NNTPサーバーとは?歴史や現在主流のツールをわかりやすく解説【2024年最新版】
インターネットやITの世界では、一般的には聞き慣れない用語が多数存在します。とりわけ、NNTPサーバーやNEWSサーバーという言葉は、あまり耳に馴染みのない方も多いのではないでしょうか。実はこれらは、インターネットが普及する以前から存在する、歴史あるものなのです。
そこでこの記事では、NNTPサーバーの現状を知りたい企業の担当者様に向け、営業・バックオフィスなど、さまざまな分野の発注先を比較検討できる「アイミツ」が、そもそもNNTPとは何かといった基礎知識に触れながら、NNTPサーバーの歴史や現在主流のツールなどについて詳しく解説します。
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そもそもNNTPとは?
NNTP(Network News Transfer Protocol)とは、インターネットにおいて記事の配信・投稿、閲覧などを実現するためのプロトコル(通信規約)のこと。また、NNTPを利用して構築された記事の配信や蓄積を実現するシステムは、NetNews(ネットニュース)やUsenet(ユーズネット)と呼ばれています。
NetNewsあるいはUsenetは、さまざまな拠点に存在するサーバーを相互接続した上、投稿された記事を互いに転送し、電子掲示板のようなしくみを提供していましたが、SNSの普及などにより、現在ではあまり活用されていません。
なお、NNTPでは、標準のポート番号としてTCPの119番、SSLを利用して接続する場合は563番が、それぞれ使われます。
NNTPサーバーの歴史について
前述したとおり、インターネットが広く普及する以前から存在するNNTPサーバーですが、そこにはどのような歴史があるのでしょうか。以下より、NNTPサーバーの歴史について解説します。
1986年に標準化されたNNTPサーバー
NNTPは、最初の規格であるRFC 977が1986年に標準化されました。それに伴い、1980年代後半から1990年代前半にかけて、まだWebやインターネットが一般に普及する以前に、各地にさまざまなNNTPサーバー(NEWSサーバー)が誕生し、企業の研究所や大学などの研究機関における代表的なコミュニケーションツールとして、活発に利用されていたのです。
しかしながら、インターネットが1990年代の後半に一般開放されるとともに、NNTPサーバーは衰退し、コミュニケーションツールの主流は、Web掲示板や電子メール、SNSなどに移行しました。2000年代以降になるとさらに利用者数が激減し、現在ではほとんど使われていない状況です。
Microsoftは2010年に廃止
上述のとおり、NNTPサーバーが衰退し、利用者数が激減していく中、アメリカの大手IT企業であるMicrosoftが、2010年5月4日にNNTPニュースグループの段階的廃止を発表し、ユーザーを公式ニュースグループから「Microsoft Answers」「TechNet」「MSDN」といったMicrosoftフォーラムに移行させる旨を示しました。※
業界を代表する大手企業によるNNTPの段階的廃止によって、NNTPサーバーのさらなる衰退と、各種SNSを始めとするソーシャルネットワークへの移行が、より加速したものと考えられます。
※ 出典:朝日インタラクティブ株式会社 ZDNET Japan「マイクロソフト、NNTPニュースグループを段階的廃止へ」https://japan.zdnet.com/article/20412970/
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現在主流となっている文字の投稿ができるツールとは?
NNTPサーバーやNetNewsに代わり、現在主流となっている文字の投稿ができるツールには、電子掲示板やSNSがあります。以下よりそれぞれについて順に解説します。
電子掲示板
電子掲示板は、BBS(Bulletin Board System)、あるいは単に掲示板と呼ばれることもあり、インターネット上であらゆる内容をテーマとした記事を投稿したり、閲覧したりすることが可能なサービスです。個人が運営する小規模なものから、あらゆるテーマを取り扱う大規模なものまで、さまざまな電子掲示板が数多く存在しています。
電子掲示板は、用途や表示方法によっていくつかに分類され、代表的なものはツリー型と伝言板型です。ツリー型は、テーマごとに投稿がまとめられて表示されるタイプで、それぞれの投稿にコメントやレスと呼ばれる返答を書き込むことによって、同一テーマに関する投稿のツリーが作成されます。一方、伝言板型は、書き込まれた投稿を新しい順に表示するシンプルなタイプです。
電子掲示板の開発を検討している場合は、システム開発会社へ外注するのが早道です。シンプルな電子掲示板であれば、優秀な開発会社へ依頼することによって、短期間で質の高いものが完成できる可能性もあります。
SNS
現在、若年層のみならず、幅広い世代において活発に利用されているSNSですが、Twitter・Facebook・Instagram・YouTube・LINE・TikTok・LinkedInなど、数多くの種類が存在し、それぞれに異なる特徴があります。
企業が公式アカウントを作成し、SNSを広報やマーケティングに有効活用している例も多く、自社の戦略や業務内容に見合った適切なSNSを選定し、効果的な運用が実現すれば、大きな成果を上げることも期待できます。
なお、SNSの公式アカウント運用や、SNSのようなコミュニケーションサイトの開発を検討している場合、それらを効率的に実現可能な専門業者に依頼することも、1つの選択肢としておすすめします。
システム開発の費用相場
つづいては、システム開発を外注した際にかかる費用相場をご紹介します。
システム開発の平均相場 | 233万円〜 |
システム開発の種類 | 費用相場 |
簡易顧客システム | 20万円~ |
Webシステム | 130万円~ |
業務システム | 400万円~ |
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【まとめ】システム開発でお悩みならアイミツヘ
以上、そもそもNNTPとは何かといった基礎知識に触れながら、NNTPサーバーの歴史や、現在主流のツールなどについて、解説しました。
これまで見てきたとおり、NNTPサーバーは利用者数が激減し、衰退の一途をたどっていますが、SNSを始め、それに代わるツールやサービスなどが台頭し活発な動きを見せています。今後の展開がますます注目されるところです。
なお、電子掲示板やSNSなどの開発・運用を依頼する会社の選定にお悩みの際は、ぜひ「アイミツ」をご利用ください。ご要望をお伺いした上で、それに見合った会社を複数ご紹介します。お気軽にご相談ください。
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