動画制作・映像制作の相場・料金を徹底解説!費用を抑えるコツや外注依頼のポイントも紹介【2024年最新版】
動画制作は、編集だけを外注する場合だと3万~10万円、企画や撮影を含む一般的な動画制作の場合は30万~50万円が相場です。実写や高品質なアニメーションを起用する場合は100万円以上になることを想定しておきましょう。詳しくはこの記事の本文で解説していきます。
- この記事でわかること
-
- フリーランス・動画制作会社・広告代理店へ依頼した際の費用相場
- 用途・目的別の画制作費用相場
- 動画の長さ別の動画制作の費用相場
- 動画制作・映像制作の費用を抑えるコツ
また用途別、動画の長さ別など詳細な費用相場はもちろん、動画制作の費用を抑えるコツや外注依頼時のポイントなども紹介していますので、動画制作会社を探している方はぜひ参考にしてください。
動画制作で料金が変わる項目とは?
動画制作会社の料金プランやサービスを調べていて、「どうしてこんなに料金に差が出るのだろう?」と疑問に感じたことがあるのではないでしょうか。以下では料金に差が出る理由を大きく3つに分けて説明していきます。
- 動画制作で料金が変わる3項目
-
- 依頼先による違い
- 工程数による違い
- 依頼内容による違い
- 依頼先による違い
依頼先の違い
どこに依頼するかで費用は大きく変わります。フリーランスや制作会社、または広告代理店などが挙げられますが、予算や制作期間、広告施策なども考慮して、適した依頼先を選択しましょう。各依頼先の特徴について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
工程数の違い
制作する動画の長さやスタッフの数、撮影日数などによっても費用は変動します。インタビュー動画のように短期間で撮影でき、スタッフの数も少なくて済む動画の費用は安くなるのが一般的です。動画の長さ別の費用相場についてはこちらで詳しく解説しています。
依頼内容の違い
依頼内容に応じて適切な企画や構成、表現手法が変わるため費用も大幅に変動します。簡易的なアニメーションを用いた商品紹介動画と著名人を起用したテレビCMでは当然発生する費用は大きく異なります。具体的な依頼内容についてはこちらで説明していますのでご確認ください。
依頼先による費用相場の違い(フリーランス・動画制作会社・広告代理店)
ここでは、フリーランスや動画制作会社、広告代理店など、依頼先の違いによる相場や特徴の違いについて解説していきます。
フリーランス | 動画制作会社 | 広告代理店 | |
価格 | 1万~15万円 | 20万〜200万円 | 200万〜1,000万円 |
品質 | 低~中 | 中~高 | 中~高 |
依頼内容 | ・コンセプト企画 ・シナリオ作成 ・撮影 ・編集 など |
・動画の企画・構成 ・撮影・編集・音声 などの制作 ・品質管理 および修正 など |
・マーケティング戦略の策定 ・広告企画・立案 ・広告スペースの 購入・仲介 ・動画・バナー等の 制作 など |
フリーランス(個人)に依頼した際の費用相場
フリーランス(個人)に依頼する場合の費用相場は1万~15万円程度となります。
フリーランスの場合、比較的安価な費用で依頼できるのはもちろん、動画制作会社や広告代理店に比べて手軽に依頼できるのも魅力です。
ただし、フリーランスの技術レベルや経験は個人差があるため、事前に実績やポートフォリオを確認し、適切な人物を選ぶことが重要です。
さらに、フリーランスでは対応できない規模やスキルの案件もあることを理解しておきましょう。
動画制作会社に依頼した際の費用相場
制作会社に依頼する場合の費用相場は20万〜200万円程度が相場となります。
動画制作会社のメリットとして、専門性や技術力が高いことが挙げられます。
プロフェッショナルなチームが揃っているため、企画から制作まで一貫して対応してくれるのが魅力です。
さらに、最新の機材やソフトを使用して制作されるため、技術的な進化にも追随しやすく、トレンドに合わせた動画制作も期待できます。フリーランスより費用がかさむことを考慮しておきましょう。
広告代理店に依頼した際の費用相場
広告代理店に依頼する場合の費用相場は、200万〜1,000万円程度となります。
広告代理店の特徴として、まず豊富な実績とノウハウが挙げられます。多くのクライアントと取引があるため、幅広い業界知識や最新のマーケティング情報を持っています。
また、広告企画全体の視点から動画を制作できるため、ブランディングやターゲット設定といった要素を踏まえた動画制作が可能です。
ただし、広告代理店は一般的にフリーランスや動画制作会社に比べて費用が高くなることが想定されます。これは、代理店が持つ豊富なリソースや付加価値に対する対価として捉えるべきでしょう。
【用途・目的別】動画制作会社に依頼する際の料金相場一覧
ここでは、用途・目的別に動画制作の費用相場を一覧表にして紹介します。また、それぞれの費用についても深堀していきますので、見積もりを取る際はぜひ参考にしてください。
目的・用途 | 費用相場 | 制作期間 |
YouTube動画 | 10万〜30万円 | 1~2週間 |
商品・サービス紹介動画 | 10万~200万円 | 1.5~2ヵ月 |
会社紹介動画・事業紹介動画 | 10万~200万円 | 1~2ヵ月 |
採用動画 | 10万~200万円 | 1ヵ月 |
セミナー・イベントの撮影・動画編集 | 10万~50万円以上 | 1~2ヵ月 |
テレビCM | 100万〜500万円以上 | 1.5~2ヵ月 |
SNS動画 | 1万〜70万円 | 1ヵ月 |
研修動画 | 5万~200万円 | 2週間~1ヵ月 |
IR動画 | 50万〜200万円 | 1ヵ月 |
アニメーション動画 | 10万~500万円以上 | 1.5〜3ヵ月以上 |
実写動画 | 10万~300万円 | ・短編映画・PV:数日~数週間 ・長編映画やドラマ:数ヵ月~1年以上 |
VR動画 | 20万〜550万円 | 1~3ヵ月 |
YouTube動画の費用相場
≪ YouTube動画の例 ≫
引用:「SmartHR」
今や企業にとっても重要視されているYouTube。新規顧客の獲得や顧客のロイヤリティ向上などさまざまな効果が期待できます。
YouTube動画制作の費用・料金相場は、10万〜30万円程度となりますが、業務工程別の費用相場は以下の通りです。
業務内容 |
費用相場 |
企画・構成費 | 5万~15万円 |
撮影費 | 3万~10万円 |
編集費 | 3万~8万円 |
サムネ・タイトル制作費 | 1万〜3万円 |
音響・ナレーション費 | 3万~8万円 |
その他オプション費用 | ・広告予算…月額3万円程度~ ・YouTubeのアカウント運用費…広告予算の20%前後 |
素材は持っているので編集だけを依頼したいという方は以下の相場を参考にしてください。
また編集のみの場合、フリーランスへの依頼もおすすめです。価格を抑えられるのはもちろん、柔軟でスピーディーな対応が期待できます。制作会社かフリーランスか迷っている方はぜひ検討してみてください。
業務内容 | 費用相場 |
基本的な編集 | 1分あたり3,000~5,000円 (カット編集やBGM追加、テロップ挿入などのシンプルな作業) |
中級レベルの編集 | 1分あたり5,000~1万円 (基本的な編集にくわえて、エフェクト追加や複雑なカット編集) |
高度な編集 | 1分あたり1万円以上 (映像のクオリティを重視しプロフェッショナルな技術が求められる編集) |
一方、YouTubeアカウントをはじめたばかりで運用の仕方がわからない方、アドバイスがほしい方は、YouTube運用代行・コンサルティングを利用するのも良いでしょう。
業務内容 | 費用相場 |
運用代行 | 20万~50万円/月額 (中小規模の運用で動画制作やSNSの連携が含まれる場合) 50万~100万円/月額 (大規模な運用で広告運用や動画制作、戦略立案が含まれる場合) |
コンサルティング | 10万~30万円/月額 (企画、運用、改善についてアドバイスのみを行う場合) |
YouTube動画制作に取り組む際、まず心に留めておくべきことは、YouTube動画は成果が出るまでに長い時間を要するということ。
投資効果が出づらいため、発注者側のモチベーションが下がってしまい、そのまま当初の契約期間が終わったら依頼終了というパターンも少なくありません。そのため発注者は、すぐに成果は出なくても、はじめたなら3ヵ月~半年は続ける覚悟で臨みましょう。
YouTube動画制作会社をお探しの方はこちらの記事も参考にしてください。
商品・サービス紹介動画の費用相場
≪ 商品・サービス紹介動画の例 ≫
引用:「freee人事労務 紹介動画」
商品・サービス紹介動画の費用相場は10万~200万円程度とされています。
しかし、映像の種類(実写やアニメーション)、動画の長さ、動画の質、制作スタッフの技術レベル、撮影場所や機材、タイアップの有無などによって大きく変わります。とりわけ実写動画の場合、撮影の規模や撮影日数、プロのキャストやロケーションの使用によって費用が大きく変動します。
またアニメーション動画では、オリジナルイラストの使用やアニメーションの質、動画の長さ、キャラクター数、音響効果が費用が変わる項目なので、どのくらいこだわるのかは事前にしっかり社内で話し合うことが重要です。
10万〜30万円の相場でできる商品・サービス紹介動画
特徴:既存のイラストや撮影素材を組み合わせシンプルな動画
撮影:1ヵ所で撮影、1〜2台定点カメラ
動画の長さ:15〜30秒
編集:シンプルな撮影素材とフリー素材を活用した編集
制作期間: 2~4週間程度
発注先:フリーランス、動画制作会社
スライドショーがメインとなった簡易的な商品説明動画を作りたい方におすすめです。ただし、映像の質が低いとブランドイメージの低下や視聴者への訴求力不足に繋がる危険性があるので、その点は注意が必要です。
30万〜80万円の相場でできる商品・サービス紹介動画
特徴:高品質なアニメーションやプロのカメラマンを起用した実写動画
撮影:スタジオや特定のロケーションなど複数個所での撮影、2〜3台のカメラ
動画の長さ:1分前後
編集:オリジナルのイラスト、複数の撮影ショットを活用した編集
制作期間:1.5〜2ヵ月
発注先:中小規模の制作会社
中規模のプロモーションや商品特性をより詳細に伝える動画を制作したい場合は、上記の予算感を参考にするのが良いでしょう。
80万〜200万円の相場でできる商品・サービス紹介動画
特徴:視聴者を惹きつける演出が施された専門的な技術を要する動画
撮影:複数のロケーションでの撮影
動画の長さ:1〜3分以上
編集:高度なアニメーション技術、特殊効果
制作期間:2〜2.5ヵ月
発注先:中規模の制作会社
テレビCMレベルのクオリティも制作できるようになり、プロの俳優を起用することも可能です。ストーリー性を重視した動画を制作したい方におすすめです。
200万円以上の相場でできる商品・サービス紹介動画
特徴:非常に高い品質の映画や高品質なテレビCM並みの動画
撮影:大規模なロケーション撮影、業界トップクラスの演出家やカメラマンを起用
動画の長さ:1〜2分以上
編集:特殊効果や3DCGの使用
制作期間:3ヵ月以上
発注先:大規模の制作会社、広告代理店
広告キャンペーンや国際的な規模のキャンペーン、ブランドのイメージアップを狙った本格的な動画制作が可能。複雑なシナリオで商品やサービスの魅力をしっかり訴求することができます。
サービス紹介動画を依頼できる会社をお探しの方はこちらも参考にしてください。
会社紹介動画・事業紹介動画の費用相場
≪ 会社紹介動画・事業紹介動画の例 ≫
引用:「Channel Panasonic - Official」
会社・事業紹介動画の制作の相場も10万~200万円程度とされています。主な目的として、企業の強みを伝えてイメージアップを図るのはもちろん、Webサイトの滞在時間の向上によるSEO対策などが挙げられます。文字だけでは伝わりにくい感情や雰囲気も表現できるため、会社や事業の魅力を訴求する上で効果的な方法といえるでしょう。
10万〜30万円の相場でできる会社・事業紹介動画
特徴:スライドショー形式の社内紹介動画
撮影:社内等の1ヵ所、基本1台のカメラ
動画の長さ:2分
編集:既存の素材にテロップや簡易的なグラフィックを組み合わせる
制作期間:2週間~1ヵ月
発注先:フリーランス、小規模の制作会社
既存のテンプレートをカスタマイズすることで制作時間とコストを削減している場合もあります。また依頼先によっては、撮影はせずに編集だけの対応となることもあるので注意が必要です。
30万〜80万円の相場でできる会社・事業紹介動画
特徴:社員インタビューや社内風景を取り入れた動画
撮影:社内等の1ヵ所、基本1台のカメラ、キャストに社員を起用
動画の長さ:2分
編集:高品質な映像や音楽、プロのナレーションを起用
制作期間:1〜1.5ヵ月
発注先:中規模の制作会社
ターゲットに合わせた動画制作も可能なため、マーケティング活動にも活用できるでしょう。
80万〜200万円の相場でできる会社・事業紹介動画
特徴:高品質なコンセプトムービー
撮影:社内外の複数のロケ地、2台以上のカメラ、プロのキャストを起用
動画の長さ:3分以内
編集:最新鋭の編集ソフトを使用。高度なエフェクトの利用が可能
制作期間:1.5〜2ヵ月
発注先:中規模の制作会社~大手制作会社
ブランドイメージを高めるための緻密なストーリー展開や、独創的なビジュアル表現など、こだわりを反映した動画を制作できます。
200万円以上の相場でできる会社・事業紹介動画
特徴:自社の認知度を高められる動画
撮影:社内外の複数のロケ地、キャストに有名人を起用
動画の長さ:3分以内
編集:テンポやリズムを考慮した細部まで丁寧なカット編集。特殊なCGも使用可能
制作期間:3ヵ月以上
発注先:大手制作会社
視聴者に強烈なインパクトを与えられるのはもちろん、話題性や拡散性なども狙った演出が可能です。
会社紹介動画を制作したいとお考えの方はこちらの記事もぜひご覧ください。
採用動画の費用相場
≪ 採用動画の例 ≫
引用:「佐川急便公式チャンネル」
採用動画制作の相場も10万~200万円程度です。拡散されやすい動画を作成することで幅広い人材にアプローチができ、短い時間で企業の魅力を視覚的に伝えられるのが採用動画のメリット。応募人数を増やしたい方は制作するのをおすすめします。
10万〜30万円の相場でできる採用動画
特徴:シンプルなインタビュー形式の動画
撮影:社内等の1ヵ所、基本1台のカメラ
動画の長さ:2分程度
編集:インタビュー動画や既存の素材を組み合わせて編集
制作期間:2週間~1ヵ月
発注先:フリーランスや小規模の制作会社
出演者を社員のみにすることでキャスティング費用を抑えます。またそこまでクオリティを求めないのであれば、iPhoneでの撮影になることも。
30万〜80万円の相場でできる採用動画
特徴:ストーリーテリングの要素を取り入れた動画
撮影:社内外含めた複数個所、1~2台のカメラ
動画の長さ:3分
編集:企業の雰囲気を考慮した色調やデザインを反映した編集
制作期間:1〜1.5ヵ月
発注先:中規模の制作会社
社員へのインタビューにくわえて、社内の風景や企業の全体像がわかる映像も制作可能です。スライダーやジンバル(動画撮影で生じる手振れを補正する機材)を使った高度な撮影にも対応します。
80万〜200万円の相場でできる採用動画
特徴:ブランディングまで視野にいれた動画。密着取材も可能
撮影:社内外含めた複数個所、2~3台のカメラ
動画の長さ:オーダーメイド
編集:求職者の年齢や職種に応じた訴求ポイントを押さえ、映像素材やテキストを選定
制作期間:1.5〜2ヵ月
発注先:中規模の制作会社~大手制作会社
異なる角度からの同時撮影でクオリティの高い映像を制作。企業の理念や事業へのこだわりなどを、熱量を持って求職者に伝えたい場合は、密着動画も作ってもらえます。
200万円以上の相場でできる採用動画
特徴:高品質で大規模な動画。再現ドラマの制作も可能
撮影:社内外含めた複数個所、3台以上のカメラ、プロの俳優や著名人などもキャスティング
動画の長さ:オーダーメイド
編集:シーンに合わせた音楽や効果音で、感情移入をしやすくする
制作期間:3ヵ月
発注先:大手制作会社
社員によるドキュメンタリー映像ではなく、プロが脚本を手掛ける再現ドラマも実現可能。クレーンやドローンを用いた最新鋭のカメラ技術なども惜しみなく活用してもらえます。
採用動画を制作したい方は以下の記事もぜひ参考にしてください。
セミナー・イベントの撮影・動画編集の費用相場
≪ セミナー・イベントの撮影・動画の例 ≫
引用:「HAPPY EARTH」
セミナー・イベントの撮影・動画編集は10万~50万円以上が相場とされています。セミナー・イベント動画を制作することで、遠方に住んでいる方でも自身の都合の良い時間に、繰り返し学べるのがメリット。さらに、次回以降の参加者の増加も期待できます。自社の専門性もアピールできるので、企業イメージの向上にもつながるでしょう。
10万〜30万円の相場でできるセミナー・イベントの撮影・動画編集
特徴:観客30〜50人のセミナー
撮影:2台のカメラ、カメラマン1人、アシスタント1人、基本的な撮影と編集が可能
動画の長さ:40〜60分
編集:BGMやナレーション、過去の写真やパワーポイントの資料、シンプルな音声調整
制作期間:2週間~1ヵ月
発注者:フリーランス、制作会社
無観客のオンラインセミナーだけでなく、観客を集めて行う集合型セミナーにも対応します。
30万〜50万円の相場でできるセミナー・イベントの撮影・動画編集
特徴:観客50~100人のセミナー
撮影:複数のカメラを使った多角度撮影、プロフェッショナルな照明設備、高品質な音声録音
動画の長さ:60分
編集:動的なテロップの挿入、BGMや効果音の追加、洗練されたビジュアルエフェクト
制作期間:1ヵ月
発注先:制作会社、イベント運営会社
この価格帯のイベント・セミナーは、中規模のコンファレンス、展示会、カルチャーイベントなどが該当します。ただ撮影したものに字幕を付けるのではなく、視覚的効果を加えることで視聴者の関心・興味をより引き出します。
50万円以上の相場でできるセミナー・イベントの撮影・動画編集
特徴:100人以上の大規模イベント
撮影:望遠カメラ1台を固定し、カメラマンが手持ち2台で撮影する3人以上の体制
動画の長さ:60分以上
編集:詳細なカラーグレーディング、アニメーション、3Dエフェクト、インタラクティブな機能も可能
制作期間:1.5ヵ月
発注先:大手制作会社
ハイグレードなカメラを使用する場合が多く、ガンマイクやワイヤレスマイク、ピンマイクなども必要になります。この価格帯は、大規模な企業イベント、国際カンファレンス、大型の展示会やフェスティバルといった、ブランドイメージを強く訴求したい場合などに適しているでしょう。
セミナー・イベントの動画制作を検討している方は以下の記事を参考にしてください。
テレビCMの費用相場
≪ テレビCM動画の例 ≫
引用:「【公式】株式会社TOKIUM」
企業が作る映像といえば、テレビCMを思い浮かべる方も多いでしょう。広告のなかでも広い視聴者層にリーチできるので認知拡大に大きく役立ちます。その分制作費用や放送費用が高額になる傾向があり、100万〜500万円以上が相場といわれています。またCMの長さはすべて15秒か30秒と決められており、60秒以上の動画をもとにして、15秒か30秒を抜粋するのが基本的な制作方法です。
~制作費用~
100〜500万円の相場でできるテレビCM
特徴:中小企業や地方企業向けのコンパクトな動画
撮影:スタジオ撮影やロケ撮影を簡素化し効率的に撮影。新人の俳優・モデルをキャスティングする傾向あり
編集:発注者自身で用意した素材にナレーションやBGMを挿入
制作期間:1〜1.5ヵ月
発注先:中小・大手制作会社
費用を抑えるため、制作チームの規模が小さくスタッフの数も限定的なのが特徴です。また著名人を起用した実写ではなく、オリジナルアニメーションのCMを検討している方もこの予算感を想定しておくと良いでしょう。
500万円以上の相場でできるテレビCM
特徴:広範囲を放送エリアとしたハイクオリティな動画
撮影:大規模な撮影セットやロケーション、有名な俳優やタレントを起用
編集:オリジナルのBGMを使用
制作期間:3ヵ月
発注先:大手制作会社、広告代理店
相場は500万円程と記載しましたが実際には1,000万円以上に上るケースも。出演料に大きく左右されるので、自社の目指すCMイメージを明確にしたうえで慎重にキャスティングを行いましょう。
CM制作を検討している方は以下の記事もぜひ参考にしてください。
~放映料金~
地域 | 主な放送局 | CM料金目安(税抜) ※15秒1本あたり |
関東エリア(地上波) | ・日本テレビ ・TBSテレビ ・フジテレビジョン ・テレビ朝日 ・テレビ東京 |
30万~100万円 |
関東エリア(独立局) | ・東京MXテレビ ・テレビ神奈川 ・千葉テレビ ・テレビ埼玉 ・とちぎテレビ ・群馬テレビ |
2万5,000~4万円 |
東海エリア(地上波) | ・中京テレビ ・中部日本放送 ・東海テレビ ・名古屋テレビ ・テレビ愛知 |
4万~12万5,000円 |
東海エリア(独立局) | ・岐阜放送 ・三重テレビ |
1万5,000~2万5,000円 |
関西エリア(地上波) | ・読売テレビ ・毎日放送 ・関西テレビ ・朝日放送 ・テレビ大阪 |
4万~25万円 |
関西エリア(独立局) | ・サンテレビ ・KBS京都 ・びわ湖放送 ・奈良テレビ ・テレビ和歌山 |
1万5,000~4万5,000円 |
福岡エリア | ・福岡放送 ・RKB毎日放送 ・テレビ西日本 ・九州朝日放送 ・TVQ九州放送 |
2万5,000~6万0,000円 |
北海道エリア | ・札幌テレビ放送 ・北海道放送 ・北海道文化放送 ・北海道テレビ ・テレビ北海道 |
4万~6万5,000円 |
全国 | ・CS各チャンネル | 1万8,000~3万5,000円 |
全国 | ・BS各局 | 5万0,000~10万円 |
・地上波
地上波テレビCMは、全国視聴率の高い番組を通じて幅広い層にアピールできる手法です。
特に視聴率が高いとされるプライムタイムのCMは、多くの家庭で視聴されるため知名度を獲得しやすく、信頼性も高まります。しかし、関東エリアでは30万~1,000万円と高額な費用がかかり、また競争率も高いため希望する時間帯や番組での放映が困難な場合も。それでも、多くの視聴者へ情報を届けられることから、広告費に予算を多く割ける企業にとっては魅力的な選択肢となっています。
・独立局
独立局では地域密着型の番組が充実しているため、特定の地域へのアプローチがしやすく、また地元の視聴者へ大きな影響をもたらすことができます。さらに、地上波と比較して放送コストが抑えられているため、限定された広告予算でもCMの放映ができるのも特徴です。
一方で、独立局の視聴率は安定していないケースが多く、CMの効果を見積もることが難しい場合もあります。
・CSチャンネル
CSチャンネルは特定の趣向や関心を持つ視聴者に特別な番組を提供しており、そのためターゲットを絞り込んだ上で広告を打ち出すことができます。
しかし、地上波と比較して視聴者が少ないことや、CSチャンネルの知名度の低さなどもあり、CMのリーチ効果を最大限に発揮するのが難しいことも念頭に置いておきましょう。
・BS各局
BS放送は全国的で視聴が可能なため、国内全域に広告戦略を展開することができます。また、高画質な映像でCMを放映することができるので、商品やサービスの魅力を上質な形で伝えることができるでしょう。
ただし、視聴のためにはBS受信設備が必要となり全ての世帯が対象とはなりません。そのため、ターゲットの絞り込みが難しいことが課題となります。
SNS動画の費用相場
≪ SNS動画の例 ≫
引用:「スターバックス 公式」
SNS投稿・SNS広告用の動画制作の相場は、1本あたり1万〜70万円となっています。発注者が持っている商品の画像にテキストとアニメーションを加える手法が多いため、新たに素材を撮影しない場合も多く、比較的安価なのが特徴です。またSNS動画は冒頭数秒で視聴者をキャッチする必要があるので、いかに目を惹く内容にできるかが肝になります。
1万〜20万円の相場でできるSNS動画
特徴:インパクトを持たせつつシンプな動画
撮影:スマホでの撮影も可能
動画の長さ:5秒~30秒程度
編集:テンプレートの素材や発注者が保有する素材を活用した効率的な編集
制作期間:1~3週間
発注先:フリーランス、中規模の制作会社
スマートフォンで見ることを前提としているため各媒体の動画サイズを考慮した編集も行います。
20万〜70万円の相場でできるSNS動画
特徴:シナリオや演出に工夫が凝らされた動画
撮影:高品質な撮影機材を使用。照明や音声などの細かな調整も行う
動画の長さ:5~60秒程度
編集:耳に残るBGM・音楽を選ぶのはもちろん、音声無しでも内容が伝わるよう字幕にも工夫を凝らした編集
制作期間:1ヵ月程度
発注先:中規模、大手制作会社
高価格帯になればSNS投稿用動画の制作だけでなく、企業チャンネル・アカウントの運用代行や分析、改善案の提示まで依頼できる場合もあります。
SNS投稿用の動画を作りたい方はこちらの記事もチェックしましょう。
研修動画の費用相場
≪ 研修動画の例 ≫
引用:「日経BP 日本経済新聞出版」
研修動画制作の一般的な費用相場は5万~200万円となっています。主にセミナー型動画、マニュアル型動画、ドラマ型動画という3つタイプがあり、それらで制作の内容やコストが大きく変わるのが特徴です。
セミナー型動画:5万〜15万円
特徴:専門家や社内の講師が特定のトピックについて説明する動画
撮影:カメラ1台
動画の長さ:30分程度
編集:BGMやナレーション、過去の写真やパワーポイントの資料、シンプルな音声調整
制作期間:2週間~1ヵ月
発注者:フリーランス、中小規模の制作会社
上記の価格には講師の講演料、撮影機材、編集費用などが含まれています。加えてeラーニングシステムの導入を検討する場合、一般的に3万~8万円程度の月額利用料が発生するので覚えておきましょう。
マニュアル型動画:5万〜30万円
特徴:特定の操作方法や具体的な手順を説明する動画
撮影:カメラ複数台
動画の長さ:1~5分
編集:字幕やナレーション、グラフの挿入などで情報を補完
制作期間:2週間~1ヵ月
発注先:フリーランス、中小規模の制作会社
詳細に作業プロセスを説明するため、複数のカメラでさまざまな角度から撮影する場合がほとんど。
また映像だけでなく、わかりやすいテロップも入れてもらえます。文字数が多すぎると視聴者の集中力低下を招くため、重要なポイントを厳選するなどテロップの内容にもこだわって制作します。
ドラマ型動画:80万〜200万円
特徴:研修内容をドラマ仕立てで伝える動画
撮影:プロのキャストの起用や高度な演出が可能。密着取材にも対応
動画の長さ:短編なら10~20分、中編なら20~40分、長編なら40~60分
編集:視聴者がストーリーに引き込まれるようなカット割りを採用
制作期間:1~3ヵ月
発注先:総合広告代理店、大手制作会社
ドラマ仕立ての研修動画は、従業員の理解度を向上させるのに大きく貢献しますが、自社の社員のみをキャストに起用するのは難しいのが現実。制作にあたりプロのキャストに出演してもらうのは必須なため、費用が高額になることは覚悟しておきましょう。
研修動画に特化した制作会社をお探しの方はこちらの記事をご覧ください。
IR動画の費用相場
≪ IR動画の例 ≫
引用:「GMB channel」
IR動画制作の費用相場は50万〜200万円程。企業自体が持つ可能性や将来性、企業が持つ想いやビジョンをしっかり株主や投資家にアピールするには必要不可欠なものです。
50万〜100万円の相場でできるIR動画
特徴:財務状況や将来の展望を情報メインで説明する動画
動画の長さ:5~15分
編集:専門的なグラフィックデザイン、アニメーションを採用
制作期間:1ヵ月
発注先:中規模の制作会社
会社のスタイルやカラーを含めた統一感のあるデザインを意識しながら、マスコットキャラクターや社員インタビューなど、親しみやすい要素を取り入れることも可能でしょう。
100万円以上の相場でできるIR動画
特徴:企業のブランドイメージを高め、投資家に対する信頼を深めるための動画
撮影:専門的な映像プロデューサー、カメラマン、エディターで制作チームを構成
動画の長さ:5~15分以上
編集:効果音やアニメーション等のアフターエフェクトが充実
制作期間:1ヵ月
発注先:中規模~大手制作会社
わかりやすく最後まで飽きさせない演出はもちろん、細部にまでこだわった音響や映像効果が特徴です。
IR動画が得意な制作会社をお探しの方はこちらの記事も要チェックです。
アニメーション動画の費用相場
アニメーション動画の制作費用は、制作物の形態やクオリティ、尺の長さ、使用技術やリソースにより変動します。そのため、相場は10万~300万円以上と幅広いのが特徴。一概に費用が定まらないことを理解しておきましょう。以下ではアニメーションの種類ごとに費用相場を表にしました。
種類 | 費用相場 | 制作期間 |
スライドショー | 10万〜30万円 | 1週間~1ヵ月 |
ストップモーションアニメーション | 20万〜50万円 | 1.5〜1ヵ月半 |
モーショングラフィック | 30万〜200万円 | 1.5〜2ヵ月 |
タイポグラフィックアニメーション | 40万~50万 | 1.5〜2ヵ月 |
会話劇 | 50万〜80万円 | 1.5〜2ヵ月 |
ホワイトボードアニメーション | 50万〜100万円 | 1.5〜2ヵ月 |
モンタージュアニメーション | 80万~90万円 | 1.5〜2ヵ月 |
キャラクターアニメーション | 50万~150万円以上 | 2~3ヵ月 |
パラパラ漫画 | 80万~150万円 | 2~3ヵ月 |
アイソメトリックアニメーション | 100万円以上 | 2~3ヵ月 |
フレームバイフレーム | 300万円以上 | 3ヵ月以上 |
3Dアニメ | 300万円以上 | 3ヵ月以上 |
スライドショーの費用相場:10万〜30万円
≪ スライドショー動画の例 ≫
引用:「株式会社Curiver」
概要:静止画のイラストをつなぎ合わせた動画
編集:画像の差し替えやテロップの挿入などシンプルな編集
制作期間:2週間〜1ヵ月
発注先:フリーランス・中小規模の制作会社
SNSの短いWeb広告などに適しています。手の込んだアニメは作れませんが、低予算でもサービス・商品紹介の魅力を十分訴求することができます。
ストップモーションアニメーションの費用相場:20万〜50万円
≪ ストップモーションアニメーション動画の例 ≫
引用:「ピングー 公式チャンネル 」
概要:実物や粘土彫刻、人形などの物体を一定の間隔で動かし、静止画像を撮影することで作る動画
編集:撮影した静止画像をつなげる編集
制作期間:1.5~2.5ヵ月
発注先:フリーランス・中小規模の制作会社
手作り感のある温かみや独特のリズム感が特徴。子どもや若年層に人気ですが、古くから用いられてきた技法として中高年にも懐かしい印象を与えられます。
モーショングラフィックの費用相場:30万〜200万円
≪ モーショングラフィック動画の例 ≫
引用:「ANA Global Channel」
概要:静止画、図形、イラスト、文字などの静止画に動きを付加した動画
編集:素材に動きを与えて視覚的にインパクトを出し、背景音楽や効果音で臨場感を演出
制作期間:1.5〜2ヵ月
発注先:フリーランス・中小規模の制作会社
人の動きなど、繊細な動きができない代わりに予算・納期を抑えられる傾向があります。
また、複雑で分かりづらい機能の説明をする際にも頻繁に用いられており、SaaSやクラウドサービスといった無形商材の宣伝と相性が良いといえます。
タイポグラフィックアニメーションの費用相場:40万〜50万円
≪ タイポグラフィックアニメーション動画の例 ≫
引用:「WEB AREX」
概要:テキストやロゴに動きをつけた文字のアニメーション動画
編集:30秒尺の場合1カットで大体10文字程度以内に収め、文字の装飾やCG表現なども行う
制作期間:1.5〜2ヵ月
発注先:フリーランス・中小規模の制作会社
動くテキストによる表現は視聴者に強い印象を与えることができます。そのため視聴者の記憶に定着しやすいのがメリット。またアップテンポなBGMとの組み合わせることで、訴求効果を増長させることができます。
会話劇の費用相場:50万~80万円
≪ 会話劇動画の例 ≫
引用:「紙兎ロペ」
概要:キャラクターが対話することで情報を伝える動画
編集:キャラクターの動作が少ないため 、描く絵の枚数が最小限で済む
制作期間:1.5〜2ヵ月
発注先:中小規模の制作会社
親近感を持たせるキャラクター選定や声優の演技力が動画のクオリティに直結します。制作費とは別に、高額なキャラクター使用料、キャスティング費用が発生するので覚えておきましょう。
ホワイトボードアニメーションの費用相場:50万~100万円
≪ ホワイトボードアニメーション動画の例 ≫
引用:「TsugiTsugi -東急の”全国泊まり放題”サブスク-」
概要:黒板や真っ白な背景に手書きで絵や文字を描いていく動画
編集:トランジション(カットの切り替わりを演出する効果)を活用しながら編集
制作期間:1.5〜2ヵ月
発注先:中小規模の制作会社
ホワイトボードアニメーションのメリットとして、記憶に残りやすいのはもちろん、意思決定につながりやすいというのが挙げられます。視聴者が動画に集中しやすく、複雑なストーリーを順序立てて解説できるので、サービス紹介・会社紹介に適しています。
モンタージュアニメーションの費用相場:80万~90万円
≪ モンタージュアニメーション動画の例 ≫
引用:「動画制作・映像制作の株式会社プルークス」
概要:画像やイラストなどの静止画を切り抜いてアニメーションにした動画
編集:文字データの作成や静止画の切りつなぎ
制作期間:1.5〜2ヵ月
発注先:フリーランス、中小規模の制作会社
言葉では表現しにくい企業の理念や想いをイメージしやすくする効果があります。
また、画像の装飾やCG表現などの特殊な演出を取り入れるなど、編集コストが高くなればその分費用がかさむので、その旨も忘れずに。
キャラクターアニメーションの費用相場:50万~150万円以上
≪ キャラクターアニメーション動画の例 ≫
引用:「ENEOS TV」
概要:企業のイメージキャラクターを登場させる動画
編集:オリジナル楽曲などと合わせてブランディングを意識した編集
制作期間:2〜3ヵ月
発注先:中規模~大手制作会社
キャラクターを使ったマーケティングとして、認知拡大を狙いたい企業が利用する傾向があります。
キャラクターにダンスをさせることで、視聴者が振り付けを真似した動画を投稿してくれる可能性も。
このようにSNSマーケティングと相性が良いのがメリットでしょう。
パラパラ漫画の費用相場:80万~150万円
≪ パラパラ漫画動画の例 ≫
引用:「ソフトバンク(SoftBank)」
概要:複数の手書き絵を連続で切り替えて動かすアニメーション動画
編集:白黒のシンプルな構成・デザインが主流
制作期間:2〜3ヵ月
発注先:中規模、大手制作会社
メッセージをドラマチックに伝えられるため、ブライダル動画や企業理念の動画などに多く用いられます。
各絵をイラストレーターが一枚ずつ丹念に描くため、その分時間と労力がかかり、費用も比較的高額となります。
アイソメトリックアニメーションの費用相場:100万円以上
≪ アイソメトリックアニメーション動画の例 ≫
引用:「JR東日本公式チャンネル」
概要:対象物を斜め上から全体を見下ろすように描くデザインで2.5Dともいわれる動画
編集:緻密なディテールや鮮やかな色彩を意識した上で統一感のあるデザインに編集
制作期間:2〜3ヵ月
発注先:フリーランス、中小規模の制作会社
通常のアニメーションと比較して、建物やオブジェクトの配置に柔軟性があるのが特徴。
遠近感がありながらも全体の構成が一目で把握しやすく情報伝達に適しています。またクールさと親しみやすさが両立できるのも魅力です。
フレームバイフレームの費用相場:300万円以上
≪ フレームバイフレーム動画の例 ≫
引用:「動画制作・映像制作の株式会社プルークス」
概要:アニメや映画で見ているうクオリティのアニメーション動画
編集:ストーリーの見せ方を改善し、見やすさを追求する適切なカット割りに編集
制作期間:3ヵ月以上
発注先:大手制作会社
費用は300万円をスタートラインに、タイアップするイラストレーターやキャラクターの知名度によって価格が大きく変動します。企業ブランディングやテレビCMで使う目的が多く、大手の制作会社が手掛けることが一般的です。
3Dアニメの費用相場:300万円以上
≪ 3Dアニメ動画の例 ≫
引用:「Coca-Cola」
概要:縦・横・高さのある三次元のアニメーション動画
編集:CGを作るには特殊な高額ソフトが必要
制作期間:3ヵ月以上
発注先:大手制作会社
費用は高額ですが、一度作成したキャラクターは長期的に使用しやすく、1本の動画ではなく複数のシリーズで使い回すことができます。また、凝った表現では商品やサービスを擬人化したり、そのキャラのグッズを作成したりも可能。初期投資に見合う価値が見込めます。
アニメーション動画を制作したい方は以下の記事もぜひ参考にしてください。
実写動画の費用相場
≪ 実写動画の例 ≫
引用:「Sony (Japan)」
実写撮影にかかる費用の相場は10万~300万円程度です。費用が変動する要素としては、撮影、撮影日数やスタッフ数、使用する機材数などがあげられます。実写動画なら現実感やリアリティが伝わりやすく、視聴者の感情移入が生まれやすいのがメリットです。
10万〜50万円の相場でできる実写動画
特徴:シンプルな構成でありながら効果的な演出を採用
撮影:一日程度の撮影が一般的
動画の長さ:2~4分(用途によってさまざま)
編集:基本的なカット編集やテロップ、効果音の導入
制作期間:2週間~1ヵ月
発注先:フリーランス、中小規模の制作会社
機材や場所、高度なエフェクトを使用する場合は、追加で費用が発生する場合があります。
100万〜300万円の相場でできる実写動画
特徴:プロのスタッフによる演出、美術なども含めたハイクオリティな映像
撮影:プロのカメラマンや音声スタッフが、美しい映像やクリアな音声を収録
動画の長さ:2~5分(用途によってさまざま)
編集:効果的なシーンの構成や効果音、テロップの追加など訴求力のある編集。必要に応じてCGやアニメーションを使用
制作期間:1~2ヵ月
発注先:中規模の制作会社
この予算感であれば、短編映画やドキュメンタリーなどの長尺作品にも対応できる場合があります。
300万円以上の相場でできる実写動画
特徴:映像のクオリティや演出力が高く、ブランディングや訴求力に優れた動画
撮影:プロのカメラマンや照明、音響などのスタッフが参加
動画の長さ:短編から長編まで幅広く対応
編集:高度な技術を持つ編集者が、映像や音楽、効果音などを組み合わせて一体感のある動画に仕上げる
制作期間:1~2ヵ月
発注先:中規模~大手制作会社
多大な制作費を投じることで、知名度の高い俳優や声優を起用し、広告効果を向上させることができます。
実写映像を得意とする制作会社をお探しの方はこちらの記事をご確認ください。
VR動画の費用相場
≪ VR動画の例 ≫
引用:「川崎フロンターレ公式チャンネル」
VR動画の費用相場は20万〜550万円です。VR用のゴーグルを利用することで映像の中に入り込んだような感覚を楽しめるのが特徴。またゴーグルを着けていなくても、映像をマウス等で操作することで360度の映像を見ることができます。
20万~100万円の相場でできるVR動画
特徴:プロのクオリティを期待できるが小規模な制作
撮影:限られたエリアでの撮影
動画の長さ:数十秒~2分程度
編集:映像のつなぎや効果音、BGM、ナレーションを挿入
制作期間:1~3ヵ月
発注先:フリーランス、中小規模の制作会社
この価格帯の場合、基本的な演出やシナリオが想定されます。マーケティングや教育、エンターテイメントなど幅広い分野で活用できるVR動画制作が可能です。
100万~550万円の相場でできるVR動画
特徴:映像面、音響面ともに高品質な動画
撮影:スタジオ撮影や現地ロケといった複数のロケーションで撮影
動画の長さ:3〜10分程度
編集:3Dエフェクトやアニメーションが追加可能
制作期間:3〜6ヵ月
発注先:中規模~大手制作会社、VR制作スタジオ
しっかり予算を確保できるため高品質の映像体験が期待できます。解像度の高いカメラとプロフェッショナルな編集も可能です。
550万円以上の相場でできるVR動画
特徴:複雑な演出や専門的な技術も利用した動画
撮影:専用の360度カメラやドローンを使った空撮が可能
動画の長さ:長尺動画にも対応
編集:高度な3Dエフェクトや臨場感を高める立体音響の編集
制作期間:4~8ヵ月
発注先:大手制作会社、VR制作スタジオ
長期間かけた制作や複数のシチュエーションを撮影できるので、多様な視点や展開が楽しめるVR動画が実現します。ドローンや水中カメラなど専用の機材が必要な場合は1,000万円を超える場合もあります。
VR動画を制作したい方はこちらの記事も要チェック!
【動画の長さ別】動画制作の費用相場
動画制作の費用相場は、制作する動画の長さによって大きく異なります。ここでは、動画の長さ別に費用相場を徹底解説してきます。以下の表は、秒数・分数別の平均的な費用相場です。
15秒〜30秒の動画の場合
この長さの動画はSNSやWeb広告に適しており、動画の演出や編集効果によって予算が変動します。
以下では動画1本あたりの費用を紹介していますが、制作会社によっては複数の動画制作を前提とした料金パックも用意しているので、短い動画であればよりお得に制作できる可能性が高まります。
-
- 静止画やスライドを組み合わせた動画
1万〜5万円 - 撮影した映像に演出、テロップなどを少々加えた動画
5万〜10万円 - カメラを複数台使用し、撮影を行った動画
15万〜50万円
- 静止画やスライドを組み合わせた動画
1分〜3分の動画の場合
この長さの動画は、短編アニメーションやチュートリアル動画、事業や商品のプロモーション動画などによく見られます。視聴者の集中力を維持したまま、理解を深めるのにうってつけの長さです。高品質な映像を求める場合や複雑なアニメーションを追加する場合は費用が割高になっていきます。
-
- 静止画やスライドを組み合わせた動画
1万〜5万円 - 撮影した映像に演出、テロップなどを少々加えた動画
5万〜80万円 - カメラを複数台使用し、撮影を行った動画
20万〜100万円
- 静止画やスライドを組み合わせた動画
3分〜5分の動画の場合
この長さの動画は、社員研修やオンライン講義、映画やドラマの予告、MVなどに多く見られます。
コンパクトながらも効果的な情報伝達が求められるため、企画・制作には緻密な構成とクリエイティブなアイデアが不可欠です。
-
- 静止画やスライドを組み合わせた動画
10万〜20万円 - 撮影した映像に演出、テロップなどを少々加えた動画
10万〜100万円 - カメラを複数台使用し、撮影を行った動画
20万〜150万円
- 静止画やスライドを組み合わせた動画
5分〜10分の動画の場合
この長さの動画は、ニュースやデータ解析など、難しく感じる内容を易しく説明するために利用されます。間制限が比較的緩やかなため、構成や演出に創造性を発揮しやすいのが特徴です。
-
- 静止画やスライドを組み合わせた動画
10万〜20万円 - 撮影した映像に演出、テロップなどを少々加えた動画
30万〜100万円以上 - カメラを複数台使用し、撮影を行った動画
50万〜200万円以上
- 静止画やスライドを組み合わせた動画
動画制作の費用・料金相場は「企画費」+「素材作成費」+「編集費」で決まる
動画制作の費用・料金は、大きく分けると以下の3つの項目によって決まります。
- 3つの項目
-
- 企画費
- 素材作成費
- 編集費
それぞれの項目をわかりやすく解説していきます。
企画に関する費用と相場
企画の費用・料金相場は、10万〜50万円程度。企画にかける時間や労力が多くなる場合は100万円ほどになることもあるでしょう。
企画では、動画の構成やシナリオ、表現方法などを確定し、制作スケジュールを設定します。適切な動画制作を進めるにあたって重要な作業です。企画の段階で誤りがあると後の工程が全て無駄になる恐れがあるため注意深く進めることが求められます。ここでの費用は、企画構成費や、人件費(プロデューサーやディレクターなど)が該当します。
映像制作(実写、アニメーション、3DCG)に関する費用と相場
この費用には、動画・映像の素材となる映像やイラストの制作費が該当します。映像表現・映像の特徴ごとに、制作内容も制作費用の相場もさまざま。そのため、映像制作の何にどれくらいの金額がかかるのか把握しておきましょう。ここでは、改めて代表的な実写動画、アニメーション動画、3DCG動画の3つに分けて解説していきます。
・実写撮影:10万~300万円
実写動画においては、どのくらいリソースを確保できるかによって費用相場が変動します。
具体的には、撮影班の人件費やキャスティング費、撮影機材費、スタジオ費、ロケーション費、宿泊費、交通費などの経費が発生し、撮影規模が大きくなるほど高額な機材が必要になります。費用もそれに伴い増加することを覚えておきましょう
・アニメーション:10万~100万円以上
アニメーション動画の素材にかかる費用は、既製のイラスト素材を利用する場合と、オリジナルのイラスト素材を作成する場合とで大きく変わります。既製のイラスト素材は比較的手頃な価格で入手可能ですが、オリジナルのイラスト素材を作る際は、一定額以上の予算が見込まれることを覚悟しなければなりません。
・3DCG:30万~300万円以上
3DCG動画の素材を作成する場合には、主にモデリング(立体物を形作る作業)とテクスチャリング(質感を表現する作業)を行わなけれなりません。3DCG素材をよりリアルに作り込むほど、素材の作成費は高額になります。
編集に関する費用と相場
編集の費用・料金相場についても、映像表現・映像の特徴ごとに説明します。
・実写動画の編集費用の相場:5万〜30万円
・アニメーション動画の編集費用の相場:5万〜50万円
・3DCG動画の編集費用の相場:50万〜300万円
動画・映像制作において、素材の組み合わせやBGM、ナレーションの追加といった編集作業が不可欠です。実写動画、アニメーション動画、3DCG動画によって編集費用の相場は異なります。編集に手間がかかる場合や、専門的な技術を必要とする場合には、費用が高くなります。
動画制作を依頼する場合の流れ
まずは動画制作の流れや手順を確認していきましょう。
1.制作イメージのすり合わせ
動画制作は、制作会社と依頼主とのイメージをすり合わせるヒアリングからスタートするのが一般的です。この工程をおろそかにしてしまうと、イメージ通りの動画が制作できなかったり、スケジュール通りに進行できなくなったりなど、さまざまな不具合が生じてしまいます。とくに、「動画の目的」「予算」「納期」の3つはしっかりとすり合わせましょう。
2.企画立案
イメージのすり合わせが済んだら、次にヒアリングをもとに企画を立案します。コンテンツの出来は企画の良し悪しで決まるといっても過言ではありません。「誰に」「何を」「どのように」届けるかを明確にし、企画に落とし込んでいきます。
3.シナリオ、コンテ制作
企画がまとまったらシナリオやコンテを制作していきます。シナリオやコンテを制作することで、撮影のロケーションやキャスティングなどがしっかりと固まるでしょう。
4.撮影
シナリオやコンテが作成できたら、そのシナリオやコンテに沿って撮影していきます。実写動画の場合、後から修正がききません。イメージ通りのものを撮影するために、撮影当日は必ず依頼主は立ち会うようにしましょう。
5.編集
撮影が完了したら、制作会社は素材をつなぎ合わせる編集を行います。編集は動画制作の中で最も時間がかかる工程で、期間は最低でも2週間ほどかかります。動画が完成したら試写を行い、内容に問題がないかチェックしましょう。
なお、更に詳しく動画制作・映像制作の流れを知りたいという方は、以下の記事をご覧ください。
【失敗しない!】動画制作会社選びで注意すべきポイント
昨今、数えきれないほど多くの会社が動画制作を得意としていますが、あまりに会社の数が多いため「自社に最適な制作会社の選び方が分からない」と困っている方もいるのではないでしょうか。
そこで以下では、動画制作会社選びで注意すべきポイントを紹介します。なお、会社選びに不安がある方はぜひPRONIアイミツにご相談ください。PRONIアイミツがおすすめする動画制作会社を複数社紹介いたします。
制作実績
まずは、動画制作会社の実績を確認しましょう。大半の動画制作会社は、契約前であっても、参考としてこれまでの実績や希望に近いイメージ動画を見せてくれます。実績を確認というと数だけに目が行きがちですが、重要なのは中身です。動画制作会社の得意分野は会社によって全く違います。そのため、自社が制作したい種類の動画を過去に制作した実績があるか、動画制作会社の得意なジャンルと自社が制作したい動画のジャンルは合っているかなどを必ず確認しましょう。
提案内容
とくにはじめて動画制作を外注する方は、提案力のある動画制作会社をおすすめします。自社が作りたい動画のイメージを伝えれば、提案力のある動画制作会社なら魅力的な案をいくつか提案してくれるはずです。反対にイメージを伝えても積極的に提案してこない制作会社は避けた方がよいでしょう。動画を制作する目的やターゲット、どういった商品を訴求したいかなどきちんとヒアリングを行い、最適な提案内容を提示してくれた制作会社に依頼することをおすすめします。
マーケティングへの知見はあるか
動画はあくまで手段であって目的ではありません。動画を制作することの目的はあくまで、企業イメージの向上や売り上げのアップなどです。目的を達成するために重要なのがマーケティングの知見です。どれだけきれいな動画でも、目的を達成できなければその動画を制作した意味はありません。目的を達成するためには、制作した動画をどう使うかも重要なポイントです。動画の活用方法まで熟知している制作会社が理想的です。
見積の内訳は明瞭か
見積もりの内訳が明瞭な制作会社を選びましょう。動画制作の費用は非常に細かな項目に分かれます。動画制作にかかる費用には、プロデューサー費、ディレクター費、シナリオやコンテの制作費、撮影費、編集費、音響・ナレーション費などがあります。ほかにも、機材費、キャストにかかる費用、交通費などもあるでしょう。細かく分かれた項目ごとの費用を見積書に記載していない会社に依頼してしまうと、後から高額の追加費用が請求される場合もあります。
適切なスケジュールになっているか
動画制作を依頼する際は、はじめに納期を設定するのが一般的です。納期だけが明確になっていて、いつまでにどの作業を進めるのかなど、スケジュールの詳細が明らかになっていない制作会社は避けた方がいいでしょう。スケジュールが明確に設定されていないため、作業がどんどん遅れてしまい、最終的に納期に間に合わなかったとなる恐れがあるからです。「〇月〇日に編集作業を完了する」など、緻密で明確なスケジュールを立ててくれる制作会社を選びましょう。
担当者との相性
動画制作会社を比較する際の重要なポイントの1つが、担当者との相性です。動画を制作するあらゆる工程で担当者とさまざまなやり取りを行います。担当者との相性や信頼関係は、動画の出来を左右する要素と言っても過言ではないでしょう。相性が悪い担当者の場合、意思疎通が図れずイメージを共有できないとなってしまう可能性も。話し方や雰囲気のほか、レスポンスの速さや質問した際の回答が当を得たものかなどが判断材料になります。
動画制作・映像制作の費用を抑える8つのコツ
動画制作を外注する際にネックとなるのが、制作費ではないでしょうか。できるだけ安い費用で動画制作を依頼したいと大半の方が思っているでしょう。フリー素材を使えば安く動画制作ができるのでしょうか。それとも格安な料金プランの制作会社に依頼すればいいのでしょうか。ここでは、動画制作の費用を少しでも抑えるためのポイントをお伝えします。
素材をなるべく自社で用意する
自社が保有する素材(写真、イラスト、過去に利用した動画)を提供することで、制作コストを節約できます。そうすることで、実写の際には撮影スタッフの人件費や機材費、場所費などを抑えられ、またアニメーション動画であれば、イラスト制作の費用を軽減することができます。
台本やキャストを内製する
動画制作の一部の工程を内製化することで、トータルの費用を押さえられます。たとえば、台本を自社で用意することが考えられるでしょう。それだけで、5万から10万円のプロデューサー費、3万から15万円のシナリオ費を浮かせられます。さらに、社員をキャストとして起用する、動画で使用するイラストなどはフリー素材を使うことでも費用を抑えられます。
制作工程の短縮
実写動画の制作において、費用の節約を実現するためには撮影日数を1日に限定することが望ましいです。スタッフの人件費や撮影機材、場所のレンタル代は通常、1日単位で計算されることがほとんど。事前の丁寧な準備やスケジュールの緻密な組み立てによって、効率的に撮影を進め、最短日数で完了させることが重要です。
近場やオフィスで撮影する
撮影を近場で行うことも撮影費用を抑える効果的な方法の1つ。交通費や宿泊費などの経費節約につながります。また室内風景を撮る場合には、自社オフィスがロケ地として適しています。そうすることで企業の雰囲気を伝えられるのはもちろん、ロケーション代も発生しないので、一石二鳥の効果が期待できます。
BGMはフリー素材を使用する
背景音楽には無料の音楽素材が適しています。昨今スマートフォンで音を消して動画を視聴する状況も増えており、視聴者は映像の方に集中する傾向が高まっています。特別なこだわりがない場合は、無料のBGM素材を活用してコストを抑えることも選択肢の1つです。
動画尺を短縮する
一般的に動画の長さが長ければ長いほど、制作費用は高額になります。これは実写動画にしても、アニメーション動画にしても同様です。動画の長さに比例して撮影工数や編集工数が多くなり、結果的に費用も高額になります。最近のSNSでは、短い動画が好まれる傾向になります。できるだけ短時間に収めることを意識して動画を制作しましょう。
動画テンプレートを作成する
複数の動画を制作する場合、制作費用を抑えるためにおすすめなのが動画テンプレートの作成です。オープニングやエンディング、テロップのデザインなどほかの動画でも使えるテンプレートを用意することで、その部分を制作する必要がなくなります。結果的に制作工程は短縮し、トータルの費用も抑制できます。
補助金や助成金を活用する
補助金や助成金を活用することで、動画制作の費用を抑えられます。動画制作に活用できる主な補助金は、小規模事業者持続化補助金やIT導入補助金などです。
なお、動画制作に活用できる補助金や助成金について、更に詳しく知りたいという方は、次の項目で詳しく説明していますので参考にしてください。
【低予算で作りたい方必見!】映像制作・動画制作に使える補助金・助成金まとめ
効果的な動画を制作するにはそれなりの費用がかかります。そこで、少しでも費用を抑えたいときに役立つのが国や地方自治体の補助金です。以下に動画制作・映像制作に活用できる補助金を3つ厳選してご紹介します。原則、契約前に申請が必要なので、発注先選びと並行して補助金情報を調べるのがおすすめです。
最大補助額 | 補助率 | 申請方法 | |
持続化補助金 | 200万円 | 1/4 | 電子または郵送 |
事業再構築補助金 | 1億5,000万円 | 2/3から1/2 | 電子 |
IT導入補助金 | 450万円 | 1/2以内 | 電子 |
持続化補助金(小規模事業者持続化補助金)
「持続化補助金」は、小規模事業者が制度変更に対応し、持続的な経営を実現するために必要な販路拡大に関わる経費を一部補助するものです。通常枠または特別枠(賃金引上げ枠・卒業枠・後継者支援枠・創業枠など)の申請類型いずれか1つの枠のみ申請可能。最大補助額は通常枠で50万、その他の枠で200万円で、ウェブサイト関連費の補助率は1/4です。
出典:小規模事業者 持続化補助金(一般型)https://r3.jizokukahojokin.info/
事業再構築補助金
「事業再構築補助金」は、ウィズコロナ・ポストコロナの経済社会の変化に対応するために、事業再構築に前向きな中小企業を支援し、日本経済の構造転換を促すことを目的としています。支援類型は、通常枠や大規模賃金引上枠など合計6つ。補助金額は枠によって異なりますが、最大補助金額は1億5,000万円で、その場合の補助率は2/3から1/2です。
出典:事業再構築補助金 https://jigyou-saikouchiku.go.jp/
IT導入補助金(サービス等生産性向上IT導入支援事業費補助金)
IT導入補助金」は、ITを活用した中小企業や小規模企業の業務効率化・売り上げの向上を目的とし、ニーズに合うITツールの導入にかかる費用の一部を補助するものです。業種などによって異なりますが、対象となる動画制作ツールもあるので詳細を詳しくチェックしてみましょう。補助額は最大450万円・補助率1/2以内です。
出典:IT導入補助金2023 https://www.it-hojo.jp/
補助金について、さらに詳しい情報を知りたい方は以下の記事をご覧ください。
補助金を利用する際は、申請スケジュールや必要書類の準備に注意しましょう!
補助金を利用する上で何より大切なのは、規定に沿ってきちんと申請を行うことです。事業計画書、経費明細書など、必要な書類は各補助金・助成金の公式ホームページに記載されているため、もれなく準備し、不備のないように記載しましょう。
しかし、補助金申請は揃える書類や申請項目も多く、業務が煩雑になりがちです。スケジュールをきちんと把握しておらず、「気がついたら申請期限を過ぎていた」なんてことが起こる場合も。
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※補助金については2023年5月時点の情報をもとにご説明しています。
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動画制作にかかる費用は、どのような動画を制作するかによって変わります。撮影や編集に大人数を必要とする動画の費用は相対的に高くなります。
一方、必要最低限の要素を盛り込んだだけのシンプルな動画であれば10万円ほどの予算でも作成可能でしょう。また、どの動画制作会社に依頼するかによっても費用は大きく変動します。
ぜひこの記事を参考に、動画制作にかかる費用の相場を理解したうえで、会社選びのポイントを押さえて自社に最適な動画制作会社を見つけてください。
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