとも高相性だと言われています。「Facebookグループ」機能を使えば、参加者に限定して情報を発信できるため、関心度の高いユーザーとの関係構築にも役立てられます。
また、30代以上のユーザーの利用率が高いため、それらの世代をターゲットとするオウンドメディアを運用している場合は、特に活用したいSNSだと言えるでしょう。
note
noteは、SEOに強いと言われているSNSです。ユーザー登録・設定だけで手軽に始められるにもかかわらず、昨今はnoteのアカウントが検索結果の上位に表示されるケースも増えているため、投稿内容によっては大きな効果が期待できます。ホーム画面の背景やアイコンを自由に設定可能なので、企業や商品・サービスのカラーを使えばユーザーへの印象づけにもつながるでしょう。
なお、noteの法人向けサービスであるnote proは「オウンドメディア運営を簡単に続けられる」というコンセプトのもとで提供されているため、オウンドメディアとして活用することも可能です。
YouTube
世界中に膨大なユーザーを持つYouTubeは、動画の投稿を通じた販売促進やプロモーション、認知拡大などに適したSNSです。ユーザーにとって有益な動画や面白い動画は繰り返し視聴される傾向にあり、ファンの育成につなげられるのが大きなメリットだと言えます。動画の内容とオウンドメディアに関連性を持たせれば、YouTubeからオウンドメディアへ誘導することも可能。熱量の高いファンを増やせれば、それだけ成果があらわれるでしょう。
なお、動画の視聴回数が伸びればYouTubeから広告収入を得られるケースもありますが、あくまでも「本業の売り上げの拡大」を重視して取り組むことが大切です。
TikTok
TikTokは若年層を中心にユーザー数を爆発的に伸ばしているSNSです。数秒から数分のショート動画の投稿を簡単な操作で次々に視聴できるのが特徴で、音楽のリズムに合わせた振り付けを踊る動画や、思わず笑ってしまうような動画がたびたび話題となっています。若年層をターゲットとした商品やサービスに関するオウンドメディアと相性がいいのはもちろん、投稿した動画が話題になればほかの層への認知拡大につなげることも可能です。
しかし、動画の冒頭で「面白くなさそう」と判断されると最後まで視聴されにくいという面もあるので、成果をあげるためには相応の工夫が求められます。
オウンドメディアで効果的にSNSを運用するコツ
オウンドメディアとの相性のいいSNSは多岐にわたりますが、これらを効果的に運用するためにはいくつかのコツを押さえておくことが大切です。ここからは、オウンドメディアにおける効果的なSNS運用のコツについて解説します。
ペルソナを具体的に設定する
オウンドメディアで効果的にSNSを運用するには、まずペルソナ(架空の人物モデル)を具体的に設定する必要があります。ターゲットとするユーザー像を具体的にすることで、オウンドメディアに適したSNSの選定に役立つからです。年代や性別、居住地域にくわえて、職業や趣味、ライフスタイルなどさまざまな項目を設定し、「どのSNSを頻繁に使っているか」や「どんな投稿に関心を持ちやすいか」などを検討していくとよいでしょう。
SNSごとの役割を明確にする
オウンドメディアで効果的にSNSを運用するには、SNSごとの役割を明確にすることも大切です。SNSはそれぞれに違った特徴・強みがあるため、それぞれの役割を明確にした上で有効に活用していきましょう。
たとえばテキストコンテンツが中心のオウンドメディアでは、Instagramのみを活用するのは最善とは言えないかもしれません。また、「とにかく短期間で多数の認知を目指したい」という用途なら、拡散力を持つX(Twitter)効果的でしょう。
継続的に効果測定を行う
オウンドメディアやSNSの運用に限らず、何らかの施策を行う際には効果測定にもとづいた改善を継続していくことが重要です。その際に目標指標となる「KPI」を設定しておけば、精度の高い効果測定・分析が実現します。具体的には「○月までにフォロワー○○人」「オウンドメディアへの誘導○○件」「購入・契約○○件」などの目標数値を設定した上で、効果測定によって達成度を測りながら分析結果を改善に活かしていくというプロセスを繰り返していきます。
オウンドメディアの構築や運用はプロに任せるのも◎
オウンドメディアの構築・運用やSNSの運用は内製ももちろん可能ですが、成果をあげるためには必要なスキルを持つ人材の確保や体制づくりが欠かせません。「社内に十分なリソースがない」といった課題を抱えている場合には、オウンドメディアの構築や運用の経験が豊富なプロフェッショナルへの外注を検討してみることをおすすめします。経験にもとづいた提案やアドバイスにも期待できるので、オウンドメディアの成功が大きく近づくでしょう。
オウンドメディア構築の費用相場
つづいては、オウンドメディアの構築にかかる費用相場を工程別に紹介します。オウンドメディア構築の費用はどの工程を依頼するかや規模などによって変動します。具体的な費用の目安は以下のとおりです。
費目 | 平均的な相場 |
企画・ディレクション費 | 5万〜15万円 |
デザイン・コーティング費 | 15万〜35万円 |
運用費用 | 月額1万5,000〜5万円 |
コンテンツ制作費 | 2万〜30万円 |
オウンドメディア構築の費用相場を紹介しました。より正確な費用を知りたいという方は、料金シミュレーターをご活用ください。
【まとめ】ホームページ制作会社選びに迷ったらPRONIアイミツへ
オウンドメディアでSNS運用が必要な理由やメリット、効果的な運用のコツについて解説するとともに、オウンドメディアと相性のいいSNSを紹介しました。オウンドメディアはうまくいけば大きな成果につながる施策ですが、近年は難易度が高くなっているのも事実です。そうした状況下で成功につなげるためには、オウンドメディアに関する知識やノウハウを豊富に持つプロフェッショナルへの外注も選択肢に加えるべきでしょう。
「PRONIアイミツ」では、ご要望をうかがった上で複数のホームページ制作を無料でご紹介可能です。オウンドメディアの構築や運用についてお悩みの方は、お気軽にお問い合わせください。
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