コールセンター向け検定のコン検を解説!メリットも【2024年最新版】
コンタクトセンターのオペレーターとして高い知識・スキルを証明するコン検。現役のオペレーターでも初めて耳にする方も多いのではないでしょうか。この記事では、コールセンターなど、さまざまな分野の発注先を比較検討できる「アイミツ」が、コン検についてご紹介!コン検の種類や、検定取得のメリットについても詳しく解説していきます。
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コールセンター・コンタクトセンター向け検定「コン検」とは?
コン検の正式名称は「コンタクトセンター検定試験」です。運営している団体は一般社団法人 日本コンタクトセンター教育検定協会です。「顧客対応力」の高さを証明するための資格で、検定合格によりコンタクトセンターで必要な知識やスキルを持っていることを証明できます。主にコミュニケーションに関する内容で、資格取得を通じて会話の間の取り方、話すスピード、聞き取り・書き取りのコツなどを学べます。
コン検資格の種類
コン検定資格には業務経験やスキルに応じて5つの資格が準備されています。以下、各検定資格の内容について詳しく解説します。
エントリー資格
エントリー資格は、電話など非対面のコミュニケーションの場面で必要なスキル・知識・ビジネスマナーの習得度を認定する試験です。対象者はオペレーター未経験者、新社会人、学生などです。
試験では全50問出題され、スコア200~800で評価されます。スコア500以上で合格です。合格率は80%前後で、基本的なスキルと知識があれば合格できるでしょう。受験料は下記の通りです。
・一般価格:3,850円(税込)
・会員価格:3,465円(税込)
オペレーター資格
オペレーター資格は、ハイレベルの顧客対応力、新人指導ができるレベルの知識・スキルの習得度を証明するものです。専門性の高いオペレーターや新人指導を担当する人を対象とした資格で、1~3年程度の業務経験者を想定しています。検定試験では顧客対応に加え、コンタクトセンターの戦略、監査、運営、カスタマーサービスといった幅広い領域から出題されます。
出題は全部で80問、合格基準はスコア200~800のうち500以上で合格です。受験料は下記の通りです。
・一般価格:7,700円(税込)
・会員価格:6,930円(税込)
スーパーバイザー資格
スーパーバイザー資格は管理者として必要なマネジメントの知識・スキルの習得度を認定するものです。対象者は3年以上の業務経験を有する管理者で、文字通りスーパーバイザーを想定しています。また、スーパーバイザーを目指すオペレーターも含まれます。
出題は全部で80問、スコア200~800で評価して500以上で合格です。受験料は下記の通りです。
・一般価格:8,800円(税込)
・会員価格:7,920円(税込)
オペレーションマネジメント資格
オペレーションマネジメント資格は、コンタクトセンターの運営とパフォーマンス管理で必要な知識・スキルの取得度を認定するものです。プロフェッショナルレベルを想定しており、受験対象者はコンタクトセンター長やオペレーション部門のマネージャーなど。業務経験5年以上が求められます。主に運営・管理に関する問題が出題されます。
検定は選択式と記述式で、選択式は全部で80問出題され、スコア200~800で評価のうち500以上、記述式は7問、素点正答率78%以上、両方をクリアすれば合格です。
・一般価格:16,500円(税込)
・会員価格:14,850円(税込)
コンタクトセンターアーキテクチャ資格
コンタクトセンターアーキテクチャ資格は、コンタクトセンターの新規構築や新システム導入時に必要な知識・スキルの習得度を証明するものです。受験対象者はコンタクトセンターの構築担当者や、ITベンダーなどの営業担当者を想定しています。検定はオペレーションマネジメント資格と同様、選択式と記述式で構成され、選択式は全部で80問、スコア200~800で評価のうち500以上、記述式は7問・素点正答率78%以上の両方をクリアすれば合格です。
・一般価格:16,500円(税込)
・会員価格:14,850円(税込)
自社スタッフがコン検を取得するメリット
ここからは、自社スタッフがコン検を取得するメリットについて解説します。
スキルの高いスタッフが在籍していることを証明できる
自社のスタッフがコン検を取得すれば、スキルの高いスタッフが在籍していることを証明できます。コールセンター業務の専門会社であれば自社の強みとしてアピール材料になるでしょう。検定はオペレーションからプロフェッショナルレベルまであり、経験と役割に応じたスキルを証明できます。
スタッフのモチベーションアップにつながる
資格取得により短時間で高水準の応対ができることが証明されれば、昇給のチャンスにもなります。派遣社員から正社員など待遇改善につながるきっかけにもなるでしょう。時給・月給や待遇の改善は、スタッフのモチベーションアップにつながります。
事業拡大に生かせる
自社社員にオペレーションマネジメント資格とコンタクトセンターアーキテクチャ資格を取得させることで、コンタクトセンターの運営マネジメント力を持った人材を育成できます。社員がハイエンドプレイヤーに成長することで事業拡大の戦力となるでしょう。
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コン検を所有する質の高いスタッフに仕事を依頼する方法
最後に、コン検を所有する質の高いスタッフに仕事を依頼する方法をご紹介します。実際に依頼する際の参考にしてください。
自社でスタッフの教育を行う
コン検を所有する質の高いスタッフに仕事を依頼するには、自社で育成するのが確実です。自社で教育・研修制度を設け、スタッフに積極的にコン検を受講するように促すのも効果的です。資格取得すれば時給UPなど、メリットを提示するのも効果的です。
コン検取得者の多いコールセンターに外注依頼する
自社でスタッフを育成するのが難しい場合は、コン検を取得したスタッフが多く在籍するコールセンターに外注依頼するのも一手です。すでに資格を取得していれば、高いスキルを持つスタッフにすぐに仕事が依頼できます。効率を重視する場合には外注がおすすめです。
コールセンターの費用相場
つづいては、コールセンター業務を外注した際にかかる費用相場をご紹介します。
費用相場 (1件当たりコール単価) | コールオーバー | 初期費用 | |
月額固定型 | 100〜200円 | 1件100〜250円 | 1万5,000〜5万円 |
従量課金型 | 300〜1,000円 | ー | 1万5,000〜5万円 |
コールセンターの外注費用の相場をご紹介しました。より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。
【まとめ】AI音声認識を理解し、目的に合ったコールセンター会社を選ぼう
コンタクトセンター検定について解説しました。コン検はコンタクトセンターにおける応対スキルや知識を証明するための資格で、初心者からプロフェッショナルまで経験と役割に応じた5つの資格を用意しています。
コン検を自社スタッフに取得させるのが難しい場合は、資格所有者が在籍するコールセンターに外注するのもおすすめです。コールセンターについて何かお困りのことがあればアイミツまでお問い合わせください。
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