- 課題
- 大手鉄道会社がクライアント。技能教習に使用している実機教材の制御や正確なデータ取得が難しく、実車に近い演習を行えていないのが課題。市場に要件を満たす機材が見当たらないため、新たにシステムの開発を行いたいという依頼。
- 解決
- 応用性・コストパフォーマンスに優れた汎用機器を組み合わせ、以下のような機器・システムを開発。
・車両床下にあるインバータ・車両制御装置・ブレーキ制御装置の速度信号を実車に近い形で出力
・運転台から通信を行うことで状態監視を実施
・さまざまな運転パターン信号をシステムにより出力
- 効果
- 完成した装置・システムの導入により、細かい運転パターンや車両の動作を再現可能となり、より実車に近い技能教習の実施が可能に。
実車で発生するインシデントについても確認・研修を行うことが可能となりました。