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【ポータルサイト】Googleを便利に使い倒す!情報まとめ【2024年最新版】

更新日:2024.01.24

Googleと言えば、2017年現在「Yahoo! JAPAN」を抜いて国内NO.1のシェアを誇るポータルサイトです。
とにかく便利な検索機能を搭載していることもあり、普段から仕事やプライベートで何気なく使っている人も多いでしょう。

そんなあなたに質問です。
あなたはGoogleが無料で提供している機能やサービスを十分に使いこなせていますか?

Googleは検索エンジン1つをとっても便利な使い方があるため、知らずにただ利用しているだけでは明らかに損をしています。
せっかく無料で提供されているわけですから、便利に使い倒さないともったいないですよ!

この記事では優秀な検索エンジンでありポータルサイトでもあるGoogleを最大限に活用できる情報と、さまざまなシーンで役立つ機能やサービスについて改めて説明します。

ポータルサイト「Google」と言えば検索エンジン

検索窓を持つ男性

Googleはロゴマークと検索窓のみが設けられたトップページから分かるように、検索機能に特化したポータルサイトです。
同様のサイトのようにコンテンツを表示しない代わりに、フリーワードを入力することで必要な情報を検索結果として表示します。
この項目では検索エンジンとしてのGoogleについて説明します。

1-1. 検索結果を表示するのはアルゴリズム?

ネットビジネスに携わる人にはすでに馴染みのある言葉ですが、Googleは独自のアルゴリズム(特定の目的を達成するための処理手順のこと)を用いて世界中に存在するサイトを順位付けしています。

アルゴリズムの基準は時代の流れに沿って何度も変更が加えられ、スマートフォンの普及が急速に進み続けている近年では、PCサイトよりもスマホサイトの評価を主体に検索順位を表示する「モバイルファーストインデックス(Mobile First Index)」を採用しています。

また、検索上位のサイトが間違った情報を載せていたことで大問題になった一件から、掲載記事の文字数やページの量ではなく、情報の正確性・信頼性を重視するアルゴリズムへと変更されました。
つまり、現在Googleで検索上位にあるサイトは、ユーザーにとって有益な情報を提供していると評価を受けているサイトだということです。

このようにGoogleはユーザーのことを第一に考えたアルゴリズムを用いることで、必要としている情報をより的確に返せる信頼性の高い検索エンジンとして世界的に支持されています。

そうしたことからGoogleでの検索上位を狙うのがネットビジネスにおいて最重要視されるようになり、多くの企業が自社サイトを上位表示させるためにSEO対策(検索エンジン最適化)を講じているというわけです。

ちなみに、2017年現在「Yahoo! JAPAN」はGoogleの検索技術を用いているため、両者の検索結果はほぼ同じになっています。

出典:Google Japan Blog

1-2. 知っておくと便利な検索ワザ

優秀な検索エンジンであるGoogleには、普段の検索方法に少しプラスするだけでとても便利になるワザがいくつも存在します。
この項目では日常やビジネスに役立つ検索ワザの一部を紹介します。

キーワードの完全一致で探す

「””(ダブルコーテーション)」でキーワードを囲み検索すると、単語の一部ではなくすべてが一致したフレーズのみを表示できます。
また、「”ポータルサイト 東京”」のように、単語同士の間にスペースを入れての検索も可能です。

特定のキーワードを検索対象から外す

「○○(キーワード) -△△(キーワード)」という形で、外したいキーワードの頭に「-(半角ハイフン)」を付けます。
そうすることで「○○の情報が欲しいけれど、△△の情報が含まれているものはいらない」という形で検索できます。

キーワードを翻訳する

「○○(キーワード) 英語」という形で検索すると、英語翻訳したキーワードが表示されます。
もちろん、英語だけでなくフランス語やドイツ語、スペイン語と入力しての翻訳も可能です。

ページタイトルで探す

特定のキーワードを用いたページタイトルを探したい場合は、キーワードの頭に「intitle:」または「allintitle:」を付けます
「intitle:」は1つのキーワード、「allintitle:」は複数のキーワードというように使い分けてください。

サイト内の記事を検索する

検索フォームを設けていないサイト内で特定のキーワードを含む記事を探したい場合は、「site:http
~(サイトのURL) ○○(キーワード)」
という形で入力します。

類似性の高いサイトを探す

元になるサイトのURLの頭に「related:」を付けて検索すると、類似性の高いサイトがヒットします。
同じ業種の競合サイトや競合会社などを見つける際に役立ちます。

特定の国・地域のニュースを探す

「○○(キーワード) location:△△(国名・地域名)」というように検索することで、「△△での○○に関するニュース」がヒットします。

移動ルートを調べる

「○○(出発地点)から△△(到着地点)」と入力すると、車・電車・徒歩での移動ルートと所要時間などが表示されます。また、電車の場合には運賃の合計も分かります。

荷物の配送状況を確認する

「○○(宅配業者名) △△(伝票番号)」という形で入力すると、検索結果に業者の配達情報が公式サイトのリンクとともに表示されます。
なお、伝票番号・追跡番号のハイフン(-)は入力不要です。

航空機の発着時間を調べる

航空便の発着時間を知りたい場合は「○○(航空会社) △△(フライト便名)」で検索すると、一目で分かります。

株価を確認する

「株価 ○○(企業名)」と入力し検索すると、対象企業の現在の株価と時間ごとの価格の変動(グラフ)が表示されます。

これらの検索ワザ以外にも「天気 渋谷」というように、調べたいことの後にスペースを挟んで国名や地域名を入れて検索すれば、ほぼ必要な情報を表示させることができます。

また、計算式を入力すれば計算機としても機能するため、何か知りたい・調べたいことがあるときはとりあえずGoogleの検索窓に入力してみるといいかもしれません。

検索エンジンだけがGoogleの魅力じゃない!

スマホを操作する女性

繰り返しになりますが、Googleはあらかじめさまざまなコンテンツを提供しなくても、検索エンジンだけで必要な情報が得られるように考えて作られているポータルサイトです。

しかし、何か調べ物をするときだけ使っているという人は、Googleが持つ数ある魅力の一部しか理解していないと言えるでしょう。

この項目では検索エンジンだけでない、Googleの魅力を紹介します。

魅力その1. 専用ブラウザ「Google Chrome」が便利

「Internet Explorer」や「Safari」など、世の中にはネットを見るためのブラウザがいくつもありますが、Google検索を日常使いしている人は専用ブラウザ「Google Chrome(グーグル・クローム)」のインストールをおすすめします。

「Google Chrome」はGoogle社が無料で提供しているブラウザで、通常はサイトのURLを入力する「アドレスバー」からでもキーワードを入れて検索できるのが特徴です。
外国語で作成されている海外のサイトでも、アドレスバーの右端にある「このページを翻訳」というマークをクリックするだけで日本語表示にしてくれます。

また、世界中の企業や個人が開発・提供している拡張機能を追加して、自分好みの使い勝手のいいブラウザにカスタマイズすることも可能です。
さらに「Google Chrome」は別のPCやスマートフォンなどとも同期できるので、複数のデバイスを持っている場合でもそれぞれでブラウザの設定やブックマークを登録しなくても使えます。

そして、1台のPCを共同で使用する場合などに役立つ機能として、閲覧記録をPCに残さない「シークレットモード」なるものがあります。
このモードを使えばどのサイトを見たのかを他人に知られる心配がなく安心です。

Google Chromeの主な特徴まとめ
  • 拡張機能が追加できる
  • アドレスバーで検索できる
  • 海外サイトの翻訳が簡単
  • シークレットモードが使える
  • さまざまな端末と同期できる

魅力その2. ビジネスに役立つサービスが豊富

Googleは地名や住所、建物名などを入力すると地図上で場所や道順を教えてくれる「Google マップ」や、航空写真によって構成されたバーチャル地球儀で世界中を旅しているような気分が味わえる「Google Earth」など、検索機能を活かしたいくつものサービスを提供しています。

さらに専用ブラウザ「Google Chrome」でアカウント登録をすると幅広いジャンルのサービスが利用できるようになり、なかでもビジネスに役立つものは「Googleがあれば事が足りるのでは?」というくらい充実しています。

この項目ではそんなビジネスマンの助けになる、便利なサービスをいくつか紹介します。

仕事の効率化に役立つサービス

● Gmail
言わずと知れたGoogleのメールサービスです。
ビジネスシーンに役立つ機能の1つとして、「ラベル機能」というものがあります。
分かりやすく説明するとメール自体に付箋を貼りつけるもので、あらかじめフィルタを設定しておくと自動でラベリングしてくれます。
重要なメールが受信トレイで埋もれてしまうのを回避できるため、メールの見逃しを防ぎます。

また、迷惑メールの防止機能が充実しているため、不要なメールに悩まされる心配もほぼありません。
添付ファイルは25MBのサイズまで送信できるので、相手先に資料を送る際も安心です。なお、25MBを超えるファイルは、Googleドライブにアップされ、そのリンクが自動的にメール内に追加されるようになっています。

そして、Gmailの利点は、1つのアカウントでPCやスマートフォン、タブレットなど、複数の端末と同期して使用できること。
これなら出先でのメール確認も簡単です。

● Google スプレッドシート/ドキュメント/スライド
「スプレッドシート」「ドキュメント」「スライド」は、Microsoft Officeで言うところの「Excel」「Word」「Power Point」と同等の機能を備えたサービスです。
Microsoft Officeとの違いは、1つのシートなりドキュメントなりに複数人でアクセスしての編集・閲覧作業が手軽にできること。
共有設定によってアクセスできるユーザーを制限することも可能です。

また、「ドキュメント」で資料を作成し、「スプレッドシート」上の管理シートにURLを貼りつけて共有するなど、使い方次第でテキストのやりとりの効率化にもつながります。
各サービスともにGoogleのドライブ上に自動で保存されるため、「うっかり保存し忘れて消えてしまった…」という悲劇に見舞われる心配がないのは大きな利点です。

GoogleアカウントがあればPCだけに限らず、スマートフォンやタブレットなどからもアクセス・編集・閲覧ができるので、社内だけでなく外部との情報共有ツールとしても活躍すること間違いなしでしょう。

● Google カレンダー
「Googleカレンダー」は1時間ごとに予定が書き込める、日々のスケジュール管理に便利な機能を備えたサービスです。
自身のスケジュールはもちろん、同僚のカレンダーを追加して一括管理することができます。

会社だけでなくプロジェクトチーム内のスケジュール管理ツールとしても役立つ「Googleカレンダー」は、個々のスケジュール管理の無駄が省けるため、生産性の向上および残業時間の削減にも効果が見込めます。

取り上げたこれらのサービスに加え、Googleには有料の「G Suite」というビジネス用のサービスがあります。
「G Suite」を利用すると「@会社名.com」という形で独自ドメインが作成できたり、高度なセキュリティ管理設定が可能だったりと、無料に比べて手厚いサービスが受けられます。

会社全体でGoogleを使用する場合には14日間の無料試用を行った上で、「G Suite」の契約を視野に入れてみるのもいいかもしれません。

「G Suite」のサイト
出典: G Suite https://gsuite.google.co.jp/intl/ja/features/

ビジネスに直結するサービス

以下で紹介する2つは、ポータルサイトとしての「Google」を直接ビジネスに活用できるサービスです。

● Google アドワーズ
「Googleアドワーズ」は、企業向けの広告出稿サービスです。
Googleの検索結果に表示する「検索広告」やYouTubeに掲載する「動画広告」、Googleが提供するサービスやWebサイト・アプリに表示する「ディスプレイ広告」など、さまざまな形で会社のビジネスをPRすることができます。

また、広告を掲載したあとも、ユーザー数やサイトのアクセス数、問い合わせ件数などのデータを「見える化」してサポートしてくれます。

料金設定は、「広告がクリック(視聴)された回数×入札単価」によって算出した金額を支払う「クリック課金制」になっていて、広告の成果が出た場合のみ料金が発生するシステムになっています。

● Google マイビジネス
「Google マイビジネス」は、Googleが提供するさまざまなサービス上に無料でビジネス情報を掲載できる一元管理サービスです。
Googleで企業や店舗、施設を検索した際にページの右側に表示される情報枠のことで、目にしている人も多いかと思います。
たとえば、ユーザーがGoogle検索や「Google Map」で会社のことを検索した場合、写真・Webサイト・住所・営業時間などの情報を表示することができます。

また、どのような方法を用いて検索したかなどのユーザー動向を分析データとして取得することも可能です。
集客の向上を狙う企業であれば、間違いなく利用すべきサービスの1つだと言えるでしょう

【まとめ】Googleひとつで検索もビジネスも思いのまま

キーボードと手

この記事では優秀な検索エンジンでありポータルサイトでもあるGoogleを最大限に活用できる情報と、さまざまなシーンで役立つ機能やサービスについて改めて説明しました。

2017年現在日本でもっとも利用されている検索エンジン「Google」は、専用ブラウザをインストールしてアカウント登録をするだけで、ネット環境があればいつでもどこでもさまざまなサービスが利用できるとても便利なポータルサイトです。

Microsoft Officeが提供する「Excel」や「Word」などのツールを新たにPCにインストールするとなると費用がかかってしまいますが、Googleならほぼ同じ機能を備えたサービスが無料で使えるわけです。
Googleひとつで必要な情報の検索や仕事の効率化が図れるとなれば、これはもうビジネスマンなら活用しない手はないですよね!

「Google」のように検索機能を全面に押し出して必要な情報はユーザー自身が探すというスタイルのポータルサイトもあれば、「Yahoo! JAPAN」のようにあらかじめさまざまなコンテンツを用意しているポータルサイトもあります。
もちろん、どちらが使い勝手のいいサイトかはユーザーによっていろいろと意見は分かれるところでしょうし、両者ともにそれぞれ独自の魅力があることは確かです。

便利な機能やサービスを提供している「Google」は仕事用、興味のあるコンテンツから情報が探せる「Yahoo! JAPAN」はプライベート用というように、利用するシーンに合わせて選択することがポータルサイトの賢い活用法だと言えます。

まずはこの記事を参考にして、どれだけGoogleが便利なポータルサイトであるかを実感してみることをおすすめします。

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