スマホでホームページを作成するメリットを解説!使える便利ツール8選もご紹介【2024年最新版】
今や企業にとって当たり前のツールとなったホームページは、会社のイメージや信頼を形成する上で重要なアイテムです。実態がどんなに素晴らしく、優れたサービスや商品を揃えていても、ホームページがしっかり作られていなければ、見込み客やユーザーに良い印象を与えることはできないでしょう。
そこでホームページの作り込みが大切になってくるわけですが、その際に大切なのは、クオリティ・費用・手間・時間など、どの要素を優先して作るかを決めることです。優先すべき要素を決定したうえで、パソコン・スマートフォンを使って自社で作るのか、制作会社に依頼するのか、自社に合った方法を選択します。
今回の記事では、スマートフォンでホームページを自作する方法にフォーカスし、具体的な作成方法や、スマホで自作するメリット・デメリット、さらに気をつけたい注意点について解説します。スマートフォンでのホームページ作成に活用したい便利なツール8選もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
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スマホ・パソコン・制作業者に依頼で比較!ホームページを作成する方法とメリット・デメリット
スマートフォンでの作成を解説する前に、まずはスマホで自作・パソコンで自作・制作業者に依頼する、の3つの方法について、それぞれのメリットとデメリットを説明していきます。
1.スマホのアプリやブラウザでホームページを作成
スマホでホームページを作る方法は、アプリを利用するか、webブラウザで作るかの2つのパターンがありますが、ここではアプリについてご紹介します。
アプリの場合、ブラウザと違って、HTMLやPHPといったプログラミング言語の知識がなくても簡単にホームページを作成できるのがメリットです。プログラミング言語を1から覚えるとなると時間がかかるだけでなく、実際に自分でプログラムを組むという労力がかかります。アプリを使えば、そういった時間や手間をかけずに、あっという間にホームページが作れるので、手っ取り早くホームページを作りたい方にはぴったりでしょう。また、一部有料のアプリもあるものの、基本的には無料で作ることができるので、費用を抑えたい方にもおすすめです。
一方のデメリットとしては、アプリは手軽さを重視したツールであるため、本格的に作り込みたい方や、どんどんカスタマイズしていきたいという方には不向きともいえます。とはいえ、ホームページを自作するうえで最も簡単に始められるので、自作することの負荷などを測る観点から、まずは無料のアプリで気軽に作ってみるのもアリかもしれません。
2.パソコンでホームページを作成
パソコンでホームページを作る場合、webブラウザで自分でプログラムを組むやり方と、CMS(コンテンツマネジメントシステム)と呼ばれる作成ツールを使う手法の2つがあります。
HTMLをはじめとするプログラミング言語を使ってプログラムを組むのであれば、レイアウトやデザインなど、自由度の高いサイト作りが可能です。ただし、プログラミングを実践するには専門知識が必要となるため、一定の時間と手間がかかってしまうのが難点でしょう。
一方のCMSは、必ずしもプログラミングの知識がない初級者でも手軽にホームページを作成できるので、法人・個人を問わず人気があり、CMSの代表格であるWordpressは世界中で利用されています。CMSを利用する場合、サイトのデザインは「テーマ」と呼ばれるテンプレートを使うことになるものの、このテンプレートは無料・有料のものを含めてほとんど無数に存在するため、自社のイメージに合ったデザインを見つけやすいでしょう。
3.制作業者に依頼しホームページを作成
「餅は餅屋」ということで、ホームページの制作会社に外注するという選択肢もあります。外注のメリットは、何といってもホームページ制作のプロにお願いできることです。サイトのクオリテイを追求するのであれば、制作会社を頼るのがもっとも安全といえます。また、webサイトをリリースする時期を確実に守りたい場合にも、専門業者であれば基本的に決められたスケジュールどおりに納品してくれるので安心です。
デメリットはというと、制作のプロということで、制作料がかかる点でしょう。制作料は業者ごとに幅があるものの、あまり安価で請け負う会社に依頼してしまうと、クオリティや納期が期待どおりにならないケースもあるため注意が必要です。多少の費用をかけてでも、納得のクオリティを追求したいという方におすすめの選択肢といえます。
スマホでホームページを作成する際に使える便利ツール8選
ここからは、スマホでのホームページ作成にスポットを当てて解説していきます。
1.Jimdo
Jimdoは、2009年にリリースされたアプリで、レンタルサーバー業界大手の「KDDI Web Communications」が、iPhone/Androidそれぞれに対応した日本語版アプリを提供しています。
世界的に普及しており、jimdoによって作成されたホームページは1,500万以上。もともとはドイツ発のサービスながら、日本語にも対応しているため、すべて日本語でホームページを作ることが可能です。
40種類のテンプレートが用意されていて、ユーザーはその中から最適なデザインを選ぶことができます。無料プランと「JimdoPro」「JimdoBusiness」という2つの有料プランがあるので、まず無料版で使い勝手を試してみるのが良いでしょう。有料版では、ホームページの充実化に欠かせないアクセス解析やネットショップシステムの機能も使うことができます。
2.Weebly
サンフランシスコの企業が開発したWeeblyは、世界で4,000万人以上のユーザーを持つ人気アプリです。2006年より公開し、iPhoneとAndroidそれぞれに対応しています。
Weeblyの最大の特徴は、難しい操作が必要なく、すべてドラッグ&ドロップでホームページを自作できる点です。手軽さが売りのホームページ制作アプリの中でも、とくに手軽なアプリといえます。さらに、デザインテンプレートも60種類以上と豊富なため、デザインにしっかりこだわりたい方に向いています。
制作プランのラインナップも豊富で、無料プランはもちろん、3つの有料プランを用意。また、サポートデスクが充実しており、電話やメールでの質問にも対応してくれるので、初めてホームページを作る方でも安心して使うことができるでしょう。
3.Zoho Sites
「数分でwebサイトを作成」がモットーのZoho Sitesは、数回のクリックでサイトを思いどおりに作ることができるホームページ作成アプリです。
「ビジュアルエディター」と呼ばれる機能を使えば、プログラミングの知識がなくてもテンプレートを好きなように変えていくことが可能です。また、カスタマイズを追求したい方のために、HTMLエディター・CSSエディターも用意しており、テンプレートではなくゼロから自分で作りたいというニーズにも対応しています。
Zoho Sitesは、企業のブランド認知をサポートするために、webサイトに自社のコーポレートロゴとファビコン(ブックマーク登録をすると表示されるマーク)を表示することもでき、サイトを訪れたユーザーに自社のブランドをより強く印象づけることが期待できます。
4.crayon
日本の制作会社が開発したcrayonは、2014年からサービスを展開しているiPhone・Android対応のホームページ制作アプリです。業種ごとに適したデザインテンプレートが存在し、一定の完成度がある状態でホームページ作りをスタートできるため、手間と時間をカットしたい方にとくにおすすめです。
無料プランの「フリー」と、有料の「ライト」「プロ」の3種類のプランがあり、「フリー」ではページ数が3ページ、登録できる画像が10枚までという制限が設けられています。まずは「フリー」でテンプレートのバリエーションや操作手順を確認した上で、より自由度の高い有料プランに移行するのが良いかもしれません。
なお、開発元が日本企業なので、質問や相談がある際にすぐ連絡できる点も安心です。
5.Strikingly
Strikinglyは、アメリカ発のホームページ制作アプリで、スマートフォンに最適化されたレスポンシブデザインのwebサイトを作りたい方に向いています。操作が簡単で、デザインもシンプルなものが多いため、1ページのみのホームページ(ペラサイト)にとくにおすすめです。
「無料プラン」「PRO版」「LIMITED版」の3つのプランがあり、有料プランには最大14日間のお試し期間があります。お試し期間中は自由に解約が可能なので、はじめから有料プランを試してみるのも良いでしょう。
なお、無料プランでもアクセス解析の機能がついており、サイトの訪問者数や訪問国をチェックすることができます。ただし、iPhoneのみの対応となっているので、Androidユーザーの方は注意が必要です。
6.Ameba Ownd
Ameba Owndは、AbemaTVやアメブロで有名なサイバーエージェント社が開発した、ホームページ制作用アプリです。シンプルでオシャレなデザインを採用しており、フォントやカラーのバリエーションも豊富なため、デザインにこだわりたい方でも満足のいくテンプレートが見つけられるでしょう。スマホでも見やすいレスポンシブデザインに対応しているので、個人ユーザーが多いBtoCビジネスを営む方にもおすすめです。
また、ブログを日本に普及させたアメブロの開発元らしく、ブログ機能も充実していますので、会社やお店に関するニュース、スタッフの日記といった記事も手軽に投稿・管理ができます。定期的に情報やメッセージを発信していきたいと考える方には嬉しいツールといえるでしょう。無料・有料の2つのプランがあり、無料プランでも10ページまで作ることが可能です。
7.BiNDup
BiNDupは、日本のデジタルステージ社が運営するwebサイト制作ツールです。用意されたテンプレートから簡単にホームページが作れるだけでなく、いくつかの質問に答えることで目的に沿ったサイトを提案してくれる「自動生成機能」までついています。そのため、HTMLなどの知識が不要なことはもちろん、制作アプリを使いこなせるか不安な方でも安心して利用することができます。CMS機能も備えているので、ホームページの更新も効率的に行うことができ、頻繁に更新したい方にとくにおすすめです。ただ、無料プランと有料プランがあるものの、無料プランでも2年目から月額480円の料金がかかるため、あくまでも無料にこだわりたい方は注意しましょう。
8.CLOUD LINE
国産のホームページ作成ツールであるCLOUD LINEは、テンプレートに文字を入力してレイアウトを整えるだけでホームページが作れる便利なツールです。ブログ機能やメールフォーム機能がついているため、積極的なニュース・記事の発信や、お客様からの問い合わせ受けといったコミュニケーションに力を入れたい方に向いているといえます。
また、料金はかからず完全無料である点も、費用をできるだけ抑えたい方には嬉しいポイントでしょう。ただし完全無料であるぶん、ホームページ内に広告が表示されてしまうため、企業サイトに広告を出したくないという場合にはおすすめできません。独自ドメインも取得できないため、SEO(検索エンジン最適化)での上位表示を狙いたい方にも、あまり向かない可能性があります。とはいえ、無料でしかもシンプルな手順でホームページが作れるため、手っ取り早く作りたいという方には十分メリットのあるツールです。
スマホでホームページを作成する前に準備するべき3つのこと
続いては、ホームページを作成する前に準備しておきたい3つのポイントについてお話しします。スマホで作成するケースだけでなく、パソコンでの自作や、制作会社に依頼する場合にも役立つことですので、ぜひ目を通してみてください。
1.ホームページのコンセプトを決める
ホームページを制作するうえで、まず重要なのがコンセプトです。どんなユーザー層をターゲットにするのか、どのようなコンテンツを作るのかなど、新しいホームページの軸を決めていきます。
ホームページ制作には、デザインやレイアウト、カラー、フォントから、表示させるコンテンツの内容まで、実にさまざまな選択肢があります。選択肢が多いことは場合によっては混乱にも繋がりかねませんが、コンセプトがきちんと定まっていれば、適切な選択をスピーディーに行っていくことができます。
他にも、近年Webマーケティングに不可欠な存在となったFacebookやTwitter、InstagramといったSNSとの連携も、自社のブランディングや集客のために検討すべき材料となっています。何をゴールとしてホームページを作るのか、その全体像を描いたうえで作成にとりかかることが大切です。
2.サイトマップとレイアウトを決める
サイトマップは、ホームページの構成図のことを指します。ユーザーが最初に訪れるトップページをベースに、どんなコンテンツを、どのように配置していくかをマッピングしていくことで、スピーディーで無駄のないホームページ作成が可能になります。
サイトマップを決めたら、次にページごとのレイアウトを考えていきます。今回ご紹介した8つの制作ツールでは、それぞれテンプレートデザインがあらかじめ用意されていますが、各ページのどの部分にテキストや画像を配置するかなどは、前もって決めておくほうがスムーズに作成することができるでしょう。
3.コンテンツを作成する
サイトマップとレイアウトを決めた後は、配置図に合わせて、テキストや画像といったコンテンツを準備していきます。デザインやレイアウトが素晴らしくても、コンテンツの中身が魅力に欠けるとユーザーに対して訴求力のあるホームページが作れませんから、コンテンツはとくに力を入れて作りたい要素といえます。
コンテンツを作る際は、コンテンツごとにターゲットとするユーザー層をイメージした上で、伝えたいメッセージを設定し、そのメッセージがユーザーに正しく伝わるにはどんな書き方が良いのかを考えながら作っていくことが大切です。作る側の都合ではなく、あくまでユーザー目線で作成することが、コンテンツ作りにおいて忘れてはいけないポイントなのです。
スマホでホームページを自作する際の注意点
ここまでお読みいただいた方は、スマホのアプリやツールを使ってホームページを作ることが十分可能であるとご理解いただけたのではないでしょうか。ただし、スマホでの作成は手軽で便利な反面、注意しておきたい点もあります。
例えば、パソコンの作成ツールに比べて、ホームページに付与できる機能が制限されていたり、そもそもスマホ自体の画面が小さいこともあって、画面が見ずらく扱いにくいと感じるかもしれません。HTMLやCSSなどのWebリテラシーがない方でも使えるシンプルな操作性になっているぶん、カスタマイズ性に欠けているアプリもあり、細部にまでこだわりたい方にとっては物足りない可能性もあります。
また、無料のツールを利用する場合、広告バナーが自動で表示されてしまうなど、必ずしも自由度が高いとはいえません。手軽さと自由度のバランスを考えた上で、どのツールを利用するか決めることが重要になります。
ホームページ制作の費用相場
つづいては、ホームページ制作を外注した際にかかる費用相場をご紹介します。ホームページ制作の価格は、依頼する内容やページ数、機能により大きく変わります。具体的な費用目安は以下の通りです。
作成費用 | ホームページの特徴 | どんな企業向きか |
~30万 | ・テンプレートを使用 ・WordPressなどのCMSで作成 ・画像やテキストは依頼者側で用意 ・簡易的なコーポレートサイト ・簡易的なオウンドメディア ・10ページ以内の作成 |
・費用を抑えたい ・短い納期で依頼したい |
30万~100万 | ・オリジナル性の高いwebサイト ・発注者の要望に沿ったデザイン ・独自コンテンツの充実したwebサイト ・オリジナル性の高いwebサイト ・簡単な撮影やインタビューを含む素材の用意も依頼可能 |
・中小企業 ・凝ったWebサイトを作りたい |
100万~200万 | ・戦略的で効果の高いwebサイトの作成 ・トレンドのコンテンツやデザイン ・撮影やインタビューを含む素材の用意も依頼可能 |
・中小企業~大企業 ・規模の大きいWebサイトを作りたい |
200万~ | ・完全オリジナルデザインのWebサイト ・SNSとの連動が可能 ・多機能なWebサイト |
・大企業 ・複数のブランドサイトを制作したい方 ・SNSと連動したWebサイトを作りたい ・機能性の高いWebサイトを作りたい |
ホームページ制作の費用相場をご紹介しました。より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。
【まとめ】クオリティの高いスマホのホームページを作成したいなら制作会社に依頼しよう
今回は、スマホでホームページを作る方法にスポットを当てて解説してきました。スマホの制作ツールを使えば、webやプログラミングの知識がなくても手軽にサイトが作れることがお分かりいただけたと思います。
ただし、誰でも簡単に作れる一方で、用意されたテンプレートや機能群の中から組み合わせて作ることになり、ゼロから作り込むといったカスタマイズ性はそこまで高くないなど、デメリットも少なからずある点にも注意が必要です。また、手軽であるとはいえ、スマホやアプリを使いこなす最低限のスキルは必要であるため、中には自分で作るのが難しいと感じる方もいるかもしれません。
スマホで自作することに不安がある方や、細部までクオリティにとことんこだわりたい方は、制作会社に任せてしまうのもアリでしょう。自作よりも費用はかかりますが、ホームページ作りのプロに依頼すれば、納得のいくwebサイトが作れる可能性がグッと高まります。アイミツでは全国各地のホームページ制作会社が探せますので、自社にぴったりの制作会社を見つけたいという方は、ぜひ日本最大級の業者比較サイト「アイミツ」までご相談ください。
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