ECサイト構築の補助金ガイド【2026年4月最新版】補助金額、申請方法を解説

この記事では、ECサイト構築に活用できる補助金を2026年4月15日に調査した情報をもとに、徹底解説します。
ECサイトの運営をスタートするには、サイト制作・システム導入・環境構築など多くの費用がかかります。ECビジネスを始めたいけれども、コスト負担に懸念がある方も多いのではないでしょうか。
そこでおすすめなのが、補助金です。
小規模事業者持続化補助金をはじめ、「ものづくり補助金」「中小企業新事業進出補助金」「デジタル化・AI導入補助金(旧IT導入補助金)」など、ECサイト制作に活用可能な制度は複数存在します。ぜひ活用して販売促進や業務効率化に繋げましょう。
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最近の更新内容
- 2026.04.15 更新
- 中小企業向けにECサイト制作で活用できる補助金制度の最新公募情報に基づき、内容をアップデートしました。 ・「小規模事業者持続化補助金」「中小企業新事業進出補助金」「デジタル化・AI導入補助金」「ものづくり補助金」のについて2026年4月15日時点の最新情報に更新
- 2026.03.12 更新
- 中小企業向けにECサイト制作で活用できる補助金制度の最新公募情報に基づき、内容をアップデートしました。 ・各補助金/助成金制度について2026年3月12日時点の最新情報に更新
- 2026.02.10 更新
- 中小企業向けにECサイト制作で活用できる補助金制度の最新公募情報に基づき、内容をアップデートしました。 ・各補助金/助成金制度について2026年2月時点の最新情報に更新
- 2026.01.13 更新
- 中小企業向けにECサイト制作で活用できる補助金制度の最新公募情報に基づき、内容をアップデートしました。 ・各補助金/助成金制度について2026年1月時点の最新情報に更新
ECサイト構築に使える補助金、助成金【比較表】
ECサイト構築に活用できる補助金は、「小規模事業者持続化補助金」「ものづくり補助金」「中小企業新事業進出補助金」と、ITツールの導入にのみ対応する「デジタル化・AI導入補助金」、そして地方自治体ごとに実施されている補助金(助成金)です。それぞれ対象・補助率・補助額に違いがあるため、まずは大まかに把握しておきましょう。
| 補助金の名称 | 対象となる費用等 | もらえる金額 (補助額上限) |
|---|---|---|
| 小規模事業者 持続化補助金 |
ECサイトやWebサイト、システム等の開発~運用にかかる費用等 | 50万円(通常枠) ※補助率:原則2/3 ※Webサイト関連費は、補助金交付申請額合計の1/4が上限 ※インボイス特例の要件を満たしている場合50万円上乗せ ※賃金引上げ特例対象事業者は150万円の上乗せ ※両特例対象事業者は 200万円の上乗せ |
| ものづくり補助金 | ECサイトやプラットフォームの制作、Webサイトの多言語化等 |
【製品・サービス高付加価値化枠/通常枠の場合】 従業員数5人以下:750万円 従業員数6人~20人:1,000万円 従業員数21人~50人: 1,500万円 従業員数51人以上:2,500万円 ※補助下限額は100万円 |
| 中小企業新事業進出補助金 | ECサイトやWebサイト、システムの開発、販促用Web広告への外注費等 | 従業員数によって異なる ・20人以下:最大2,500万円 ・21~50人:最大4,000万円 ・51~100人:最大5,500万円 ・101人以上:最大7,000万円 |
| デジタル化・AI導入補助金 |
ITツールの導入費 ※ECサイト構築の外注費用等は対象外 |
1~3プロセスまで 5万円以上150万円 4プロセス以上 150万円以上450万円 ※補助率は2分の1以内 |
| 各自治体が 運営する補助金 |
ECサイト構築費やホームページ制作費、Web広告費等 |
5万円~100万円程度 ※自治体により異なる |
小規模事業者持続化補助金【4月30日締め切り】
小規模事業者持続化補助金は、全国商工会連合会が運営する補助金で、小規模事業者等を対象に販路開拓や業務効率化への取組みにかかる経費の一部を補助するものです。
ECサイト構築に活用できる補助金は、補助対象経費の中の「Webサイト関連費」が該当し、販路開拓等に伴うWebサイトやECサイト等の開発・構築・更新・改修・運用の費用が該当します。
補助金が採択された場合、小規模事業者持続化補助金(一般型・通常枠)の補助額上限は50万円で、補助率は原則2/3となっています。なお、ECサイト構築に該当する「Webサイト関連費」については、補助金交付申請額全体の一部として計上する必要があり、申請額合計の1/4を上限とする制限が設けられています。
また、インボイス特例の要件を満たす場合は補助額上限が50万円上乗せされ、賃金引上げ特例の対象事業者は最大150万円の上乗せを受けることが可能です。両特例の要件を満たす場合には、合計で最大200万円の上乗せが認められます。
小規模事業者持続化補助金(第19回公募)の申請受付開始は2026年3月6日(金)から、申請受付締切は2026年4月30日(木)17時までです。
- Webサイト関連費の例
-
- 販路拡大のためのECサイトやWebサイトの作成や更新
- インターネット広告やSNSに係る費用
- SEO対策
- 商品販売に関わる動画制作 など
| 概要 | 詳細 |
|---|---|
| 目的 | 小規模事業者等の販路開拓や生産性向上 |
| 内容 | 上記の取り組みにかかる経費の一部を補助 |
| 補助対象者 | ・会社および会社に準ずる営利法人 ・個人事業主 ・一定要件を満たす特定非営利活動法人 |
| 条件 | 商業・サービス業:常時使用する従業員数5人以下 宿泊業・娯楽業:常時使用する従業員数 20人以下 製造業その他: 常時使用する従業員数20人以下 ※その他、資本金額などに制限あり |
| 対象となる経費 | 機械装置等費/広報費/Webサイト関連費 /展示会等出展費/旅費/新商品開発費/借料/委託・外注費 |
| 補助額上限 /補助率 |
【Webサイト関連費の場合】 50万円(通常枠) 補助率:原則2/3 ※Webサイト関連費は、補助金交付申請額合計の1/4が上限 ※インボイス特例の要件を満たしている場合、50万円上乗せ |
ものづくり補助金【5月8日締め切り】
ものづくり補助金は、正式名称を「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」といい、革新的なサービス開発や試作品開発、生産プロセスの改善に向けた設備投資などを支援する補助金です。
「製品・サービス高付加価値化枠(通常枠)の場合、従業員数5人以下で100万円~750万円、従業員数51人以上の場合は2,500万円を上限に補助を受けることができます。
ものづくり補助金では、ECサイトに関する直接的な記載はありませんが、支援の目的に沿った事業計画の内容にECサイト構築が含まれる場合には、対象となります。対象経費は、「製品・サービス高付加価値化枠」の「機械装置・システム構築費」「クラウドサービス利用費」「専門家経費」などが該当。過去には、ECサイト制作、マッチングプラットフォームの構築、Webサイトの多言語化などが採択されています。
ものづくり補助金の23次の申請開始日は2026年4月3日(金) 17時から、申請締め切り日は2026年5月8日(金) 17時までです。
| 概要 | 詳細 |
|---|---|
| 目的 | 製品やサービスの開発、生産性の向上 |
| 内容 | 企業の新市場進出、事業・業種転換、事業の再編、国内回帰、 地域サプライチェーンの維持や強靱化などにかかる費用を補助 |
| 補助対象者 | 中小企業者・小規模事業者・個人事業主 |
| 条件 | 以下の要件を全て満たす3~5年の事業計画の策定・実行 ・給与支給総額の増加(給与支給総額を年平均成長率1.5%以上) ・最低賃金引き上げ(地域別最低賃金+30円以上) ・付加価値額の増加(年平均成長率3%以上増加) |
| 対象となる経費 | 【ECサイト構築に関わる経費】 機械装置・システム構築費、専門家経費、クラウドサービス利用費 |
| 補助上限額 | 【製品・サービス高付加価値化枠/通常枠の場合】 従業員数5人以下 750万円 従業員数6人~20人 1,000万円 従業員数21人~50人以上 1,500万円 従業員数51人以上 2,500万円 ※補助下限額は100万円 |
| 補助率 | 【製品・サービス高付加価値化枠/通常枠の場合】 中小企業者 1/2 小規模事業者 2/3 |
中小企業新事業進出補助金(旧:事業再構築補助金)【5月19日から申請開始】
中小企業新事業進出補助金は、事業再構築補助金の後継として新設された制度で、既存事業とは異なる新商品・新サービスや新たな販路への進出を支援します。
制度では、従業員規模に応じて補助上限額が異なり、従業員20人以下で最大2,500万円(賃上げを実現できそうであれば特例で3,000万円)、21〜50人で最大4,000万円(同5,000万円)、51〜100人で最大5,500万円(同7,000万円)、101人以上で最大7,000万円(同9,000万円)までの補助を受けられます。補助率は原則 1/2 で、下限は750万円です。
ECサイト制作を検討する事業者は、単なるサイト構築ではなく、新たな市場開拓や顧客層の獲得といった「新事業」として計画に位置づけることで、制作費用や関連経費を補助対象にできます。
第4回公募の申請受付開始は2026年5月19日(火)から、応募締切は2026年6月19日(金)18:00までです。
| 概要 | 詳細 |
|---|---|
| 目的 | 既存事業とは異なる新市場・高付加価値分野への挑戦を支援 |
| 内容 | 中小企業・小規模事業者が新事業へ挑戦し、企業規模拡大や生産性向上、賃上げにつながる費用を補助 |
| 補助対象者 | 中小企業者・小規模事業者 (創業1年未満・従業員0名・みなし大企業等は対象外) |
| 条件 | • 自社にとって新規性のある事業であること • 新事業による売上構成比の見込み(計画)等要件を満たすこと • 付加価値向上や賃上げ要件等が求められる |
| 対象となる経費 | 【ECサイト構築に関わる経費】 機械装置・システム構築費、専門家経費、クラウドサービス利用費 |
| 補助上限額 | 従業員数等に応じて上限が異なり、通常は ・20人以下:最大2,500万円(賃上げ特例で最大3,000万円) ・21~50人:最大4,000万円(同5,000万円) ・51~100人:最大5,500万円(同7,000万円) ・101人以上:最大7,000万円(同9,000万円) |
| 補助率 | 原則 1/2(対象経費の半分を国が補助) |
デジタル化・AI導入補助金(IT導入補助金)は関連ツールのみ対象【5月12日締め切り】
デジタル化・AI導入補助金は、中小企業・小規模事業者がITツールやAIの導入によって業務効率化・生産性向上・DX推進を図るための補助金制度です。これまで長年にわたり実施されてきたIT導入補助金を引き継ぎ、制度名称および支援内容を改めた後継的な補助金制度として位置づけられています。
2023年まではIT導入補助金に「デジタル化基盤導入枠」があり、こちらがECサイト構築・制作が補助の対象になっていました。2024年から「デジタル化基盤導入枠」が廃止されたためECサイト構築の外注費用は対象外となりました。
一方、補助金の要件を満たしているツールに関しては補助の対象となり、例えば、ECサイト運営に必要な顧客管理システムや決済システムなどはIT導入補助金の対象です。また、ECサイトに対するセキュリティソフトも対象となるため、ツール導入には活用することができます。
2026年3月30日(月)から交付申請が開始され、1次の締め切りは2026年5月12日(火)17時までです。
| 概要 | 詳細 |
|---|---|
| 目的 | ITを活用した業務効率化、売上アップ |
| 内容 | 事業のデジタル化に向けたITツールやソフトウェア、システム導入を支援 |
| 補助対象者 | 中小企業・小規模事業者 |
| 条件 | 業種ごとに資本金額や従業員数の定めあり |
| 対象となる経費 | ・ソフトウェア購入費、クラウド利用料最大2年分 ・オプション費用(機能拡張、セキュリティ対策実施に係る費用など) ・導入に関わる役務費用(導入研修・コンサルティング、保守サポートなど) |
| 補助額上限/補助率 | 1~3プロセスまで 5万円以上150万円 4プロセス以上 150万円以上450万円 /2分の1以内 |
出典:独立行政法人 中小企業基盤整備機構 「デジタル化・AI導入補助金2026」
各自治体が運営するECサイト構築の補助金、助成金
ECサイト構築には、国の補助金だけでなく、各自治体が提供している補助金・助成金も活用できます。とくに、ホームページ制作を対象とした補助金は、ECサイト構築にも適用できるケースが多いのが特徴です。ECサイトは自社のWebサイトの一種として扱われるため、同様の制度を利用できる可能性があります。
自治体ごとに制度内容や条件は異なりますが、ECサイト制作に活用できる支援も多く用意されています。
なお、各自治体のホームページ制作補助金については別記事で詳しく解説しているため、あわせて確認してください。
各自治体が運営するECサイト構築の補助金、助成金
- 各自治体の補助金の例(2026年4月時点)
-
- 神奈川県平塚市|中小企業等DX支援補助金・上限100万円(市内発注の場合) ※2026年2月28日まで受付
- 宮城県|中小企業等デジタル化緊急支援事業:50万円 ※現在は公募終了
- 東京都中央区|ECサイト活用補助金:上限6万円 ※現在は公募終了
- 東京都足立区|ホームページ作成・更新補助金:上限10万円 ※現在は公募終了
- 愛知県瀬戸市|瀬戸市コロナ克服販路拡大ECサイト活用補助金:上限10万円 ※現在は公募終了
ミラサポplusを活用する
中小企業庁が提供する補助金・助成金検索サイト「ミラサポplus」を活用するのもおすすめです。
中小企業・小規模事業者を対象としたさまざまな支援措置の情報を検索できます。支援制度だけでなく実際の活用事例なども掲載されており、電子申請までをサポートしてくれるのもポイント。また、「事業・業種転換等したい」「サービスの質を向上したい」など具体的なケース別のタグもあり、自社が求めている支援が分かりやすく便利です。
出典:ミラサポplus
補助金申請の流れ
補助金申請の流れは以下の通りです。
-
- 必要書類の準備
- 申請受付
- 採択の決定
- 交付申請
- 補助事業の開始
- 実績報告書の提出
- 補助額の決定
申請に必要なものは補助金によって異なりますが、大まかな流れは共通しています。採択決定後の交付申請を行わない場合は辞退とみなされるので注意が必要です。
ECサイト構築に補助金を活用する際の注意点
ECサイト構築はさまざまな補助金の対象となっていますが、補助金を活用する際には以下のような注意点があります。
条件の審査が厳しい
原則返済不要なのと、補助金によっては大きな補助額が受給されるため、利用条件や審査が厳しいです。そのため、書類に不備があり、事業計画に不透明な部分が多いと不採択につながります。また、採択後にも事業実績報告が義務付けられており、成果未達成や申請時の差異がある場合は補助金の返還を求められる可能性があるため、条件やルールは把握し申請を進めましょう。
書類作成に時間がかかる
必要な書類が多く準備に時間がかかります。特に中小企業新事業進出補助金やものづくり補助金など事業計画書が必要となり、事業達成する根拠や経費が該当する理由などを記載する必要があります。また、書類に不備があると、当然ながら、不採択につながります。そのため、書類作成や準備にかかる時間を想定して申請を進めるのをおすすめします。
受給のタイミングが決められている
受給のタイミングは決められており、補助金によって異なりますが、多くは補助金の対象事業が終了し実績報告を行ったタイミングで受給されることが多いです。また、実績報告の時に成果未達成だと、返還を求められる場合があるため、注意が必要。補助金を活用する場合は受給のタイミングを考慮した資金運用も重要になります。
費用の妥当性が重要
補助金を活用してECサイトを構築する際は、費用の妥当性が審査で重視される点に注意が必要です。見積金額が市場相場と比べて高すぎる場合、不採択となるリスクがあります。
また、費用の内訳が不明確な場合は、必要性や根拠が判断できず、補助対象経費として認められない、あるいは減額される可能性もあります。見積書には設計費、デザイン費、開発費などの項目ごとに具体的な内容と金額を明記し、第三者が見ても妥当性を判断できる状態にしておくことが重要です。
さらに、複数社から相見積もりを取得し、価格の比較検討を行うことで、適正な費用であることの裏付けにもつながります。
ECサイトの構築にかかる費用については、以下の記事で詳しく解説しています。自社の予算や想定している費用感が適正かどうかを確認する際の参考として、ぜひご覧ください。
ECサイト構築費用の平均相場は133万|企業規模・制作方法別に解説【自社データ公開】
無料で相談できる!ECサイト構築で迷ったらPRONIアイミツへ
ECサイト構築においては、当記事でご紹介した通りさまざまな補助金を適用できる可能性があります。各補助金には条件が設けられているため必ず利用できるとは限りませんが、ECサイト開設にあたっての費用負担を軽減することができるため、積極的に検討してみることをおすすめします。
ホームページ制作業者のなかには、補助金を活用した制作に積極的な業者もあり、ECサイト構築と補助金の両方を相談することも可能。PRONIアイミツでは、おすすめのホームページ制作業者とのマッチング支援を行っていますので、お気軽に相談下さい。
【相談前にまずは会社一覧を見たいという方はこちら】
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【費用感を知りたいという方はこちら】
ECサイト構築の費用相場
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