FileMakerとは?基礎やメリットを解説【2024年最新版】
FileMakerとは、プログラミング不要でデータベースを構築できるシステムです。この記事では、システム開発やアプリ開発など、さまざまな分野の発注先を比較検討できる「アイミツ」が、FileMakerとはどのようなシステムなのかを解説。FileMakerの種類や導入のメリットなども解説していきます。
【関連ページ】
システム開発にかかる費用・相場感や、あなたの目的別にシステム開発会社をお探しいただけます。
FileMakerによるシステム開発の費用・相場
FileMakerに強いシステム開発会社一覧
FileMaker(ファイルメーカー)とは
FileMakerは、Claris International社が開発したデータベース管理システムです。通常、データベース開発には専門的な知識やスキルが不可欠です。
FileMakerの特徴は、データベース構築やプログラミングなどの専門知識がないユーザーでも、簡単な操作だけでデータベースを作成できる点です。FileMakerを利用すれば入力フォームを作成して、入力されたデータを自動で集計し、指定した形式でレポートを出力するといったシステムを短期間で構築できます。作成したデータベースを共有して、複数のユーザーで利用することもできます。
FileMakerの種類
FileMakerには5つの製品が用意されており、製品ごとに機能・役割が異なります。
FileMaker Pro:Windows・Mac向けアプリ開発ツール
FileMaker Cloud:FileMakerのクラウド版
FileMaker Server:アプリをオンプレミスで共有できるサービス
FileMaker GO:モバイル向けアプリ操作ツール
FileMaker WebDirect:Webブラウザ向けアプリ操作ツール
FileMaker ProやFileMaker Cloudは、アプリを開発するためのツールです。FileMaker Cloudで作成したアプリはそのままクラウド上で共有できます。FileMaker Serverを利用すれば、FileMaker Proで作成したアプリをオンプレミスで共有可能です。作成したアプリの操作には、モバイル向けのFileMaker GOやWebブラウザ向けの操作ツールであるFileMaker WebDirectを使用します。
FileMakerの導入メリット
FileMakerには、マルチデバイス対応のデータベースを、短期間で開発できるメリットがあります。
専門知識がなくても操作できる
FileMakerは、専門的な知識がない人でも操作できるように設計されています。FileMakerでは、ドラッグアンドドロップなどの簡単な操作でデータベースを開発できます。また、テンプレートも用意されているので、似たような機能のアプリを作成するのであれば、一から開発する必要もありません。エンジニアなどの専門職が在籍していない会社でも、自社向けのアプリを開発できる点がFileMakerのメリットです。
マルチデバイス対応のデータベース
FileMakerで作成したデータベースは、FileMaker GOやFileMaker WebDirectで操作できます。FileMaker GOは、iOSとAndroidの両方に対応。スマホ・タブレットでの操作が可能です。FileMaker WebDirectを利用すれば、Webブラウザからデータベースを操作できるので、FileMakerがインストールされていないデバイスでも、作成したアプリを利用できます。
製作の工数・コストを削減しやすい
基本的にシステム開発の費用は、プロジェクトメンバーの人件費と開発期間によって決まります。メンバーの人数が多いプロジェクトや開発期間が長いケースでは、開発コストも高くなるのです。
FileMakerを活用すれば、短期間でデータベースを作成できます。シンプルなデータベースであれば、数時間で作成できるでしょう。データベース構築の工数・コストを削減できる点もFileMakerのメリットです。
「自社にあった会社が見つからない」「会社選びに時間が割けない」とお悩みの方は、お気軽に「アイミツ」にお問い合わせください。数あるシステム開発会社からあなたの要望にあった会社をピックアップして無料でご紹介いたします。
FileMakerの導入に向いている会社
FileMakerには、アプリの操作を自動化するためのコードを追加できる機能が備わっています。そのため、単純作業を自動化して、業務改善を図りたい会社に向いているといえるでしょう。
また、データベース開発には時間がかかるケースも多いです。成長段階にある企業の場合、開発したシステムではすぐに対応できなくなることもあります。FileMakerを利用すれば、事業拡大による機能の不足にも柔軟に対応できるデータベースアプリを開発できるでしょう。
FileMakerの導入プラン
FileMakerにはいくつかプランがあります。FileMaker Cloudを例にプランごとの違いを解説します。
Essentialsプラン
Essentialsプランは、少人数向けのプランです。5~10名のユーザーで利用でき、料金はユーザー1名につき月額2,150円(税抜)です。最大で3つのアプリをクラウドで共有できます。ストレージの容量は、1ユーザーにつき2GBです。暗号化やSSL証明書、多要素認証などのセキュリティ機能も備わっています。
Standardプラン
Standardプランは、10名以上でFileMaker Cloudを利用できるプランです。料金は1ユーザーにつき月額4,400円(税抜)です。共有できるアプリ数の上限は125で、ストレージの容量は1ユーザーにつき6GBです。セキュリティに関してはEssentialsプランと同等の機能が提供されます。
FileMakerによるシステム開発は外注もおすすめ
FileMakerを活用すれば、専門的な知識がなくてもアプリを作成できます。しかし、実用的なアプリを作成するには、設計のスキルが不可欠です。
システム開発会社のなかには、FileMakerによる開発を得意とする会社もあります。使い勝手を考慮しながら、多機能なアプリや複雑な機能を備えたアプリを作成するのは容易ではありません。FileMakerで本格的なアプリを開発するのであれば、外注も検討することをおすすめします。
システム開発の費用相場
つづいては、システム開発を外注した際にかかる費用相場をご紹介します。
システム開発の平均相場 | 233万円~ |
システム開発の種類 | 費用相場 |
簡易顧客システム | 20万円~ |
Webシステム | 130万円~ |
業務システム | 400万円~ |
システム開発の費用相場をご紹介しました。より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。
【まとめ】FileMakeとは何かを理解し、目的に合ったシステム開発会社を選ぼう
FileMakerの概要やメリットについて解説しました。Excelでの業務に限界を感じている場合は、FileMakerを利用するとよいでしょう。
法人向け一括見積もりサービス「アイミツ」では、FileMakerによるアプリ開発を得意とするシステム開発会社を無料でご紹介しています。ご希望の条件をコンシェルジュに伝えるだけで、最短翌日には厳選した複数の会社の見積もりをお渡しいたします。システム開発でお困りの方は、お気軽にご相談ください。
【相談前にまずは会社一覧を見たいという方はこちら】
FileMakerに強いシステム開発会社一覧
【費用感を知りたいという方はこちら】
FileMakerによるシステム開発の費用・相場
システム開発会社探しで、こんなお悩みありませんか?
-
一括見積もりサイトだと
多数の会社から電話が・・・ -
相場がわからないから
見積もりを取っても不安・・・ -
どの企業が優れているのか
判断できない・・・
PRONIアイミツなら
発注先決定まで
最短翌日
- 専門コンシェルジュが
あなたの要件をヒアリング! - 10万件の利用実績から
業界・相場情報をご提供! - あなたの要件にマッチした
優良企業のみご紹介!
診断とヒアリングから
お探しします