ネットショップの成功事例、失敗しない開業方法を紹介【2024最新版】
右肩上がりの成長を続けるEC業界。デジタル社会の現在、売上向上にECは欠かせない販売チャンネルです。しかし、いざ導入したいと思っても、どの様に始めればよいか分からない人も多いのではないでしょうか。この記事ではネットショップ制作などさまざまな分野の発注先を比較検討できる「アイミツ」が、ECについて詳しく解説。後半ではネットショップの成功事例もご紹介します。
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EC業界の動向 ネットショップの必要性
EC業界は成長著しい分野で、2021年の日本国内における市場規模は20兆6,950億円に達し、年間成長率は前年比7.35%増を記録しています。実店舗に比べて開業ハードルが低く、確実にビジネスチャンスを拡大できるため、多くの企業がEC構築に取り組んでいます。
ECの種類は「自社EC」と「プラットフォーム型」「モール型」の3つです。以前は自社ECが主流で、出店には高額の費用が必要でした。しかし、近年は簡単にショップを開設できるプラットフォーム型とモール型が人気を集め、気軽にECを始められる環境が整っています。
自社(独自型)EC
自社(独自型)ECは、店舗を一から構築するする方法もありますが、クラウド上でECに必要な機能を提供しているショッピングカートASPを利用する手もあります。特にMakeShopはデザインや機能の豊富さ、サポートの手厚さで定評があります。特に販促に役立つ機能は秀逸で、SEO対策も万全で集客には強いです。自社EC=高額の費用がかかると思われがちですが、ASPを使えば費用は安く抑えられるでしょう。
プラットフォーム型 EC
プラットフォーム型ECは、簡単にネットシップが開業できるEC構築サービスです。代表的なサービスに「BASE」「STORES.JP」「Shopify」があります。モール型ECに比べてサイトデザインの自由度が高く、独自性を出したい場合に適しています。
BASE
BASEは初期費用、月額費用0円から始められるサービスです。
・ショップ数
180万
・料金
スタンダードプラン:サービス利用料3 %、決済手数料3.6 % + 40 円
グロースプラン:月額5,980円、決済手数料2.9 %
・機能数
80種類以上の拡張機能
STORES.JP
STORES.JPは多彩な決済方法を持つサービスです。
・ショップ数
70万店舗以上
・料金
フリー:月額料金0円、決済手数料5%
スタンダード:月額料金¥2,178(税込)、決済手数料3.6%
・機能数
不明
Shopify
Shopifyはアプリが豊富なサービスで拡張性の高さで定評があります。
・ショップ数
170万以上
・料金
ベーシック:月額料金 約3,200円
スタンダード:月額料金 約8,600円
プレミアム:月額料金 約3万2,500円
Shopifyプラス:月額料金 約21万8,000円
・機能数
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モール型 EC
モール型ECは1つのサイト上に複数の店舗が出店している、ネット上のショッピングモールです。テナント料を払ってサイト内で店舗を運営します。モール自体に集客力と信頼があるため、開設したばかりでも比較的簡単に集客できます。モール型ECの代表的なサービスは「Amazon」と「楽天」です。
Amazon
Amazonはモール型ECですが、一品ずつ出店する形式のため、マーケットプレイス型のサービスです。流通額は国内第二位にランクインしています。
ショップ数:17万8,000
市場規模:3兆4,238億円
楽天
楽天は圧倒的な知名度と集客力を誇るモール型ECです。楽天ポイントが貯まる楽天カードは利用者数2,000万人を突破、貯まったポイントを使えるのが強みです。流通額は国内1位にランクインしています。
ショップ数:5万1,815
市場規模:3兆9,000億円
ネットショップの成功事例5選
ここからは、ネットショップの成功事例について紹介します。自社EC、モール型、プラットフォーム型、各事例をピックアップし、それぞれどのように活用しているか、ECと親和性の高い業界の成功例をみてみましょう。
喫茶店のコーヒー通販の成功事例(自社EC)
ある喫茶店のコーヒー通販は、自社ECの集客と転換率向上に課題を抱えていました。自社ECコンサルティングサービスを導入し、SEO対策とページ改善に力を注いだ結果、検索エンジンからのアクセスが増え、転換率も向上。広告なしで月間注文数前年同月比150%以上を達成しました。
大手牛丼チェーン店の成功事例(Amazon)
大手牛丼チェーン店ではリソース不足とノウハウ不足により、特にAmazonの売り上げに課題を抱えていました。課題解決のために「Amazonセラー運用代行サービス」と「Amazonスポンサープロダクト広告運用代行サービス」を契約。広告運用方法、ページ改善、商品戦略の見直しなど総合的な取り組みにより、契約6か月後に月商前年同月比約150%を達成しました。
鞄の総合メーカーの成功事例(楽天)
鞄の総合メーカーではリソース不足が原因で、楽天市場店の改善に着手できずにいました。特にスマホページについては大きな課題を抱えていました。問題解決のため、運用代行会社に売上アップの施策と制作代行を依頼し、スマホページ改善に取り組んだ結果、2019年1月~4月楽天市場店の売上高が前年同期比約1.5倍を達成。課題解決に成功しました。
スキンケアブランドの成功事例(BASE)
スキンケアブランドでは、エステサロン事業の他にスキンケア通販事業も手掛けています。スマホでも操作をできるBASEを導入。ITに不慣れでも簡単に操作できるのが魅力です。実際に商品を手に取って試すことができない根本的な課題を解決すべく、サイトデザイン改善や有料テンプレートの導入のほか、さまざまな施策を試した結果、2020年4月には売り上げが3倍以上になりました。
大手ビールメーカーの成功事例(shopfy)
大手ビールメーカーでは銀行振込専用のECサイトを刷新すべく、ECサイトの大幅リニューアルを決定しました。EC構築サービスは拡張性の高さと将来性からshopfyを導入。フルフィルメントとの連携性も導入の決め手となりました。サイトリニューアル後はTwitterと連携し、フォロワーが5,000人から7万5000人まで増えました。
成功したネットショップの共通点 成功に必要なこととは?
成功するネットショップには共通点はあります。これから開業する方はポイントを抑えることで成功の確率が高まります。実際にEC構築・運営をする際は、以下の6つの点を意識しましょう。
安心感を与える情報の掲載
ネットショップは実店舗の様に販売者の顔が見えません。ユーザーは不安要素があると購入には至らないため、ユーザーの信頼を獲得するための工夫が必要です。特に電話番号、顔写真、規約、決済方法などの掲載です。これらの情報を開示することで、相手に安心感を与えられます。
最適な配送手段を選ぶ
ヤマト、郵便、佐川などさまざまな配送業者がありますが、各社サイズや重さなど独自基準を基に価格を決めています。送料はリーズナブルに越したことはありませんが、価格以外に配送スピードや補償なども重要な要素です。さまざまな角度から比較検討を行い、自社にとって最適な配送手段を選ぶことが大切です。
コンテンツSEOと内部SEOの徹底
現在、SEO上で最も重視されているのは「コンテンツの質」です。コンテンツSEO=ユーザーに役立つ情報を定期的に更新することで上位表示を目指し、自然検索からの流入を増やすことです。また、ホームページ構造を最適化するための内部SEOの徹底も大切な要素です。
アクセス解析の徹底
ネットショップは実店舗に比べてユーザー行動の分析が容易です。アクセス解析の徹底により、ホームページへの訪問者数や流入経路、注目されている商品、アクセスの多い地域などが分かります。これらのデータから、現状を分析し、売り上げが伸びている場合は再現性のあるものに昇華させることで、更なる業績UPを目指せます。
SNSの活用
ネットショップを成功させるにはSNSの活用も欠かせません。Facebook、Twitter、Instagramのほか、YouTubeやLINE@、Pinterestなどもおすすめの媒体です。SNSを連動させることで拡散も期待できます。SNSはサービスごとにメインユーザーの属性が異なるため、自社と親和性の高い媒体を選ぶことが大切です。
リピーターを獲得している
成功しているネットショップはリピーターを獲得しています。リピーター獲得は店舗側からのアクションなしに成立することはなく、再来店してもらうには対策が必要です。リピーター獲得のポイントとなるのは顧客満足度です。顧客ニーズや心理をくみ取った上で、相手の期待を超える対応をすることが大切です。
失敗しやすいネットショップの共通点
失敗しやすいネットショップの共通点は以下の通りです。
・事業計画が甘い
ネットショップは開業ハードルが低い分、十分な事業計画を立てないまま見切り発車してしまうケースが少なくありません。しかし、どんなに小さなショップでも立派な事業のため、事業計画はしっかり立てましょう。
・顧客対応が悪い
ネットショップは顧客の顔が見えない分、実店舗に引けをとらない接客対応品質が求められます。サイト品質や顧客サービスが悪ければ失敗に終わります。
・諦めが早い
ネットショップで成果を上げるには地道な努力が必要です。やったことの結果が出るのは数か月から1年後かもしれません。成果が出る前に「何をやっても無駄」と諦めてしまうと成功はありません。
ホームページ制作の費用相場
つづいては、ホームページ制作にかかる費用相場をご紹介します。ホームページ制作の価格は、依頼する内容やページ数、機能により大きく変わります。具体的な費用目安は以下の通りです。
作成費用 | ホームページの特徴 | どんな企業向きか |
~30万円 | ・テンプレートを使用 ・WordPressなどのCMSで作成 ・画像やテキストは依頼者側で用意 ・簡易的なコーポレートサイト ・簡易的なオウンドメディア ・10ページ以内の作成 |
・費用を抑えたい ・短い納期で依頼したい |
30万~100万円 | ・オリジナル性の高いwebサイト ・発注者の要望に沿ったデザイン ・独自コンテンツの充実したwebサイト ・オリジナル性の高いwebサイト ・簡単な撮影やインタビューを含む素材の用意も依頼可能 |
・中小企業 ・凝ったWebサイトを作りたい |
100万~200万円 | ・戦略的で効果の高いwebサイトの作成 ・トレンドのコンテンツやデザイン ・撮影やインタビューを含む素材の用意も依頼可能 |
・中小企業~大企業 ・規模の大きいWebサイトを作りたい |
200万円~ | ・完全オリジナルデザインのWebサイト ・SNSとの連動が可能 ・多機能なWebサイト |
・大企業 ・複数のブランドサイトを制作したい方 ・SNSと連動したWebサイトを作りたい ・機能性の高いWebサイトを作りたい |
ホームページ制作の費用相場をご紹介しました。より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。
【まとめ】ネットショップを成功させるには?
ネットショップの成功事例に関する特集は以上です。ネットショップは自社EC、プラットフォーム型、モール型があります。自社ECはハードルが高そうですが、最近では簡単に出店できるサービスもあります。
ネットショップで成功するにはさまざまな施策が必要です。自社に運用リソースがない場合は専門会社に依頼するのが得策です。ECサイト構築・運用でお困りの場合はアイミツまでご相談ください。お客様のご要望をお伺いした上で最適の会社をご紹介させていただきます。
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