管理画面のデザインに迷ったらこれ！おすすめテンプレートまとめ【2024年最新版】

webサービスを構築するときに必ず必要となる管理画面。システム構築は得意だけれども、デザインは苦手……という方はテンプレートを使うことをおすすめします。

最近では使いやすいテンプレートが数多くリリースされており、見た目もスタイリッシュで分かりやすいものたくさん。テンプレートを利用すれば、自分で一からデザインするよりもずっと簡単に作ることができるでしょう。

今回は、管理画面のデザインにお悩みの方に向けて、webサイトの管理画面を作るときの注意点、それから管理画面のデザインにおすすめのテンプレートを10個紹介します。ぜひ参考になさってください。

webサイトの管理画面を作るときにはつい色んな要素を盛り込みたくなりますが、多目的は無目的と紙一重です。ターゲットにベストマッチする管理画面を作るには次の3つの点に注意しましょう。

・使いやすいデザイン
・管理すべき項目
・更新頻度

ここでは、それぞれの内容について解説します。

webサイトの管理画面は見た目が重要。デザインはパッと見て分かるものが良く、なおかつ使いやすいことが絶対条件です。

管理画面を設計するときは、あらゆるデータを表示したほうが良いと考えがちなので、結果として見た目が乱雑になりがちです。データや機能が多すぎると、ユーザーが最も重要としている情報に目がいかなくなるので、管理画面としては不適切なものとなってしまいます。

よって、管理画面を構成する際は、本当に必要な情報だけを提示すること、かつ誰の目にも分かりやすい画面構成を目指してください。また、私たちの視覚は左上から右、下にいくようにできているので、重要な情報は常に左上に置くことをおすすめします。

webサイトの管理画面を作るときは、何をどこまで管理するのか明確にすることも大切です。

webサイトの管理画面の目的は「運用」「戦略」「分析」の3つに分かれ、このうち誰が何のデータを管理するのかは、会社の規模や部門ごとに異なります。規模の小さな会社であれば少ない人数で様々な業務をカバーするので、表示されるデータ、管理項目は多い方が便利でしょう。一方、大企業であれば部門ごとに必要なデータが異なるので、必要なものだけを表示できる管理画面があるのが理想的です。

取り扱う管理項目を適切な範囲に留めることは、業務効率化の上で重要なことなので、ユーザーには常に必要な情報だけを表示することを意識してください。

webサイトの管理画面を構成するときは、更新頻度を決めることも忘れないようにしましょう。更新頻度はwebサイトの管理目的によっても異なります。

例えば、運用や分析といった目的で管理画面を使う場合は、あらゆるデータがリアルタイムで反映される必要があるので、更新頻度が高いものがベストです。一方、経営戦略の一環として管理画面を使う場合は、定期的なデータ更新ができるシステムが必要となるでしょう。

このように、管理画面の目的によっても画面構成のあり方は変わるので、管理画面のデザイン、設計は計画的に行うことをおすすめします。

管理画面の構成にはデザイン、管理項目、更新頻度など様々な要素がありますが、自社のニーズを満たすテンプレートがあれば、一から構築する必要はありません。近年では優れた管理画面のテンプレートが数多く登場しており、多くの企業がwebページの管理に活用しています。

ここからは管理画面のデザイン構成についてお悩みの方に向けて、今話題の管理画面テンプレートを10個ご紹介します。気に入ったものがあればぜひ活用してください。

Admin Home Pageは、見やすさで定評のあるテンプレートです。シンプルな構成で、パステルカラーを基調とした配色になっているので、目に優しいデザインがお好みであればうってつけでしょう。すっきりとしたUIをお好みの方にもおすすめのテンプレートです。

AdminLTEは、無料の管理画面の定番中の定番。デザインがすっきりしているので、愛好者が多いテンプレートです。バージョンが新しくなってから更に使い勝手が良くなり、操作範囲も広がったのでUIについては高評価を得ています。表示は4つのカラーに分かれており、見た目もおしゃれです。

Binary Adminも無料のテンプレートとして有名で、 bootstrapのフレームワークを使用しています。100％レスポンシブデザインなのでモバイル、PCともにスムーズに利用することが可能です。サイドバーは黒色で見た目はとってもスタイリッシュ。アイコンも大きいので使いやすいでしょう。また、カスタマイズの幅も広いので、様々な用途で活用できそうです。

BCORE Adminはメニューバーが左右に分かれ、コンテンツが中央に位置した3カラム構成になっているのが特徴です。メッセージや利益など確認したい項目をすぐに開くことができ、チャット機能、通知アラートパネルなども用意されているので、至れり尽くせりといった印象のあるテンプレートです。

CoreUIは無料版と有料版があり、無料版は機能が一部制限されていますが、日常的に使う機能はほぼ無料版の中に搭載されているので不便はありません。管理画面のグラフ表示は見やすくデザイン性については申し分なし。Bootstrap4対応版、Angular 2、React.js、Vue.jsといった各種ライブラリに対応もしている点も好評を集めています。tableなどの構成要素は少ない印象ですが、愛好者の多いテンプレートです。

AdminBSBは無料のテンプレートで、Googleが推奨するデザイン手法であるマテリアルデザインを採用。他と比べてサイドメニューの幅が広い印象ですが、全体としてパーツも充実しており使いやすさでは定評があります。見た目にもカラフルで楽しいので、明るい印象の管理画面が好きな方にはぴったりでしょう。

Beagleは有料テンプレートで、Bootstrap4の公式テンプレートストアで販売されています。価格は49＄かかりますが、Beagleの更新通知のお知らせが入るので非常に人気があります。パーツの種類が豊富で、無料の人気商品を上回るサービスを提供しています。サイドバー等はUIの選択肢もあるので、ユーザーの好み、ニーズに沿ったデザインを提供できる点もおすすめです。

SIMINTAはグリーンを基調としたパステルカラーが特徴。項目がカラーごと分けられ、アイコンも文字も大きめなのでとても使いやすいです。見た目に優しく、明るい印象の管理画面をご希望の方におすすめのテンプレートです。

Simple Dashboardはメニューアイコンのレイアウトがページ上部にあるので、直感的に操作を行うことができます。またレスポンシブル対応をしているのでデバイスを選びません。見た目はシンプルですが、グラフ表示はカラーではっきりと見やすく、全体としてとても使いやすい印象です。

Free HTML5 Bootstrap Admin Templateはシンプル・イズ・ベストを地で行くようなテンプレート。ブルーを基調とした画面は爽やかで、目に優しいデザインに仕上がっています。見た目はすっきりしていますが機能は豊富にそろっているので、洗練されたスタイリッシュな画面がお好みの方にはおすすめです。

最後に、システム開発を外注した際にかかる費用相場をご紹介します。

システム開発の費用相場をご紹介しました。より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。

webサイトのシステム構築の際に、エンジニアは管理画面も作ることがありますが、そのデザインをどうするかは頭の痛いところです。

エンジニアの本職はシステム構築であり、デザイン自体は専門外。しかし、サイト制作はデザイン込みで依頼されることが多いので、同時に行わなければならない時もあるでしょう。

デザインは見た目が全てであり、好みの問題もあるので、クライアントからの要望が多くなりがちなポイントです。「予算が使われない割に注文が多い……」と、お悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

「エンジニアはシステム開発に労力を取られるので、正直デザインにはそれほど力を入れられない」
「システムの仕様変更に対処しているだけで精一杯」

もしこのようにお困りの場合は、デザインだけ業者に発注することも検討してみましょう。

デザインを業者に発注すると決めれば、システム開発だけに専念できるので、業務に集中することができます。コストパフォーマンスの観点からも、得意分野以外はアウトソーシングするやり方は極めて合理的ではないでしょうか。

現在、日本最大級の発注業者比較サイトの「アイミツ」では、お客様にとって最適のデザイン業者をご紹介しています。全国60,000社以上の中からお客様に最もふさわしい業者を、専門のコンシェルジュが完全無料でご案内していますので、何かお困りのことがあればどうぞお気軽にご相談ください。