【無料・有料】動画編集に役立つ素材サイト(商用利用可)20選|解説つき【2024年最新版】
動画編集に必要な画像やイラスト、テロップ、効果音などの素材は、専用のサイトを活用することで効率的に入手可能です。
本記事では、さまざまな分野の発注先を比較検討できる「PRONIアイミツ」が、動画編集に役立つ素材サイトを無料・有料に分類してご紹介!素材サイトを利用する際の注意点や用語の意味まで詳しく解説していきます。
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動画編集素材とは
動画編集には、画像、映像・動画、テロップ(テロップフレーム、テロップベース)、効果音・音声などさまざまな素材が必要です。無料のものは「フリー素材」と呼ばれ、多数のサイトで提供されています。有料の素材の方が高品質な場合もありますが、遜色ないクオリティのフリー素材も少なくありません。本記事では、実際の素材サイトもご紹介していますので、ぜひ動画編集の素材選びの参考にしてみてください。
しかし、注意しなければならないのが、著作権の取り扱いです。万が一誤った使用方法をしてしまった場合、罰則が科される可能性も。これからご説明する3つの言葉はストックフォトサイトなどでもよく出てくるため、事前に理解しておきましょう。
無料・著作権フリーとは
著作権フリーとは、著作権者が作品に対する著作権を行使していない素材のことを指します。本来であれば著作物を使用した際には利用料の支払い義務が発生しますが、著作権フリーのサイトでは素材を無料でダウンロード可能です。著作権の保有者へ許可を取る必要もなく、自由に素材が入手できます。
ただし、著作権フリーであっても利用規約は守らなければいけません。たとえば画像の改変ルールや法人利用の可否など、可能な利用範囲があるため、事前に確認する必要があります。
ロイヤリティフリーとは
著作物を使用した際に支払う費用をロイヤリティと言います。素材サイトでは、素材をダウンロードするたびにロイヤリティが発生するケースも多いです。
一方、ロイヤリティフリーの素材サイトでは、一度使用料を支払うだけで提供されている素材を何度でも使用可能。素材の使用期限が制限されないメリットがあります。 支払う金額は素材の種類やサイトによってさまざまですが、一度料金を支払えば希望のタイミングで素材を使用できるシステムです。
パブリックドメインとは
パブリックドメインとは、著作権を含めた知的財産権が生じていない創作物のことです。日本の場合、著作権は創作者が亡くなったのち70年が経過すると消滅するよう定められており、この時期を迎えた素材はパブリックドメインとして扱われます。
パブリックドメインに該当している素材は、許可を取らずに無料で使用することが可能。画像、動画、テロップ、効果音など、目的に関わらず自由に使用できます。また、創作者が著作権を放棄した際もパブリックドメインとして認識されます。
動画制作における著作権についてもっと詳しく知りたい方は、「著作権は誰が持つ?動画制作を依頼する前に知っておきたい基礎知識」も参考にしてください。
動画編集素材を使用する際の5つの注意点
素材サイトは、利用規約の範囲内で活用しなければなりません。それぞれに設定された、目的や使い方にのっとって正しく使用しましょう。特に、以下の5つの項目は事前に必ず確認することをおすすめします。フリー素材サイトに限らず、素材サイト全般における注意点です。
商用利用は可能か
商用利用する場合には、必ず確認しなければならない項目です。この際、利用者の範囲(個人利用可・法人利用不可など)も、併せてチェックしておきましょう。
利用可能な条件はサイトごとに異なるだけでなく、素材ごとに指定されているケースもあります。たとえば新聞やWebニュース記事など、情報提供が目的の場合のみ使用可能なエディトリアル素材がそのひとつです。素材サイトを利用する際は「商用利用は可能か」「法人利用の制限はないか」の事前確認を行いましょう。
クレジット表記は必要か
クレジット表記とは、著作者名を作品とともに記載することです。素材サイトでも、著作権侵害の防止を目的に活用されています。クレジット表記に関するルールは素材サイトごとに異なるため、必要性は事前に利用規約で確認しましょう。
クレジット表記が必要な場合は、規約に従って正しい方法で記載しなければなりません。なお、クレジットの表記を義務化していない素材サイトでも、トラブル予防の観点から積極的に記載することをおすすめします。
素材の編集・加工は可能か
素材の編集・加工に関するルールも素材サイトごとに確認が必要です。自由な編集・加工を認めているサイトから、編集範囲を指定しているサイトまでさまざまあるため、細かな条件も漏らさずチェックしましょう。
また、同じサイトでも素材の種類(画像・動画・音楽など)に応じて編集範囲が異なることや、個人利用と商用利用で違う条件が明記されていることも。そのため、必要な素材に応じた編集・加工に関する確認を行うことが大切です。
素材データの譲渡について
素材データの譲渡とは、動画に使用した元データをクライアントなど第三者に提供する場合に定められたルールのことです。たとえば、子会社との元データ共有の可否や、オリジナルデータの転用可否などが該当します。
また、A社の動画制作のためにダウンロードした素材を、B社の制作物に使用できるかなどの細かな指定があるケースも。譲渡のルールは同じサイト内でも素材ごとに決められているため、利用規約を細かく確認しましょう。
動画のオリジナリティに欠ける可能性も
素材サイトに掲載されている画像や動画などは、他社(他者)が既に使用している可能性も高いです。特にハイクオリティで魅力的な素材は採用されやすく、同じ素材を用いることで「自社らしさ」が失われてしまうケースも。
そのため、ほかの動画と素材が重なるのを避けたい・オリジナリティを出したい場合は独自の素材を作成する必要があります。
動画制作の流れや制作会社の選び方を知りたい方はこちらの記事も参考にしてください。
「自社にあった会社が見つからない」「会社選びに時間が割けない」とお悩みの方は、お気軽に「PRONIアイミツ」にお問い合わせください。数ある動画制作・映像制作会社からあなたの要望にあった会社をピックアップして無料でご紹介いたします。
【無料】動画編集に役立つフリー素材のサイト8選
ここからは、動画編集に役立つサイトをご紹介していきます。まずは、フリー素材サイトです。人気のテロップ(テロップフレーム、テロップベース)、アニメ、エフェクト(特殊効果)、クラッカー(紙吹雪)、オープニング映像なども多数!動画のイメージにぴったりの素材が見つかるでしょう。
動画AC
会員登録を行うことで利用できる、クレジット表記不要のフリー素材サイトです。イラストや写真を無料提供しているACワークスが手掛けています。
【特徴】
・アニメやテロップ、エフェクト、クラッカーなど豊富なフリー動画素材が商用利用可能
・人物、乗り物、風景、背景などのカテゴリが多彩
・SNS広告に利用できるnHD(640×360px)動画から4Kの高画質動画まで、さまざまサイズを展開
・テキストの追加やカラーの変更など、素材の加工・編集が自由にできる
Pixabay
「創作に意欲的なコミュニティ」として、ドイツの企業が運営している素材サイトです。クリエイターよりクオリティの高い画像と動画が投稿されています。
【特徴】
・商用利用の場合も著作者に対する許可やクレジット表記が不要
・会員登録不要で著作権フリーの写真やイラスト、ベクター画像、映像、音楽が入手可能
・数千点以上の素材を取り扱っており、HDや4Kにも対応
・海や宇宙、空などの動画が人気
Pexels
ライセンスを付与された、ハイクオリティな写真素材のみを取り扱っているサイトです。動画の掲載も行っており、すべての素材が会員登録不要で無料利用できます。
【特徴】
・カメラマンコミュニティから提供されるフリー画像のみを取り扱っており、毎日新たな素材が追加されている
・数十万を超える写真素材から自由に選択可能
・フルHDや4Kのハイクオリティな動画が豊富
・写真や動画の加工も可能
ニコニ・コモンズ
ニコニコ動画の運営会社であるドワンゴが手掛けている素材サイトです。ニコニコアカウントを登録することで素材が使用できます。
【特徴】
・写真はもちろん、アニメやイラスト動画が多彩
・素材は閲覧数やダウンロード数、登録順などでソート可能
・営利目的の場合は3つの利用条件が設定されており、条件はコンテンツごとに異なるため確認が必要
・作品の利用許可範囲には、全体公開・当該サイトのみの2種類が指定されている
MotionElements
シンガポールの企業が運営しているロイヤリティフリーの素材サイトです。アジア有数の素材サイトとして、世界中の動画クリエイターに向けて作品を提供しています。
【特徴】
・4K映像や3Dモデル、高解像度の特殊効果映像を含め300万以上の素材を展開
・文字やイラスト、写真などに動きをつけるモーショングラフィックスのテンプレートもダウンロード可能
・有料版があり、お得に利用できる法人向けプランも用意されている
mixkit
会員登録不要で利用できる素材サイトです。作品が細かくカテゴライズされており、トップページから確認可能。写真やビデオ、音楽が無料でダウンロードできます。
【特徴】
・クレジット表記不要で商用利用や加工ができる画像と動画素材を提供している
・数百万におよぶストックビデオがある
・テンプレートはソフトウェアごとに4種類を展開
・アイテムの種類ごとに指定されたライセンスを取得する必要がある
YouTuberのための素材屋さん
YouTubeをはじめ、ニコニコ動画やWebサイト、ゲームなどに活用できるフリー動画素材を提供しているサイトです。
【特徴】
・個人・法人問わず使用可能で、YouTubeの広告収入など商用利用の場合も完全無料
・感情表現やフレーム、テロップなど、動画編集に活用できる素材が豊富
・すべての素材に自由に手を加えることが可能
・クレジット表記の有無を利用者が選択できる
NHKクリエイティブ・ライブラリー
NHKが無料提供している素材サイトです。過去に制作した番組から映像や音声を切り出し、約7,000本の作品を公開しています。
【特徴】
・生きものや日本の風景、地球・環境、CG・特撮などの素材を取り扱っており、ビデオ会議ソフトなどでの利用が可能
・音楽や効果音、音声をおよそ100種類ずつ提供している
・原則すべての素材の権利をNHKが有しており、非営利目的での利用が基本
・規定のクレジット表記が必要
【無料】動画編集に役立つフリー効果音/音源サイト2選
ここからは、無料の音源サイトをご紹介します。臨場感や存在感を表現する効果音は、音に特化した素材サイトからの入手がおすすめです。
Springin’ Sound Stock
個人・法人に関わらず無料で利用できる音源サイトです。動画編集やイベントに利用できる効果音を豊富に提供しています。
【特徴】
・機械・乗り物・戦闘・生活・声・レトロゲームなど、カテゴリごとに分類されたわかりやすい検索システム
・素材は800種類以上をそろえ、動画編集に役立つ演出音も90種類以上を展開
・商用利用でも許可が不要なため、さまざまな音源を手軽に入手できる
効果音ラボ
管理者のオリジナル作品を、素材として提供している音源サイトです。
【特徴】
・業務用の効果音に力を入れており、YouTube動画やゲーム、テレビ番組など、音響のプロも御用達のハイクオリティ音源を提供している
・声優から提供された声素材は約1,000種類
・スムーズな音源再生システムと、左クリックでダウンロードがはじまるシステムにより快適な操作性を実現
・使用許可の取得やクレジット表記が不要
【無料】動画編集に役立つ動画編集フリーソフト2選
続いては、無料の動画編集ソフトをご紹介します。簡単に操作できるソフトのため、動画編集がはじめての方にもおすすめです。
Lightworks Free
直感的な操作が可能な動画編集ソフトです。初心者でも動画のカットや編集が簡単に行えます。
【特徴】
・高度なトランジションの作成ができるため、シーン移行がスムーズな動画が編集できる
・自動保存機能が搭載されており、データ損失の心配がない
・プロ向けの有料版も用意されており、希望する機能に応じたプランが選べる
・キーボードショートカットが定義付けされており、編集時間の短縮に効果的
Canva(キャンバ)
人気急上昇中のグラフィックデザインツールです。
【特徴】
・クラウド型のため、場所や時間、デバイスにとらわれず使用できる
・プロのデザイナーが制作した高品質の素材を提供しており、無料で商用利用が可能
・数千種類におよぶテンプレートは、幅広い業界に対応できるよう加工が可能
・SNS投稿用動画、モバイル向け動画、スライドショー動画、リール動画など、幅広いサイズを展開
【有料】動画編集に役立つ素材のサイト8選
最後に、プロの動画編集にも役立つ高品質な有料素材サイトをご紹介します。こちらも、人気のテロップ(テロップフレーム、テロップベース)、アニメ、エフェクト(特殊効果)、クラッカー(紙吹雪)、オープニング映像などが多数!ぜひ参考にしてみてください。
Adobe Stock
アドビが運営している素材サイトです。写真やイラスト、動画素材などをロイヤリティフリーで提供しています。
【特徴】
・30日間の無料体験で操作性や素材の確認が可能
・HDや4Kなど、高品質のビデオ素材を数多く提供している
・エディトリアル専用素材を除く、多くの素材が加工可能
・通常ライセンスや拡張ライセンス、限定ライセンスなどが用意されており、使用許可範囲や使用できる素材の量はライセンスごとに異なる
PIXTA
写真素材で有名ですが、2020年からは動画素材の定額制プランもスタートしています。
【特徴】
・400万点以上の動画素材が、1点1,650円からロイヤリティフリーで使用可能
・用途に関わらず追加料金無しで利用できる
・Webから4Kまで6種類のサイズを展開しており、WebサイトやTV番組、CM制作はもちろん、デジタルサイネージやイベント展示用のアニメーションなどに幅広く活用可能
iStock
写真のライセンス提供を世界で最初にオンラインスタートさせた会社、ゲッティイメージズが運営している素材サイトです。
【特徴】
・ロイヤリティフリーで1点1,200円から映像素材が使用できる
・写真や映像を好きなサイズや解像度で自由に利用できる
・4Kのストック映像やHDの高解像度動画を提供している
・回転式の背景映像や空撮映像、医療関係の映像など、豊富な素材により幅広いニーズに対応している
shutterstock
販売ライセンス数の累計が10億を超える、巨大な素材サイトです。世界で活躍する企業にも利用されています。
【特徴】
・ロイヤリティフリーで画像や動画、音楽などが入手できる
・最新技術を用いて撮影された映画レベルの映像を提供している
・空撮やタイムラプス、アニメーションなど動画の種類が豊富
・オンデマンドプランでは、画像素材は年額6,000円、動画素材は年額3万8,800円で5点までダウンロードできる
amanaimages(アマナイメージズ)
写真やイラスト、動画をおよそ1億2,000万点取り扱っている日本最大級の素材サイトです。
【特徴】
・動画素材は人物や風景、エフェクトなど、4K・8Kのハイクオリティ映像を含む約2,300万点を提供
・日本の名所や日本人動画など、日本をテーマにした素材が豊富
・ロイヤリティフリーで動画素材は5,225円(税込)から利用可能
・POND5と提携しており、同じ素材の場合はPOND5のほうが安価
Artgrid(アートグリッド)
動画用の映像をロイヤリティフリーで提供している素材サイトです。トップページではさまざまな新着素材を確認できます。
【特徴】
・3種類の月額プランが用意されており、支払い後は映像を無制限にダウンロード可能
・映像はアニメーションや自然、ファッション、交通手段、都市などテーマごとに分類されているためイメージしている素材を見つけやすい
・ダウンロード数の多い人気の素材順にソートが可能
POND5
ビデオクリップを中心に、写真や音楽、イラストなどを提供している素材サイトです。
【特徴】
・2,200万以上の映像を取り扱っており、1日に数千を超える動画素材が追加されている
・政治に関するアーカイブ映像や独占映像が豊富
・ロイヤリティフリーの料金プランには、素材ごとにライセンス料を支払うタイプと最大20%のボーナスがもらえるクレジットパッケージがある
・月額もしくは年額で支払うサブスクリプションも提供されている
Mazwai
イギリスの動画制作会社Oxford Media Solutionsが運営している素材サイトです。
【特徴】
・動画編集に欠かせないエフェクト素材を多数のカテゴリから検索可能
・動画にカーソルを合わせることでショートバージョンの再生ができるため、気になる素材を短時間でスムーズに確認できる
・ライセンスは制作者のクレジット表記が必要なものと不要なものがあるため、事前に確認が必要
<シミュレーター付き>動画・映像制作の費用相場
動画制作・映像制作会社に依頼すると一体いくらかかるのでしょうか?ぜひこちらの記事でご覧ください。
動画制作・映像制作の平均費用と料金相場|早見表つき
まとめ:商用利用の動画編集はオリジナルがおすすめ!
本記事では、動画編集に役立つ素材サイトをご紹介しました。素材サイトは動画編集に役立つ便利なものですが、一方で、他社(他者)が使用している可能性も高く、オリジナリティに欠けた動画が出来上がってしまう可能性もあるでしょう。そのため、オリジナリティを重視する場合は独自の素材を1から作成する必要があります。
自社にノウハウがなくとも、動画編集を専門とする会社であれば、安心して依頼できるでしょう。PRONIアイミツではご要望を伺った上で、条件に合う動画制作・映像制作会社を無料で複数社ご紹介可能です。動画制作でお困りの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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