ICカード対応システムは自作可能?活用方法やメリットも解説【2024年最新版】
ICカードは、交通系ICカードなどを筆頭に、生活のさまざまな場面で役に立つ機会が増えています。会社で独自のICカードを発行して、日々の業務に役立てているケースも少なくありません。この記事では、そんなICカードを自作して会社で運用するメリットや、その方法についてこの記事では、営業・バックオフィスなど、さまざまな分野の発注先を比較検討できる「アイミツ」が解説します。
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ICカードの活用方法が広がっている
近年、大手企業などではICカードを社員証として活用するケースが増加中。ICカードの導入は、業務効率化や日々の手続の利便性向上など、多くの場面で活躍する取り組みとして注目されています。
例えばオフィスへの出社においてICカードを活用すれば、別途セキュリティキーを持ち歩くが必要なくなり、出社や退社を社員証だけで完結させることができます。あるいはオフィスのプリンターなどの利用もICカードで認証する仕組みを導入することで、小銭を用意する、あるいは別途ポイントカードなどを用意することもなくなるでしょう。
また、会社によっては勤怠管理システムなどと連携し、社員の出勤状況をICカードの出社・退社記録から確認することもあります。社内のデータ連携を高度に実現し、社員の行動を逐一把握する上でも活躍するのがICカードです。
そもそもICカードとは
そもそもICとは、いわゆる集積回路のこと。ICカードは、ICチップをカードの中に埋め込み、高度なデータ処理を可能にしてくれるのが特徴です。以前は磁気カードが主流でしたが、ICチップの良いところは磁気カードとは異なりデータが破損してしまうリスクが小さく、それでいて偽造も困難である点が挙げられます。データの読み込みや書き換えには専用の端末が必要ですが、うまくシステム連携を実現すれば、大きな業務改善効果が得られるでしょう。
Felica(フェリカ)
ICカードにはいくつか種類がありますが、代表的なカードがFeliCaです。FeliCaはソニーが開発した、日本におけるICカードの先駆けのような存在で、交通系ICカードなどにも採用されています。FeliCaの特徴は、それぞれのICカードに対してIDmと呼ばれる、固有の製造番号が割り当てられている点です。IDmは16桁の数字で構成されており、この番号を認識することで、様々な機能を実現することができます。例えばオフィスのセキュリティドアの開閉に使用できるほか、勤怠管理システムへの記録を行うことも可能です。
Mifare(マイフェア)
Mifareは、オランダのNXPセミコンダクターズが開発した非接触型のICカード規格です。非接触型ICカードの国際通信規格であるISO/IEC14443TypeAに準拠しており、世界でグローバルに活躍する規格と言えます。FeliCaと比較して安価なこともあり、世界で最も普及しているカードというのも特徴の1つ。個別認識はUIDと呼ばれる製造番号をもとに行っており、UIDを認証キーとして活用するケースがよく見られます。
ICカードとNFCは異なる?
ICカード運用を検討する際、目にする機会が多いのがNFCと呼ばれる技術です。日本で最も普及しているICカードはFeliCaですが、FeliCaはNFCと呼ばれるカテゴリに属する種類の一種であると考えましょう。そもそもNFCはNear Field Communicationの略称で、日本語では近距離無線通信と呼ばれます。つまりNFCはICカードだけを指すのではなく、近距離無線通信技術全般を指す言葉というわけです。FeliCaはそんなNFCの一種であり、ソニー株式会社が開発した「Type-F」と呼ばれる技術単体を指す言葉である点に注目しましょう。
ICカードを活用するメリット
ICカード導入のメリットは、すでに上でも触れた通り、とにかく現場の業務効率化に貢献することが大きいでしょう。オフィスのセキュリティ強化はもちろんですが、勤怠管理システムと連携し、データの転記や記帳の手間がなくなるのは大きな変化です。また、交通系ICカードと連携し、経費の清算を効率化するという方法もあります。現金でのやり取りが面倒に感じている場合、ICカードの積極的な活用が有効な解決策となるでしょう。また、食堂での精算をICカードで実施することにより、ランチ時間帯の混雑緩和や従業員の負担軽減に役立つなどの効果も期待できます。
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ICカード対応システムを自作する方法はある?
ICカードを会社で有効活用したい場合、考えるべきが自社独自のICシステムの導入です。近年は技術革新が進んだこともあり、以前に比べてICカードを活用した会社システムの構築は簡単になりつつあります。最近ではICカードシステムを構築するための開発キットなども登場しており、技術さえあれば導入は可能です。ただ、ネックとなるのが開発キットを運用できる人材を確保することで、ある程度専門知識がなければ一から対応するのは困難と言えます。一度社内で対応ができるかどうか確認の上、自社開発を検討するのがおすすめです。
ICカードを活用するならプロに相談
ICカードを有効活用できる技術が会社に十分に備わっていない場合、検討したいのがICカードのプロへの相談です。ICカードを導入している多くの企業は、FeliCaのパートナー企業に相談の上、自社システムの開発を進めています。
自社で開発するよりもプロに依頼するメリットしては、確実にシステム開発を実現できる点が挙げられるでしょう。自社で一から開発するとなると、開発期間が長くなってしまうだけでなく、確実にシステムを構築できるとも限りません。プロに開発を依頼することで、短期間でセットアップができるだけでなく、自社のリソースに負担をかけることなく確実に製品を確保できるでしょう。
システム開発の費用相場
つづいては、システム開発を外注した際にかかる費用相場をご紹介します。
システム開発の平均相場 | 233万円〜 |
システム開発の種類 | 費用相場 |
簡易顧客システム | 20万円~ |
Webシステム | 130万円~ |
業務システム | 400万円~ |
システム開発の費用相場をご紹介しました。より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。
【まとめ】システム開発でお悩みならアイミツヘ
この記事では、ICカード運用のメリットやその種類について紹介しつつ、自社で運用を検討する際のポイントについて解説しました。ICカードは以前より身近な技術にはなったものの、まだまだ運用には専門スキルが必要です。アイミツでは、そんな精密なICカード運用を依頼できる、プロのパートナー企業をあなたのニーズに合わせて紹介しています。ICカード活用を検討の際は、お気軽にご相談ください。
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