BASEの手数料は高い?計算方法を詳しく解説【2024年最新版】
誰でも簡単にECサイトが構築できるネットショップ作成サービス「BASE」。BASEでECサイトを始めたいと思っている方も多いと思います。こういったサービスを利用する際に、気になるのが決済手数料です。売り上げの何%を支払う必要があるのでしょうか。
そこでこの記事では、営業・バックオフィスなど、さまざまな分野の発注先を比較検討できる「アイミツ」が、BASEというサービスの概要や決済手数料の計算方法などを詳しく解説します。
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BASE(ベイス)とは?
BASEというサービスをはじめて知ったという方もいるのではないでしょうか。BASEは簡単に言えば、ECサイトを構築できるサービスですが、どのような魅力があるサービスなのでしょうか。そして、BASEには主にどのような機能が搭載されているのでしょうか。以下から詳しく解説します。
BASEとは
BASEとは、インターネットやECサイトの詳しい知識がなくてもECサイトを構築できるネットショップ作成サービスです。2012年に登場したサービスですが、サービス開始以来約10年間で、出店店舗数は190万店舗を突破しています。初期費用は無料で、商品が売れたときに発生する販売手数料やサービス利用料を支払えば利用できます。誰でも簡単に、しかも大きなお金をかけることなくECサイトをはじめられるのが一番の魅力です。
BASEでできる機能
BASEには、ECショップを開設し、運営していくためのあらゆる機能が網羅されています。代表的な機能には、デザインテンプレート、決済機能、拡張機能の3つがあります。あらかじめ用意されている豊富なデザインテンプレートのなかから気に入ったものを選ぶだけで誰でも簡単にショップデザインを制作することが可能です。
また、BASEには「BASEかんたん決済」という決済機能が備わっており、専用フォームから申請するだけでクレジットカード決済やコンビニ決済、キャリア決済などの決済手段が利用できます。BASEにはECショップを運営していくための機能が備わっていますが、豊富な拡張機能も用意しており、拡張機能を導入することでECサイトを自分好みにカスタマイズすることが可能です。
BASEの手数料の計算方法
BASEの手数料は4種類に分かれており、それぞれプランによって料金は異なります。
商品が売れたときに発生する手数料は決済手数料とサービス利用料。スタンダードプランの決済手数料は「注文金額(消費税、送料込み)の3.6%+40円」、サービス利用料は「注文金額の3%」です。グロースプランでは、決済手数料は「注文金額の2.9%」で、サービス利用料は無料です。
売上金を口座に振り込むときに発生するのが、振込手数料と事務手数料です。スタンダードプランの振込手数料は250円で、事務手数料は振込金額が2万円未満の場合500円がかかります。振込手数料と事務手数料の金額はグロースプランでも同様です。
スタンダードプラン | グロースプラン | |
---|---|---|
決済手数料 | 注文金額の3.6%+40円 | 注文金額の2.9% |
サービス利用料 | 注文金額の3% | なし |
振込手数料 | 250円 | 250円 |
事務手数料 | 振込金額が2万円以上は無料、2万円未満は500円 | 振込金額が2万円以上は無料、2万円未満は500円 |
スタンダードプラン
スタンダードプランは、月額利用料が無料のプランです。商品が売れたときには、「注文金額の3.6%+40円」の決済手数料と、3%のサービス利用料がかかります。ここで、注文金額が10万円だったときの決済手数料とサービス利用料がいくらになるか見ていきましょう。計算式は以下のとおりです。
(10万円×3.6%+40円)+(10万円×3%)=6,640円
また、売上金を口座に入金するときには、振込手数料と事務手数料がかかります。振込手数料と事務手数料の金額は、入金額が2万円未満と2万円以上とで異なります。2万円未満の場合、250円の振込手数料と500円の事務手数料が必要です。 2万円以上の場合、250円の振込手数料のみがかかる仕組みとなっています。
グロースプラン
グロースプランとは、月額利用料5,980円の2022年から新たに導入されたプランです。商品が売れたときには2.9%の決済手数料のみがかかります。スタンダードプランと違い、サービス利用料は必要ありません。ここで、グロースプランで注文金額が10万円だったときの決済手数料がいくらになるかを見ていきましょう。計算式は以下のとおりです。
10万円×2.9%=2,900円
スタンダードプランと比較すると、3,740円も手数料が安くなる計算です。また、スタンダードプランと同様、売上金を口座に入金するときには振込手数料と事務手数料がかかります。振込金額が2万円未満の場合、250円の振込手数料と500円の事務手数料が必要です。 2万円以上の場合、250円の振込手数料のみがかかります。
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月商から見るBASE運営の費用相場
スタンダードプランとグロースプランとで、月商別に月々どれくらいの手数料がかかるかをシミュレーションしていきましょう。
送料や消費税を含む売り上げが5万円のときの手数料は、スタンダードプランで3,340円、グロースプランで7,430円です。スタンダードプランの方が4,090円お得になります。売り上げが10万円のときの手数料は、スタンダードプランが6,640円、グロースプランが8,880円。スタンダードプランの方が2,240円お得になる計算です。
売り上げが15万円のときの手数料は、スタンダードプランが9,940円、グロースプランが1万330円です。スタンダードプランの方が390円お得になります。売り上げが20万円のときの手数料はスタンダードプランが1万3,240円、グロースプランが1万1,780円でグロースプランの方が1,460円お得になります。
どちらのプランの方がお得になるかは、17万円以上の売り上げを境に切り替わります。17万円以上の売り上げが見込める場合は最初からグロースプランを選択した方がいいでしょう。
売り上げ | スタンダードプランの手数料 | グロースプランの手数料 |
---|---|---|
5万円 | 3,340円 | 7,430円 |
10万円 | 6,640円 | 8,880円 |
15万円 | 9,940円 | 1万330円 |
20万円 | 1万3,240円 | 1万1,780円 |
ほかの類似サービスとの料金比較
STORES、カラーミーショップがBASEと同様のサービスとして有名です。それぞれの初期費用や月額費用、販売手数料などを比較していきましょう。
初期費用はBASEとSTORESが無料、カラーミーショップはレギュラーとラージが3,300円、プレミアムが2万2,000円です。
月額費用はBASEのスタンダードプランは無料。グロースプランは5,980円です。STORESの月額費用はフリープランが無料で、スタンダードプランが2,980円。カラーミーショップの月額費用はレギュラーが4,950円、ラージが9,595円、プレミアムが3万9,600円です。
販売手数料はBASEのスタンダードプランが3.6%+40円、グロースプランが2.9%。STORESはフリープランで5%、スタンダードプランは3.6%。カラーミーショップはいずれのプランも販売手数料は無料です。振込手数料はBASEが250円、STORESは売上合計が10万円未満の場合に200円、カラーミーショップが50~700円です。
BASE | STORES | カラーミーショップ | |
---|---|---|---|
初期費用 | 無料 | 無料 | レギュラー・ラージ:3,300円、プレミアム:2万2,000円 |
月額費用 | スタンダードプラン:無料、グロースプラン:5,980円 | フリープラン:無料、スタンダードプラン:2,980円 | レギュラー:4,950円、ラージ:9,595円、プレミアム:3万9,600円 |
販売手数料 | スタンダードプラン:3.6%+40円、グロースプラン:2.9% | フリープラン:5%、スタンダードプラン:3.6% | 無料 |
振込手数料 | 250円 | 10万円未満の場合に200円 | 50~700円 |
BASEの魅力
ほかのECショップ作成サービスにはない、BASEならではの魅力の1つは、「BASEかんたん決済」を使えるという点。クレジットカード決済をはじめ、あらゆるタイプの決済方法に対応しています。決済方法を選べないことを理由に、お客さんから逃げられてしまう心配はないでしょう。
さらに、Instagramと連携可能な点も大きな魅力。Instagramユーザーに商品やサービスをアピールできます。多くのフォロワーがいるインフルエンサーに注目してもらえれば売り上げが爆発的に伸びる可能性もあるでしょう。さらに、専用アプリがあることもBASEならではの魅力です。専用アプリは800万人のユーザーが使っており、アプリ経由での集客も期待できます。
BASEの利用が向いている人・向いていない人
ECショップ作成サービスはBASEだけではなく、類似サービスは次々とリリースされています。そんななか、BASEを選ぶべき人とはどのようなタイプの人なのでしょうか。
まず、BASEが向いているのはできるだけ簡単にECサイトを構築したい方。簡単な操作でECサイトを構築できるのがBASEの最大の特徴と言ってもいいでしょう。また、本業ではなく副業や趣味の延長としてECサイトを運営したい方にもBASEは向いています。
費用や機能面、サービス内容を総合的に考えると、機能にこだわって商品紹介ページを作り、ECサイトの規模を拡大していきたいという方はBASEではなく、ほかのサービスを選ぶべきでしょう。
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【まとめ】BASEの手数料について理解し、目的に合った外注先を選ぼう
ホームページ制作の知識やスキルがなくても誰でも簡単にECサイトを構築できるのがBASEの最大の特徴です。スタンダードプランであれば、初期費用、月額費用ともに必要ないため、リスクがない状態でECサイトの運営を始められます。
とはいえ、BASEでECサイトを構築して運用していくだけのリソースがないという方もいるでしょう。そういった方は、BASEによるECサイトの構築から運用までを任せられる会社に依頼してみてはいかがでしょう。依頼先にあてがない方は、ぜひアイミツにご相談ください。
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