システム開発における生産性とは?発注者も理解しておくべきこと

ノートパソコンを操作する人

更新日:2017年09月26日 | 公開日:2016年08月25日

「生産性」という言葉はシステム開発の質を測る上でキーワードになっています。
では、生産性の高いシステムエンジニアやプログラマは、生産性の高い納品物を作ってくれるのでしょうか?
答えは必ずしもそうではありません。

エンジニアにおける生産性とは「短い時間にたくさんの設計ができること(SE)であったり、短い時間にたくさんのコードが書けること(PG)であるので、納品物の質とは関係がないのです。

開発者本位の生産性は発注者にとって意味が無い

パソコンを操作する男性

システム開発プロジェクトにはもちろん生産性は求められますが、発注者がほんとうに気にしなくてはいけない「生産性」は、納品されたシステムがきちんと当初の予定通り(あるいは予定以上に)業務の生産性をあげてくれるかどうかです。

これに対して、開発者の「生産性」とは例えば、通常1人月100万円の仕事を半月で仕上げるとか、1月の仕事を人月単価50万円の人員でこなすといったことになります。
最初の例では半月で仕上がったので生産性は2倍になっていますし、2番目の例ではコストが半分で同じ仕事をしているので、やはり生産性は2倍になっています。

しかし、こうした議論はもっぱら開発会社の中でするべき話であって、発注者側は開発側の生産性が途中で上がったとしても、最初に見積もりをもらった金額が請求時に下がるわけではないので何も関係ありません。

つまり、発注側はシステム開発会社とは違った意味での「生産性」への意識が必要なのです。

発注側の生産性とはあくまで、費用対効果で測られるべき

スマホとレポート記事、キーボード

では、クライアント側で重要になる「生産性」はどこで測られるべきかですが、それは冒頭に説明したとおり、納品されたシステムがきちんと当初の予定通り(あるいは予定以上に)業務の生産性をあげてくれるかどうかで測られる必要があります。

では、システム開発会社はどの局面でこの「納品されたシステムがきちんと当初の予定通り(あるいは予定以上に)業務の生産性をあげてくれるかどうか」に貢献してくれるのでしょうか。
開発が始まってしまえば、開発会社の「生産性」とは、そのシステム開発会社の利益を上げていくためのロジックになってしまいます。

つまり、開発会社がクライアント企業に対してクライアント企業が求める「生産性」で貢献する局面は、開発の前の「設計時」納品後のサポート面ということになります。

設計時に徹底的にクライアント企業の立場に立って上流工程、超上流工程をこなし、クライアント企業の業務改善に役に立つシステムを設計すること、さらに、納品されたシステムが充分に使いこなせるように徹底してサポートを行うこと、これができる開発会社こそが発注側が選び出すべき開発先候補なのです。

システム開発会社が発注側の「生産性」に貢献してくれるかどうかを見抜くために必要なこと

スマホと筆記用具

ここで見積もりの話で説明すれば、システム開発本体の「金額」ばかりに目が行ってしまう発注側ではありますが、その金額はシステム開発側の企業努力、システム開発側の「生産性」から出て来たものにすぎないという見方もできます。

納品された後にそのシステムが本当に自分たちが必要としている「生産性」をあげてくれるかどうかは、システム開発設計や納品後のサポートにこそあらわれるといっていいでしょう。
金額面だけを比較して相見積もりを精査したと思ってしまうのではなく、相見積もりの金額の根拠となっているシステムの設計はどうなっているのか、どんな提案をシステムに表現してくれているのかをしっかり見抜き、なおかつそれを使いこなすために、必要なことをきちんと提案できる想像力を持っているかどうかをどうようにしっかり見極めることが大切なのです。

【まとめ】「生産性」について念頭におき、システム開発会社と打ち合わせを進めましょう

以上、システム構築を語る上で欠かせない「生産性」という言葉を手がかりにして、発注側が持っているべき「生産性」意識と、発注側が必要とする「生産性」の向上のついてはシステム開発会社がどの局面で貢献してくれるのかを解説しました。
ぜひ、このことを念頭にシステム開発会社との打ち合わせを進めていただければと思います。

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