YouTube ショート動画とは?作り方やおすすめの制作会社を紹介【2024年最新版】
近年ますます注目を集めているYouTubeやSNSの動画。最近のトレンドでは、TikTokなどショート動画といった短くて親しみやすく、簡単に情報を得ることのできるコンテンツが人気です。YouTubeにおいても「YouTube ショート」という機能が追加され、活用されています。
今回この記事ではそんな「YouTube ショート」について、投稿サイズや動画の長さといった概要から、活用するメリット、動画の作り方などを解説します。また、累計30万件のマッチング実績をもつ「PRONIアイミツ」だからこそご紹介できる、YouTube動画におすすめの動画制作会社をご紹介。ぜひ、参考にしてください。
YouTube ショート動画とは?
YouTubeは2021年7月に「YouTube ショート」を日本で導入。導入1年間で、1日あたりの再生回数は全世界で導入時比4倍の300億回、月間ログインユーザー数は15億人となりました。※
「YouTube ショート」は、文字通り時間の短い動画を撮影・編集・共有できる機能。通常のYouTube動画と違い60秒という短い時間の動画で、スマホでの視聴を前提とした縦型の投稿が特徴です。スマホさえあれば、気軽に動画を作って共有し楽しめるため、人気が出るのも納得でしょう。制作ハードルの低さから、YouTube動画運用の面からも注目を集めているコンテンツと言えます。
- YouTube ショートの特徴
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- 動画時間:60秒
- 視聴方法:表示画面をスクロール
- 画面表示:縦型(スマホの縦持ちで全画面が表示)
※出典:YouTube日本版公式ブログ「YouTube ショート、導入から 1 年。次世代イノベーター「マルチフォーマットクリエイター」の誕生」https://youtube-jp.googleblog.com/2022/07/YTS1stanniv.html (画像含む)
TikTokやインスタリールとの違いは?
ショート動画としては、YouTube ショート以外にもTikTokやInstagramのリール機能など他のSNSでも同じようなコンテンツがあります。どのような違いがあるのでしょうか。それぞれ以下の表でまとめている通り、投稿動画の時間や視聴方法、ターゲットに違いがあるのが分かるでしょう。
また、その他にコンテンツにも違いがあるようです。TikTokはエンタメコンテンツが多いのに対し、Instagramのリールはファッションやライフスタイルに特化した内容が多い傾向にあります。YouTube ショートにおいては、ターゲットが既存ユーザーということもあり、既存のYouTubeチャンネルと関連の強い内容やハウツー系のコンテンツが多いのが特徴でしょう。
YouTube ショート | TikTok | Instagram リール | |
動画時間 | 最大60秒 | 最大3分 | 最大90秒 |
動画の視聴方法 | YouTube ショートのプレーヤから視聴 | アプリ起動後すぐ | ・フィード上での投稿と一緒に視聴 ・リールタブで視聴 |
ターゲット ※ | 既存YouTube利用者のため幅広い | 若年層の利用者が他に比べ多い | 30代と女性の利用率が高い |
※参考:日経クロストレンド「「ショート動画が購買に与える影響」 調査で判明、5万円超の購入も」https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/casestudy/00012/01248/
YouTube ショート動画の投稿サイズやフォーマット
YouTube ショート動画は、スマホで簡単に撮影・編集し共有できるコンテンツです。しかし、投稿のクオリティを保つためには、アスペクト比や解像度といった動画サイズの理解をしっかりとしておく必要があるでしょう。以下がYouTube ショート動画の推奨動画サイズです。
スマホで視聴することを前提としているため、アスペクト比は縦長のフォーマットです。解像度は、一般的なHD動画の解像度と変わらない品質であることを理解しておくとよいでしょう。
- YouTube ショートの推奨動画サイズ
-
- アスペクト比(縦横比):9:16(横:縦)
- 解像度(ピクセル):1,080×1,920ピクセル(横×縦)
より詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてください。
YouTube ショート動画の時間。何秒まで投稿できるのか
前述していますが、YouTube ショート動画の長さは最大60秒で、視聴するのに長い時間を必要としないのが特徴です。コンテンツを作成する際は、60秒で起承転結がしっかり伝わるように、残したいメッセージがちゃんと表現できるよう注意しましょう。
また、60秒を過ぎている動画はショート動画として公開することができません。その点も気を付けておくとよいです。
「自社にあった会社が見つからない」「会社選びに時間が割けない」とお悩みの方は、お気軽に「PRONIアイミツ」にお問い合わせください。数ある動画・映像制作会社からあなたの要望にあった会社をピックアップして無料でご紹介いたします。
YouTube ショート動画のメリット
注目を集めているYouTube ショート動画ですが、活用することによって以下のようなメリットがあります。
- YouTube ショート動画を活用するメリット
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- 再生数を稼ぎやすい
- 参入者が多くないためライバルが少ない
- 幅広い年齢層にアプローチできる
- チャンネル登録者数向上が期待できる
- 低コスト・低労力で動画が作成できる
- 動画をほかのSNSでも利用できる
やはり、動画の短さが特徴的なため、多くの再生回数でさまざまなターゲットにアプローチできる点は大きなメリットと言えるでしょう。
また、YouTube運用をする上でメリットが多いことも注目です。YouTube ショート動画は、短いコンテンツを幅広いユーザーに接触させることが可能なため、新規のチャンネル登録者を獲得するのにも繋がります。さらに何よりも魅力的なのが、スマホで簡単に始められる点。通常のYouTube動画の場合は、撮影・編集などにそれなりに労力や費用もかかりますが、YouTube ショート動画であれば気軽にスタートして活用可能。YouTube運用には非常に便利なコンテンツでしょう。
YouTube ショート動画のメリットは、下記の記事でも詳しく紹介しています。参考にしてください。
YouTube ショート動画は収益化できる?
YouTube ショート動画は2023年2月までは、いくら再生数が多くても収益を得ることができませんでした。しかし、2023年2月1日からはショート動画も一般的なYouTube動画と同様に、広告から報酬を得られるようになっています。
しかし、すべてのショート動画で収益化ができるわけではありません。ショート動画で収益を得るためにはまず、YouTube パートナープログラムへの参加が必要。YouTube パートナープログラムとは、YouTube動画で収益を得るためのプログラムです。参加をするには、以下の2つの条件をクリアする必要があります。
- YouTube パートナープログラム参加条件
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- チャンネル登録者1,000人以上
- 有効なショート動画の視聴回数が直近の90日以内で1,000万回以上。または、公開動画の総再生時間が直近12ヵ月間で4,000時間以上
収益化についてもっと詳しく知りたい方は、以下の記事もご確認ください。
YouTube ショート動画の作り方
YouTube運用で活用できるYouTube ショート動画ですが、どのように作ればいいのかわからないという方もいるでしょう。ここからは、YouTube ショート動画の作り方についてご紹介。主に以下の2つの方法があるので、参考にしてください。
-
- YouTube ショートカメラを利用する
- 動画編集ソフトやアプリを利用する
YouTube ショートカメラを利用する
YouTubeアプリ内の「YouTube ショートカメラ」は、ショート動画の条件に合わせた動画を簡単に撮影できる機能です。
スマホを起動して簡単に撮影から動画の編集、公開設定まで可能。動画制作が初心者でも短時間で撮影でき、インターフェースが使いやすいのもメリットでしょう。PCやほかのアプリを使わずに、ショート動画の制作から公開までを一貫して行えるのは非常に便利です。
YouTube ショートカメラで作成する手順
YouTube ショートカメラでショート動画を作成していく手順は以下の通りです。
- YouTube ショートカメラで作成する手順
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- YouTubeアプリにログイン
- YouTubeアプリのホーム画面下部の「+」を選択
- 「ショート動画を作成」というオプションを選択
- ショート動画の撮影時間を選択
- 撮影ボタンを押し、ショート動画を撮影
- プレビューの確認と動画の加工
- 動画の詳細を記載
- 公開設定
動画の長さは最大60秒ですが、デフォルトでは15秒に設定されているので注意しましょう。動画編集の段階では、必要のない部分のカットや音楽の貼り付けなども行えるので、ユーザーの注目を獲得できるよう意識するとよいです。また、動画のタイトル、説明文、タグなどの詳細情報は丁寧に記入します。視聴者へのメッセージや動画検索時のキーワードとして機能するため、動画の内容に合ったものや視聴者の興味を引く内容にしましょう。
動画編集ソフトやアプリを利用する
YouTube ショート動画の作り方のもう1つの方法は、動画編集ソフトやアプリを使用する方法です。すでに撮影・保存された動画を、YouTube ショートの公開条件に編集することができます。また、動画編集ソフトやアプリを使用する場合、YouTube ショートカメラでは実現できない、より自由度の高い編集ができる点も利点でしょう。投稿する際はYouTube Studioにログインし、編集した動画を設定し公開する必要があります。
YouTube ショート作成におすすめの動画編集ソフト・アプリ
YouTube ショート動画の制作におすすめなソフトやアプリは以下の通りです。
- YouTube ショート作成におすすめのソフト
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- PowerDirector
https://jp.cyberlink.com/products/powerdirector-video-editing-software/overview_ja_JP.html - Filmora
https://filmora.wondershare.jp/
- PowerDirector
- YouTube ショート作成におすすめのアプリ
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- Promeo
https://jp.cyberlink.com/products/promeo-post-designer-promotional-video-editing-app/features_ja_JP.html - InShot
https://inshot.com/
- Promeo
YouTube ショート動画の作り方は、下記の記事でも詳しく紹介しています。参考にしてください。
YouTube ショート動画の投稿方法
YouTube ショート動画が作成出来たら投稿し公開します。投稿方法には以下の2つの方法があるので、詳しく見ていきましょう。
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- YouTube アプリのショートカメラ機能で投稿
- YouTube Studio経由でショート動画を投稿
YouTube アプリのショートカメラ機能で投稿
前述した通りYouTube アプリには、「YouTube ショートカメラ」機能があり撮影から投稿まで一貫して行えます。スマホで簡単に撮影してすぐに投稿したい方には、YouTube ショートカメラでの投稿がおすすめでしょう。誰でも使いやすい機能なため、動画制作・投稿が初めての方にも向いている方法です。
YouTube Studio経由でショート動画を投稿
すでに撮影された動画をYouTube ショートとして投稿したい場合や、PCで編集した動画をアップロードしたい場合はYouTube Studioから投稿する必要があります。動画のフォーマットやタイトル、説明欄を設定するだけでショート動画として投稿可能です。YouTube Studioは詳細な編集や情報の追加、動画の管理が一元的に行えるメリットがあるため、YouTube運用の際は活用できるようにしておくとよいでしょう。
YouTube ショート動画作成のコツ
YouTube ショート動画は、再生回数を稼げたり、新たなチャンネル登録者を獲得できたりとメリットの多いコンテンツですが、作成のコツを把握していなければ有効に機能しないでしょう。YouTube ショート動画作成のコツは以下の通りです。
- YouTube ショート動画作成のコツ
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- インパクトの強い情報を動画の先頭に組み込む
- サムネイルで興味関心を引き付ける
- トレンドを組み込む
- 「投稿チャレンジ」に参加する
ショート動画のコツで最も重要なのは、インパクトの強い情報を動画の先頭に組み込むことです。ショート動画は再生時間が短い分、視聴時間を伸ばすためには、最初の数秒でユーザーの興味をつかまなくてはいけません。動画開始3秒で判断されると言われているため、ユーザーの関心を得られるメッセージや演出を冒頭に持ってくることは必須でしょう。
YouTube ショート動画のおすすめ事例
ここからは、YouTube ショート動画の参考となるおすすめの事例を紹介します。ぜひ参考にしてください。
doda
大手転職サイトdodaでは、「doda転職応援チャンネル」としてYouTubeチャンネルを運用。転職に関する疑問や知識について情報発信を行っています。ショート動画では、キャリアアドバイザーが転職に関する悩みや疑問に対して回答するコンテンツを配信。自社のサービスに直接かかわる情報提供で、信頼性を獲得するのに役立てています。
出典: YouTube doda https://www.youtube.com/channel/UCaCoEEUlV0KJT2uVtUX6cOw/shorts
クラシル
料理レシピ動画サービス「クラシル」は、料理に関する情報を発信するプラットフォームです。クラシルでもYouTubeチャンネルを運用しており、一流シェフがレシピを紹介する動画などを公開しています。ショート動画では、一流シェフが愛用している調理器具や調味料などを紹介。効果的にショート動画を活用して、メインのYouTube動画視聴に繋がるコンテンツの例と言えるでしょう。
出典: YouTube クラシル https://www.youtube.com/@Kurashiru/shorts
YouTube動画でおすすめの制作会社2選
最後にYouTube ショートを含めYouTube動画の制作でおすすめの動画・映像制作会社をご紹介します。
株式会社メディアエクシード
こんな人におすすめ
・ワンストップでYouTubeの動画編集代行を依頼できる会社をお探しの方
・動画マーケティングにも精通した動画制作会社をお探しの方
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- YouTube動画制作
- Webサービス・アプリ
- 費用:31万円~50万円
予算感 | YouTubeスタートパック:初期費用16万5,000円(税込)、撮影費用1回6万6,000円(税込) |
---|---|
設立年 | 2013年 |
従業員数 | 30-99人 |
会社所在地 | 東京都新宿区新宿2丁目3-11 VORT新宿御苑7F |
電話番号 | 03-6380-1748 |
株式会社フロンティアチャンネル
こんな人におすすめ
・格安な価格でYouTubeの動画編集代行を依頼できる動画制作会社をお探しの方
・YouTube運営の一部もしくは全体の代行が可能な動画制作会社をお探しの方
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- 実績動画あり
- YouTube動画制作
- その他
- 費用:費用公開なし
出典:ハイサイ探偵団 事務所 -
- 実績動画あり
- YouTube動画制作
- その他
- 費用:費用公開なし
出典:Handmade Music株式会社 -
- 実績動画あり
- YouTube動画制作
- その他
- 費用:費用公開なし
出典:Handmade Music株式会社
予算感 | YouTubeチャンネル編集代行(月5本以上):2万円(税別)/本~ |
---|---|
設立年 | 2015年 |
従業員数 | 10-29人 |
会社所在地 | 東京都品川区西大井1丁目1-2 ジェイタワー西大井イースト209号 |
【まとめ】YouTube ショート動画の相談は動画制作会社へ
この記事では、昨今注目を集めているYouTube ショート動画について紹介しました。YouTube ショートは、導入されて間もないコンテンツのため、まだ参入者も少なく未知数な部分もありますが、メリットも多くYouTube運用には欠かせないものとなるでしょう。ぜひ参考にしてみてください。
しかし、YouTubeの運用や動画制作は専門的な知識も必要で、自社での対応ができないこともあるでしょう。そのような場合は、ノウハウのある動画制作会社に相談するのも1つの方法です。「PRONIアイミツ」なら、要望にあった動画制作会社を複数社ご紹介することが可能です。YouTube ショート動画でお悩みの方は、お気軽にお問い合わせください。
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