SNSとは?種類や活用メリット、活用事例をわかりやすく解説【2024年最新版】
世代を問わずSNSの利用が広く浸透した昨今では、企業がビジネスでSNSを活用するケースも増加傾向にあり、中には知名度の大幅な向上につながったケースも少なくありません。そうした背景から自社でのSNS活用を検討してはいるものの、「種類や詳細はいまいち理解していない」という方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、SNSの概要とあわせて企業がSNSを活用するメリットや代表的な種類などを一挙に解説していきます。SNSでのビジネスアカウント開設・運用を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。
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そもそもSNSとは?
SNSは「Social Networking Service」の略称で、日本では「エス・エヌ・エス」や「ソーシャルネットワークサービス」「交流サービス」などと呼ばれています。名称には含まれていないもののオンライン上に限定されたサービスであり、オンラインのサービス上で利用者が自由にコミュニケーションをとることができます。
有名なSNSとしてあげられるのは、TwitterやInstagram、Facebook、TikTok、LINEなど。日本発のmixiや2021年に大きな話題を呼んだClubhouseもSNSに該当します。SNSは誰でも情報を不特定多数へ発信でき、拡散力が高く、ユーザーと双方向でやりとりができることから、近年では個人だけでなくビジネスでの活用事例も豊富です。中には数万人以上のフォロワーを獲得し、SNSを通じて売り上げや知名度を大きく向上させている会社も多くあります。もしまだSNSでビジネスアカウントを開設していないのなら、これを機に検討してみることを強くおすすめします。
SNSの仕組み
SNSの仕組みはサービスによって異なる部分はあるものの、基本的には
・会員制で登録が必要
・登録が完了すると専用ページが付与される
・専用ページに写真やプロフィールを掲載する
・他ユーザーのページを訪問する
・関心のあるユーザーをフォローorフレンド申請
・サービス上でつながっている人の投稿が閲覧できる
・投稿にはコメントができ、ユーザー同士でコミュニケーションができる
・他ユーザーの投稿を拡散して情報が広められる
・クローズド環境のメッセージ機能でやりとりができる
上記のような機能が利用できるものが大半です。たとえば、ある会社の公式アカウントが新商品やキャンペーンの情報を投稿すると、その内容は即座にフォロワーやフレンドのタイムラインに表示されます。それをフォロワー・フレンドが拡散したり、コメントを投稿することで、新たな顧客獲得にもつながります。
会社としてはもちろん、商品・サービスやアニメ・映画、ゲームタイトル単位でアカウントを持つケースも多く、高い効果が期待できる上に広告宣伝費の削減につながる可能性もあることから、積極的に導入されているようです。
SNSの種類一覧と代表例
SNSは複数のサービスがあり、それぞれに異なる特徴があります。会社や商品・サービスの特性、SNSを活用する目的などに合わせて活用するサービスを選ぶのがおすすめです。SNSは大きく「オープン型」と「クローズ型」に分かれており、全社は誰もが手軽に登録して情報にアクセスできる仕様になっていることから、高い拡散力を備えていますが、それによってトラブルに発展するケースも。一方で後者は情報の極秘性や利用者のプライバシーに配慮し、特定のユーザーにのみ公開される仕様となっていますが、前者と比較すると拡散力・PR力には欠けるという側面があります。
また、Instagramは画像、TikTokは短尺動画、Twitterは短い文章といったように、SNSごとに得意とする投稿スタイルがあるため、会社や商品・サービスとの相性を見極めましょう。
Facebookは世界でもっとも多くの利用者を持つSNSです。2021年時点での利用者は29億人を超えており、約9,000の会社がビジネスアカウントを開設していると報告されています。日本国内での利用者は約1,500万人で、40〜50代が大半を占めており、若年層の利用者数には伸び悩んでいるようです。画像や動画、テキストが投稿できるオープン型のSNSですが、プライバシーに配慮したクローズ設定も可能となっています。
Facebookは特定の属性を持つユーザーにアプローチできるFacebook広告も用意するなど、ビジネス利用に役立つ機能を豊富に実装しているのも特徴。マーケティングの成功事例も多いため、ビジネスでの活用におすすめできるSNSの1つです。
Instagramは、写真・動画の投稿に特化したSNSです。投稿するとフォロワーのタイムラインに画像・動画とテキストが表示されます。Facebookと同様にオープン型のSNSですが、フォロワーにのみ投稿が表示されるクローズ設定も可能です。
利用者は世界で10億人を超えており、日本国内の利用者は約4,600万人。10〜30代の若年層から特に支持を得ています。画像や動画と親和性の高いビジネスのPRに適していることから、アパレル関連やインテリア、飲食店、観光業などでの事例が多数。多くのフォロワーを抱えるインフルエンサーに商品・サービスを紹介してもらうことで、知名度や売り上げの拡大に成功したという例も少なくありません。一方で、テキスト情報の共有には不向きであるため、写真や動画に映える画づくりが難しい業種・業態にはInstagramは不向きだといえるでしょう。
Twitterは、140文字以内という短い文章の投稿に重きを置いたSNSです。基本的にはオープン型となっていますが、プライバシー設定で投稿を非公開にすることもできます。全世界の月間利用者数は3億3,000万人以上、日本国内では約5,800万人と多くの利用者を獲得しています。
Twitterの最大の特徴は、他ユーザーの投稿を拡散する「リツイート」機能です。フォロワーの少ないアカウントであっても複数のリツイートを獲得すれば、投稿した画像・動画やテキストがフォロワーのフォロワーへと拡散されていきます。中には1日で数万、数十万というリツイートを獲得し、大きな話題となる投稿も少なくありません。人気の投稿を生み出すのは容易ではないのものの、日本国内の利用者数の多さを踏まえるとビジネスで活用したいSNSだといえるでしょう。
Clubhouse
2021年に大きなブームとなったSNSがClubhouseです。「音声型SNS」と呼ばれ、音声によるオンライン対談が手軽に行えることから、芸能人や著名人が相次いで利用して一躍脚光を浴びました。現在は誰でも利用可能なものの、当初は登録に招待が必要だったため、多くの人々がアカウント作成に躍起になっていたのも記憶に新しいのではないでしょうか。
アカウント登録後は誰もが自由にイベントに参加できるため、オープン型に分類されます。音声限定のSNSなので、オンラインサロンをはじめとする情報を扱うビジネスに適しているでしょう。現在は利用者数が減少にあるようですが、ほかのSNSとは異なる特徴を持つサービスであるため、うまく活用できればビジネスでの成果につながるかもしれません。
mixi
mixiは、日本発のSNSとして知られるサービスです。日記共有型のSNSで、日記を投稿すると友達登録されているユーザーへ情報が届けられます。2010年前後に大きなブームとなり、大学生や若手社会人の間で多く利用されていました。当時は「mixi中毒」という言葉が生まれたほど、夢中になる人が多かったようです。
mixiは特定のテーマに興味関心のある人々が集まる「グループ」機能を通じて、新たな人脈を広げるのに適しています。たとえば、自社の商品・サービスのと関連性あるグループに投稿することで、関心を集められる可能性があります。しかしながら現在は利用者数が激減しているため、ビジネス目的での参入はおすすめできません。ほかのSNSの運用にリソースを活用するとよいでしょう。
TikTok
TikTokは、短尺動画の共有に特化したSNSです。現在は3分までの動画投稿が可能ですが、サービス開始当初は60秒以内の動画のみ投稿可能という設定から「短時間でも楽しめる高品質な動画コンテンツ」が多く登場し、10〜20代の若年層の間で瞬く間に利用が拡大しました。世界の利用者数は約10億人、日本でも約1,500万人が利用しています。
サービス開始後は個人利用が主でしたが、短尺動画を活用したキャンペーンの成功例の同化とともにアカウントを開設する会社が増加。インフルエンサーを起用し、自社の商品・サービスを紹介するケースも多いようです。利用者が増加していること、画像やテキストでは伝えきれない魅力が発信しやすいなど、ビジネスに役立つ可能性も大。動画の企画や撮影などの知識や技術は求められるものの、チャレンジをおすすめしたいSNSの1つです。
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LINEはSNSに含まれる?SNSとの違いは?
LINEは、日本国内で約8,900万人の利用者を抱えるサービスです。メッセージアプリとしての利用が大半ではあるものの、ジャンルとしてはSNSに分類。ホーム機能やタイムライン機能で情報が発信できることや、オープンチャット、ミーティング機能で他ユーザーとの交流が図れることなどが理由としてあげられます。メッセージ機能はクローズ型ですが、タイムラインやグループでは不特定多数の人と交流ができることから、オープン型でもあるといえます。
ビジネス向けのLINEアカウント運用が可能なのはもちろん、近年ではLINE利用者に効率的にアプローチができるLINE広告も人気を集めているようです。
企業がSNSを活用するメリット
企業がSNSを運用するメリットとしては、
・簡単に情報発信ができる
・拡散力がある
・顧客とつながることができる
などがあげられます。中にはSNSを効果的に活用し、広告費を抑えながら多くの人々へのアプローチに成功している会社もあります。SNSの利用は基本的に無料となっているため、気軽に始められるというのも魅力です。
ここからは、それぞれのメリットについて詳しく解説していきます。
簡単に情報発信ができる
SNSはアカウントを開設するだけで、すぐに情報発信が始められます。アカウントの作成や運営に関する手続きに費用が発生することもないため、手軽かつ低コストでマーケティングやプロモーションが可能です。中にははじめての投稿が「バズる」ことに成功し、短期間で数万人もの人々にアプローチができた事例も。初期投資が必要な広告やチラシ・パンフレット制作などと比較すると、予算を確保せずとも手軽に情報が発信できるのは大きなメリットといえるでしょう。
ただし、PR・宣伝効果を高めるにはフォロワー・フレンド数を増やすこと、投稿を見たユーザーが思わず反応してしまうような投稿が必要不可欠です。そのため、短期的に成果を求めるのではなく、長期的な視野をもって信頼・支持を獲得できるような取り組みを続けることが望ましいといえます。
拡散力がある
SNSの最大のメリットとも言えるのが、拡散力の高さです。中でも高い拡散力を持つTwitterは、アカウントのフォロワーが100人ほどであったとしても5人が投稿をリツイートすれば拡散につながり、数万人ものユーザーにアプローチできる可能性もあります。近年はビジネスアカウントの増加により、商品・サービスの投稿には品質や付加価値が欠かせないものの、たった1つの投稿が広く拡散される可能性があるというのは大きな魅力です。
運用にはもちろん手間や時間が生じるものの、無料で利用できるというのもSNSの大きなメリット。費用対効果の高い施策を希望する方にもうってつけでしょう。
顧客とつながることができる
コメントやメッセージ機能を通じて、顧客と直接コミュニケーションが図れるというのもSNSの大きなメリットです。たとえば、自社の商品・サービスに関連したものを探しているユーザーに対してダイレクトに訴求すれば、成功につながる可能性が高いといえるでしょう。商品・サービスに関する悩みや疑問などを双方向コミュニケーションで解決すれば、ユーザーは安心感を持って商品・サービスを購入(利用)できます。丁寧なやりとりはブランドイメージの向上やファンづくりにも効果があると考えられるため、継続購入・利用が叶うかもしれません。
また、商品・サービスへの評価を集めるのにもSNSは最適です。ユーザー向けにアンケートを実施して意見を集めれば、回答をもとに既存商品の改善や新商品開発に役立てられるでしょう。
企業がSNSを活用するデメリットと注意点
さまざまなメリットがある企業のSNS活用ですが、以下のようなデメリットも存在します。
・炎上トラブルなど危険性もある
・効果が得られるまで時間がかかる
・費用対効果がわかりにくい
信頼を得るには多くの時間・労力が必要な一方で、運用に謝ると一瞬で信頼を失い、ブランドイメージも悪化させてしまいます。ビジネスでSNSを運用する際には、メリットだけでなくデメリットも理解した上で活用していきましょう。
炎上トラブルなど危険性もある
SNSには、常に炎上のリスクがあります。不適切な投稿によってユーザーへ不快感を与えてしまった場合は、攻撃的なコメントや批判のコメントが大量に寄せられます。会社や商品・サービスの公式アカウントでそうした事態が発生すれば、ユーザーからの印象が悪くなるのはもちろん、炎上した事実や会社への批判も瞬く間に拡散され、信頼を失うこととなるでしょう。フォロワーやファンの減少、売り上げの低下も覚悟しなければなりません。
炎上を避けるためには、「言い回しに配慮する」「個人の感想は投稿しない」「投稿内容は複数人でチェックする」などのルールを設け、それに沿って運用するのがおすすめです。SNSの運用は会社や商品・サービスのイメージを左右する業務であることを常に意識して取り組むようにしましょう。
効果が得られるまで時間がかかる
拡散力を持つSNSは、短期間で成果が得られると考えられがちです。確かに投稿が大きく拡散されれば短時間で数千、数万の利用者へのアプローチも可能ですが、それは狙ってできるものではありません。SNSで効果を得るためには、少なくとも3〜6ヵ月の期間が必要だと考えておくとよいでしょう。
ユーザーにとって有益な情報を発信し続けるには、SNS向けの企画の立案や写真・動画の準備、投稿内容の精査なども必要です。SNS運用のリソースが確保できなければ適切な運用はもちろん、成果を生み出すことも困難だといえます。効果的なSNS運用を叶えるには「時間がかかる施策であること」「継続が不可欠であること」を十分に理解した上で、組織として取り組むことをおすすめします。
費用対効果がわかりにくい
成果が見えにくいというのも、SNSのデメリットだといえます。SNSの成果は売り上げやブランドイメージの向上に貢献することもありますが、数値化が困難なことから、SNSの成果を示すのに苦戦している人も多いようです。数値として見やすい「フォロワー・フレンド数」や「いいね」「リツイート・シェア」などの数ばかりを意識しても、場合によっては顧客離れやブランドイメージの低下を招くことも十分に考えられます。
近年では1つひとつの投稿に対する反応が把握できるツールも登場していますが、数字にとらわれすぎずにデータと主観のバランスを意識しながら調査・分析を進めていくとよいでしょう。本来の目的を忘れずに、根気強く運用を続けることも大切です。
SNSのやり方
SNSにおけるビジネスアカウントの開設方法は、基本的に個人アカウントと同様です。
①SNSを選ぶ
②アカウントを登録する
③プロフィールを作成する
④写真や記事を投稿する
ただし、SNSによってはビジネスアカウントの作成が特殊なものもあります。たとえば、Facebookの個人アカウントは実名登録が必要となるため、ビジネスアカウントを開設する場合は「Facebookページ」をいう機能を使用することになります。また、Twitterでは大手企業や著名人など多くの人々の関心を集めるアカウントには認証マークが付与されるという仕組みもあるようです。利用するSNSによって多少の違いがあるため、SNSを選ぶ際の確認項目に加えておくとよいでしょう。
ホームページ制作の費用相場
つづいては、ホームページ制作を外注した際にかかる費用相場をご紹介します。ホームページ制作の価格は、依頼する内容やページ数、機能により大きく変わります。具体的な費用目安は以下の通りです。
作成費用 | ホームページの特徴 | どんな企業向きか |
~30万 | ・テンプレートを使用・WordPressなどのCMSで作成・画像やテキストは依頼者側で用意・簡易的なコーポレートサイト・簡易的なオウンドメディア・10ページ以内の作成 | ・中小企業・凝ったWebサイトを作りたい |
30万~100万 | ・オリジナル性の高いwebサイト ・発注者の要望に沿ったデザイン・独自コンテンツの充実したwebサイト・オリジナル性の高いwebサイト・簡単な撮影やインタビューを含む素材の用意も依頼可能 | ・中小企業・凝ったWebサイトを作りたい |
100万~200万 | ・戦略的で効果の高いwebサイトの作成・トレンドのコンテンツやデザイン・撮影やインタビューを含む素材の用意も依頼可能 | ・中小企業~大企業・規模の大きいWebサイトを作りたい |
200万~ | ・完全オリジナルデザインのWebサイト・SNSとの連動が可能・多機能なWebサイト | ・大企業・複数のブランドサイトを制作したい方・SNSと連動したWebサイトを作りたい・機能性の高いWebサイトを作りたい |
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まとめ
本記事では、SNSの概要やビジネスでSNSを活用するメリット、デメリットなどについて解説してきました。ビジネスでのSNS運用には注意点も多くある一方で、大きな成果が期待できるため、積極的な活用をおすすめします。しかし、中には「運用ノウハウがない」「以前に試したものの、上手くいかなかった」「運用リソースが確保できない」とお困りの方もいるのではないでしょうか。
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