CMSを導入するメリットとデメリットとは【2024年最新版】
CMS(Contents Management System:コンテンツ・マネジメント・システム)は、Webサイト制作・管理の効率と可能性を大きく飛躍させます。
この記事では、営業・バックオフィスなど、さまざまな分野の発注先を比較検討できる「アイミツ」が、CMSのメリット・デメリットを詳しく解説しています。
CMSの導入を検討している方や、CMSについてより深く知りたいという方は、ぜひ参考にしてください。
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CMSを導入する7つのメリット
まずは、CMSの導入によって得られる7つのメリットについて、具体的な内容を詳しくお伝えしていきます。
気軽にWebサイト制作が可能
CMSを導入することで気軽にWebサイト制作を行えるという点は、大きなメリットだと言えるでしょう。本格的なWebサイト制作を行う場合は、「HTML」「CSS」「Java」などといったプログラミング言語の専門的な知識が必要不可欠です。
しかし、CMSを導入すれば、入力・変更内容とその結果を一致させられるWYSIWYG(ウィジウィグ)と呼ばれる機能を使用することで、専門的な知識がない人でも簡単にWebサイト制作を行うことができるようになります。
内部SEO対策もできる
CMSを導入・活用することで、内部SEO対策も可能です。SEO(Search Engine Optimization:検索エンジン最適化)とは、検索エンジンに見つかりやすいWebサイト(ページ)を作成することで、検索順位を上げるためのマーケティング施策のことを指します。
SEOには「内部SEO」と「外部SEO」があり、内部SEOはWebサイトを構成する要素(titleタグ、見出しタグ、メタディスクリプション、XMLサイトマップなど)を検索エンジンに最適化する方法です。
こちらも実施するには専門的な知識が必要となりますが、CMSを用いることでわかりやすく検索エンジンに好まれる構成にできるため、結果的に内部SEO対策が可能になります。
リンク切れを未然に防止
CMSを導入することで、Webサイトのコンテンツを一元的に管理できます。そのため、以下のようなリンク切れ(ページにアクセスした際に404エラーなどと表示され、ページが見られない状態)の原因となるトラブルも未然に防ぐことが可能です。
例:「home.html」から「about.html」にリンクを設定していた場合
「about.html」のURLを「about_site.html」に変更した場合、従来ではリンク切れが起きてしまう。(「home.html」から「about.html」にアクセスできない)
→CMSを使用することで「about.html」→「about_site.html」に変更した際、「about.html」にリンクを設定しているページのリンク先もすべて「about_site.html」へのリンクに変更となるため、リンク切れが起こらない!
リンク切れはユーザーの離脱率や不快感を高めると同時に、検索エンジンからの評価が下がってしまう原因にもなるため、未然に防止できることは大きなメリットだと言えるでしょう。
日々の更新作業も簡単
先ほどお伝えした通り、CMSはWebサイトを見たままの状態から変更できるため、作成後の更新も非常に簡単です。CMSの操作方法さえ覚えてしまえば誰でも更新作業ができるようになるため、分業化が進み、Webサイトの更新作業を外注する必要もなくなります。作業の効率化・コストの削減にも大きく貢献すると言えるでしょう。
セキュリティホールへの対応も万全
セキュリティ対策が万全なCMSを導入することで、セキュリティホールへの対応も容易かつ万全になるという点も、大きなメリットだと言えるでしょう。
CMSを使用せずにWebサイトを制作する場合は、自社のサーバー内にWebサイトを構築した上で、常に対策を行う必要があります。
その点、セキュアかつ更新頻度が高いCMSを導入すれば、標的型攻撃・マルウェア感染といったサイバー攻撃の被害にあう確率を大幅に下げることが可能です。
デザインの統一感アップ
Webサイトのデザインを統一させられる点も見逃せないメリットのひとつです。CMSを用いたWebサイト制作では、多くの場合、テンプレートを使用します。そのため、簡単にWebサイト全体に統一感を出すことが可能です。
Webサイトに統一感があれば、訪問したユーザーにも見やすく、わかりやすい印象を与えられるため、ユーザビリティの向上にもつながるでしょう。
また、内部構造の統一感にも影響を与えるため、内部SEO対策にもよい効果をもたらします。デザインや更新のルールを明確にしながら更新することが可能で、担当者が変更になった場合も、統一感を保つことができます
プラグインで機能拡張も楽々
CMSでは、多くのプラグインを利用できます。プラグインとは、アプリケーションなどの機能を拡張するためのソフトウェアのこと。利用することで、Webサイトの見た目変更や、サイトのバックアップを取るなどといったことを容易に行えるようになります。
ただし、CMSのバージョンアップによってプラグインが機能しなくなる可能性や、開発者が異なるプラグインを導入した結果、それぞれが干渉し合う場合もあるため、入れすぎには注意が必要です。
「自社にあった会社が見つからない」「会社選びに時間が割けない」とお悩みの方は、お気軽に「アイミツ」にお問い合わせください。数あるシステム開発会社からあなたの要望にあった会社をピックアップして無料でご紹介いたします。
CMSを導入する3つのデメリットと対処法
ここからは、CMSを導入するデメリットとその対処法をお伝えしていきます。
サイバー攻撃のリスクはゼロではない
先ほど、セキュリティ対策が万全なCMSを導入することによって、セキュリティホールへの対応も万全になるとお伝えしましたが、もちろんサイバー攻撃のリスクがゼロになるというわけではありません。導入しているCMSに脆弱性が見つかれば、そこを通じてサイバー攻撃の標的となってしまう可能性は高いです。
しかし、インターネットにおいてはどのようなサービスを使用していてもサイバー攻撃の危険はあるため、心配しすぎては何もできなくなってしまいます。「セキュリティに関して取れる対策をしっかり取っておく」ということが一番の対処法だと言えるでしょう。
バックアップを取らなければならない
CMSを導入している場合は、こまめにバックアップを取る必要があります。今までのWebサイト制作では、「PCでWebサイトのデータやコンテンツを作成し、サーバーにアップロード」といった流れで行うことが一般的でした。
そのため、作成したデータはPC内に残り、必然的にバックアップが取れている状況になります。しかし、CMSではインターネット上でWebサイトの制作や更新が完結してしまうため、PC内にデータは残りません。したがって、Webサイトの制作や更新を行った際には、都度バックアップを取る必要が出てくるのです。
オリジナリティを出すのが難しい
CMSを用いてWebサイトを制作する場合、テンプレートを使用して制作するのが一般的だとお伝えしました。
そのため、同じテンプレートを使用しているWebサイトは内容(コンテンツ)が異なっても、見た目が似てしまいます。
「CMSを使用しながらもオリジナリティを出したい」という場合は、Web制作のプロに外注することがおすすめです。Web制作会社に外注することで、細かなデザインや使い勝手をカスタマイズした、オリジナリティあふれるWebサイトを実現できます。
システム開発の費用相場
最後に、システム開発を外注した際にかかる費用相場をご紹介します。
平均相場 | 233万円~ |
システム開発の種類 | 費用相場 | |
簡易顧客システム | 20万円~ | |
Webシステム | 130万円~ | |
業務システム | 400万円~ |
システム開発の費用相場をご紹介しました。より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。
まとめ
自社にノウハウがなくとも、CMSに強いシステム開発会社であれば、安心して依頼できるでしょう。アイミツではご要望を伺った上で、条件に合うシステム開発会社を無料で複数社ご紹介可能です。会社選びでお困りの方は、お気軽にご相談ください。
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